日記

2002年8月30日

今日は1時越え。ちょっといいかげんにしないとマズいなあ。 しかし、終わらんのだから仕方ない。良い週末のためだ。

今日は8時間くらい16進の羅列を見てた。 機械語というのがどういったものなのかなんとなくわかってきた気がする。

あと二つバグを潰したら遊びに行ける。夕方までにつぶれなかったら あきらめるしかない。

レンズマン2冊目終わり。あいかわらず速い。いいのかそれで。 ところで、サムライレンズマンがファンにとっては感涙物だと言われていた 理由がわかった。よく原作のネタをあそこまで盛り込めたものだと思う。

他人の言い合いは見ていると憂鬱になる。力の差がありすぎる場合には特にだ。 弱い方は話を聞かないことで対抗するしかない あの状態が見ていて痛々しい。 こんなふうに見えるということをずっと忘れないでいられたら 自分で同じことをすることもないのだろう、 なかなかそうは行かない。

レンズマン。 惑星2個ではさんで星ごと粉砕、なんていう豪快な殺戮は初めて見た。 次から次へと有害な種族を根絶やしにして回る宇宙パトロール隊。 悪は滅ぼしてナンボというわかりやすい思想が 気持ちいいというかなんというか、変だ。 ところで、キニスンが人でなさすぎ。おまえ、何かに取りつかれてるよ。 そしてやはり胸毛でムキムキ。

日頃の行いがいいせいだろう。 9時前に帰ってくることに成功。

2002年8月29日

日が変わった。もしかして、最近日が変わる率の方が高くなってないか。 しかしこれも良い週末のためである。バグが消えん。

丹田は背中側なのです。 殴って力がかかるのはここですから。壁を押してみたら ちょうどそこが張っているので、たぶんちゃんと筋肉痛。 ちなみに今日はもう全然痛くないです。

ところで、腰痛ってこんなところが痛いんでしょうか。 割れ始めてるくらい尻なんですが。

すげえもんを見た。もうすぐあれを目の前に見られるのかと思うとすごい。 しかし同時に、ああいうものを作ってまで人目を引こうという 作品に関わっていることを再確認して怖くなった。 バグとか出してる場合じゃないって。

考えたら、そのうちこのゲームは売りに出されて、 スタッフロールに名前が載るわけだ。で、誰かに見られると。すげえな。 しかし、何に関わったか知られるのはあんまりいいことではないような 気がしてきた。

泣ける話に萌える、という言い方で何を言おうとしているのかがわからない。 本気で感動していない、というような意味だとして、では本気とは何か。 感動するとは何か。 昔から愛されているいい話が萌え要素としてのいい話と違うところは どこなのか。気だてのいい娘さんキャラが愛されるのは 今に始まったことではなかろうに。

なんとなく言いたいことはわかるし、何に注目してそう言っているか わかる気もするが、それで当っているとすればあまりにショボイ。 誰かすごい説得力で説明してくれないものだろうか。

久しぶりに聖闘士星矢(5巻)をちらりと見てみて驚いた。速すぎる。 これはあらすじか、それともダイジェストか。ブラックドラゴン。 ブラックペガサス。それぞれたった1コマ。 一人目はそこそこに戦って「まだ四天王は三人もいるのだ」とかいって死んだのに 最後の2人はそれ。にしても毎回思うが、どうやって戦ってるかさっぱりわからん のに戦ってることがわかって、 加えてそれなりに迫力があるような気がするこの漫画はすごい。

2002年8月28日

今日は日が変わる前に帰ってこれた。当たり前のことだし、 いくらなんでも日が変わる方が多いというわけではないのだが。

なにせ新入社員なので査定がどんなもんだか知りません。 そういうわけで、重視しようがないのです。 それに、書類にどう書こうと結局は周りの人間(というかうちのメインプログラマ) が私をどう思っているかで決まることだと思います。 もちろん自信があるからこういう態度、というのもありますが。 こんだけ働いてるし。

しかしなんかWEB上のできそうな人々の文章読んでると 自分なんか全然ダメだという気がしてくる。 さっぱり何を言ってるのかわからない。

思いつく。とりあえず書いてみる。 動かないので調べて直す。そのうち動く。バグが出る。直す。 気が向いた時に一から洗う。これが何ラインか同時に動いている状態。 よく設計と言うが、それがどの程度のものを言っているのか ぜんぜんわからない。少なくとも私の周りには 人に読めるような形で紙に設計図を書く人は一人もいない。 たぶん規模の問題だろう。4人で作れる程度のプログラムに そんなものはいらんということだ。

背中と言うには尻すぎるところが痛い。 これが筋肉痛であるとするならば、 丹田はこのあたりにあると前言われた気がするので いい傾向だと言える。ただ単に気がつかないうちにぶつけて痛くなってるだけ、 というオチでないことを祈ろう。 ところで、そろそろ重さを増やす時期だ。 100回雲手できるようになった。やはり鉛に魅かれる。 500mlのアルミ缶に満たすだけで5.5kgにもなるのだ。 1リットルのビール缶なら11.3kg。すごい。 溶かして遊ぶだけの気力があれば挑戦したい。

といいつつ、結局鉄アレイ買ってくるんだろなと思うと悲しい。

うちに電話をする時には朝9時から9時半の間が一番効果的です。 もちろん長話はできませんけれども。最近は日が変わってから帰ってくる ことが多いので、夜かけても滅多につかまりません。

2002年8月27日

また日が変わってしまった。これでまだ追い込みでないんだから ゲーム会社は恐ろしい。もっとも大変なのはゲーム会社に限らんだろう。 不況らしいのでみんな忙しいに違いない。そうであるべきだ。 7時に帰るなんてありえない。まして5時など。

今度査定があるらしい。なんか自己評価みたいなのを書いて提出したり、 面接したりするらしい。この忙しい時に。 とりあえずてきとうに書いて出そう。あんまり自信満々でも痛いし、 かといって控え目すぎては目立てないので、さじ加減がむつかしい。 たぶんてきとうに書くんだと思う。そんなものに時間をかけてはいられない。

考えてみれば就職した知り合いで仕事がおもろくてたまらん などと言ってる奴は知らない。私はどうやら当たりを引いたようだ。 たぶん給料はちと安いんだと思うが、 今のところそんなことはどうでもいいことである。 それがどうでも良くなくなったら祭も終わりだということだ。

2002年8月26日

日曜だったのだが、会社で月曜になってしまった。 おごってもらったので良し。ついでにメシ屋で席に座る時に かなり自然に耳のことを相手に知らせることに成功した。 普段やけに聞き返すのがそのせいだったのかと納得してくれると こちらも楽でいい。ただ単に聞いてないだけのこともあるのだが、それはそれだ。 それにしても、周りはオタクばかりか。しかも年季が違う。 私が生まれる前からオタクだったなどといわれるともはや恐れ入るしかない。

クォータニオンを使ってみた。使い方がわかった。 しかし理屈はいまひとつわかってない。

かなり難題にぶつかった。

メールを見るのが恐い。

フロに入ったら解決策を思いついた。早く試したい。 最近充実しすぎだ。いいかげん息切れしそうで恐い。

早く達人になってこんなしんどい思いをしなくても サクッとプログラムが書けるようになってしまわなくては。 しかし、なんぼ経験を積んでも基本的な頭の処理速度 はもう変わりそうにないので、ややこしい場合分けが必要な プログラムにはいつまでも手こずるだろう。 基本性能としての頭の良さにはまるで自信がない。

2002年8月25日

来週のために働いた。明日も働く。といっても、 実のところただ私がやりたいと思っていることをやってただけなのだが。 このせいでバグ出たらどうしよう。 明日はそれにトドメを刺して、本業を進めておかないといけない。

職場に置いてあったバトルロワイアルという漫画を読んだ。 過剰でヤな絵。そして、かなりヤな話。 しかし、漫画としては普通。キャラも展開もとても典型的。 この拳法家絶対死ぬよなあ。 そして続きが読みたくなる。 ところで、なぜかカイジのジャンケン編を思い出す。

忘れたかったのに、研究室からメール。 順調ですか、という書き出し。さすがとしか言いようがない。 放置も限界なのできっちりと無理だと返事をした。 忘れよう。忘れてくれ。頼むから。 実のところかなり悪いとは思っていて、さらに来る返事が怖くて仕方ないのだが、 無理は無理。ここらでケリをつけておかねばならない。勝手な話だが、ごめん。 いっそメールアドレス変えたい。

18インチ級の液晶が12万くらいになってきた。 アニメ見ても色が飛ばないなら考えてもいいかも。それだけが望み。 この狭い部屋(4畳くらい)にブラウン管は置きたくない。

door優菜と美久。いい。かなり。 どう転んでもかなり後味が悪いのがいい。 美久エンドの最後のナレーションの微妙なことといったらもう。 あとは売り物っぽさと練り込みだろう。

2002年8月24日

「ギャルゲーのプログラムなんて絵出すだけじゃねえか」 と言っていい権利がうちらにはあると思う。 ちょっと職場でそういう話になった。

ゲームはどんどん売れなくなるのに、作るのにかかる金はどんどん増えるという 地獄絵図。

次のゲーム機のことを妄想して心を癒やす。

2002年8月23日

男女を問わず、かわいい格好してかわいくなるのは そんな格好をしなくてもかわいい奴だけだ。 そして男は女に比べてそういう率が著しく低い。 そして、もちろん私はそうではない。美形だったら人生が少しは変わっただろうか。 だいたい、かわいさにあこがれるのはかわいくないからだ。

それに正直言って、仮に可憐が目の前にいたとして 肯定的にかわいいと思うかどうかはまるで自信がない。 加えて、可憐のように絵に描いたような少女趣味が似合う外見には あこがれても、可憐そのものになりたいとはさすがに思わない。 鈴凛以外はだいたいそんなだ。鈴凛になってアニキを好きになるのも、 鈴凛にアニキと慕われるのも、同じくらい良い。

今週の土日は会社に捧げます。来週捧げないで済ますためにも。

毎秒60回入力処理やら描画を間違いなく行わないと成立しないようなゲームを 一回作ってみたらいいのだ。たぶんそれと同じしくみでギャルゲーを 作ったら快適だと思う。何もかもを16.7ms周期にすればいい。 余ったら次の周期が来るまで寝る。足りなかったら打ち切って次へ行く。 そうやって作る方が楽だと思うのだが、どうなんだろう。 普通ゲームはそうやって作る。1/60秒で1画面描けないような 処理はすべきではないだろうに。 ギャルゲーだったら時間単位を1/24秒くらいまで落としても いいとは思うが、たぶん微妙にカクカクしてかっこ悪い。 入力対応は1/60秒単位にしつつ描画の周期をフレキシブルにできればなおいいだろう。 なお、そのへんのギャルゲーは平気で10コマとかになる。 D.C.のマウスカーソルは8コマくらいか。最悪。 うちのマシンはそりゃショボいが、仮にも900MHzくらいはあるのだ。 これで完全に動作しないようなギャルゲーは絶対間違っている。

ゲーセンの機械は何十万もするだけあってすごいのだ。 単純なポリゴン性能では後から出たゲーム機に負けたりもするが、 性能というものはそう単純なものではない。

2002年8月21日

バグ出まくり。オレのせいで。こりゃ土日はねえな。 連日新機能の実装にあけくれて検証なんてまるでやってないので 仕方ないといえば仕方ない。だって求められるんだもん仕方ないじゃないか。 次から次へと衝撃の新事実が明らかになる。

CPUを100%常に食っててもメモリを100MB食ってても別にいいのだ。 所詮ゲームなんだからマルチタスクがどうとかいうのもどうでもいい。 ただし、そのゲームのコンセプトを表現するのに そういうところを犠牲にせざるを得ない場合は、の話だ。 現実には労力とか能力の問題があるので作る側としては辛いのだが、 使う側は常に神であり、作る側に申し開きの余地はないのである。

長野。そんなに遠くない。せめてもう少し早かったならばあるいは。 ともかく手は尽そう。

2002年8月20日

さあ音楽を聞きながら仕事をして今風の人に、 と思ったが、著しく気が散るのでやめた。 誰かさんのせいで9分の1がシスプリ歌という狂った ラインナップなので無理もないのだが、それ以前に どうも音を聞き流すという習慣がないらしい。 歌詞も気になるし、曲も気になる。無理である。 そもそも、周りが匡体の音がうるさいので曲を聞くのに ジャマになる。匡体の音が聞こえないくらい音をデカくすると 耳が壊れそうで恐い。 加えて声をかけられて気づかなかったらと思うと恐くて仕事にならない。 とにかく、無理。

娘が欲しい以上に娘になりたい私はたぶんダメだ。 犬猫に抱きついて絵になる生物って、すごいと思わないか。 まあかなわぬ夢なのでギャルゲーでもやって偽りの充足を得るしかないのだが。

2002年8月19日

仕事が次から次へと襲ってくる。仕事をすればするほど何故か増える。 おかしい。9月末には一回ヒマになるといいなあと思っていたが、 かなり無理そうな気配。夏休み取らせろ。

2002年8月18日

door。美久ウソエンド。これもいい。 そんなシーン今回は見てないぞ、ということもあったが、 前にやった時に見ていたので脳内で接続。 ただ、やはり速い。

nscripterはスキップが遅い。 たまに3秒かそこら止まるのも気になる。 何をやっているのだろう。ハードディスクの音がするが、まさかロードか。

タスクマネージャを立ちあげながら動かしてみた。 入力待ち状態でもCPUが100%食われてる。たまにCPUが空くのは どうもロード中やCD-DAの再生待ちのようだ。 そしてメモリの使用量が コロコロ変わる。立ち絵が消えるとメモリも減る。絵が出る瞬間に 使用量が増えるので、先読みはしていないようだ。 で、メモリの使用量はだいたい12MB程度。10MB程度が必須領域で、 そこから上が画像領域だろう。デモ中は読みこむ画像が多いためか 16MBくらい使われている。

せっかくなのでそれ散るとD.C.もやってみた。 まずそれ散る。優秀。入力待ち時はほぼ0%。なんらかの信号が来るまで 何もしない形式なのだろう。スキップ中でフルに 使っていてもせいぜい60%。ロード待ちがあるからだろう。 エフェクト時には100%食う上に間にあってないが、これはさしあたり仕方あるまい。 メモリ使用量は16MB前後。機能を考えれば NScripterと大差ないメモリ使用量というのは優れている。 ところで、よく見れば立ち絵が部品単位になっている。 輪郭はそのままに顔の中だけ変わったり、腕だけ変わったりするのだ。 今時そんなケチり方をするとは、まったくもって根性が入っている。 次にD.C.。超絶。CPUは常に100%。しかもマウスカーソルの動きからして 入力待ち時ですら足りてない。おそらく全画面をバカ正直に毎フレーム描画 しているのだろう。更新された領域だけやるという初歩すらこなせないのか。 そしてメモリもすごい。常に50MB前後食っている。 ひどい時には60MBを超える。システム領域がそもそもおかしいくらいデカい上に、 画像一枚に使う領域もケタ外れだ。恐ろしい。何をどうしたらこうなるのか。 どう見ても先読みなんて高度なマネはしていない。こういうのを作ってはいかんのだ。

ロードは最低限にせねばならない。やむを得ない場合でも、先読みを駆使して 待たせないようにせねばならない。また、待たせる場合には なんらかの手段で間を持たせなければならない。これ鉄則。 その点ギャルゲーの類なら先読みは容易い。次に使う絵なんて決まっているからだ。 メモリもたくさんあるのだし、 選択肢によって違う時は全部ロードしておけばいい。それくらい入るだろ。 なんなら圧縮したのを読んでおいて、使うものだけ展開すれば メモリもさほど食わない。 それと思うのだが、インストールが必須というのは何かが間違っている。 ディスクが複数である場合も、途中で入れ替えすれば済むように データを構成すればいい。disk1に絵、disk2に声、とかいう安易な分け方をするな。

友達が多く出ているので散打の試合を見てきた。 あれくらい元気に動けるようになれたら気持ちいいだろうなあ。 というわけでなろう。

身障萌えについて語ってるスレッドがあって、ちょっとそれを読んでいた。 みなさん実に割り切っておられるようで、妙に淡々としている。 なんか行き止まりな空気だ。しかし、別に不快ではない。 たいがいの人にとっては障害なんざ別世界の話なのであって、 妙に正義感あふれる言動をする奴の方がよほど信用できん。 勝手な推測だが、仮に実際に障害を持った人がこれを見ても 大して怒らんだろう。

普通に扱ってくれという思いと、普通に扱われては困るという思いと、 普通に扱われたくないという思いの3つがきっとひしめいているのだろう。 障害は本人の責任ではないが、だからといって周りの人の責任でもない。 さらに言えば、周りの人間にとって障害者の障害は障害者の責任である。 であれば誰にも障害者に配慮する義務などない。 みさき先輩はそれを知って必死に自制しているからこそすばらしいのである。 普通でいいと思うよ、 と言う先輩も本当に普通に扱ってくれるとは思っていまい。

たまにmidiを使わせてくれというメールが来る。 複雑な気分だ。私が作った曲じゃないのに許可を求めにくるなんて。 とかいいつつ、自分のを久しぶりに聞いてみるとやけに出来がいいような気がする。 絶対音感があって、かつ音楽経験がそこそこあるのはこの手のことには有利だろう。 耳コピは楽だし、面倒くさかったり聞き取りにくかったら勝手に和音を 当ててしまえばなんとなくそれっぽくなる。瑠璃子さんなんて 後から元のと聞き比べたらかなり違っててびっくりした。

2002年8月17日

次から次へと難題が降りかかる。時間に余裕があるなら 楽しみにもなろうが、今はとにかく時間がない。 しかし、日に日になんか売り物っぽくなってくるのを見ていると とてもいい気分になる。

人間の足だって肉球だ。バカにするな。

ゲームショーみたいなイベントで開発者が列整理をしたり パンフ配りをしたりするのはけっこうあることらしい。 コミケとかで開発者が売り子やってるのと同じか。

耳にぶらさげるスピーカを買ってきた。つまりヘッドホン。 これ、ムチャクチャ恐い。外の音が全く聞こえん。 それに音をよほど小さくしないと耳が壊されそうな気がする。

東急ハンズをうろついてきた。鉛の延べ棒がいい。 あんなに小さいのに3.5kgもある。 爪を立ててみると傷がついた。おもしろい。 加えて鉛はちょっと暖めればすぐに液体になるので加工して遊べる。 かなり心魅かれたが、いつでも買えると思って買ってはこなかった。 一本1800円は微妙だ。 あと、ネオジム磁石がいい。直径1センチくらいしかないくせに 出る力がキロ単位だ。すごい。これも少々値がはる上に 何に使うのかさっぱりわからないので買うのはやめておいた。 あと、ヘリウム。声が変わるという話で 試してみようかなと思ったが、えらくデカいスプレー缶のくせに せいぜい5回しか使えず、あまつさえ1000円もするのでやめた。 それと、食うとしばらくの間高い声や低い声が出やすくなるという 謎の喰い物というか薬というかがあってかなり魅かれた。 ゲームのアイテムっぽさがたまらない。しかし カラオケに行く機会が来るまで試せないのかと思うと バカらしいので買わなかった。そんな機会は当分来ない。 誰か誘ってくださいという感じ。 あといいのがブロモフェノールブルーとフェノールフタレイン。 PH指示薬だ。ジュースとかに入れて「酸性だ!!」とか驚くのも いいかと思ったのだが、これも処理に困るのが目に見えているのでやめた。 ビーカーや試薬瓶もかなり心魅かれるものがあるが、 考えたら過去3年間毎日当たり前に使っていたものなので、 急につまらなくなってやめた。あと、けっこう本気で欲しかったのが、 超音波距離測定機。コウモリと同じやり方で距離を測ってくれる。 しかし8000円もするので、一時の興味のために買うのもバカらしかろうと思って 断ち切った。他にもいろいろあったが、結局何も買わないで帰ってきた。 よく何も買わなくてもショッピングは楽しいと言うが、 こういうことであればなるほどと思う。 しかし、服の類で何時間もというのはやはり理解の外だ。 結局私は男の子だということである。

サザエを3つ680円で買ってきた。たまの贅沢である。 しかし、焼く設備がない。仕方なく蒸してみた。 苦い。しかし悪くない。ただ、3つは多かった。

door。瑠奈。いい。 何度かバッドエンドにはまったが、これは必然だったようだ。それも悪くない。 けっこう長かった気がするのだが、まだエンディングが25%。 よく作ったなこんなもん。けっこういいシーンでバグらしきものが出て ガッカリということも二箇所ほどあったが、まあどうでもいいことではある。 ただいかんせん、速い。

ノベルゲの類は個性がまんま出るのがすごい。 うちらが仕事で作ってるものにおいては 個性なんて全くと言っていいほど問題にならないのだ。 もっともそれは当然のことで、 個性が問題になるようなゲームは玄人好みなのであってつまり売れないのである。 ドラクエやFFに個性を見出す奴は稀だろう。

2002年8月15日

最近チョコを良く食う。 ガンダムチョコ。全243種類のカードを集めるとかで、 先輩が毎日大量に買ってくるのである。 それともう一つが、FFのスナック菓子。 これも何種類かは知らないがカードがお目当てだそうだ。 私にはものを集めて楽しいというのはあまりよくわからん。 しかしタダでチョコが食えるので良し。

考えねばならないことは結局のところ、 今何を知っているのか、そして何を知りたいのか、 そのためにどうすればいいのか、という3つのことに集約される。 それはプログラミングに限った思考というわけではない。 奴の予定を知りたいが知らない。しかし電話番号は知っている。 じゃあ電話をかけよう。と手続きはこうなる。 逆の考え方もある。いろいろ奴の知っていることで知りたいことは出てくるだろうが、 電話番号さえ知っていれば聞けるからそれだけメモっておこう、ということだ。 つまるところそういうことをきちんと整理できればプログラミングは できるということになる。わけがわからなくなったらここから出発しよう。

とあるゲーム雑誌の表紙が観鈴だった。まずいと思った。 あんなに細くて長いのになぜ赤ん坊並に丸いのかまるでわからない。 とにかく足。脚じゃなくて、足。 表情も、せめて夢くらいは幸せにな、という感じでなにやら来るものがある。 見てるといたたまれない。

AIR思い出してきた。すごい。空気を覚えてるギャルゲーはあれだけだ。 なんか自分の経験を混ざって異常なリアルさに。 なお、日射しとか、風とか、匂いとか、そういうのは どうも去年のアニ同の夏旅行の経験が強く混ざっているらしい。 あ、すごい思い出してきた。瀬戸内海を右手に見ながらえんえんちんたら進む 電車とか、なんか城とか、さびれた海沿いの遊園地とか、場違いに 新しい船着場とか、いろいろ。うわ、すげえ旅行行きたくなった。 それと関係ないが、PS2買うかなあ。AIRと一緒に。ときメモもできる。

やっぱり、未来を向いてる人は見ていて気持ちいい。 彼等を見ていると私もまだ終わるわけにはいかんなと思う。 えらくなれるかどうかはわからんが、すごくならねばなるまい。

2002年8月14日

作曲してみたいなあとか思ったが、いざ頭から出してみれば どっかで聞いたものにしかならず困る。 どうも勝手に曲を鳴らすにしても文脈というかモードのようなものがあって、 そこから逸脱することはないらしい。 バッハぽいモードとか、I'veぽいモードとか、けっこう具体的にそれっぽい モードばかりなので、出てくるものは実にそれっぽくなる。 途中でそれに気がついて意図的に引き離そうとしても、 やはり他のあるモードに引っかかるだけであまり変わらない。 音楽を記憶することにかけてはけっこう自信があるのだが、 どうもそれが仇になっているらしい。ちょっと気を抜くとすぐに なにかの曲に接続してしまう。

アニ同の若い衆が作ったゲームをちらりとやってみたが、 えらくまともにできていて驚いた。相当気合い入ってやがる。 で、即座に何事もないエンディング。エンディング達成率8%だそうだ。 けっこう量あるんじゃないのかそうすると。 とりあえずまともなエンディングを見てみねば何も言えまい。 それとどうでもいいことだが、どこかで見た風景が連発して郷愁。

nscripterは画面がちらつくので嫌いだ。転送待ちのバッファに描画すんな。 この手のノベルゲエンジンはけっこういろんな人が作ってバラまいてそうな 気がするのだが、みかけない。

汎用性を高くした結果例外に弱くなるという皮肉。 例外を例外のまま許容できるように穴をあけておく必要がある。

2002年8月13日

だんだん自分たちで作ってるもんがすごくおもしろいもんであるような気がしてきた。 関わる前に缺点だと思ってた部分にやむを得ない事情があることがわかって 許せるようになってきたのも大きい。 しかしそれはそれとして、 外の人間だった頃の気持ちは忘れないようにしたい。 ロードが長いのはカスだ。

2002年8月12日

行列を移動、回転、拡大の3成分にバラす方法がわからん。

どえらい体が疲れてる。もう年か。体の機能が衰えたというよりは、 気力の問題だ。明らかに体そのものは5年前よりも健康なのだから。

2002年8月11日

アニ同の宴会に飛び入り参加して肉。

コミケ。疲れた。いろいろ見ておもろかったが、あんまり金は使ってない。 やっぱり私は傍観者。 そしてやっぱり会社の先輩に会った。 いいのかなあそのネタで同人やって。 入る前に作ったからいいんだよと言っていたが、いいのかなあ。

来年の夏くらいには何か作って参加したいなあとか思ったりもしたが、 申し込みの締切が2月とかなので不可能。だいたい参加したいが先で 何作るか考えてないなんて間違い。アニ同の若い人々が ゲーム作って売ってるのを見て、とてもうらやましくなったのだ。

コミケの印象。みんな絵うますぎ。 素人に見えないレベルの方が多いってんだからすごい。 絵のレベルだけでなく、だんだんプロの作る物と見栄えのレベルでは あまり変わらないものが増えてきた。考えてみたら個人でDVD焼いて配れるんだから すごい時代である。なんかドラマCDとか作ってるサークル まであった。そういえばロシアの人の歌のCDを複数個所で見つけたが、 一体あれはどういうルートなのだろう。 それと、コスプレもえらく手が込んだ奴を たくさん見た。そもそも布が安そうに見えない時点ですごい。 ただ、布は良さそうなのに色みがいまひとつなことがけっこうあって残念だった。 みずいろの制服とかはむつかしかろう。あんなものまんま作ってもうさんくさいまでに 安っぽくなるに決まっている。その点KANONやAIRはハイレベルなのをけっこう見かけた。 やりやすいデザインなのかもしれん。 それにしてもあの人達はあれにいくらかけてるんだろうか。

小杉十郎太の承太郎オラオラは 野太いが周波数は440hz近く出ており、実は高い音だ。太いと低いは違う。

2002年8月10日

それちる6月突入。まだまだ分岐は先らしい。 なんかだんだんこの無理矢理な日常会話に慣れておもしろくなってきた。 こいつらの属する文化圏が私と違うというのが 違和感の原因だったのかもしれん。おまえらそんなに真面目に恋愛の話すんな。 にしても、この絵はなにかなつかしい。 髪の毛が白かったり青かったりピンクだったりするせいだろうか。わからない。

直後に唐突に分岐して希望(のぞみ)。さっぱりわからねえ。しかし、かわいい。 とても健全なかわいさ。猫はかわいいなあ、というのとは違って、 人間特有のかわいさだ。つまり、恋愛ゲー。 こういう健全な人間共に不健全なストーリーをつけてもダメだと思うがどうだろう。 本命が決まった後は主人公に惚れてる奴がバタバタとフられていくわけで、 素直にそのへんを軸にした方がいいような気がするのだが。小町とか。

それにしても、おまえらそんなに真面目に恋愛の話すんな。 そんなにすごいのか。恋愛。わからん。 ところで、うちの親とかどうだったんだろうな。 そういや母親が父親からの手紙をいまだに隠し持っていると聞いたことがある。 案外そのへんの人々もそれなりには熱いドラマを経ているのかもしれん。

それにしても、もう無理におもしろい軽口を叩こうという気にはさらさらならん。 頭をそれに使うのは疲れた。逆に言えば、そうせねばと思うくらい気を使う 相手がいないということでもある。気をひこうと思う相手がいないのか、つまり。 最近かなり他人がどうでもよくなっている気がして困る。 どうでもいい存在になるとかえっていいところがたくさん見えてくるのが皮肉だ。 切実な人間の場合いいところよりも欠点の方が自分に与える影響がデカいので どうしてもそっちに敏感になる。フィクションのいいところは、絵空事であるが故に 平気で欠点を無視できることだ。リアルで人のいいところをバンバン見つけて 好きになれるというのは私には宇宙人の才能にしか見えない。

なんか恋愛ゲーは微妙に辛い。みなさんは自分で経験済みなので普通に 見られるのか、それとも単にお話だしどうでもいいやと思っておられるのか。

この日記は口から出すものを手から出してるだけだ。とてもよくない。

明日はコミケに行くことにした。特に用はないが、 日記の人々はけっこう自分の居場所を明らかにしているので、 ちらりと眺めてこようとも思う。物作ってる人がたくさんいるので 見てみたい。せっかくだから企業ブースも眺めてくるか。

もう物を作るだけの気力と自信がない。 仕事で作ってるしいいや。しかし、仕事は所詮仕事。 ましてプログラマ。シナリオとか絵とか音楽とか、そういう個性の出るものを 作って目立ってみたいとは思うが、あまりに怖くてできん。 絵以外ならやったらできそうだとか思ってたりするんだが、 普段えらそうにプロの作ったものをこきおろしているのが思い出されて 足がすくむ。

ところで、うちに電話をかけても相手の番号を記録するような機能 はないのでこちらからの返信は不可能です。 電話番号教えたはずだと言われても、 名簿がある漫研とアニ同以外はほとんど失われています。ごめん。 携帯って便利そうですな。でもいらない。

ちょっとブルーな時にはルソー。

青春期の火が燃えている血液のなかで蓄積され蒸溜された生命の気は、若い心に熱 をあたえ、それはまなざしのなかに輝き、ことばに感じられ、行動にあらわれている。

すげえよ若さ。余計にブルー。ルソーはけっこう夢見がちな人だったのかもしれない。 こんな文章はシラフでは書けんだろう。なお、エミールの下巻は 理想の萌えキャラと理想の自分の間に繰り広げられる 理想のラブストーリーをえんえんと語る超絶萌え小説である。 また、その理想の自分は理想の生徒という設定なので、 気分的には理想の息子でもあろう。 つまり、その相手役は理想の娘でもあるのだとこじつけると 話がスッキリとおもしろくなる。多少無理があるが理想の妹というところまで こじつけを広げるとなおのこと感情移入しやすい。 シラフじゃ読めねえよこんなもん。そういうわけで下巻はまだ途中なのだ。 この恐ろしく描写の細かい妄想はもはや哲学書などというものではない。 間に交わされる会話に関して「細かいところはいい」とか言って省略しつつも、 そこに至る背景の説明はそのへんのギャルゲーが裸足で逃げ出すほど細かい。 彼の頭の中ではもう世界が完成されていて、文章の形で会話を書くなんてのは 野暮以外の何者でもなかったに違いない。「ここまでセッティングしてやったんだ、 わかれよ」という感じだろう。絶対いい人だ。 哲学者という称号で呼ぶのは惜しい。それにおそらく本人もその称号では呼ばれたく ないだろう。

2002年8月9日

新記録。1時40分帰宅。しかしこんなものはまだまだ序の口だ。

知っているか。金曜は平日だ。

土曜も用事があるのでコミケはパス。終わったころに行って 誰かと合流するくらいはありかもしれない。 あと、日曜の予定は決めていないが、せっかくなので行くかもしれない。 ただし行くとしても昼過ぎから。朝からあんなところに行く気力はもはやない。

しくじった。土曜どうしよう。4時半くらいまでは用事があるのでどうしようもないが、 その後はヒマだ。このままでは仕方なく仕事を進めることになってしまう。 予定を立てることを覚えないと遊ぶこともままならないのだということか。

夢まで仕事になった。ただし、仕事で作ってるゲームをえんえんやる夢で、 遊んでいる夢と言えないこともない。

11時より前に帰るのは久しぶり。

明日は2時から5時前まで新宿に用事があるのだが、 それ以外はヒマ。一体どうしたものか。

とあるゲームの海外向けのポスターが衝撃の出来。 アメリカに行くとあらゆるものが金髪のおねえちゃんとマッチョになる。 信じられん。今回も海外向けポスターとか作るんだろう。 どんな恐ろしいものが出来てくるのか。

デザイナーってすげえ。 並行移動、回転、拡大の3種類でどうやってあんな動きを作れるのかさっぱりわからん。 パーツそのものの形を変えずに動かそうとしたらその三種類しかないのだ。

どんどんWEB見て回るのがおっくうになってくる。 こんなものなくても生きられるものなのだ。 そして当然これを書くのもおっくうになってくる。 なにせ日常起こることの9割は仕事中の出来事で、 その9割は書けんことなのだ。つまり書くことなんてない。

フロに入ろうとしたら水だった。 捨てるのは地球的規模で悪な気がしたのでまんま入ったのだが、これが気持ちいい。

2002年8月8日

帰れるだけマシなのだ。そう思うことにする。

2002年8月7日

やることが多すぎる。シャレにならなくなってきたので 作りはしたが不安定なものを一旦なかったことにしよう。 自分の知らないところでさまざまなことが行われているために いつどんなことが起こるか把握しきれない。 多少バカな方法でも単純で間違いの起こりにくい方法を 取らざるを得ないようだ。売り物だけに落ちることは絶対に許されない。

ヤバいのでこんなものを書いているヒマはない。寝る。

2002年8月4日

仕事。金にならない13時間。しかし半分はお遊び。 なぜならやれなんて一言も言われてないことだからだ。 しかしそれはともかく、これができれば大幅にできることが増える。

レジスタやらDMAやらを直いじり。 ライブラリの上にあぐらをかいていてはゲームなど作れん。 バリバリにチューンしてやる。移植する時には、 その先の機械でまたバリバリにチューンすればいい。 データを作ったり叩きこんだりする作業や、そもそもゲームの根本を考える作業に 比べれば、機械に合わせてチューンするなんてのはカスみたいな作業にすぎん。

ちょっと前と言ってることが違うが、ごめん。

それちるを30分。なんだろう、この不自然な文章は。 なんでこんなに文章がこれみよがしなんだろうか。 変なことを言いまくる主人公というのはよくあるもんで 秋桜だってそうなのだが、何かが違う。 しかし、出来がきちんとしていてとりあえず「ここがダメ」 というのは見つからない。プログラムはまともなようだ。

撤回。画面切り換えに凝ればいいというものではない。むしろうっとうしい。 拡大縮小やら回転がかかったりすると急にギザギザする。 あとスピード線みたいなのが横切っていく奴もかっこ悪い。 あと、表示系がかっこわるい。 上の方にあるセーブやらなにやらのアイコンが妙に10年前な気分を演出している。 もっともそんなことは内容とは何の関係もないことなのでどうでもいい。

放っておけばハードウェア寄りなプログラミングは次第に覚えていくだろう。 しかし、windowsで窓出したりダイアログ出したりみたいな レベルのプログラミングに触れる機会は当分ない。 そのへんは今のところ未知のゾーンで、とんでもなく面倒くさそうに見える。 仕事としてやらない限りできるようにはならないだろう。 趣味でやるなんて使える時間が知れている。 仕事だと毎日12時間とかそれだけしてていいのだから、上達しない方がおかしい。 なんかDirectXも仕事で使うまで覚えないような気がしてきた。 頭の中がそれどころじゃない。寝ても覚めても仕事のことしか頭にない状態だ。 次から次へと「これはどうか」というアイディアが思いついて すぐに試したくなる。

研究室メールが目についた。1ヶ月とか延滞してた レンタルビデオを発見したような気分。処理してしまわねばなあと思いつつも、 考えたくない。ところで、今日の夢はそういうレンタルビデオを部屋で見つける夢 だった。とても気分が悪い。

みんな音楽聞きながら仕事してる。 私には脳内再生があるしヘッドホンは嫌いなので 別にこのままでもいいのだが、何かモノがあればそれもいいかもしれない。

圧縮をためしに書いてみた。とりあえず最初に0をまとめる奴。 1メガのファイルが30KBくらい減った。なるほど。 次に0だけでなくて0から255まで全部で連続した時にまとめてやる奴。 1メガのファイルが1.8MBになった。AがB個、と書くわけで、 Aが常に1個だったらサイズが倍になるのだから、なるほどもっともな結果だ。 この文字は圧縮されてるのかまんま取り出していいのか、 というフラグを1ビット前につけてやれば1個か2個しかつながってない時を 省けるので、運が悪くても9/8倍にまでしか増えない。ビットがズレるのは面倒なので 試してはいないが、たぶん減るだろう。次に試すのは辞書式だ。 出てきた単語を辞書に記録していって、前に出てきた単語に当たったら その辞書の位置と文字数で置き換える。このファイルは0x3F800000と0x00000000が たくさん出てくるのでたぶん減るだろう。 といっても、圧縮展開は必須というわけではなく ほとんどお遊びなので、大して減らなかったらボツにして終わり。

ギャルゲーの絵柄はローキックで折れそうかどうかで分類できる、 と言ったらバカにされた。シスプリ絵は問答無用で折れそうだが、 しっぽ絵は折れずになんか弾んで飛んでいきそうだ。 シスプリ絵はその折れそうなところが良く、 しっぽ絵はその弾みそうなところが良い。

アホに呼ばれて肉。時間が巻きもどされたようだった。

花右京メイド隊というのを読んでみたが、普通にダメなだけだった。 あの程度なら読める。

2002年8月3日

今日はとても仕事をした。15時間くらい。 しかし、さしあたりやらねばならないことは まだまだたくさんある。おえらいさんに見せる日が近づいているので、 その前にできるだけ見栄えに効くところは済ませておきたい。

唐突に日曜の予定ができてしまったため、明日は働かねばならない。 丸一日でも終わるかどうか、という大仕事が一つと、 ちょちょいとできそうな気もするがどうかなあという微妙なものが一つ。

速度のためにメモリが食われる。世の常か。

圧縮展開。要は、0がいっぱい並んでたら0がいくつと書くとか、 この並びはよく出てくるので短い記号に置き換えようとか、 単純なところではそんなのだろう。

青い鳥。わからんでもないと思うが、たぶん私にはわからんのだと思う。 それにわかると言うとおそらくは怒られる。 私は社会的な称号としては恥じるべき何者も持っていない。 むしろ、称号を恥じることは許されていない。 称号のレベルに中身を近づけねばならないという重圧はないでもないが、 そんなものは幸せな重圧だろう。

それはそれとして、もっと学生としてダラダラしたかったというのもないではない。 だがそれはあり得なかった。

2002年8月2日

早速スケジュールにない作業をしている。 しかし、いつかやらねばならないことだし、 今やっておくことでこの先の作業効率を上げることができる。 こういうのは思いついたが吉日なのである。 しかし、すでに十分すぎるほど差し迫っているので、 そんなことをしている場合ではない。 レジスタいじりもしたいんだが、 押しよせるデータを叩きこむだけで精一杯だ。

ガンダムのゲーム。ショボかった。 アニメ絵がやけにチープだ。キャラデザ誰だよ。 もちろん中身のポリゴンも安い。 そもそも30フレームなのでゲームにならん。 あんなにロボがかっこわるいロボゲーに価値があるとは思えん。 あんなモーションではズゴックに乗ったシャアは到底表現できまい。 それでもみんなガンダムだから買うんだろう。 そういえばオペレータの声が桑島っぽかったが未確認。 ああ、声優雇ってみたいなあ。 しかし仮に雇っても私にゃ関係ないだろう。 収録現場を見ることすらかなわないかもしれん。 プログラマはいつも裏方だ。

なにやら精神的にはずいぶん健全な毎日だ。 ギャルゲーの入りこむ余地などまるでない。 仕事場にしっぽフィギュアを置くタイミングを今か今かと計るのが せいぜいである。まだ置けん。いや置いても良さそうな気はするんだが。

しかし今日、とってもシブイおじさま系だと思っていた人の 机にシスプリラッピングバスが置いてあるのを目撃してしまった。 その近くにときメモの誰かのフィギュア。さらにちょびッツのすもも。 この人ひょっとしてダメなのか。

2002年8月1日

最近スケジュールをどうこう言われることが多くなった。 まず何を最優先でやれ、と言われるくらいならまだしも、 この日は何、この日は何、というような具合に予定を立てても その通りに行くとは到底思えない。 それに関連して なにかにつけて「それに何日かかるか」と聞かれるが、正直まったくわからん。 すぐ終わるような気もするが、不測の事態はいくらでも起こる。 そのへんの計算ができるようになるにはまだかかるだろう。 しかし聞かれるものは仕方ないので適当に答える。いいんだろかそれで。 いいんだろう。スケジュールってのはそういうもんなのに違いない。

とか書いてんの見られたら切腹ものだ。 しかしサイトの表面が仮に見られても私とは結びつかんだろうから安心といえば 安心か。中身を見ている人が会社の中にいることはなかろう。 私が言わない限り知られる心配はない。

低音部と旋律部の相互作用が大切だ。 例えばshooting starの盛り上がりの部分からラストにかけてなどは、A-,B-,Cという 三つの低音とメロディの成す和音が、6度、5度、4度と推移することによって 曲の空気の半分以上が決定されているように思われる。 最後の4度が不協和音的であるのがミソである。 二度目はこれが6度、5度、2度となる。2度は4度よりも はるかに不協和音的であり、その結果「ゆっくりと」のあたりの印象を 強めている。鳥の詩も序盤ではG,A,Bの三音がクリティカルである。 転調した後はこれがE,F+,G+に、さらに転調の後にはF+,F,E-,Fの4音となる。 鳥の詩の中盤の空気は、この低音とメロディが 半音しか(音の名前で見ればだが)離れていない不協和音の関係にあることによる。 F+とF、AとG+である。そういうわけで、低音とメロディの形づくる和音は 曲の雰囲気を一撃で決定するほどの影響力を持つ。 鳥の詩を頭の中で鳴らす時に低音部を鳴らさないことは不可能だろう。 一方バイオリン独奏でいける曲、例えばタイスの冥想曲なんかは 低音がなくても曲になる。 何がちがうのかはよくわからんが、ともかくも今の音楽はそうなっているらしい。 ギャルゲー歌を今の音楽と言うと怒られるんだろうが、知らんので仕方ない。

音は一つだけでは表情を持つことができない。 二つ以上重なって初めて表情を持つ。 ただし、この重なりは必ずしも同時である必要はない。 音が次の音が鳴るまでその存在感を保ってさえいれば、 音の連なりであっても表情を持つことができる。 メロディだけでどうにかなる曲というのはそういう条件を満たしているのだろう。 まずは曲の表情を決定することができないとそもそも曲にならない。飾りは後だ。 しかしそんな表情なんてのがポーンと浮かぶようなら苦労はしない。 そんなのが浮かぶ奴はとっくに作曲をやっているはずだ。

80年代は良く知らんが、I'veはその焼き直しであるらしい。 そんなに似た曲がたくさんあるんだろうか。 しかし、知らん人にはバッハとビバルディの区別はつかんのであって、 所詮そういう問題にすぎん気はする。自分の立ち位置から遠いものは 同じに見えるものだ。つまり私はギャルゲーのやりすぎだということである。


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