だだもれ

2005年1月29日

そして荷造りできないまま土曜を迎えた。しかしこれで大王を捨てられるので 進展がないわけではない。朝起きたら台所を始末しよう。

漫画かあ。もう何年も描いてないな。そしてかなりの確率で死ぬまで描かんな。 今回大王を入手したのには元々ある意図があったのだが、 ここまで引き延ばした挙句面倒くさくなって結局このザマだ。 しかしこれでいいのだろう。

前参加したゲームが発売された時は 2chを読むのも恐かったが、友達の日記を読む事の方がよほど恐かった。 そしてその心配は予想を遥かに上回る形で現実のものとなった。 しかし、あのことが私にプロの覚悟という奴を教えてくれたのだと思う。 少しでも品質を上げようという気になるし、土日に働く意欲も沸く。 感謝すべきだろう。いや、もちろん素直にありがとうとは言えんが。

ぷりてぃまにぃずいいなあ。すげえ楽しい。単行本買おう。 あとシノブ伝ちょっと読んだら、やっぱおもろいわこれ。 最初のコマでわしづかみだもんなあ。暴れん坊将軍って何だよ。 これに脳内で若本ヴォイスを当てると...ちとやりすぎだなそれは。 何と言っても、ボケとツッコミがはっきりしていて、かつきちんとオチるのがいい。 当たり前のことだが。あと昨日は地味そうなのでスキップしてたが、 Blood Aloneという吸血鬼漫画も結構いいな。 回によってはコマを区切る線がなかったりして面食らうが、読んでみれば普通だ。 「ちょっといい話」で物足りない印象はあるし、 さっぱり話がつながっていないのでわけがわからないが、一回一回は結構いい。 もちろんよつばとは圧倒的。釣りの回なんか最高だ。 かなり毛嫌いしていた大王だが、読んでみればそう悪くないことがわかった。 期間限定の予定だったが、飽きるまでは毎月もらうことにしようか。

Air4。佳乃終了。いくら出来が良くても、やはりこれ単体では さっぱりわけがわからない話だな。ゲームはそれなりに気分を盛り上げる 時間があるのでまだいいが、アニメはそれさえ与えられていない。 しかし良くがんばったとは思う。劇場版はこれ以上に辛いはずだが、 一体どうするんだろうか。

荷造りしてねえ。 結局今に至るまで何もしなかったな。しかし妙に疲れているので 寝てから戦いを始める。十全の体勢で臨みたいので、 電話で眠りを妨げられないよう電話は止めておく。 PCも電源を落とすのでこれ以後引越し完了までは通信が途絶する。 再接続は早くて明後日の予定。それではまた。

2005年1月28日

2時帰りとかしてる場合じゃないんだがなあ。 荷造り全然してない。こりゃ明日は早退だな。

水、電気、ガス、電話の手続き電話。引越す度にこれか。

巌窟王15。すげえなこれ。すげえよ。勢いがたまらん。次最終回か?

舞HiME。どうしようもないどうでも良さがたまらん。

逃避してないで荷造りしよう。しかしその前に読んでない雑誌を全部読んで 捨てられるようにせねばならない。せっかくもらったからな。 というわけで、溜まっている電撃大王を一気読みしよう。2003年10月号からだ。

10月号。読めそうなものがチラホラとあるが、決定的に読みたくなる ものはない。つうか、紙面においしそうな臭いがない。 話を知ってるものは読みやすいが、読みやすいだけだし、 話を知らないものは当然読みにくい。まして途中だしな。 そういえばガンスリンガーガールは初めて読んだ。 普通の漫画に見えるが、何が話題になったのだろう。 月姫の漫画は普通。

11月号。ToHeartさっぱりわからねえ。マルチ出現シーンなんて ページが飛んだとしか思えない。アニメもこんなだったな。 ガンダム漫画はひどいな。オリジンの前ではどうにもなるまい。 というか、ギレンの顔変。もう一個のガンダムは読む気がしない。 今野敏の名を見たのは久しぶりだが、ガンダムに用はないしな。 それにしてもこの雑誌どんだけ水着出せば気が済むのよ。

12。うたかたがアニメにない話。読める。 1,2は正直断片的すぎて何がなんだかわからなかったが、これはわかりやすい。 こみパの漫画は内容の熱さと紙面の普通さが何かアンバランスだな。 きれいにまとまりすぎていてさっぱり情熱が伝わってこない。 悪いとは言わないが物足りない。 スターシップオペレーターズの漫画はこれはこれでいい気がする。 戦術描写が適当で何をやっているのかさっぱりわからないが、 とりあえず女の子がワラワラいて何かしているという 面だけが強調されているので、コンセプトは原作よりもよほどはっきりしている。 しかしパワーを感じない。

1。月姫の漫画がなかなかいい出来だ。 ところで、さっぱり月刊誌を読んでいる気がしない。 これは週刊誌ではないのかと思ってしまう。 ページ数が少ないのもあるかもしれないが、 それよりも、コマがデカくて話がさっぱり進まないタイプの漫画が 多いせいだろう。マブラブなんて話を知ってるだけに あまりの進まなさにイライラしてしまう。 ロボに乗るのにどれだけかかるのよ。 うたかたはやっぱりわけがわからない。 アニメ見てないと辛いんじゃなかろうか。 いきなり目の色が変わったとか言われてもなあ。 ぷりてぃまにぃずが結構おもろい。あとかしまし。 これももうちょっと進行早いといいんだがなあ。

2。なんか印象ないなあ。

3。スターシップオペレーターズの漫画は読みやすいな。 まあ導入部から読んでないからわからんし、やはり物足りない感はあるが。 うたかたは相変わらずわからない。アニメなしでわかるとは到底思えない。 こみパはこの手のものとしては穏当な終わり方で、 出来が悪いとは言わないがさっぱり物足りない。 月姫はあまりの原作まんまな展開に物足りなさを感じてきたが、 とは言えかなり読める。 かしましは結構好きだが、やはり物足りない。 あと、たまにコマ割りが不自然で混乱する。

もう漫画を雑誌で読めない体になってしまったのだろうか。 なんか断片的すぎてものすごく物足りない。しかし よつばととかぷりてぃまにぃずに関しては物足りなさは感じないので、 続き物限定とは言える。 しかしいずれにせよ沸き立つような興奮とは無縁だ。 あと、他のメディアで展開してるものの漫画版はやはり読みにくい。 元メディアを見てないと無理という作品が多い気がする。 まあどうせ見てる人が対象なんだろうけどな。 私みたいなオールドタイプは大人しくフラワーズでも買ってろってことか。

ついでに個々の。 ガンスリンガーガールは話題になるだけあってすごいコンセプト だとは思うが、どうも迫力にかけるし、今回読んだ6話では 大きな物語が見えてこなかったので気分も乗らなかった。 出来は悪くないとは思うのだが、まだ脳に刺さらない。過去シーン多いし。 ToHeartは三角関係っぽい展開で少し新鮮だが、 展開が遅いのと、いまさらこれをやられてもなあという感じと、 マルチのいい子っぷりがさっぱり染みてこないので、いまいち。 あとは絵がべらぼうにうまいが読みにくくて好みでないのがあったが、 作者名も作品名もややこしいので省略。 苺ましまろは独特でいいと思うが、特殊な事情により諸手を挙げて称賛 できない。 井原裕司は基本的に好きだが、途中から読むのは辛いなあ。 買うほどでもないが、誰か持ってたらまとめて読みたい、みたいな感じ。 シノブ伝は気分的に読む気がしないので読んでないが、 あの人の漫画が読めることはゲノムで確認済みなので、 そのうちまとめて読む日が来るだろう。 うたかたは全体にわけがわからない。大筋に関係ないものが多すぎて 話の本筋がさっぱりわからない。

ところで、こみパよりもぷりてぃまにぃずの方がよほど漫画を描くということを 熱く表現していると思う。

大王読んでて思った。心理描写の手法が妙に似かよってないか。 感動シーンの書き方、なんて本がどっかにあるんじゃないのかと思ってしまう。 人間関係の変化を「雨振って地固まる」みたいな感じに記号化する ための規格が制定されてるんじゃないのか。コマ割り込みで。 ありえない。人間を見る態度みたいなのが絶対作品に出ると思うんだが、 大王のたいがいの漫画はそういう臭いが全くしない。 しかしまあ企画物(原作物ではなく)というのは そういうのが要求されるのかもしれんが。

そういや正月デスノートを4巻まで読んだのを思い出した。あれはおもろい。

2005年1月27日

ガウシアンブラーって本当にいい性質を持っているよなあ。 計算量さえ気にしなくていいなら絶対使うのに。

2005年1月26日

そして今日も荷造りが進まない。 10時に帰ってきたはずなのに一体何をしていたんだろう。

会社は月末にしか金を払えないので、買ってくれと頼んでいるものは 二月の末まで来ないのだそうだ。ふざけんな。 プロファイラなしで性能解析ができるか。 それまでには体験版の期限が切れるし、 そもそも体験版は設定を保存できないので使用に耐えない。

実機がないまま開発するというのはずいぶんなストレスだ。 一体いつまで遅れるんだよ。ふざけんな。

雨。予定が狂った。リュックに売る本を詰めて行って、昼休みに BookOffへゴー、というつもりだったのだが、こんな雨の中 行く気になるはずもない。

1ヶ月かけて開発したものが役立たずになってしまった。 あくまで採取したデータを加工する技術なので、 採取したデータの質が劣悪だと手の打ちようがない。 しかしもうデータを取る機会はないのだから、 こうなれば劣化したデータからなんとかして元のデータを復元する 試みをするしかない。

2005年1月25日

早めに帰ってきて、さあ荷造りするぞうと思ったが、 フロから出たらものすごく眠くなって、そのまま9時半。 10時間近く寝てる。7時頃一回目が覚めたのだが、 冬の早朝に活動するなんて到底無理である。

昔の戦争は1割死ねば壊滅状態とどこかで聞いたことがあるが、 ローマの奴を読んでいると頻繁に7割とか死んでる。 1万5千が玉砕とかいうシーンも珍しくない。 ローマが変なのだろうか。

ああいう規模の戦闘をマジでシミュレートするゲーム作ってみたい。 最初は1000人くらいでもいいや。 陣形とか地形とか、そういうものがウソ補正なしで効果を発揮するような エンジンを作りたい。いいかげん「山だから機動力マイナス20」とか、 「この陣形は攻撃力プラス20」みたいなのは嫌だ。 しかしゲームは所詮記号であり、カオス的なものとは相性が悪い。 将棋すら並の人間には把握しにくいほどの複雑度を持っていることを思えば これも当然だろう。 そういうエンジンに基づいたものをゲームとして成立させるのは 非常な困難が伴うだろうし、あるいは不可能かもしれない。 もちろん実際にやってみたらものすごく面白いかもしれないわけだが、 しかしその面白さはあくまでもコアゲーマー向けのものに留まるだろう。 つまり売れない。売ろうとするならば、カオスっぽい見栄え を演出することで目新しさを出しつつも、 ゲームのルールにはうまく記号性を残すのがいい。 ピクミンはそのへんが実にうまい。

群衆的な挙動をゲームとして意味があるものにするには、 個体単位では扱いかねるが、統計的には扱えない、という微妙な規模がいい。 百は個体単位で扱おうとしてしまえる数だし、 万はもう統計的にしか扱えまい。とすれば狙い目は千のオーダーだ。 人間の数が万でも10人単位で処理すればオーダーは1000になる。 ユニットの数が1000程度というのは今のCPUには現実的な規模だ。

CGのプログラミングやってて物の質感とか反射とかにはずいぶん詳しくなった。 今絵を描いたらちょっとはそのへんに気をつけられるかもしれない。 窓がここにあるからふともものこのへんが明るくなる、みたいなのが 結構直感的にわかる。知らず知らずのうちに脳内に3D空間が出来つつあるらしい。

ぼけた画像は解像度が低くてもいい、というのは感覚的には知っていたが 理由を明確に認識していたわけではない。しかし今日、 絵をぼかすというのは低域通過フィルタにかけることだという言い方に気づいて 全てがつながった。ジャギー(=エイリアシング)が 出ないためには最大周波数の二倍のサンプル数が必要なわけだが、 その最大周波数が半分になればサンプル数も半分でいいことになり、 つまり解像度が落とせる。解像度が落ちればメモリ帯域の負担も減るし、 その後の演算の負荷も減る。これだ。 問題は使うフィルタできちんと最大周波数が半分以下に落ちるかどうかだ。 画像をFFTして周波数分布を可視化するツールを作って さまざまなフィルターにおける特性を調べてみるべきだろう。

2005年1月24日

ローマ5巻まで。ハンニバル編終了。ローマすげえよ。

つうか荷造りしろよ。 有象無象がベッドの上に展開されている状態なので寝ることもできん。

DCのツインスティックすげえジャマ。会社でもらったものだが、 この一年一度も触っていないものを今後触るとは思えん。 しかし捨てるのも気が引ける。

荷造りが半分も終わらぬまま平日に突入してしまった。 一日休みを取らないと無理かもしれん。

荷造りでそのへんに散乱した服をたたんで段ボールに詰めながら思った。 服畳むのってすげえ面倒くさい。ありえない。

2005年1月23日

弟といいものを食ってきた。赤坂四川飯店。鉄人の店だ。 未だかつてない規模の出費だったが、 これで一種のあきらめがついた。得られた知見は以下の通りである。 一つには、感動する食べ物などないということ。感動できる状態があるだけである。 そしてもう一つは、調理の方向性が間違っていなければ 一流のものの7割、控え目に言っても6割程度の満足が得られるものを 数分の一のコストで自作することが可能であるということ。 絶対的な味でははるかに及ばないにしても、 自分で作ったという事実は満足感を高めてくれるし、 自分が作ったものは当然自分の好みに近づくのである。 さらには、いかに高級と言っても、慣れていない食べ物は「おいしい」 というよりは「不思議」とか「おもしろい」という印象を抱かせるに留まりがち だということ。 こういう結果に終わる事は半ば予測の範囲内であり、 長年断ち切れなかった幻想を粉砕するためにこそ今日これを行ったのである。

なお、もちろんおいしかった。押しつけがましい調味料の味は一切せず、 素材の味がそのまま活かされている。香りと辛みが実に複雑で、 何をどうやっても自力であんなものは作れないだろう。 なるほどこれが麻婆豆腐かと思う。 とは言え、私は料理人ではないのであれに学ぼうとも思わないし、 あんなものを常食できるほど 裕福でもないし、何よりもあれで感動できるだけの感性が欠けている。

一流の料理が一流であるのは材料が良質であることに因るところが大きく、 劣悪な材料に対してはより低級な(=調味料に頼った) 料理法が適しているという側面がある。 例えばチンゲンサイはモノが良ければただ蒸すのが一番おいしいと思うが、 モノが悪い場合はその限りではなく、何かと一緒に煮てしまうのが早い。

シグルイ3。ますます乗っている。空間と時間の表現が見事だ。 これほどの緊張感を表現した漫画を私は知らない。 作者には音響を含めた映像がきちんと見えているのだと思う。

舞HiME漫画1巻。これおもろいな。アニメよりおもろいかもしれん。 設定説明がおざなりなのでアニメを見ていないと辛いと思うが、 しかしこのスピード感は魅力だ。 見せ場が連続しすぎていて緩急に乏しく少々読みにくいが、 これもこれでアリだろう。 アニメでは何もできない楯がかっこいいのも見逃せない。

冷蔵庫を見てきた。私の主な使い道は冷凍保存であり、 十分な容量の冷凍庫があることが絶対の条件である。 でなければ計画が根本的に破綻してしまうのだ。 冷凍庫を専用に買うという手もあり、実際4万弱で120Lとお手軽だが、 これだと冷蔵庫を別に用意せねばならない。 さすがに冷蔵庫がないというわけには行かないからだ。 となればできるだけ大きなものを買うしかないわけだが、 これに関しては運びこめるかどうかが問題になる。 とりあえずすべきは部屋に至る経路を測量することだろう。 まず詳細に測量を行った後に店に相談し、 限界の大きさを定めることが必要だ。 何しろエレベータがない建物である上に3階で、 しかもドア前の通路の幅は相当に狭いのである。 これがはっきりしない限りいくら考えても無駄になる。 引越しが完了してから考えよう。

洗濯機を見てきた。4.2kg級のものが安いもので2万。 これでいい気はするが、今は寮に乾燥機があるので それに慣れてしまっている。部屋の中に何らかのスペースを作って 干さねばならないことに耐えられるだろうか。 朝放り込んで帰ってきてから干す気になるとは思えないし、 夜放り込んで朝干す気になるとも思えない。 まず間違いなく土日以外は洗濯しないだろう。 そして週一回と仮定すれば、 いつも二台同時に使っていることから考えて間違いなく4.2kg一機では不足だ。 とりあえず2chを調べてみた。 乾燥機能付きの洗濯機と言えばドラム形である。 ドラム形で定評のある機種が9万くらい。 コインランドリーという手もあるが、現状金に困っているわけではない以上 買うべきである。しかし一方で、 この先ずっと今の会社にいられるとも限らず、 数年のうちに洗濯機を置けないグレードの家に引越す可能性も否定できない。 ここは判断を保留するのが賢い選択だろう。 どうせ引越して一箇月と経たずに結論が出るはずである。

ところで、ヨドバシのWEB通販は高い。 旧機種があっと言う間に消えるので新機種の値段ばかりが並ぶからだ。 実際に店に行ってみるとわかるが、旧機種も結構長い間店頭に置かれているもので、 目に見えて安い。半額近いことすらザラだ。

2005年1月21日

家探し。現物を見てきたが、ドアに至るまでの通路が狭くて 荷物を運びこみにくそうなことと、なんか床がギシギシ鳴る以外は 至って標準的。これで7万かと思うと辛いが、もう仕方あるまい。 デカい冷蔵庫は運びこめないかもしれんな。 それにしても金がかかる。敷金礼金で4ヶ月分、 2月分の家賃が1ヶ月、仲介手数料がヶ月。合計6ヶ月分で42万。 その他保険やら何やらで44万くらい。 物品を買い揃えたりすることを考えると なんだかんだ言うて60万程度は覚悟せねばならないだろう。 2年フルにいる公算はさほど高くないのだが、まあ仕方あるまい。 契約してしまおう。順調に行けば引越しは30日。 その日のうちに完了するはずだ。

いまさらだがWEBでも相場などの基礎的な情報が拾えることを知った。 とりあえずぼったくられていないことがわかっただけでも良かろう。 このへんの地域では7万払う以外に手がないということがよくわかった。 礼金や敷金も確かに2ヶ月づつが相場なようである。

実印、認印の違いを今さら知った。常識ねえな。 シャチハタ以外、と良く言われる奴が認印だと。 しかし、シャチハタって企業の名前じゃないのか。 調べてみると、どうもゴムでインク入りのハンコの一般名詞として 使われているっぽい。ファミコンのことをニンテンドーと呼ぶようなもんか。 しかし、財産を守るってのは想像するだに面倒くさいな。 ハンコ一つ盗まれただけでアウトかよ。 保険証、パスポート、免許証、ハンコ、通帳、クレジットカード、その他諸々。 面倒な話だ。 守るものが増えるほど戦うエネルギーが削がれていく気がしてならない。

明日は土曜昼までなにか、土曜は夕方まで拳法、 その後は何もなければ荷造りと掃除。土曜中に荷造りをほぼ完了できれば 日曜は空く。空くといいなあ。

洗濯機は必要か。これは案外難しい問題だ。 コインランドリーとどちらが安いのか。 引越し先の家の向かいにはコインランドリーがあるので、急ぐ必要はないが、 もし洗濯機を買うなら早いほど得をすることになる。 今調べてみたところ、乾燥機付きの洗濯機は凄まじく高い。 もし買うなら単なる洗濯機で、これは2万くらいで買える。 しかし、こんなデカいものを家に置くのはそもそもイヤだし、 2万出せば後はタダ、というようなわけにも行かない。 水、電気、洗剤代はかかるのだ。

2005年1月19日

やったー。 是非にご一緒させてください。。5でも6でも、はたまた別の日でもOKです。 何があるとも思えませんし。 ただ、土曜日は拳法があるので川崎であれば午後6時以降になります。

たくさん寝ると眠くならない、は果たして真か。 ここんところ6時間未満しか寝ていなかったためにロクに仕事にならない状態 だったわけだが、もし8時間きっかり寝た今日も眠くなれば原因はそれではない ということになる。食い物が不十分で活力が出ないという可能性も否定できない。

眠くなった。ダメか。

スキャナとトレス台は漫研の後輩に送ることになりました。 動かなかったらごめんなさい。

ファンタジックチルドレン16。トーマが、トーマが! そして陰謀だぞ、陰謀!面白くなってくるぞこりゃ。

おねがいツインズ13。しょっぱなからなんじゃそらな展開。 そして変な絵。そして容赦なく胸。 ところで、作画すげえなこの作品。割り切りすぎだろ。 中身はまあどうでもいいな。

ジンキエクステンド2。もうだいたい内容が知れた。いいやもう。

巌窟王14。盛り上がってきた。無茶苦茶盛り上がってきた。 すげえまとめっぷりだなこれ。こんなアレンジが可能なのか。

ネギま2。1分でどうでも良くなった。もういい。 絵もヤバいし、中身もヤバい。

女神さま1。ゴッツイ絵だなおい。 なんかアフタヌーンで昔あったらいろんな作家がベルダンディー描く 企画を思い出した。 しっかしまあ、一話の最後でベルダンディー登場というのは ずいぶんと悠長なスケジュールだな。とりあえずかったるいのでもういいや。 かわいくないし。

量子力学をかじった人が「未来は決まっていない」 と考える事があるが、これは短絡的にすぎる。 「確率的にしか物理量を知ることができない」を拡大解釈した結果なのだろうが、 「知ることができない」と「決まっていない」は根本的に異なる。

ギャラリーフェイク1。あーあ、こういう味付けなのねやっぱり。 かっこつけすぎてて好かん。原作の飄々とした感じが好きなのだがなあ。 何にせよ漫画で読んだ方が早いな。 それに一話目からこういう因縁話を持ってくるのはどうかという気がする。 これもいいや。

2005年1月18日

ふぁいなるあぷろーち。 平気でネタバレします。どうせこのゲームやる人少ないだろうし。

ハッピーエンドを二つ。 どうせサブキャラとナメていたが、どちらも相当強烈だった。 美紀にしろ百合佳にしろ、失恋のスキを狙ってゲットという タダでもイヤなシナリオである上に、主人公がそれをどうしようもなく 自覚していて凄まじく辛い。 特に百合佳シナリオにおいては西守歌シナリオのバカっぽさからは想像もつかないほど 強烈な修羅場描写で、ただガクガクブルブルするのみである。 錯乱して人を罵る明鐘なんて見ているだけで辛い。 ホアルバもそうだったが、こういう話は 悪役がいない時に最も辛い話になる。 君望のようにどいつもこいつも悪いという場合もやはり嫌だが、 ああいう場合は作品そのものを嫌いになるのでまだマシだ。 だいたい、あれほどの状況に至ってもそれなりに納まったのは 登場人物がことごとく善良かつ理知的だからである。 あの中に一人でも並の人間が混ざっていたら確実に破局しているだろう。 まして私だったらと考えると恐ろしくてならない。 とらハにおいても同じことが言えるが、 しかしとらハは基本的にヌルいのでそういう恐怖を感じる場面はほとんどないし、 そもそもとらハキャラは人に優しくすることが板についているので そういう修羅場は想像すらできない。三角関係くらいは あった気もするが、まるで思い出せないのである。 一方この作品のキャラは人に優しくしようと 常に自分に命じているような印象があって、 非常な危うさを感じる。文章が理知的だからだろう。そこがいい。

ところで、そもそも百合佳シナリオがあるとは思わなかった。 どう考えても彼女と主人公がくっつくはずがないのである。 しかし、だからといって逆に百合佳シナリオのような展開になることが おかしいと言うつもりはない。ハルの仕事がたまたま忙しかった、 という程度の事でああなっても不思議はないような気がする。

ところで、攻略を見るついでに見た感想文に 「実の妹なんてありえない、すげえ」みたいなことが書いてあって衝撃を受けた。 確かにギャルゲーという文脈上は妹即ち義理という接続が成り立つので 驚く必要などないのだが、しかししばらくギャルゲーから遠ざかっていたせいか 妙な新鮮味がある。これはまさひろが「リアル妹」という言葉を発した時の 衝撃に近い。

ところで、攻略見るとすげえたくさんおまけ要素があってすごい。 実時間帯限定イベントとかが山のように入っているらしい。 正月しか出ないメッセージとか。結構本気で作ってるんだなあ。 しかし、であればなおさらシステム面をどうにかしてほしい。 スキップ重すぎ。データのプリフェッチは必須だと思う。 あとPS2のメモカは重いに決まっているのだから、 メモリ内セーブロード機能を充実させるべきである。操作性も弱い。 それと、攻略がちょっとキツめ。 普通にヒロインに媚びへつらう選択肢を選ぶだけではバッドエンド確実である。 きちんと相手のことを考えて行動すべし。

3月またアメリカ行きます。GDC。なんかそういう役割になってるみたい。 知らんうちに上司が登録してた。というわけで3/12は拳法休みです。

2005年1月17日

今一番欲しいスキルは、体温調節。 昔から掌の温度を上げるのはけっこう簡単にできるのだが、 それを他の部分に応用することはいまだにできていない。 これができれば冬の朝も万全だし、もちろん拳法にも役立つ。 こういうと一見電波だが実は簡単で、 意識を集中すればその部分に血がめぐるので温度が上がるというだけのことである。 とは言え、それが全身レベルでできるかどうかは確証がないし、 起きたばかりのように血中に糖分がロクにない状態でも可能とは限らない。 まあやって確かめればいいだろう。少なくとも意識のコントロールの訓練にはなる。

ふぁいなるあぷろーちを片づけようとしたが、 なかなかどうして一筋縄では行かない。グッドエンド一つと バッドエンド2つを回収するに留まった。 しかしこの作品のバッドエンドはそれなりに納得できる代物で、 不自然に不幸でもないし、何もできなかったという空虚な感じもしない。 ハッピーエンドが延期されているだけという感じか。 放っておいたら不幸になってしまう、というタイプの話ではないので それも当然だが、しかしそれだけではないと思う。

面白い文章書けるってすげえなあ。 これ見てて思った。 よくもまあこれだけ用意周到な文章を書けるものだ。尊敬してしまう。

2005年1月16日

子供電話。子供って本当に唐突でアホだな。 あれを漫画に描いて許されるのはあずまきよひこくらいだろう。 他の誰が描いても単なる唐突なネタにしかなるまい。 漫画には現実以上に説得力や論理性が要求されるのである。 しかしだからこそ唐突で理不尽なものをうまく使うことで 強い印象を与えることができるわけで、 作家の力量が問われる部分でもある。 アホによれば、あずまきよひこはリアルな子供像を萌えと両立さられる 唯一に近い作家であるらしい。

巫女6。なるほど嫉妬アニメなわけだ。 何をどう考えても敗北する運命にあるソウマ君。

なぜかわからないが到底おいしいとは思えないものが食べたくなることがある。 今回はそれがペヤングの超大盛だった。 メガカロリーの表示が気になってずっと拒んできたことが 余計に欲求を強くしたのだろう。 食えば必ず後悔することはわかっていたが、 私にはその後悔すらも甘美なものに思えたのだ。 しかし通常サイズならばともかく、あの量は凶器だ。 しかも時間を置きすぎてデロデロになってしまったので余計に苦痛が増している。 計画通りに激しく後悔した。満足である。

7。恋獄、というのはなかなかいいな。 とにかく千歌音ちゃんはいい。 躊躇なく生身の人間に矢を射ち込むこの感性がたまらん。 しかも今回は相手が女。最高だ。 話が立てこんできて演出が乗ってきたのか、かなり良い。ノリノリだ。 ネタ臭さはあるが、しかし悪ふざけ感はない。 つうか、ひどいぞ姫子。おまえ、本当にひどいぞ。 ところで、こんなものを見ながら言うのもなんだが、 恋愛には憧れる。この年までなかった以上もう一生あるまい。 そう思うと少々淋しい気はする。

8。演出がえらくくどいなおい。つうか同じ事を何度もやるな。 それにしても、何と言うことだろう。千歌音ちゃんがこんなに典型的な悪役に なってしまうなんて。何故悪役というのはいつもこうなのだろうか。 7話の千歌音ちゃんは本当に良かったのに。全てが台無しだ。 まあ確かにそうなるのが筋だろうよ。物語的にはな。 それ以外の展開なんて思いつきもしない。 しかしもうちょっとやりようがあるだろう。 つうか、千歌音ちゃんなんで姫子をさらわないの? おまえ一体何がしたいんだ?

9。こういう展開は話としては面白いんだがなあ確かに。 千歌音ちゃんの圧倒的な悪パワーは確かに見ていて気持ちいい。 それはいいんだが、それでいいのか?

10。この儀式及び修行シーンネタなのかなあ。ネタだよなあ。 しかしまあノリノリでやっているので良しとしようか。 さて、千歌音ちゃん。本当におまえ何がしたいんだ。 いや、物語的の構成上の意味はわかるのだが、千歌音本人の意図がわからん。 さっぱりわからねえよ。全然わからねえよ。 ただ、演出がエロいことだけはわかる。 胸の谷間に手紙を挟むなんてマネは私にはとても思いつきそうにない。

11。世界を滅ぼすことにつりあうような怨念とはどのようなものだろうか。 これはもちろん演出の問題であって、どれくらいひどい目にあった人なら 世界を滅ぼそうというような決意をしても納得できるか、 という話ではない。 しかしまあ、姫子はそういう決意をさせるに足るだけの ひどいことをしたような気もする。姫子ひどいよなあ。 悪意がないだけに手に負えない。世界を滅ぼす云々は置いておけば 特に文句はない。しかし、だからこそ千歌音には 千歌音らしさを完全に保ったまま悪の道に堕ちて欲しかった。

12。あーやっぱりそういう感動のシーンになるんだよな当然。 全部理由があったわけだ。演技ですかあなた。嫌われる必要があったと。 あの悪役描写はねえだろおいと思うが、もういいよ。説明されたからな。 うん、演出にダマされてるのかもしれんが、なんか納得できてきた。 「せいぜい地球を救うことくらいだけど」は名言だと思う。

他人の感想を見てみるとみんな賢くて、なんか自分がアホウに見えてくる。 私は12話を見るまで千歌音ちゃんがああなったことに対して ああいう説明(私の心情的には言い訳だが)が 来ることを想像していなかった。 上の感想はほとんど実況状態なので、 11話の時点での感想はなんかバカっぽくて恥ずかしい。 私はどうも人が感情に関する嘘をつくという可能性を考えることが できない性分であるようだ。 しかしそれはそれとして、わかるかそんなもん。 そもそも、親友を殺すなどという精神的負荷を姫子に負わせようという 段階で千歌音の計画は姫子に優しいとは言えない。 彼女にはそれしかできなかった、と言うこともできるだろうが、 それを信じるには私のいる場所は作品世界からあまりに遠すぎる。

昔清水がジャイアントロボを最後まで見てあまりのネタ展開に ガッカリしたと言った時、 私は「あれはどう見てもネタ物なんだし、最後がああなのも当然と思うが」 と言った。ジャイアントロボも結構途中までは いい感じにテーマ性すら伺わせるマジな展開も入っていて、 清水はそこに魅力を感じたのだろう。 製作者側は明らかに狙ってやっていて、ネタとみなすのが 正道だとは思うが、しかし全てがネタであるわけでもなく いろんな見方があっていいと今では思える。 たぶん私が今抱えている釈然としない感じは たぶん清水がジャイアントロボに感じたのと似たようなものなのだと思う。 まあ、それなりに楽しめたから良い。 このアニメを正しく楽しむだけの素養が私には欠けていたようで少し悔やまれるが、 それを言っても仕方あるまい。

こんな文章を会社の人間に読まれていたらと思うと サイト抹殺の欲求がふつふつと湧いてくる。 読まれてるに違いないというのは自意識過剰だが、 絶対に読まれてはいないと思えるほど楽観的にもなれない。 まあとは言うものの、たかが文章に 生身の私を見ている人間の印象を変化させるほどの力はないもので、 それは研究室で実証済みである。 いくら痛いエロゲ感想文を書き連ねようとも、 さらには人間として問題のある暴言を吐こうとも、 私への対応に変化は見られなかった。 正確には私が検出できるほどの変化は起こらなかった と言うべきで、変化がなかったとは言えないが、それは私にとっては十分である。 だから、見られているという証拠が上がったとしても このサイトを消すことにはなるまい。 それなりに意外な人物がKOTOKOをiPodで聞いているのを目撃して以来、 ジャンルとして私とかぶる人間はそう珍しくはないという確信を得ている。 というわけで、もし会社で見ている人がいるのであれば いっそ名乗り出て頂きたいものだ。

引越しにあたっていらないものを処分することにしたわけだが、 とりあえず誰かにあげたいものをリスト。 品質保証ができないので面識のある人限定。 後輩にあたる人であれば送料はこちらで出してあげよう。

スキャナ
キヤノン製のUSB接続品。1200dpi。 小さくて電源がUSBで済むので便利だが、 今となっては8千円出せばもっとマシなものが手に入るので、 あくまでタダなら欲しい、という程度に貧乏な人が対象。 箱も何もない。
トレス台
中に蛍光灯の入ったお絵描き台で、B4の大きい奴。 私は下書きをした紙に直接ペン入れをせず、 透かして別の紙にペン入れをしていたので、 こんなものがある。だが、もういいだろう。 最後に使ったのは1年と8ヶ月前の名簿原稿だった。 アニ同に寄付、なんてことができるならそれが一番有効活用してくれるだろうか。

ふぁいなるあぷろーち13。マジ頭悪い。すげえ。頭悪いってすげえな。

舞HiME14,15。なんか盛り上がってきたね。無理矢理。ハナッから萌えアニメ としては見ていなかったが、ますます遠ざかっている。 なんだかんだ言うてこういう燃える展開は好きなので良し。

φなるあぷろーちのゲームの方、お嬢。 こんな論理的な恋愛見たことねえ。 二人して人間できてるよなあ。できすぎてて変。でもそこがいい。 人間ができていて冷静だからこそ、 最後のちょっとした無茶が「可能でありつつ不可能に思えるくらいの無茶」 に思えてものすごくしっくり来る。 私にできるだろうかと本気で考えて、できないなと思って、 そこで主人公すげえと思えるのである。最後行く所まで行ってしまうし。 その割にバレて大活劇、みたいな展開にしないあたりが私にはたまらん。 お嬢を説得しようとする下りもアニメ版ではどうにも強引さが目立ったが 原作はとても自然だ。アニメを気に入った人で キャラをもっと知りたい人は原作をやると良いと思う。 アニメはあれはあれで良くできているが、主人公のまっとうさ を過小評価している。まあゲームの主人公は少々地味なので これでは話にならんだろうからアニメとしてはあれくらいで丁度いいのだろう。

2005年1月15日

ここが会社の人に見られているという可能性が益々高まってきたのだが、 敢えて否定しておく。「サイト結構見られてるよ」 が差すサイトは社内のものであると信じよう。 益田西守歌かわいい、とか言ってるのを会社の人間に見られるなど 到底耐えられることではない。

Air劇場版は二月らしい。誰か一緒に見に行く人募集。 会社で同士を募ってもいいのだろうが、誰がどの程度そちらの属性を 持っているのかがわからず誘いようがない。 にしても、あの祭からもう4年も経つのか。

声優ってすごい。と言うよりは、観鈴の人がすごいと言う方がいいか。 にはは笑いすげえよ。にはは。にしてもこれ見てるだけでぞくぞくする。 やっぱり思い出深いんだなあ。体が覚えている。

このアニメマジで出来いい。Airのヤバげな感じが良く出ている。 そしてものすごいスピード感。一話に比べるといささか緩急がついていて いい感じ。KANON3人衆はちょっとした彩り。

スターシップオペレーターズ2。オープニングがI'veみたいだと思ったら I'veだった。見事な粗製乱造っぷりである。 さて内容だが、やはりさっぱりわけがわからん。おまえらなんでこんなにノリノリで 戦争してんの?つうか、戦艦一隻ってどのくらいの価値あんの? しかも全員学生だろ?全然こいつの台詞説得力ねえ。 こうなること覚悟してたって一体どういうことよ。 番組どうこうで命張る理由がさっぱりわからん。 スポンサーの要請じゃ仕方ねえ、の一言で 不利な作戦を敢えて行って命を危険に晒すことに 関して何の説明もない。そしてちゃんと人が死んでも やはり奴等は無謀な行為をやめようとはしない。 とにかく見ていてムカつくのでこれ以上見る価値を認めない。 しかしこのままではムカつきが収まらないので とりあえず原作を一冊読んでみることにする。

まほらば1。ヒロイン結構ゴッツイ声だなあ。 めぞん一刻現代アレンジといったところか。 それにしてもどうでもいいな。すげえ辛い。 オチもガッカリだ。まだ魔女だったのですと言われた方が100万倍もマシだったろう。 もちろんこれから展開されるドタバタの質を見極めねば評価はできないのだが、 アニメで時間を無駄にするなら漫画を一冊買って手早く確かめた方がいい。 というか、たぶん漫画もつまらんと思う。

雛苺。久しぶりに笑ったわ。そういや漫画を明日買おう。高田馬場の本屋 にはあるということなので。

塩野七生のローマの奴1冊目。文節の接続がいささか論理的でないので 慣れるのに少しかかったが、 ともかくも内容がおもしろい。つまるところ、知らないことを知ることは 楽しいのである。現状この本がおもろいのか内容がおもろいのかと言われれば 内容の方に偏っている感がある。それにしても古代の政治改革の ダイナミックさは信じ難い。 いかに規模が小さいとは言え、数十万の集団がああも 根本的な変革を受け入れるものなのか。

スターシップオペレーターズ原作1巻。 アニメは確かにダメだが、アニメ特有のダメさではなく 原作が持っている特性が悪い方向に増幅されただけだということが確認された。 キャラ描写よりも設定や筋が重視されているのでこれは一種仕方がないことではある。 しかしそれでも原作はまだ納得できないこともないというレベルは 保っており、アイディアの面白さもあってそう悪くはない。 アニメはとにかく説明不足だし、 人を殺してみたり描写の順番を変えてみたりしたのも全て裏目に出ているようである。 敵国の戦艦保有数が数十だということを最初から言ってくれれば あれほど疑問に思うこともなかっただろうに。 ところで、アニメはキャラデザがガッカリだという声を聞くが、 私はあちらを先に見ていたのでむしろ原作の挿絵に衝撃を受けた。 なるほど今風なギャル絵だったわけだ。 おそらくアニメではもう少し硬派なイメージを推そうとして あのデザインになったのだろう。 それに関しては私は異議を唱える気はない。 内容がまともであればあれでも一向にかまわないと思う。

しかしまあ、続きを読みたいとは思わないし、アニメもいらんなあ。 こうもキャラに魅力がないとどうでもいい。 設定もちょっとひねってはあるが、それがかえって鼻につく。 やはり作者がキャラ萌えしていない作品はあまり好きにはならないようだ。 キャラ萌えというとちと語弊があるかもしれないが、 例えば隆慶一郎や司馬遼太郎は私の定義ではキャラ萌えの人であり、 そういう意味と考えてくれればいい。

年賀状に「プロジェクト最後まで頼むよ」と書かれた。 そんなにやめたそうに見えるかな。 標準以上にがんばっているつもりだが。 現在のところ少なくとも今のが終わるまではそれに関する思考は 停止する予定なので大丈夫だと思う。

ミナミノミナミノ。うまいなあ。うまいなあという以外にどう言えばいいのだろう。 ヒロインもまたこのタイプかと思わせておいてちゃんと外してくる。 人物はみな納得が行く行動をするし、ヒロインはかわいいし、 欠点なんて一つもない。絶対続き出たら買う。 しかしなんだろう。

ドラクエ攻略サイトを見た。当然のように裏ダンジョンがあるようだ。 出生の秘密も明かされるらしい。どうすっかな。

ローゼンメイデン4巻まで。 蒼星石がいかにも死ぬために登場したようで不憫だ。 マスターの改心っぷりがどうにも解せない。 全体の筋としてはこちらの方が広がりがあって面白いのだが、 何分肉付けが弱くて引きこまれない。 性悪人形も結構あっさりなついてしまって拍子抜けだ。もっと罵ってくれ。

神無月の巫女5。ソーマ君がそれなりにいい所を見せ始めた。 ところで、納得できる悪の動機にはなかなかめぐりあわないものである。 ソーマの兄貴もつまり何なのかさっぱりわからない動機だった。 やつあたりという以外にどう言えばいいのだろう。 死ね死ね団ほどの本気な動機はなかなかない。

2005年1月14日

インラインじゃなかった。ライブラリの人にインライン化してもらったが 変わらなかったのだ。ごめんライブラリの人。 値を返すだけの関数で重いとすれば関数コールそのものか 値へのアクセスのどちらかしかなく、前者でない以上後者しかない。 念のためL2キャッシュミスの分布を調べた所、 所要クロック数の分布とほぼ完全に一致した。 広大な領域に分散して置かれているデータへのアクセスなので 当然キャッシュミスが起こる。 データそのものをキャッシュに乗りやすいような配置にするか、 あるいはロード後に特に問題になる部分だけを取り出して 一箇所に集めておくか、あるいは適切なプリフェッチ命令を自力で挟むか、 そういう類の対応が必要だ。どれも気が滅入る作業だし、 アプリ側だけでどうにかなる問題でもない。 そういうしみったれた最適化は最後の最後までしたくないものだが、 そうも言っていられない気がしてきた。 L1にあれば数クロック、L2にあれば数十クロック、 メインメモリアクセスは数百クロックというのが今のCPUの相場らしく、 計算量だけでデータ構造を決めるのは得策とは言えない。

2005年1月13日

VTuneを試した。いろいろ出る。すげえ。 DevPartnerはタダで使いやすいという利点こそあれども、 さすがにこれにはかなわない。 しかし、得られた結果は大差なく、つまりまんべんなくいろんな関数が 重いという救いようない結論だった。 ただ、呼出し回数が多いにも関わらずインライン化されていない ライブラリ関数が大量に存在し、 そのために関数呼び出しのオーバーヘッドが多発している ことはつきとめた。直して頂こう。 あと、SSE2を有効にしてコンパイルすると劇的に速くなるケースが見られた。 x87命令はやっぱダメらしい。

ドラクエ終了。でも明らかに未解決な事が山とある。 大臣失踪事件とか、竜骨の迷宮とか。あと主人公が結局何者なのかわからない。 さらにエンディング中に見た覚えのない映像があったりしてガッカリ。 考えたらバトルロードもAを越えてない。 伝説の剣の材料はどうにか見つけたが、まだ錬金は終わっておらず モノを見ていない。とにかくこのままにしてはおけないが、 ちゃんとやり込むにはいろいろと惜しいことをしてしまっている。 しかし最初からやり直すのはあまりにも苦痛だ。 たぶん二回目なら半分もかからないと思うが、それでも辛い。

そして4時。終わった。エンディングに突入したのが2時過ぎだったので、 こればかりはどうしようもないのである。

2005年1月12日

ちょっとドラクエ。Lv39。ゆうき、にんじょう、カリスマの最強技を覚え、 あとはゼシカがもう1レベル上がればおいろけの最強技も手に入る。 それにしても今回のドラクエはレベル上げが辛い。 何もかもが遅いのである。

2005年1月11日

思えばハードな週末であった。 土曜拳法の後夕方池袋で二郎を食い、帰ったのが19時である。 その後会社で日曜の朝5時まで仕事。 14時くらいまで寝て、 そこから23時過ぎまでドラクエ。そこでニャから電話がかかってきて 恒例の長電話が月曜4時まで。寝ようかとも思ったが、 少なくともセーブできるところまで行こうと電話で中断していた ドラクエを再開。結局そのまま月曜の16時までドラクエ。 ドラクエをしている間小便以外の休憩はなく、 食事も取っていない。最後の食事は土曜日の二郎である。 さすがにまずいかと思ってその後食料を買いに外に出ると、 不思議なまでに世界が美しかった。 体は不自然なまでに軽く、気持ちは昂ぶって、疲れなど欠片も感じない。 今思えば、走った時の素晴らしいスピード感は、 自分の脳の周波数が著しく低下していることの表れだったのだろう。 あまりの解放感がかえって不安を感じさせ、 店でも「オレひょっとして変な格好してたりしないだろうな」 などとずっと気にしていたあたりも相当危険である。 帰ってからも食いながらドラクエをしていたが、 ラスボスとおぼしきものに負けてレベル上げの必要性が認識された 瞬間に疲れと眠けが吹き出して沈没。目が覚めたのは月曜22時である。 レベル上げをする気にならずアニメ消化を行い、今に至る。火曜3時である。 私にもまだこんな力が残っていたのだ。だが明日からまた怠惰な 日々が始まる。

ニャとの電話の内容は ニャ側に詳しい。 いつも通りといえばそうだが、内容の濃さはかなりのものだった。 ニャが魔術マニアかつ哲学系なので多少語彙が偏ってはいるが、 言っていることは至極現実的である。

例えば「手が鉄球になったとイメージしろ」と言う時、 それはもちろん手のところに鉄球がある絵を想像しろという意味ではない。 絵的な想像はきっかけとしては良いが、所詮きっかけにすぎない。 私は「イメージする」と言えば当然そういう身体感覚のことだと 思っていたのだが、えてして人は絵として想像するに留まりがちだという 話をニャから聞いたのである。 「手が鉄球になったとイメージする」とは、 ニャの言葉で言えば「手で鉄球を表現する、あるいは演技する」 ということを意味している。 鉄球の性質を手を用いて表現する、ということである。 このような教え方は彼我で鉄球のイメージ(あるいは意味もしくは定義) が異なっていると成立しないので、 可能な限りイメージが共通になるようなシンボル(あるいは記号、文字、名前等) を用いる。良いシンボルとは、より多くの人に、より強く豊富な 共通イメージが存在するもののことである。 獣を象った拳法があるが、この獣とはまさにそれであり、 それぞれの動作によって獣というシンボルによって表される何かを 体をもって表現しようという試みなのである。 伝統的な拳法の場合その名前が当時の人には良いシンボルであっても 現代人にとってはそうとは限らない場合が多く、 修得を困難にしている一面もあろう。 先生が「うちら中国語わからないんだし、イオナズンとかでもいいんじゃないのか」 と言っていたのはもちろん冗談であるが、一理ある。

なお、シンボルを表現する、というのは極めて根本的なことであって、 何かで上達しようとするなどなんらかの意味で自分を変えていこうとする時には 全てここに帰着する。強くなるとは、強いというシンボルに関連づけた 諸性質を自らをもって表現することなのだ。 これはニャが言っていることだが、 fateの主人公の魔術修行はまったくもってそれそのものである。 あれがフィクションなのは実際に自然科学で説明がつかない現象が 起きてしまうという一点のみにおいてであり、 自己を変革する手法としては現実的だと言える。

ちゃんと書こうとすると非常に疲れるので今はやめ。 以前ほど言葉にしようという衝動がないのもあるが、 それ以上に以前よりもずっと言葉にしにくい問題を扱っているということが大きい。 誤解を避けて理解しやすくするために適切な言葉を選択するのが凄まじく面倒だ。 そもそも誰も読まねえよという気もするし、 下手に斜め読みされて電波扱いされるのもしゃくにさわる。 というか今日はもう4時で寝ないとヤバいというのが最大の理由だが。 まあとりあえずニャにまかせた。

2005年1月10日

Lv38。7賢者を揃えて結界を破りはしたが、負けた。 あと1レベル上げるといろんな最終奥義を覚えるのでそれだけ済ませてから 再戦を挑もう。 いろんな錬金の素材がさっぱり見つからず 最強の剣も楯も作れないが、あったところでそう極端に有利にはなるまい。 足りない分は知恵と勇気でカバーだ。

バトルロードはランクB。Aは越せる気がしない。 決勝戦まで辛うじて生き残るが、そこで力尽きる。 これ以上強いモンスターなど一体どこにいるというのだろう。

完全徹夜にもかかわらずまるで眠くならず自分でも不思議だったのだが、 負けて気が抜けたら一気に眠くなった。

起きたら夜十時。やばい。半日ズレてる。 とりあえず2時か3時に眠くなるといいなあ。

ドラクエはレベル上げが必要で気が重いのでアニメ消化開始。

Air1話。まさにギャルゲーそのものシーンが山も谷もなく超高速で通りすぎていく。 音楽も100%原作のまま。これ変なアニメだ。 しかしそれ以上にAirそのものが変なのだろうきっと。 ところで、観鈴はやっぱりヤバいと思う。でも放っておけない。 一方で佳乃は案外普通で安心した。でもあれが普通に見えるのは 相当ヤバいと思う。

ネギま1話。マジックワンドで範囲選択してペッと塗ったような絵だなこれ。 原作は1話しか読んでないので知らんが、 どいつもこいつも同じ表情なのはたぶんヤバいんじゃないのか。 本当は原作を1冊くらい読んでから見ようと思っていたのだが、 つまり面倒くさくなった。間違い探しをする気にもなれん。 しかし、アニメのモノそのものは案外普通だ。 ひどいひどいと聞いていたが、それほどでもない。 面白いとは言わないが。

ジンキエクステンド1話。モノはちゃんとできてるっぽいが、 しかしコンセプトがさっぱりわからん。

土曜に池袋のデカい本屋に行ったが、ローゼンメイデンが1,4しかなかった。 実は何週間か前に高田馬場駅前の本屋で全巻見たので そこに行けば買えたのだろうが。 まあ来週拳法に行った時にでも買うとしよう。 高田馬場には毎週行っているので。

スターシップオペレーターズ1話。 この世界のいろいろがわからないので第一話からこんな話をされても 全然わからない。例えば戦艦一隻がどの程度の戦力になるのかが わからないとこの反乱がどう程度の無茶さなのかがさっぱりわからない。 大多数があっさりやる気になっている中主人公だけ慎重なのは こいつが変な奴だからなのか?それとも他がおかしいのか? そしていきなり実戦。こいつらは死を覚悟しているのか? それとも戦争の実感がないからなのか? マスコミを通じて作戦がダダ漏れという常軌を逸した不利を 呑んでまで反乱したい理由がさっぱりわからない。 しかし一方で主砲の射程の数値とかが微妙にリアルっぽく、 SFとしてはおもしろそうである。 まあ数十万キロにウン時間かかる状態で恒星間飛行なんてできるのか、 等の疑問はあるが、そのへんはどうとでも言いようはあるだろう。 わからないことが多すぎておいてけぼり状態なのがどうにかなれば楽しめそうだ。 原作読んでみるか。

ファンタジックチルドレン。手口がダサイという欠点こそあれ とても良くできていると思うのだが、それだけにこの題名が惜しい。 ファンタジックというニセ英語は日本語としてさして浸透しているとは思えず、 敢えてこのような語を使う利点が見出せないのである。 そもそもかっこ悪い。 12話。ベフォールの子供達がついにヘルガに接触。 おぼろげながらこの子供達が何をしたいのかがわかってきた。 そして唐突に宇宙人設定。この風呂敷の広げっぷりがたまらん。

巌窟王12。アレンジがついに乗ってきた感じだ。 いよいよ展開が予測できなくなってきた。

愛してるぜベイベ1話。 全体に声優が素人くさいのや、演出がなんかズレてるのがなんか新鮮。 妙な淡白さが不思議に切ない。 子供の子供っぽさや高校生の高校生っぽさに説得力があるのが きっといいのだろう。 いろんなものがかみあってないのに、そういうものとして受け取れる。 これからいろんな騒動が起きながら愛が育まれていくんだろうなあ。

神無月の巫女3話。開始3分でレズ風味。じろじろ見るわ匂いをかぐわで、 もう将来が楽しみな状態である。 ニャが「コンセプトはネタだが、レズはガチだ」と評していて、 なるほどそれを軸にして見ると面白い。 しかしセリフの間がいかんな。 落ちこむ姫子を励ます千歌音のセリフがせっかちでいかん。 それにしてもソウマが不憫でならん。 こんなにもがんばって戦っているのに徹底して部外者なのである。

ファンタジックチルドレン13話。すごい勢いでいささかチープな設定が 明らかにされてしまったが、冒険はこれからだ。 考えてみれば、冒険らしい冒険が始まる前に根本的な設定が 明らかにされるというのは少し変わっている。 あるいは、あまりハデな冒険らしい冒険をする作品ではないのかもしれないが。 さてトーマは現状まるで部外者だが、この先どういう役回りを担っていくのだろう。 そして14話は総集編。整理が必要だな確かに。

最近ギャルゲーをあまりやってないので免疫が低下しているというのもあるが、 西守歌は相当好きだ。

2005年1月9日

4時帰り。このプロファイラがダメなんじゃないだろうかという疑念。タダだし。 300命令程度の関数が16000クロックかかるとか言われる。 とりあえず疑わしいところを直してもらってから続きをやろうということで 帰ってきたが、その途中に衝撃的なアイディアが。 明日の朝もう一度よく考えてみる。 それはそれとしてVTuneを買わないとダメだなたぶん。 キャッシュミス由来の性能低下を検出する方法がないと これ以上は無理だ。PS2の時とはモノが違う。 CPUとメモリのクロック比がこれほどではなかったし、 CPUも来た順に命令を実行する単純なタイプだったので計算がしやすかった。 ましてキャッシュに関してはスクラッチパッド (16KBの自由に使える高速メモリ)を活用することでさほど気にせずに済んだのだ。 汎用CPUという奴はどうにも使いにくくていかん。 きっとPowerPCも似たようなものなのだろうな。

やっぱりPS2のVUはよくできてると思う。 ACCレジスタとブロードキャスト演算とフィールドごとの依存関係ストールは 素晴らしい。なんで他にはないんだろう。 今日はx86SSEの命令リストをえんえん眺めていたが、 VUやシェーダと比べるとあまりに見劣りする。 所詮汎用CPUのおまけにすぎないのか。 PS3が楽しみでならない。

2005年1月7日

ドラクエLv30。錬金したりモンスターを探したりフィールドの宝箱を回収したり。 ここのところ1レベルの価値が恐ろしく高いので、 もう普通に勝てるような気がする。そろそろ戦いを挑もう。

4時帰り。プロファイリング中。 ピクセルシェーダがネックになると思っていたのに何故かCPU。 何故だ。

2005年1月6日

会社にて日が変わった頃にアホ子供電話。そのまま1時越え。 甚だ不真面目社員だが、周りに誰もいないのを確認はしたのでまあいいだろう。 というわけで今日のドラクエは中止。しかしドルマゲスどうやって勝つんだろう。 いてつく波動のためにスクルトとフバーハで完全武装してから戦うという 古来の戦術が通用しない。 いてつく波動はテンションも下げてしまうので 溜めてダメージ効率を高めることもできない。 命を最優先しつつ隙を見てチクチク殴る以外に何の手もないが、 それでもなおククールが眠らされて回復不可能になると死あるのみだ。 面倒くさくてサボっていたが、やはりまずは行動解析からだろう。 もしローテーションであればいてつく波動が来るタイミングが確定するので 溜めてタイミング良くバイキルトという戦術が使えるし、 一番痛い攻撃を防御してやりすごすこともできる。

仕事で秋葉原。ついでにアニメイトでローゼンメイデンの1巻をゲット。 アニメの印象とは全然違う。 もっとコントラストの効いた、言うならばコッテリ系の絵かと思っていたのだが、 結構適当な絵でびっくりした。 今のところアニメの方が好みだが、ジュンが真紅を抱いている のが何故かアニメよりも印象に残る。

ローゼンメイデン12話。完。お約束な展開及び結末で甚だ説教臭いのだが、 真紅がかわいいからいい。髪を下ろした真紅にドキッとした。 前半は絵が変で少しがっかりしたが、それも後半が良かったので良し。 とりあえず原作を全部買って比べてみよう。

いかん。アニメが溜まり始めた。昼休みに確実に2話ずつ消化せねば。

2005年1月5日

ドラクエLv29。ドルマゲス改に全く勝てる気がしないので錬金。 とりあえずまっとうな武器防具がないとたぶん無理。 あるいはレベルが低すぎるのかもしれない。

2005年1月3日

あけました。おめでとうございます。

年末から正月にかけてはひたすら「零」(テクモ)。 私は基本的にはホラーは苦手で、好き好んで恐い思いをしたいとは思わない。 しかし、借りてしまったからにはやらねばならないし、 最近あまりにゲームらしいゲームをやっておらず危機感があったというのもあって 真面目に取り組んでみたのだが、驚いた。 予想以上に良く出来ている。そして、予想以上に恐い。

そもそもコンセプトが素晴らしい。霊をカメラで撮ることで攻撃できる、 という発想が神だ。もちろんそのコンセプトを最大限に活かすために、 「より強力なダメージを与えるためには可能な限り引きつけてから シャッターを切らねばならない」、 等のルールが加えられていて練りこみもしっかりしている。 演出もいちいち嫌がらせと思えるほどに嫌で素晴らしい。 難易度は高めで、 新しい敵が出てくる度に「こんなの無理!」と叫びながら必死で 攻略していたが、終わってみればこんなもんかとも思う。 そして何よりも恐かった。やってる3日間は毎晩夢に見たほどである。 おすすめ。同じ目に遭え。

なお、いろいろとアラはある。最大のものは衝突処理だ。 壁にいちいち引っかかるので、それで逃げ遅れて死ぬとかなり納得がいかない。 あとは画面遷移が洗練されておらず、セーブ時のメニュー画面を抜ける のにいちいち確認が出てうっとうしいとか、ゲームオーバー時に ロードの項目がなくいちいちタイトル画面に戻らねばならないとか、 まあいろいろとある。しかし総じてゲームの進行を致命的に阻害するほどの ものではない。

引き続いて続編である「紅い蝶」をやってみたが、 今のところこっちはあんまり恐くない。 細かい部分で相当な改良がされていて、1に関して上で挙げた欠点はことごとく 改善されているのだが、しかし何分恐くない。 そして、戦闘も気持ち良くない、霊が近づいてくるにつれてだんだん エネルギーが溜まってくるあの感じが失われてしまったせいであろう。 しょっちゅうザコが出てくるのもいまいち必然性が感じられない。 1の敵はどれもそれなりにいわくありげなのが良かったのだ。 ただ、まだ序盤なのでもっと進まないと真価は発揮されないのだろうと思う。

ホラーゲームを連続でやると感動が薄れるのでドラクエ。 2日でレベル24。これからバカ王子のお手伝いをするところ。 40くらいでクリアしている人がいたので、まああと半分くらいだろう。 だとすれば7に比べるとかなりボリュームは少ないことになる。 今のところの印象は、「ドラクエではあるが、今までとは少々違うな」というところ。 フィールドの広さが直接的に感じられてすごい。 隣の町が本当に遠いのである。ただ、それが良いかどうかはまた微妙。 あと戦闘でアニメーションするのもすごい。ただしこれもおもしろいのは 一度目だけで、それ以降はやはりうっとうしい。絵的に凝っているために 技ごとにロードせざるを得ないようで、技によってはテンポがだいぶ悪い気もする。 例えば「ぱふぱふ」は全画面サイズのテクスチャを使うので顕著に遅い。 あと、あからさまにおつかいの連続なのも気になる。 ドラクエというのはそういうものなのだとは思うのだが、 どうもストーリー的な必然性が薄く、7ほど個々のエピソードに魅力が感じられない。 ただし全体としてのストーリーは7よりもよほど良く出来ていそうな予感がして、 そこは楽しみではある。 ちなみに、スキルは全部「ゆうき」「にんじょう」「おいろけ」「カリスマ」に 集中させている。実用になる技がさっぱり手に入らず苦戦中。 レベル上げの類は可能な限りしないという方針であるため、 イカタコ(名前忘れた)の時などは「火炎、攻撃、なぎ払い、なぎ払い、攻撃」 のローテーションを読んで火炎のターンには防御するなどの みみっちいマネまでした。1レベル上げた方が早かったと思う。 あと闘技場はランクC。動く石像が一人で勝ってくれた。 しかしCとBの間には高い壁があるようで、当分Bは越せそうにない。

年賀状に子供の写真が!知らないうちに結婚してやがったあの野郎。 対抗してやりたいが、残念ながら相手がいない。

ドラクエ8は音楽がどうでもいい。すぎやまこういちの何か、 という以上の印象がない。6以降はずっとそうだが。

ドラクエLv26。闇の遺跡突入開始。実によく出来てるんだが、 あんまりおもしろい気がしないのが不思議だ。

ドラクエのAIは基本的に頭が悪くて使い物にならないのだが、 しかし一方で人間には不可能なタイミングでベホイミやザオラルを かけてくれるのでそれをアテにする作戦も時として有効ではある。 また、絶対に効かないことはしないので、 初めて会う敵はAIに任せれば危険が少ない。 ただどちらにしても人間には不可能なインチキであり、どうも釈然としない。 かといって人間と同じ条件でAIが行動を決定していたら それこそ全く使えないAIになったに違いなく、なんとも言えないのである。 それなりに理にかなった学習型のAI を積んでくれる日が来るといいが、おそらくそんな日は来るまい。

年末の宴会でマジAIはゲームに使えるかという話になった時に 「でも、そんな難しいAIを作るよりも、単なるパターンの方が 攻略する楽しみがあっていいと思います」と言ったプログラマがいた。 それは今までは真実だったが、これからも永遠に真実とは限るまい。 とは言え、例えば零のような攻略型アクションゲームに限って言えば 大半の敵は比較的簡単なパターンであるべきで、 それはこれからも変わらない気がする。


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