だだもれ

2005年7月31日

金曜は土曜の昼まで働いてそのまま拳法。 帰ってきて苺ましまろとダカーポ見て気がついたら日曜の10時半。 24時間働くのは体に悪いのでもうやらない。

赤ちゃんはどこからくるの?。 ファミ通で見開き3連発の意味不明な広告見てビビッた。 こいつら楽しそうだなあ。前作も結局相当売れたらしいし。

偉くなるほど管理する下っ端の数が増える。そう考えると 今以上に面倒なことになるわけで絶対にそんなのは嫌だ。 しかし、偉くならないと上の意思決定プロセスに参加できないので 今回のように最悪な環境で作らされることを阻止することができない。

そろそろ本気でどこかに行くことを考える時期かもしれん。 今の場所は給料は悪くはないが、悪くはないだけで良くはないし、 これから改善される見込みもない。 そして何よりも、「成長しなければ死んでしまう!」というような圧力がない。 給料は安くても戦わねば生きられないようなキツ目の場所に行った方が 私の人生は豊かになるのではなかろうか。

久しぶりに献血してきた。目的は血液検査。それにしてもやっぱり注射は恐い。

苺ましまろはやっぱり私には無理。何か決定的にモードが切りかわらないと 愛でられない。

LANでつながったマシンからコピーしている間にも 動画が処理落ちしないマシンが欲しい。 CPUはBaias1.3GHzなので原因はCPUではあるまい。 TCP/IP通信が重いのか、HDDの書きこみにCPUが食われるのか。 しかしタスクマネージャ見ても何も出ないしなあ。

バジリスク16。これはもはや子供ではなくデフォルメキャラだな。 つうかなんなんだこの話。茶を避けて天井に貼りつく弾正がかっこいいが、 そういうアニメではなかった気がする。やっぱり13話で十分だったのではないのか。 そういえば 甲賀忍法帖の映画のサイトを見つけた。すっげえダメそう。

かみちゅ4。あーなるほどな。これはアカンわ。政治的というのがわかった。 「困ってます。総理大臣」までなら微笑ましいお話だったのに。 微笑ましい部分とそうでない部分のギャップが余計に嫌らしい。 腹立たしいものを見てしまった。 続いてガン×ソード2。いらない。相当丁寧に作ってあるのはわかるが、 それは見る理由にはならない。 さらに灰羽連盟2。不思議な世界観だが、面白いかと言われるとよくわからない。 おまけにシュガシュガルーン。うーんどうでもいい。

メモリの件について何人かの方に反応を頂きました。 実にありがたいことです。明日いろいろ試してみます。 といっても私はそこの専門ではないので もっぱら別の詳しい人に頼りっきりなんですけども、 せっかくなのでこの機会に詳しくなっておこうと思います。

外薗昌也「エマージング」。相当恐い始まり方の割にあっさりした幕切れ。 そのオチはちょっとロマンチックすぎるだろう。 後味の悪さが足りない。 後味を悪くして皆に考えさせようという意図を 最後のコマから強く感じるが、であればもう少しやってしまっても 良かったのではなかろうか。体中が膨らんで血を噴水のように吐き出し、 腕の皮膚がはがれるところまで行った患者があっさり血清で 元通りというのはさすがに弱かろう。 途中から妙に焦って進めたような印象があるが、もしかして打ち切りなんだろうか。 それにしても、この人真面目なんだろうなと思う。 説教くさい漫画ばかり描く人だ。しかし私は何故か結構気に言っている。 本気臭さがいいんだろう。

浅田寅ヲ「甲賀忍法帖・改」。 カメラもっと引いてくれ。何やってるかさっぱりわからん。 せめてキャラの全身も見せてくれと言いたい。 どうもこの人の漫画は慣れんな。 このブッ飛んだキャラデザはたまらんのだが。 あと、ついでにバジリスクの原作漫画も見てみたが、 あんまり面白いとは思わなかった。ああいう出来の良いアニメを産む母体となった ことは非常に納得できるのだが、漫画そのものはあまりうまいとは感じない。

今日全身全霊で現実逃避してました。すみません。作業全然進んでません。

2005年7月30日

linuxのファイルキャッシュの量ってどうやって調節するんだろ。 500MBとかほおばってて激しく困る。 つうかゲームなんでファイルキャッシュそのものがいらないのだ。 このことはkswapd問題と絡むとなおさら恐ろしい効果を発揮する。 kswapd起動条件がこいつが食ってる分抜きならいいのだが、 たぶんこいつが食ってる分も含まれるだろう。 実際、アプリによる消費がさほどでもないにも関わらず 頻繁かつ不定期な処理落ちが発生している。一回ハデにmallocしてメモリを あふれさせれば解放するかとも思ったが、 さっぱり減らずにHDDにスワップされる。 つうか、製品版ではswap領域なんて作らないのだが、しかしswapがないと まともに動かない。売り物にできる状態じゃねえよこれ。

今回のプロジェクトはゲーム本体にまるで興味がないという 以外に大した不満はないのだが、プロジェクトの外に腹立たしいことが多すぎる。 上記のような問題に対してlinuxを採用した連中が何の対策を用意してないとかな。 下手にサポートのついたlinuxを使ってるせいで自力で改造すると サポート外になったり、サポートする連中に頼んだら「半年かかる」と言われたり。 GPUドライバにバグが多すぎて正常に動かないとかいうのも最悪。 こんな状況であと数ヶ月で発売しろとは一体どういう了見だ。

タイトルに関わる情報ではないとは言え こんな所に書くべきではないんだろうが、もう八方塞がりな状況である。 誰かえらい人が教えてくれたらめっけもんだと思って書いた。

苺ましまろ1。私じゃ無理だ。

DCSC2。正直に言えばそんなに嫌いじゃない。しかし、なあ。

2005年7月29日

インクルード削減作業。その過程でなんとなく アプリの構造が見えてきた。 今回はアプリに触らずに済ませようと思ったのだが、 そんなわけには行かないようである。 つうか、みんなstructにtypedefつけるのはやめてほしいと思った。 同じ名前で前方宣言できん。 うちで使ってるロードやらサウンド用のライブラリがモロにCで、 全部typedef structな上に、名前がついてない構造体も山ほどあって 前方宣言できなくて困る。何故今時Cなのかさっぱりわからん。 せめて名前をつけてくれ。

16バイトアラインについては聞かれなかった。

猛烈にカップラーメンが食いたくなって買ったが、もちろん後悔した。

今頃マリみて春6、7。やっぱいいわこれ。 結構変な顔なのは仕方ない。 あのポーズの志摩子さんをいろんな漫画家に描かせたことを想像したが、 あさりよしとおが一番ヒット。 それにしても、こんなに良く出来た高校生は見たことがない。 ロサキネンシスなんかは「良く出来た」のレベルをはるかに超越している。

電撃のかみちゅは漫画としてはどうでもいいが、絵が大変良い。 恐ろしく和む。

ぺとぺとさんのアニメはオープニングの最初のカットだけでも幸せになれる。 あれを描いた人は変態だ。あんな可愛らしいものを描ける人間が まともな人間であるはずがない。そういえば原作を本屋で見かけてめくってみたが、 読めそうな気がしなかった。アニメもしくは漫画になって初めて力を 発揮する作品なのだろう。

うちに泊まりに来る人は本当にいないのか?有明にはそれなりに近い。 ショーに展示するバージョンの締切二週間前なので まともに相手できないかもしれないが、一応土日にまで出勤せねばならない状態には しないつもりでいる。

2005年7月28日

体脂肪率10.4%を記録したが、たぶん誤差。 だいたい全然腹の脂肪が減った気がしない。 しかし体脂肪率はともかく体重は誤差の出ようもなく60.4kgしかない。 マズいな。体重がこんなに減るのは予定外だ。 それなりに動いているし食ってもいるはずなのに不思議すぎる。

コンパイル時間が耐え難い状態になったので、ヘッダ整理大作戦。 泥作業だが私がやるしかない。C++でnamespaceが絡んできたりすると そのへんの知識がないとどうしようもないからだ。

16バイトアラインって何ですか、と聞かれたので 「アドレスが16で割り切れることだよ」と答えたが、 「アドレスを監視しないといけないんですか」というよくわからない 質問を返された。たぶんこいつポインタを理解してない。 「勉強しろ。オレから説明できるものじゃない」と切り捨てた。 懇切丁寧に教えてやっても良かったのだろうが、そういう気分ではなかったのである。 しかしもう一人の方であれば教えてやっていただろう と考えると、好みで差別してしまったという罪悪感が湧いてくる。 もう一回聞かれたら答えてやろうと思う。無駄かもしれんが。 というか、そのレベルのことがわからない人間にいかにラッパでくるんであるとは 言えSSE最適化をさせねばならないとは、無茶にも程がある。 私がやった方がいいのはわかっているが、あの領域には触りたくない。 正式に私に回ってきたら全部書き直してやるが、 部分的な改良は絶対やらんと決めている。

つうか、ポインタの概念を理解していないレベルでどうやったらプログラムが 組めるんだろう。いや厳密な意味では組めてない気もするが、 しかしなんとなく動いてはいるので表面上は問題になっていない。

安易にヘッダからヘッダをインクルードするなとあれほど言ったのに。 今日も他人の尻拭い。 どうも私がやるのが最良であるような仕事が多すぎる。 己惚れられるのはうれしいが、それ以上に腹が立つ部分の方が多い。

2005年7月27日

ぺとぺとさん3。癒される。まあ相当あざといのはわかるのだが、それはそれだ。 この絵がたまらん。この声がたまらん。話は結構どうでもいい。 下手をすると人格としてのキャラすらどうでもいい。 私がそういう感想を抱くことは結構稀なのだが。

madlax10。ヤンマーニしないと全然盛り上がらんなこれ。

また別の下っ端の仕事が回ってきた。そっちはさほど腹は立たないし、 正直前から「オレならもっとすごい速度でやってやるのに」とか思ってたので それを実証できる機会があるのは喜ばしかったりするのだが、 でもそれはそれとして私の管轄ではない。 プログラマが6人もいればどう考えても余るはずなのに、 さっぱり余ってないのは一体どういうことだ。 こんな単純なゲームを作るのならゲーム本体側のプログラマは 3人もいれば足りるはずで、残りは単なるツール屋でいいはずなのである。 6人もいるプログラマが全員アプリのコードに触るのは危険以外の何者でもない。 ただでもアプリのコードというのは汚いものであって、 よほどモジュールとして独立性の高い部分を除けば 同時に触っていいのは4人くらいが限度ではなかろうか。 そこらじゅうグローバル変数まみれだし、 シーケンス周りやら何やらをある程度知らないと危なすぎる。 とは言え今回はやらないと間に合わないのだから仕方ないのだが。 せいぜい凄まじい速度で片づけて名声を高めるとしよう。 そして余計に仕事を押しつけられるわけだ。

特許になりそうなものがないか調べるよう言われた。 何故か私が特許になるような何かをしこたまやっていながら隠していると 思っているらしく、「特に君とか君とか」みたいに念を押されたのである。 しかし私は他人のパクリ以外をやらないと固く誓っているので 独自に工夫したことなんてない。全ての技術は世界の誰かがやっていることだ。 しかしそう言うだけでは職務怠慢の謗りを免れないので、 今回やった実装の全部分についてその詳細を説明する文書を書いた。 むろん参考にした書籍や論文は全て記してある。 論文やら書籍で得た知識の選択と組合せだけで実装しているものに 特許なんてあるわけがないのだが、 まあそれを判断するのは私ではない。後の判断は委ねよう。

偉い人が「うちは特許が弱いからすぐパクリゲーを出されてしまう」 みたいなことを言っていたが、ゲームのルールを特許にするような 無法が許されているのだろうか。私の知る限りそんなものは特許には ならんと思うし、技術的な特許はいくら出してもパクリゲーの抑制には 役立たんだろう。いまひとつ偉い人が特許をどんなものと考えているのかがわからん。

腹の脂肪を抹殺する。何度目の決意かもうわからんが、とりあえず 決意する度に体脂肪率は減ってきたのだからそろそろ10%まで到達するだろう。

皆がまだ10時に帰るような時期に日が変わるまでがんばることで、 皆が日が変わるまで帰れないような状況に 至っても10時に帰ることができるわけである。 しかし、そのような状況で10時に帰るのはやはり気が咎めるわけで、 結局本来自分の仕事でなかった仕事を背負い込んでやはり日が変わるまで 働くことになる。なんか損した気分。しかし、これで私がもしがんばって おかなかったならばチームとしての状況はなおさら悪化していたことは 疑いようもないのであって、その意味では無駄ではなかった。 しかしそれが形あるもので評価されることはおそらくない。

2005年7月26日

今時頂点シェーダがボトルネックになることはないとよく言うが、 それは「常識的な範囲でやっている限り」という条件での話だ。 今更だが、それがわかった。

フルメタは相変わらず出来がいい。しかし正直驚きはない。 いいかげんアニメとか見てる場合じゃない気もするな。 昼休みにはもっとマシな使い方がある気がしてきた。 たぶん外で練習するってのが一番いいんだろうが、 太陽光は嫌いなので却下。

イリヤの空2。やはりあざといまでに良く出来ていると思う。 アニメで見る必要はあまり感じないが。

2005年7月25日

そういえば昨日の地震は大変だった。 高田馬場から新宿まで歩いたがなお電車は動いておらず、 やむをえず大江戸線で大門まで行ってから京急という変なルートで帰った。 なお、地震の瞬間は高田馬場のカレー屋にいた。 タイ風カレーでかなりおいしい。 揺れた瞬間にすごい勢いで店員が外に逃げようとしたのが面白かった。

会社の人に見られてることが発覚。社内のと壁紙が一緒だからすぐわかったそうだ。 うわーやっぱり別にしときゃよかったか。スタイルシートも流用だしなあ。 それにしても一体何で検索しやがったのか。 実のところバレたら即刻サイトを畳むと決めていたのだが、 それはもう何年の前に決めたことで今となってはそんな元気もない。 それに、大学を出て様々なものと疎遠にならざるを得ない現在においては この日記がつながりを保つための唯一の糸なのである。 しかし、もはや何のためにあるのかもわからん日記だな。 最近はblogとか言って単なるweb日記もコンテンツとして認められているようなので これはこれで良いのかもしれないが。

テキストフォーマッタを作ってた。文字の数だけテクスチャを生成するのは 効率が悪いので一枚のテクスチャをブロックに区切ってフォントキャッシュに 使いたいのだが、いろんなサイズがあるとそのブロック分けが非常に面倒だ。 32x32で1ブロックとすると、64x64を必要とする文字を書く時には 4ブロック確保せねばならないし、128x128なら16個必要となる。 そしてさらに厄介なことにどのサイズの文字がどのくらいの頻度でくるかは 前もってはわからないのだ。 16,32,64あたりのサイズで別に持つのも手だが、 前もってフォントサイズの分布がわからないので無駄が多く VRAMの許容量が小さいことからできれば避けたい。 ユーザにメインとなるフォントのサイズを指定させるのがたぶん現実的だが、 それはそれで負けな気もする。 できれば実行時に動的に入力に適応していく方法を考えたいところだ。 しかしとりあえずはキャッシュ機能なしで適当に作ってしまおう。 もしフォントのラスタライズの負荷がゴミ同然なのであれば考える必要もないのだし。

腕が肩から始まるのではなく鎖骨から始まるのだとすれば、 腕の動きの自由度はずっと大きくなる。 そのためには、鎖骨が腕とみなせるくらいに動かねばならない。 そしてそのためには周辺の筋肉が十分に長くなければならない。 つまりストレッチだ。

2005年7月24日

コンシューマゲームはただでも個人の個性が問題になりにくいし 重視もされないのだが、ゲーセンはその上を行く。 下手をするとスタッフロールすらない。 スタッフロールの類を不純として嫌う男らしい人も結構いる。 ユーザにとってはどうでもいいであろうスタッフロールに 何日か割いてもユーザの利益にはならないので、確かにもっともだとは思うが。

コードは書けば書くだけバグが出るのでできるだけ書かずに済ませたい。 と、そう思うようになったのは成長なのかそれとも単なる怠惰なのか。

ちょっと油断したら体脂肪率が14%まで上がった。最近食ってたからなあ。 動いてないし。ちょっくら気合を入れるか。

おもろい人を見つけた。 「物理数学の直観的方法」という本を書いた人のサイト。 この本はやけにわかりやすくその上語り口が独特で発想も面白いので 私のお気に入りである。が、このサイトでは ただでも独特だったノリがさらに強烈になっていて、 「大丈夫か?これ」と思ってしまうようなレベルにまで達している。 たぶん内容はまともだとは思うのだが、 経済学を軍事用語で語ってみたり、都市の景観が人に与える圧迫感を ステルス技術の文脈で語ってみたり、とにかくたまらん。 同調する人も結構集まっているようで、 かなりのカルトオーラが漂っているのも見逃せない。 普通は引くんだろうなあと思いつつ私はかなり好きなのだが、 たぶんそれは私がもし何倍の強力だったらこういうノリだったに違いない、 という思いがあるからだろう。 他にも本出してたのか。買おう。

なお、「物理数学の直観的方法」は面白い本だが、 当然個々の分野に関してはよりマシな説明が存在している。 なので、これを読めば実際に学問がわかるようになるかと言われれば そうでもないなと言う他ない。 とは言え、この本の価値はまさに「オモロイこと」にあるので それで価値が落ちるわけでもないだろう。 特に第二版で加わったという11章はその発想の面白さが群を抜いている。 そういや弟ももう大学生なのだったな。それも理系直撃だ。読めば役に立つだろう。 くれてやってもいいが、安いし買え。 オイラーの贈物とこれは読んでおいて損はない。

おとボクのシナリオ書きの人のサイトを見たら女性っぽかったので安心した。 あんなレディコミ男みたいなのを男が書けたらすげえなと思っていたので。 あんなに都合のいいところで女を誉める男はそうそう見たことがない。

2005年7月23日

おとボクその他のファンディスク。

「そこには黒光りする豪華な車体が、微妙に不似合いな日本の街角にものすごい 圧倒感で鎮座していたのだ」。 なんか自分でもさっぱりわからないが、この文がすげえヒットした。

おとボクの追加シナリオは普通。楽しく普通。 予測を良い方向にも悪い方向にも裏切らない。 だが、それがいい。

確かに「だが、それがいい」は反則だな。 実際のところ説明をあきらめているだけなのに やけに格好いいのでそれ以上追及できない。 隆慶一郎会話は程々にすべきだ。

別に入ってた「月踊亭にて」という短めの話が青臭さ炸裂でたまらん。 いいなあこの感性。恥ずかしいけど。 しかしながら、私がこういう青臭い話を恥ずかしいと感じるのは、 単に私が「こういう種類のストーリーは恥ずかしいものだ」 という固定観念を持っているからにすぎないという気もする。 ハチクロもそうだ。一般には自分が少し前に通った所に位置しているものは 恥ずかしく見えるらしく、もし私もこの手の経験を通過して この年に至っていたならばそのような感情を抱いたかもしれないが。

不幸を背負った人と接する時に自分に不幸が足りないことが負い目に感じられる、 というような構図がおとボクの温泉シナリオに出てくる。 また「月踊亭にて」は全編がそんな感じである。 どうもこのシナリオ書きの人はそういったことを気にかけているらしい。 私には大した不幸もなければ、周りにそんなものすごい不幸を背負った人もいないので こういったことを考えることは滅多にない。

確かに目にする不幸の大半はフィクションだ。 しかし考えてみれば、目にする幸せの大半もまたフィクションなのである。 幸せと認識できるほどの幸せはフィクションだし、 それほどでない幸せは当然認識されていない。 仮に認識されるとしても、それはフィクションの文脈を流用することによって でしか認識され得ないだろう。 現実は時間的空間的に薄められているのである。

それにしてもこの主人公レディコミの主人公みたいだな。不自然に格好良い。 たいがい少年漫画の主人公なんかは肝心なところでだけ格好いいわけで そこが我々男には共感できていいのだが、 少女漫画の類にはそれなりな頻度でこういう始終格好いい男が出てくる気がする。 これ以上なく男用なエロゲにおいてこういうふうに格好いい男が出てくるのは 結構レアかもしれない。 つうか考えてみたら瑞穂も結構そんなかも。あれの場合は物が物なので 全然気にならなかったのだけれども。

2005年7月22日

タイドラインブルー2。いまひとつコンセプトが見えない。 見ていてストレスが溜まるのは何故だろう。

バジリスク15。刑部のアレはたぶん笑うところなのだろう。 隠形の術は別に壁と一体化するわけではない。 原作では希薄なそれぞれの人物の背景を肉付けしているところが この作品の良いところだが、どうも刑部のは取ってつけたようで今一つだ。 やはり26話は長すぎるのではないだろうか。13話でも十分まとまるだろう。

今期はぺとぺとさんだなあ。かみちゅもハイレベルだが、和む度合において はぺとぺとさんには勝てん。あと安心して楽しめるフルメタ。

2005年7月21日

もうすぐお盆ですが、うちを拠点にして祭に行こうと思ってる人います?

2005年7月20日

ぺとぺとさん2。ものすごい和む。いいなあ。ぺと子いいなあ。

まほらば5。そろそろどうでも良くなってきた。 どのへんが人気なんだろう。やっぱりこのヌルさだろうか。

2005年7月19日

コンパイラ作るの結構おもろいな。 if elseとかがちゃんと処理できているとなんか感動する。 まあすぐ飽きるんだろうが、おもしろい間はおもしろがっておこう。

2005年7月18日

バナナって有機溶媒の臭いするよなあ。 実際この臭いは揮発性のエーテルだかエステルだかが主成分だ。 どっちだったっけ。

後の関数コールのために引数をプッシュし、 呼ばれた関数側の最後で引数の数だけポップすればいい。なるほど。シンプルだ。 すげえなコンパイラ。

else ifがすげえ面倒くさい。しかし、if文は全部{}でくくることとすると まだなんぼかマシになる。perlもそうだしそれでいい気がする。 この文どっちのifのelse部だ?とか迷わずに済むし。

ああ、これがスタックマシンか。 例えば加算命令が 「スタックの2番目と1番目をスタックから出して足して答えをスタックに積む」 という意味を持つなら、えらくいろんなものが単純になる。 レジスタの管理もいらない。 そういえばx87がこんなだった気がする。並列化できなくてもいいから全部SSE にした方がいい、というのはこれの実行効率が悪いからなのだろう。

即値専用命令の必要性がなんとなくわかった。 a+2とかする時に、この二つをスタックにブチこんで計算するとすると、 2から一時オブジェクトを作ってプッシュし、その次の加算ですぐ消されるという かなりアホなことが起こる。スタックの一番上に即値を足す命令が別に あればそういう無駄は起こらない。しかし速度がどうでもいいならいらない とも言える。

2005年7月17日

連休だという話なので働きます。

字句解析は自動でDFAを作らない限りは結局普通に泥臭いコードになる。 とは言え自動化するための理屈が理解できていれば、手書きで書いても 脳内は半ば自動化されているのでかなり楽だ。

問題だった構文解析だが、LL(1)文法に落とし込めれば 後は再帰下降法をガリガリ書けば動くことがわかった。 繰返しを許す拡張BNFを使うと文法もコードもかなりすっきりするので 手書きでもなんとか許容できる範囲に収まる。 同じ物から始まる表現がある場合の括り出しでどうしても文法が汚なくはなるが、 小さい言語なら許容範囲だ。 教科書にはFirstとかDirectorとかFollowとかいうややこしい用語が乱舞しているが、 それが何を言っているのかさえわかってしまえばなんということもない。 字句解析に比べると自動化の度合は低いが、 それでも何の理屈も知らずに自力でやるよりははるかにマシだ。

問題は次の意味解析とコード生成にシフトしてきた。 今作ってるものが1パス可能な言語であることがわかれば いちいち構文木を作る必要がないので楽なはずだ。 オーム社の「コンパイラ(中田育男)」がヌルくてとてもわかりやすい上に 小さなコンパイラのサンプルコードが丸ごと載ってていい。 一回自力で書いたらもういらなくなる本だとは思うが、 最初はこれくらいで丁度いい。どうせコンパイラを書くなんてことが そうそう起こるわけもないから、それ以上深く勉強するハメになるかどうかは わからないが。

ちゃぶ台を買ってきた。本当は冬のことを考えてこたつが良かったのだが、 こんな季節には売られてない。とは言え今すぐに必要だったのでとりあえず 安いのを買ってきた。 今までは地べたにモニタを置いていたので配線がややこしいノートPC本体は 棚の上に置きっぱなしにせざるを得ず、 その貴重な液晶モニタが使えなかったのである。 しかし今やちゃぶ台の上にモニタと本体を両方置けるのだ。 これで本来の姿であるデュアルモニタに立ち戻ることができた。 ちゃぶ台は少し高めのものにしておいたのでどかさずこのまま寝られる。完璧だ。

やっぱりデュアルモニタは必須だ。片方VisualStudio全画面で、 もう片方はIEやらメモ用エディタやらを開くという感じ。 しかしやはり片方がノートPCの12インチというのはちと弱いな。 DELLの20インチモニタをもう一個買ってもいいのだが、 悲しいかなノートPCからは出力が一つしか出ていない。 しかしこればかりはどうにもならんだろうな。

ニャから借りたWaltariの「Yeah! Year! Die! Die!」。 この支離滅裂っぷりがたまらん。とりあえずジャンルが壊れてる。 ラプソディは基本的にはメタルだけれども何かやりすぎにクラシック、 という感じだが、これは基本に何があるという感じはまるでしない。 オーケストラと電子楽器に乗って、ラップと声楽とデス声が響く。 もうわけがわからなくて楽しくなってきた。 悪ノリもこれだけやれば大したものである。

それにしても音楽用語の語彙が少なくてうまく説明できないのが悲しい。 テスメタルとかで使う楽器を総称して何と言うのかとか、 なんかシンセサイザーで出していると思われる軽い打楽器風の音を 何と言うのかとか、とにかくわからん。 ギャリギャリ言ってるエレキギターもファミコンみたいな電子音も 「電子楽器」としか表現できない状態ではこの手の音楽については何も言えん。

ブルーベリーを買ってきた。あんまりうまくない。 思ったより味が薄いのが辛いな。すっぱいにしても甘いにしても弱すぎる。 質があんまり良くないだけだとは思うが。

そう思ったが、モリモリ食うと結構いい。一個づつ食ってるとさっぱりだ。

意味解析とコード生成を構文解析の途中でやってしまうには、 木の下の方にいる時に上の方が何なのかを知らないでやる必要がある。 とすると、スタックか。上は下で積んでいると仮定してやればいい。 なるほどだから仮想マシンはスタックがいいのか。

2005年7月16日

今年はシーグラフには行けない。知らせもないままに別の人に決まってた。 でもまあ3回も行かせてもらったのだから不満に思うべきではない。 そういや、CEDECの方はどうしよう。 サイト見たらえらいショボくさかったのでいまいちなのだが、 その後の宴会こそが本当のCEDECだという話も聞くので 一回くらい行っておくのもアリかという気はする。 でも初対面の人と話すの苦手だからなあ。

だから、カメラじゃねえって。カメラが切り換わる時ってのは いろんな再初期化やら何やらをしてるはずで、そのどれかだろう。 カメラが直接モーションを壊すなんてことがあるはずがない。 本当にそうだと思うなら自分で敢えて怪しい関数を呼んでみるとかすれば いくらでも確かめられるだろうに、何故人に聞くのか。 だいたい聞かれたってわかるわけがないだろう。 それとも「じゃあこっちでも調べてみるよ」などと言うのを期待しているのか。

尻拭いが一つ片づいた。まだ大きい奴が残っているが、それは9月以降でもいいので 少し余裕がある。8月末までに解決せねばならない方の問題から処理しよう。 つうか、最適化せんとなあ。処理落ちが激しくてどうにもならん。 なんでP4-3GHzでこんなゲームが処理落ちするのかさっぱりわからん。

カラスはなぜ鳴くんだろう。何らかの通信であることには違いないだろうが、 奴等一体どんな通信をしているんだろうか。 鳴くのもタダではないのだから何かしら意味があるはずなのだが、わからん。 ところで、カラスは結構立派な体をしていてかっこいい。

涼風。3分で敗北。萌えよ剣。5分で敗北。なんでこんなに辛いんだろう。

聖飢魔II、不思議な第三惑星。 英語の歌詞なのになんとなく日本語に聞こえる、 というのを意図的にやったものすごい作品。 これ歌えたらいいなあと思うが、そもそも高すぎて出ない。

ガン×ソード。やけにいい動きしてる。ただニョロニョロ動くんでなく、 ちゃんとメリハリがある今時珍しい動きだ。 でも、さっぱり続きを見たくならない。話がどうでもいいからだろう。

カラスの生態をwebで調べるといくらでも出てくる。 都市問題になっているので関心が高いのだろう。 生ゴミを漁るだけでなく、ペットの餌を盗んだりもするらしい。 野良猫に子供が産まれると捕食したりもするそうだ。こええ。 また食い物を溜めこんだりもするらしく、 それは場所を覚えておくだけの知能はあるということを意味する。 さらに、カラスの言葉には場所によって違いがあるらしく、 引っこすと通じなくなってノイローゼになったりするそうだ。 読めば読むほど面白い。

2005年7月15日

28になった。誰か時間を止めてくれ。こんなダレた毎日を送りながら死に 近づいていくなんて耐えられない。

いつもは出ないミーティングにチーフの代理で出たのだが、凄まじく時間の無駄。 今日一日全くやる気が出ず他のチームのジンギスカンについていってしまうくらい にやる気がなかった。

未来のために次世代機に触りたいと言ったら却下された。 「余裕があるならもっと他のことをしなさい」だそうだ。 奴等は本当にこのままでいいと思ってるのか。 誰一人として触ってないんだぞ。また出遅れる気か。 しかし「今自分に課せられた仕事をまずこなしてから言え」 というのは正論であってどう言い返しようもない。 私は自分の仕事は十分にこなしていると思っているし、 たぶんチームの人もそう思ってくれていると己惚れているのだが、 しかしあの場にいた彼等はそんなことは知らないのであって、 知らない人間に向けて「私はちゃんとやってます」と言っても 逆効果にしかなるまい。黙る以外にどんな手段があっただろう。 私の頭は自分一人の中で考える分にはそれなりに回るが、 他人と言葉の応酬をするとなると全く働かなくなる。 型はやれても組み手はダメ、というようなものだ。 後になってああ言えばよかった、こう言えばよかったという念が いくらでも湧いてくる。悔やしくて仕方ない。

奴から仕事が流れてきた。面倒くさいだけで面白くもなんともない仕事だが、 デザイナに負荷をかけずにやろうとすれば それなりに考えたシステムにする必要はあるので、 まあ私がやるのがベストだろう。だから、引き受けた。 しかし、これに関してはやりたくないということは隠さない。 社内WEB日記にも「オレの仕事じゃねえよ。ダリー」とか書いた。 奴は日記を読んでいるようなので、それでちっとは反省してくれるといいのだがな。

バジリスク13、14。 そして一番の萌えキャラである蛍火と、 一番の漢キャラである鼻毛、 さらには一番のヘタレキャラである甚五郎が散った。淋しくなるのう。 朱絹と陽炎はキャラかぶってるし、どうも残ってる奴等はビジュアル的に弱い 奴ばかりだ。それにしても典膳って、とりあえず殺されるよな。 結構毎回本気で苦しんで死んでると思うのでちょっとかわいそう。 しかしかわいそうという以上に間抜けすぎ。 特にアニメ版はあの声プラスあのキャラデザで相当かっこいいにも関わらず ああなので、余計にたまらん。

この憂鬱さはどうだ。

2005年7月14日

バジリスク12。中だるみ気味。13は短いが26は長い、という感じなのだろう。

ハチクロ11。原作読んでしまってるので驚きはないな。

movupsが必要だったところを前もって16バイトアラインされた場所にコピーしてから movapsでロードできるようにしたら目に見えて速くなった。 とは言え頂点バッファの中なんかはギッチリ詰まっててアラインもクソもないので、 そこばかりはどうしようもない。 CPUでそんな計算をすること自体が間違いなのだがな。 本来ならテクスチャに敷き詰めてピクセルで計算し、 これを頂点テクスチャフェッチで描画するという手法を使うべきだろう。 しかし正直そのレンダリングパスを設計するのも面倒くさいし、 まともな性能が出るかどうかを試験する手間もかかる。

マルチスレッドについて考えると、これがそのままプロジェクトに 適用できることに気付く。 人が増えても効率が上がらないのは、つまるところ依存関係があるからだ。 依存関係がない部分の占める率をできるだけ高めるようにシステムを工夫する 必要がある。

2005年7月13日

発表はダメダメ。しゃべるのが相当下手クソになってる。 でも、他の部署にすごい人がいて知り合えたのがうれしかった。 いろいろ教えてもらえそう。 やっぱエリート意識を持つだけのことはあるんだろうなと思った。 正直作ってる物があまりすごいとは思えんがそれはそれ。 それにしても、教わる一方でかなり申し分けない。

まほらば4。この話はかなりどうでもいいなあ。ぬくぬくなんだが。

かみちゅ2。やっぱいいわこれ。主役の人が何者かは知らないが、いい。

人のせいにする前に原因をしっかり調べてほしいものだ。 カメラがきりかわる時にモーションの行列が狂うという 珍妙な主張をされて非常に困った。どう考えても関係ない。 そして彼が帰った後、ケアレスミスをやらかしたある人が 「カメラのせいですよ」と言ったのが大ウケ。 この笑いは奴への苛立ちの裏返しとしての笑いであり、 健康的な笑いとは言えない。 まあ笑いは元来攻撃的なものなのだそうだから、 それはそれで当たっているのかもしれんが。

ペヤングが猛烈に食べたくなった。でも絶対食ったら後悔する。

朝。せっかく食わずに済んだのに、上の文章を見たらまた食いたくなった。

2005年7月12日

ぺとぺとさん。とっても幸せ。そんなトラップ絶対引っかかるよなあ。 当たりだ。

タイドラインブルー。いきなり出産でド肝を抜かれたが、 大筋においてさっぱり意味不明。説明なさすぎ。 いろいろ企んでそうなストーリーっぽいが、 第一話の印象はあまり良くない。 それぞれのシーンが断片的すぎておいてけぼりなのである。 まあもちろんだいたいわかるにはわかるんだが、 それは頭でわかるだけで、気持ちがついてこないのだ。

明日シェーダ人のミーティングとやらがあるので、 それ用にハッタリ文章を書いていた。いつも通りTexでPDF。 しかしエネルギーが足りないのかいまひとつハッタリが弱い。 あと時間がないので、というか面倒なので図がない。 やっぱ図が重要なんだがなあ。 まあプレゼンする私本人のハッタリ度が足りなければ 資料がなんぼハッタリ度が高くても全然ダメだろうからとりあえずはいいや。 その場で考える。

なお、ハッタリを効かせるのは別に私の趣味ではなく、上からの命令。 実務でやってる人っていう条件で人を集めたはずが さっぱりわからない人まで大量に名乗りを上げてしまっていて ぶっちゃけジャマらしいのである。 そういう人々に「あ、オレ場違いだわ」と思わせるのが私の仕事というわけだ。 せいぜいできる人風にしゃべらねばならんわけだが、 さてどうかな。修論発表の時は自分でも惚れ惚れするくらい偉そうにしゃべれた のだが、あれ以来そういう能力は衰える一方である。 そもそもプレゼンをする機会そのものが全然なかった。

2005年7月11日

コンパイラの勉強してた。LR構文解析って、自力書けるもんじゃないな。 左再帰をどうにか抹殺した上でLLにした方が楽な気がする。 どうせ適当言語だし、それで十分だろう。 自力で書く限りは厳密なLL(1)文法である必要もない。 たぶんyacc使うのが正解なんだろうが、 C言語使うのが面倒くさいからとりあえず保留。

久しぶりに日曜に勉強できた。しかしまだまだ足りん。

SHUFFLE!のアニメ1話。たぶん原作やった方がいい。 そしておそらく気に入る。

プログラミングができるより絵が描けた方がすごいと思うのは、 私が絵を描けないからだ。 しかし、絵が描ける人が後からプログラミングをやってみたら ちょろっとできてしまった、という例はいくつか見ている。 そして逆はとんと聞かない。 考えてみればゲーム製作の現場では、 デザイナーはちょっとしたスクリプトの必要性などから プログラミングに手を染める動機は生まれやすいが、 プログラマには絵を描く必要性はまず生じない。

言語マニアというのが生まれる理由がなんとなくわかった。 プログラミング言語を作るのって、なんかいい。 世界の支配者になった気分だ。 しかしそれはそれとしてこの文字列関連の泥作業が辛すぎるし、 たぶん最適化とかが入り出すと突如として地獄と化すんだろうから、 深入りはしないことにしよう。 もっと他にやることがある。

2005年7月10日

微妙アニメ5連発で激しく力を消耗した。 でもあまえないでよっ!!は結構悪くない。 到底会社では見られんがな。

NHKが来た。嘘偽りなくチューナもないので帰って頂いたが、 「ネットとかでテレビ見てるんなら払ってもらわないと困る」とか言われた。 気になったので 「NHKってネットで放送してるんですか?やってるなら見たいんですけど」 と70%くらい本気で質問してみたのだが、「やってないです」と言われた。 どっちだよ!ブロードバンドだろうがなんだろうが見る手段ないじゃん。 winnyで流れてるNHKの番組を見てる場合は払え、という意味か? やってないけど。 もう面倒くさいから税金にブチ込んだらいいと思うんだが。 その方が取り立て人員もいらなくなってコストも減るし 今払ってない人からも取れる分だけ安くもなるだろう。

2005年7月9日

かみちゅ1。発想がブッ飛びすぎ。どこからつっこんでいいかわからない。 たまらん。 出来はまともすぎるくらいまともで、本当にこれが続くのか不安だ。 一応漫画版は読んではいるのだが、 あっちは絵はともかく漫画がいまひとつなのでかなりどうでもいい。

朝まで新しいゲームとか、技術的なこととか、漫画とかについて ひたすら語り合っていた。学生の時はこういうことをしょっちゅうやっていたんだよ なあと思ってちょっと淋しくなった。

D.C.second season。見なければ良かった。見なければ良かったんだ。

おくさまは女子高生。何かが邪魔をして正視できない。

奥さまは魔法少女。井上喜久子ファンでない私はどうすればいいのか。

あまえないでよっ!!。 筋はどうでもいいし、設定は頭悪いし、かなりどうしようもなく おいろけアニメなんだが、やけに楽しい。でもなあ。

ぱにぽにだっしゅ。 何これ。笑ってる。笑ってるよオレ。こんなもので笑ってるよオレ。 ダメの一言が必要にして十分である。

2005年7月8日

新しい塊魂の説明書が素晴らしい。素晴らしいと言う以上に何を言えばいいだろう。 そして、パッケージはそれに輪をかけて素晴らしい。 こんなに楽しそうにゲームを作ってみたい。 ゲームは楽しくやるものだ。であれば作るのも楽しくなくてはならない。 そしてゲームを作る楽しさは作業そのものの内容よりも、 その作業が持つ意味で決まる。 しかし今の仕事には「やらないと出ない」 という以上の積極的な意味がまるで見出せないのである。

とある説明会。メシ出るし、枕とかもらったし、最高。奴等は本気だ。 だからこそ悲しい。

2005年7月7日

まほらば3。もしかして、これは良いものなのでは。 でもヒロインの声にはまだ慣れない。

今日は今となっては行く必要のない説明会。 いいなあ、いいなあ、とか言いながら過ごすんだろう。

2005年7月6日

次から次へと問題が噴出する。 7割はOpenGL由来で、残りの3割は他の部署が作ったライブラリ経由だ。 こういうのが一番萎える。今日も一日ダルかった。

madlax9。そろそろ接触してほしい。

一日くらい晴れてくれてもいいのに。 もう布団が5日も濡れっぱなしだ。何かが繁殖していなければ良いのだが。

衝突の解決は衝突の検出よりもよほど面倒な問題だ。 完全にめりこみを許さないシステムを作ろうと思うと、 無理矢理位置をワープさせるか、制約を解くかしかない。 前者は振動の原因となり、後者は数学的に面倒な上に負荷も大きくなる。 かといって多少のめりこみを許容するように作ると、 片方が布のように薄いものだった場合に見栄えが許容できないことが多い。 これをいいバランスで妥協しつつ微妙なインチキを加えるのが プログラマの腕の見せ所となるわけだ。 結構メジャーなゲームでも角でブルブルしていたりするので、 おそらくそれなりに皆苦労しているのだろう。 まあ、お手並拝見と行こうか。

2005年7月5日

まほらば2。うーん。もう少し耐えてみるか。 あれだけ横で絶賛している人がいるんだし。

マドラックス8。やっとつながってきた。

移植やだなあ。また新しいハードウェアで地雷踏むのかよ。 どっかの会社が開発環境を作ってくれる分何もない今よりはマシだが、 どうせわけのわからない事が山と起きるに決まっているし、 正直ハードウェアやらAPIのマニュアルを読むのはもう飽きた。 でもなんか私はそういうのをやる人みたいなことになってるし、 次も先陣を切ってそういう役目を果たすんだろう。 しかし何よりもげんなりするのは、 下手すれば一年以上先まで同じゲームを作っていなければならないということだ。

大手ゲーム会社に新しいゲームを作る余裕がないのだとすれば、 もうどこにもそんな余裕はないということだ。 つまり自分で作れとそういうことだな。 そう考えるとゲーム会社にいる必要あるんだろうか。 いれば生きていられる、という消極的な 理由以外にない気がしてきた。他に生きていられる場所があるなら そっちの方が面白いんじゃないだろうか。 とは言いつつ、今すぐ就職活動するような勇気はないわけだが。 今の仕事は少なくとも辛くないわけで、これを放棄するのにはそれなりな勇気がいる。 1年後に戻れるんだったらちょっとくらいムチャな所に行くのもアリなんだがなあ。 エロゲ業界とか。

何にせよ、ドキュメントは整備しておくか。いつ何を思いついてもいいように。

2005年7月4日

漫画描きてえ。なんで今頃そう思うんだろうな。 何かをやり遂げた直後に思ったなら認めてやるが、そうでないものは逃避と みなすのが妥当だろう。だからこの思いは却下する。

髪の毛や脇毛が何のために残っているかについてはいろんな説がある。 しかし生物の機能が存在している根本的な理由は、 「ある方が有利である、あるいはあってもそれほど不利でない」からに他ならない。 脇毛が臭い物質を溜めておくためにあるという説を良く見るが、 たまたまあっても不利にならないから残っているだけ、 という可能性は否定できない。

それにしても、猿は人間になる際に何故ハゲたのだろうか。 少なくともハゲたことによって有意な程度には不利にならなかったから ハゲても生きていられるわけだ。 毛があることが有利でない生存環境とはどういうものかを考えることで いくらかのヒントになるのかもしれない。

2005年7月3日

マリみて薔薇のミルフィーユ。毎度のことではあるが、 この人の作品には「寸止め」という言葉が良く似合う。 私のように少年漫画の文脈で育った人間にはそこがもどかしくも新鮮なのである。 しかし逆に言えば新鮮ながらももどかしい。 志摩子さんの話なんかは顕著で、あの大笑いをオチと認識するのに いくばくかの時間を必要とした。しかし大枠では悪くない。

某所でマリみての漫画をちらりと読んだ。漫画は可もなく不可もない出来だが、 絵がなあ。うまいへたの問題ではなくて、表情に生気がないのが良くない。

あと全編アニメーションという狂ったとしか思えないエロゲをちらりと見た。 ダメだろ。もう一つマブラブオルタの体験版と覚しきものも見た。ダメだろ。 何がダメかと言うと、豪華物量を売りにする割には中途半端なのがダメなのである。 アニメを売りにするなら、そのアニメは本物のアニメに匹敵するものでなければ なるまい。マブラブもロボの立ち絵を無理矢理拡縮と移動で動いているように 見せかけているのが実に安っぽい。 物量も演出も目標ではなく手段であるべきであり、 「少ないより多い方がいい」とか 「動かないよりは動いた方がいい」みたいな安易な考え方はやめるべきだろう。 「プレイヤにどういう体験を与えたいのか」が根幹であり、 全てはそこから始まるべきである。 最近流行りのUser Experienceという奴だ。 そして娘3動物園を思い出した。あれは良い。

自分で言うのはいいが、他人に言われるとムカつくことは多い。 例えば、「クリエータは偉くない」。 私は物を作ることは尊いと信じている。それを裏づけるのは 他人の作った物で感動したという素朴な経験にすぎず、 自分が客の一人にすぎないという客観的認識とは無縁のものだ。 だからこれは私の考えではなく信仰であり、理性的なものとは言えない。 だがこの信仰なしにどうやって一日15時間以上も働いて、 それでいて全く苦にならないなどということが可能になるだろうか。

私って本当に同時に一つのことしか考えられないのな。 気が散って気が散って作業になりゃしない。 こんな事なら会社行って心配事を片づけちまえば良かったんだ。 スレッド切換えのオーバーヘッドが日単位であるような状態では 到底仕事以外のことなんてできやしない。 だったら仕事をさっさと片づければいいのだ。 ぶっちゃけ今やってる仕事が面白いのがいけないのであって、 面白いところをさっさと片づけてしまえば逃避行動として 別のことをやるに違いないのである。 スケジューリングとかプライオリティとかいう言葉は 私には合わない。そこにあるものは全部片づければいいのだ。

布団を干したら雨にやられてしまい、取りこむ場所もないので 放置せざるを得ず、しかし乾く間もなく次の日の雨。 だが天気予報を見れば良かったなどという後悔はしない。

2005年7月2日

madlux7まで。大きな筋が見えてきた。そしてやはり戦闘メイド。 それにしても思うのだが、なんで最近の真下作品はこう 匂いがない絵柄なんだろう。演出がこれだけトチ狂っているのに 絵柄がこんなにも普通というのはいまひとつ面白くない。 しかしかといって、もっと匂う絵柄にしたどうかと考えてみると それはそれでありきたりな気もする。

いろいろあって、2時。おかしい。7月は仕事しないはずだったのに。 そういえば6月は結局300時間以上働いてしまった。 土日なしでこの時間は結構な快挙である。当分ごめんだ。 でも、たぶん7,8と同じくらい働くハメになると思う。 なくても発売はできるが、ないのは淋しいなと思う程度には重要で、 かついろんな要因で私以外にはやれないもの、というのが大量にあって、 どうにもやらないといけないような空気が流れているのである。 所詮飾りにすぎないので私自身なくてもいいとは思うのだが、 そういう飾りが積もり積もってなんとなく良さげに見えることは 身に染みてわかっているし、やはり自分が関わる以上は 可能な限り良いものに仕上げたい。

できる人ほどさっさと仕事を上げて帰ると良く言うが、 もし全てのできる人がそうだったらこの会社はとっくにつぶれていただろう。 給料分以上に働いている人がいるから、給料分の役にも立たない奴が いてもどうにかなっているわけである。 むろん釈然としないものはあるが、それはいろんなもので報いてもらおう。

明日はちょっと池袋に行ってくる。

妄想垂れ流しな夢を見た。といってもエロ方面ではなく仕事方面である。 何故か私が隣のチームにいて今と同様に描画系の全権を握っているという夢。 要するに「オレならこうするぜ」という思いがそのまま夢になったもので、 中身は普段から考えていたことまんまだった。

車ゲーのライティングについてちょっとだけ考えてみたが、 結局どれだけ高速に環境マップを作れるかという話になる。 描画パスの大半は環境マップの作成とその加工だ。 次がシャドウマップ。なんかだいたい想像ついた。 実際にやるといろいろ起こるんだろうし、 実際相当いろいろ起こっているようだが、しかしまあどうにかなるだろう。 根本的に見たことがない絵を作るわけではなく、 リアルの近似の度合を調整するにすぎないので指針ははっきりしているからだ。

おとボクのファンディスクが出てるじゃん。なんで今出るかな。 この手のものは買っとかないと消えるかもしれんし、 かといって今買ったら確実にヤバいし。やっぱ平日サボらないとダメだ。 先週のひぐらし祭は予期せぬ大ダメージだったのである。 つうか、ギャルゲ.com見てるとそれなりに気になるものがたくさんある。 何故世界はこんなに誘惑に満ちているのだろう。

一回靖国神社とやらに行ってみたいな。 なんか中にゼロ戦とか飾ってあるらしいじゃないか。 どこまであからさまなのか自分の目で見ないとわからん。 しかし公式サイトを見る限りではかなりやる気満々で、 確かにこりゃ問題になるわなと思うに十分な臭いはした。

2005年7月1日

madlux5まで。やっぱりわけがわからん。そして二人目はまだ活躍を始めない。

いかに初歩とは言えシミュレーションってのはワクワクするな。 そしてこれを飽きるくらいやったら次は是非AIに手を染めたいものだ。 正直シェーダはもう飽きた。 結局今シェーダと呼んでいるものでできるのは局所照明だけで、 大域照明が一般的になり出す頃にはシェーダなんて名前は廃れているだろう。 そうなったらまた面白くなるかもしれないが、それはまだ先の話だ。 GPU Gems2にはリアルタイムに間接照明を 計算する興味深い技術が載っていてあれこそ次世代の名にふさわしいと思うのだが、 今の速度を見るに2年やそこらでは全面的に採用できるようにはなるまい。 今年の末から来年にかけて次世代機が出てしまえばまた5年はコンシューマ機の 進化は止まるわけで、そうなればそういう技術に触れる必要もなかろう。 そして、そもそも大域照明なんてなくても十分な絵は出せるのだ。 静的なものはテクスチャに焼いておしまいだし、 動的なものも適当な環境マップをその場生成さえできれば 十分間接照明っぽくなる。あとは直接光を2つくらい当てられれば 品質的には十分だ。おそらく次世代コンシューマ機ならそれなりに満たされる 条件である。


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