だだもれ

2005年8月31日

彼の書いたコードが遅くて文句を言った。 つい熱くなって「オレが書けば倍は速いぜ」とか言ってしまったところ、 「ハハッ、2倍ですか?」と鼻で笑われた。 2倍は言いすぎたなと反省する前にムカついた。 でも、後から冷静に考えてみたら2倍くらいは簡単に実現できそうなことに気づいて、 もう一回ムカついた。

ぺと子6,7。幸せだった。オレ、ダメになっちゃうよ、と思った。 そして直後に、これでダメになれるオレは相当疲れてるんだなと思った。

2005年8月29日

ツール類はかなりC#に移行しているのだが、まだ慣れない。 UI周りは最高なのだが、低レベルなことをやろうとすると途端に詰まる。 できるだけライブラリが持っている機能を使うようにすべきなのだろうが、 GDIで書いたフォントをDXのテクスチャにコピーするなんてのは APIが連結していないので自力でロックして書きこまざるを得ない。 まさかBitmap.GetPixelを解像度分繰り返すなんて恐ろしいことはできんし。 D3DXFontのマネージド版を試してみるべきか。 どうも速度に不安があって使っていなかったのだが、 自力でGDI経由でやっても速くなりそうにないしいいだろう。 D3DXFont関連は極端にドキュメントが少ないのだが、 つまるところ中ではGDIでビットマップに描画してから テクスチャにコピーしてDrawPrimiiveでポリゴンを描いてるに違いなく、 そこから推測すればそれぞれのメソッドや引数の意味も理解できるだろう。 あとはいくつか実験して仮説を検証すれば使える。

カニ(RTL8139)がどれくらいの性能なのか測ってみたところ、 181MBのファイルをコピーするのに71秒かかり、 かつカーネルモードCPU負荷が平均で30%を超えた。辛い。

Device.DrawUserPrimitivesに渡す頂点クラスには関数を定義してはいけない。 コンストラクタすらダメ。つまり自動的にstructでなくclassとなる。 おそらく仮想関数テーブルのような見えない何かが入って ムチャクチャになるのだと思われる。

ローマ17。ティベリウス。やっぱりかっこいい男はいい。 それにしても2千年経ってもきちんと 言葉が残っているというのはなんとすごいことだろうか。

なんか眠い上にやる気がしなくてずっとウィキペディアを読んでた。ダメ社員。 グリーンランドがデンマークの自治領だとか、 あとアイスランドの人口が30万人で主産業が漁業とか、 西サハラは国ではなく地域でモロッコが実効支配してるとか、そういうの。 あと形式上はイギリスの手下みたいなことになってる国が未だに結構あったり、 すごくおもろい。ローマ以降のイタリアの歴史もちょっとわかった。 ずっと分裂状態なのを19世紀半ばにサルデーニャの王様が統一したらしい。 1946年まで王国だったんだそうだ。 最近まで王国だった国は結構あって、20世紀というのが 本当に激動の時代だったことがわかる。 WEBって素晴らしい。人類は一段階進化したんだと思う。

ぺと子4、5。たまらんわあ。始終笑顔で見ていた昼休み。 しかし、話らしい話になるとどうにもわざとらしくていかんな。 どうでもいい話ほどぺと子がかわいい。

2005年8月28日

外薗昌也「わたしはあい」が素晴らしすぎる。 相変わらず絵も漫画も妙にぎこちないが、内容がそれを補って余りあるほど 素晴らしい。作者がちゃんと勉強してから描いていると信じるに足るだけの リアリティと、どうしようもなくダメな設定のアンバランスな 組合せがいい。作者が本気でダメなものを書こうとしているのが バリバリ伝わってきて、それがまたたまらん。 そして主人公格好良すぎ。私も見習わねばならんな。 にしても、この人の漫画は一体いつまでぎこちないんだろう。 いや、もはやこれは味なのかもしれない。 実際私はこのぎこちなさが好きだ。

というか私は数年前は本気でこういう道へ進もうと思っていたのだということを 思い出してしまった。体が熱い。 私の今の仕事は間違いなく逃げた結果だ。 いろいろ考えるとそう悪くない選択だったと思うが、 こう成長速度が小さくなるとこれ以上ここにいるのは間違いであるような気がしてくる。 強制的に成長させられるような場所へ自分を追い込むべきではないか。

やっぱり学者かっこいいよ。圧倒的にかっこいい。最強の職業だ。

数字が丸に入った全角文字はwindows以外では見えないことが多いので できればやめてほしい。漫画の名前の後についてたりするのだが、 何巻だかわからん。思いあたる人よろしく。

ゆびさきミルクティー1。主人公すっげえヤな奴だ。 シリアスなモノローグで、「夕べのひだり(ヒロイン名)の泣き顔、」と来て、 次のコマが「そそられたな」だったのにはやられた。 それにしてもこれどう見ても1巻で終わっているのだが、 何故5巻もあるんだろう。続きも買うか。

塩野七生のローマの奴を20まで買ってきた。アニメがない昼休みはこれで。 最大の萌えキャラたるカエサルがいなくなっているので生彩は欠くだろうが、 そもそも私はローマ史をまるで知らないのでちょうどいい。 世界史の知識は根本的に欠けている。

XBOX360インタビュー。 おもしろいものがなければエンタテインメント市場はゼロ、という発言がいい。 売れる本数の合計がが決まっているような市場ではない、 ということは緊張感と同時に大変な勇気を与えてくれる。 今回はMSを応援したいし、相当プッシュもしたのだが、所詮下っ端だ。 もっとも、ゲームまでアメリカに支配されるのかと思うと少々複雑な気分ではある。 その意味ではソニーや任天堂にはがんばって日本の意地を見せてほしいわけだが、 しかしMSのあのツール天国を見てしまうとさすがに霞む。枕くれたし。

2005年8月27日

6時半帰宅。朝日が辛い。寝ます。

ゲームのショーと言えば東京ゲームショーだが、 ゲーセン用のショーとしてJAMMAショーというものがあるにはある。 昔は盛況だったらしいが、今は見る影もない。 多くの会社は撤退したし、 踏み留まった会社も利益が見込めるプライズ(UFOキャッチャーみたいなの)か メダルにシフトしてしまっている。 いわゆるビデオゲームは本当に減った。 もはやゲーセンのマシンよりも家庭用機の方が性能的には上だし、 家でできる類のゲームをわざわざゲーセンまで行ってやる必要 などない。当然の結果だろう。そうなれば家ではどうやってもできない カードを使うものや、大型筐体物ばかりになる。 そして零細なゲーセンには置く物がなくなり、つぶれる。 結果市場が縮小する、という負のスパイラルが続いているわけだ。 メルブラが近年稀なヒットになったのは、こういう状況のために 零細なゲーセンが安くて場所を食わない対戦ゲームに飢えていたためだろう。 さて、今年はどうだろうか。

日日日(あきら)の「ちーちゃんは悠久の向こう」を読んだ。 部分の和は全体ではないのだから分析的な評価をすることの意味は薄いのだが、 かといって全体としてどうよと聞かれると「うーんわからん」としか言いようがない。 文章はうまいとは思う。しかし展開は結構「なんじゃそりゃ」だし、 いろいろ都合がいいし、キャラは極端だしで、いわゆる構成力みたいなものは あんまり感じられない。しかし、それは作者が周到な構成に興味がないだけのような 気もするのであまり問題ではないような気もする。 ぶっちゃけこういう世界が小さい小説は共感できるかどうかが問題で、 その意味ではけっこう悪くない。若さゆえの悩みのようなものがムンムン漂っていて その空気がたまらないのだ。そう感じるのは作者が18歳だと知っているからかも しれないのだけれども。それにしてもキャラがぱっと見ギャルゲー臭いと 感じるのは私だけだろうか。

単なる趣味でも、複数人が関わった段階で単なる趣味とは言えない。 本業が忙しいから、というのを言い訳にして怠るのは許されないだろう。 とは言いつつここのところほぼ完全にサボっていて、 何箇月か前に言ったスケジュールを物の見事に破ってしまっている。 思い立った日にやるのが正しいので、さしあたり今日はちゃんとやることにする。 来週、再来週あたりはかなりの確率で言い訳でもなんでもなく不可能なレベルに 本業が忙しい気がするし。

社会とか人間に疑問を持っても、 適当に「理解」すればその疑問は消える。 「理解」というのは、「まあいろいろあるんだろう」 というのをいくらか修飾した程度のもので 実はさっぱり本当の理解とは言えないのだが、 それなしでは問題が処理できないので導入せざるを得ない。 例えば、よく受験イコール悪という描き方がされるのが 私にはさっぱり理解できない。 進学校というとクラスみんながライバルで 休み時間は黙々と教科書を読んでいるような、 そんな描き方がされるが、そんな状況は見たことがないし 到底あるとも思えない。 しかし、これに関しても適当な「理解」は可能で、 「そういう高校もあるのだろう」とか、 さらには「そういうイメージは進学校を見たことがない人にはありふれた物で、 それをお約束のように使うことに関してとやかく言っても仕方ない」 というレベルにまで思考を進めることで「理解」が可能になってしまう。 こういうのが「大人になる」とか、「優しさを持つ」とか いうことのそれなりな部分を占めているような気がするのだが、 どことなく釈然としない。

「忙しい」と「金がない」は大人の言い訳だ。 私もついつい使ってしまうけれども、使った自分を見るのはいつも嫌なものである。 できるだけ「やる気がない」とはっきり言おう。

2005年8月26日

そばだ、と思ってコンビニで干しそばを買って帰ってゆでて食った。ダメだった。 しかも多すぎた。最近ついてない。

他人のバグを踏む仕事。 でも仕方ない。このバグは私達のためにコードを書いてくれたからこそ 発生したものなのだから。

メシを食いに行ったジョナサンにブルーベリー1kgが1900円で売られていた。 1kgをモリモリ食うというのはかなりそそる。 webでも調べてみたが、1kgを2000で買えるのはかなりお得な部類に入る。 送料がないのでなおさらだ。どうしようかなあ。

2005年8月24日

ある大作の話を聞いてブルー。 10億回収するには大まかに言って100万本売る必要がある、 という基本的なことを忘れているとしか思えない。

2005年8月23日

白川郷で買ってきたそばがマズくて泣きそうだ。 風味を変えようとわさびを入れたら化学反応してマズさが二倍になった。 捨てた。

がんばる理由が増えたので、がんばろう。早く帰れた日はちゃんと作業せんとな。 つい怠けてしまう。

家の中が水びたしになっていた。 幸い機械類で破壊されたものはないようだが、 敷きっぱなしの布団がベチャベチャになっている。 明日晴れるかどうかは知らないが、干す以外の選択肢はない。 布団をどけてみるとやはり下も水びたしだったので、 今日は台所で寝ることにする。 本来なら敷いてあるゴザも一回はがすべきなのだろうが、 そんな元気はない。カビないことを祈りつつ自然乾燥に任せることにしよう。

2005年8月21日

白川郷にて合掌造りを見てきた。 単なる民家をしげしげと眺めて写真まで撮る怪しい人々。 明らかに同じ目的で来ているグループもいくらか見た。 こういうバカなマネをするのは楽しいが、させるのはもっと楽しいに違いない。 いつかきっと。

ちとやる気が出たが、今日は眠すぎるので寝る。

親にテレビをプレゼントしてみた。

2005年8月20日

土曜は拳法後京都へ直行。そして岐阜へ。 たぶん月曜はサボリなんだろうなあきっと。 ということでチーフに「たぶん遅刻なんでよろしく」と前もって言っておいた。 しかし私はひねくれ者なので、そこで あっさり「いいよ」と言われると、もしかして私っていらない子なのでは、 なんて思ってしまう。 ヒマにするために前もってがんばっておいたにも関わらず、 いざ一人だけヒマになってみると不安で仕方ない。 先に帰るのは抵抗があるし、やっぱり土日に働かないのは気が咎める。 ヒマといっても、さしあたって緊急の仕事がないというだけで いくらでもやれることはあるのだから働くべきではないかとも思う。 真面目というのではなく、たぶん私はチームの他の人に負けたくないのだ。

ひぐらし6にエンディング後tips発見。あーあ、やっぱりな。 このための「空々しさ」か。ちと構成があからさますぎないだろうか。

2005年8月19日

彼がおそらく最大のものと思われる障害を乗り越え、 ついに実用に近い状態まで漕ぎつけた。 プログラミングに知性は必要ないのではないか、とすら思う。

なお、最後の障害となったのは些細な間違いだった。 「さんざん人を疑っておいてそれかよ!おめーはアホか!」と なじったわけだが、返答は「あはは、アホですね」と、笑顔。 いや、笑顔であるという確証はない。私はそれを正視できなかったからだ。

いいなあ、雛見沢ツアー。岐阜か...しかも土曜だし。

目下の問題。 複数の球を内包する可能な限り小さな直方体を十分に小さな計算量で求める方法。 中心座標でPCAして分散軸を求めた後、その座標におけるAABB (Axis Aligned Bounding Box:3軸がデカルト座標軸と一致する直方体) を作成し、元の座標に戻す、というのが第一候補。 PCAの際に球の半径を考慮に入れないので、 あまり大きさが違うのが混ざると精度が悪くなるが、 前もって球ごとに代表点を何点か求めることで改善は可能。 このへんの幾何計算はライブラリ化しておいてほしいものだが。

後は複数の凸立体の積集合を求める方法が欲しいが、 積集合はもはや凸ではなく、立体を表現する方法がそもそも問題になる。 球のような曲面をなんらかの凸多面体で近似すれば計算は可能だが、 たぶんそれなり以上に面倒くさい。 そういえばLevel Setという立体の表現方法があるそうだが、どんなものなんだろう。 サポート写像による表現法は強力ではあるが、凸でしか使えないのだ。

2005年8月18日

ひぐらしは1000円で売られていた。 これだけおもろくて1000円だ。 娯楽にコスト意識を持たない一部の特殊な人々を置いておけば、 やはり値段は重要な要素である。 うちらプロの作品が6000円以上することに関して、 納得の行く理由がなければならない。

XBOX360は300ドルらしい。やる気満々だ。 できることに大差はなく、特に同じデザイン素材で行けるとなれば 両方出さない理由は政治的なものに限られる。 両方出すメーカーが多いほどソニーは苦しかろう。 逆にMSは追い上げる側なので両対応でも歓迎のはずだ。 これから楽しくなってくる。XBOXの発売はクリスマスシーズンとのことだから、 それはつまり11月中ということなのである。

2005年8月17日

ひぐらし6終了。 ひぐらしの推理物としての特質は なんといっても条件がわからないということだろう。 幽霊がアリかどうか、というようなレベルからして明らかではないのである。 今回はかなり「それ、つまり、何でもアリなんじゃねえの?」 と思わされる展開であった。 推理することを楽しむためにはちと制限が緩すぎる。 しかしまあ、おそらくそれはこの作品のコンセプトなの で文句を言っても仕方あるまい。

今回もかなり面白かった。ただ、気が滅入る。 私だけかもしれないが、全滅するよりも気が滅入る。 キャラの心情がわからないからだろう。 今回はやけに演説が多いが、どうにもその言葉が空々しく感じられた。 仕掛けや構成はいつもにも増して冴えているのだが、 それゆえにキャラがそれに引きずられているような印象を受ける。 しかし、それも狙ってやっているようなフシがあって混乱してしまう。 まったく一筋縄では行かない作品だ。

2005年8月16日

休み中見たもの。ホットゾーン、民間防衛、キーリ7、フルメタ短編集8、 不思議な少年。ホットゾーンはノンフィクションならではの精密な描写と 地味目なストーリーがいい。エボラ物をいくつか見てしまっているためか、 最初の炸裂シーンにあまり衝撃を受けなかったのが悲しいところだ。 また、最後に作者がエボラ発祥の地かもしれないと言われるキタム洞窟 へ行くエピソードも、ついつい「いや、それ本筋に関係ねえじゃん」 というツッコミを入れられるくらい冷静に読めてしまった。 しかし、間違いなくこれはハイレベルである。何と言ってもノンフィクションであり、 取材の精密さがケタ違いなのだ。 民間防衛はまた後日。キーリ7はいかにもつなぎの話なのだが、 次第に状況が悪くなって追いつめられて行きつつも 最後のエピソードへと加速し始める重要な部分だ。キーリの描写の 細やかさが良い。フルメタはどうでもいい。不思議な少年については 漫画ファンを自称するなら読め、という以上は何も言えない。 ソクラテスの話なんかは話そのものはそう新鮮ではないのに 不思議なまでに衝撃がある。そして悲しい気持ちが残った。

現在ひぐらし中。もうそろそろ終わりかな、というところで1時半。 明日も早く帰るぞ。

「刺客」の読みは「しきゃく」なのか。 選挙がらみでしょっちゅうこの言葉が口にされていたが、 誰一人として「しかく」とは言わない。 教養がありそうな人が揃って「しきゃく」と言う。 まさか「破綻」を「はじょう」と読んだりするのと同じ恥ずかしい間違いだったのか、 と思って慌てて辞書を調べたが、「しかく」が第一に来た。安心した。 「しきゃく」は間違いで慣用的なものであるとのこと。

ちなみに、会社には「破綻」を「はじょう」と読む人が知る限り3人もいる。 たぶん「はたん」と「はじょう」を別の言葉だと思っているのだろう。 テレビなんかでは頻繁に「はたん」と言っているはずだし。 みんな気づいているのかなあと思いつついたたまれない気分になる。 この手の間違いは恥ずかしいし、 それ以上に皆が間違って定着してしまうのは言語が劣化するようで嫌だ。 今度機会があれば訂正してみよう。

2005年8月13日

自民党のサイトに行って小泉首相の言葉を聞いてみた。 こんなわかりやすくしゃべる人だったなんて知らなかった。 かっこいいじゃないか。

民主党のサイト に行って 郵政に関する主張を読んでみた。 やたらと細かくてよくわからんが、 「いきなりブチ壊しゃいいってもんじゃねえだろ。ちょっとづつ良くしていこうぜ」 という感じ。私はさっき小泉首相の男らしい言葉を聞いて グッときているのでいまいち冷静とは言い難い状態なのだが、 とは言えこの文章は頂けない。なんかダマされてる気がする。 「お年寄が楽に郵便局に行けるように」とかいう甘い言葉が嫌だ。 あと最後の32テラバイトあたりのくだりもかなりダマす気満々な印象。 いろいろ細かい改善策が上がっていたが、 それらは今すぐできる改善策のはずにも関わらず 今できてないわけで、であれば将来もできないような気がする。 それをちゃんと実行できるようにするための作戦、 というのがこの文書には完全に欠けている。 問題は改善案ではなく、改善案を実行するための方策なのだ、 というのはどこの組織でも一緒だろう。 そういうわけで、ここらで一発叩き壊そうぜ、という方が私は好きだ。 ロクな知識もないので「好き」という以上のことは言えないが、 それは仕方あるまい。 唯一郵便局で役所の業務を肩代わりする、というのは確かに便利そうだと思ったが、 今問題なのは便利かどうかではなく、国の借金を減らせるかどうかなので、 そのへんはどうでもいいと思う。 多少不便になっても借金が減るならそれでいいだろう。 郵便局なんて都会なら自転車で10分以内にあれば全然問題ないと思う。 そこで「お年寄が」とか言い出す奴は信用できない。

しかし、それだけよくいろいろ考えてるなら もっと政府に協力してあげればいいのに。欠点をあげつらうだけで さっぱり建設的じゃない。こいつら何がしたいんだ。

昔清水が野党は無責任だから絶対入れない、みたいなことを言っていたが、 今ならわかる。なるほど、こういうことなのな。 その頃の私は政治なんてさっぱりどうでも良かったので、 反体制派がある程度の数いた方がバランスが取れていいんじゃないの? みたいなことを平気で言っていたが、今はそうも思えない。 政治に興味をもたせてくれた韓国に感謝といったところか。

民間防衛が届いた。気合入りすぎ。 これが本当にスイスで配布されているのか、 どうやって配布されているのか、実際みんな読んでいるのか、 等々気になる点はあるが、それはそれである。 さしあたりは書いてあることが全てなのだから、 まずはしっかり読んでみよう。

2005年8月12日

madlax完。結局なんだったんだろうこれ。 話そのものは相当どうでもいい気がする。 まだnoirの方がマシではなかろうか。 戦闘ポーズの素敵さ以外に何を愛でれば良いのだろう。 いや、確かにその点に関しては右に出るものがないくらい変なので それだけでも価値があると言えないこともないのだが。 キャラの殺し方も気に食わない。 あと、最後にフュージョンしたマーガレットが素敵戦闘を繰り広げることを 期待していたのだが、もちろんそんなことはなかった。

土曜は拳法の後、福島のじいちゃんちに行く予定。家族もそこに集まっている。 日曜もそのままいて、月曜の朝戻ると思われる。 よって、コミケには行かない。 いつか売る側になれたら行くこともあるだろう。

GPU速いよ。CPUでやって分単位の処理が秒で終わる。 ツールとは言えこうも計算量が増えてくると速度は大切だ。 とは言えGPUはどうも使いにくいし制限も多いが、その点cellはいいだろうな。 モデルデータのコンバータをcell用に書いて、 cellを積んだ計算サーバを用意しておくというのは結構いいかもしれない。 出すゲームがPS3用でなくてもだ。

肉食った。460グラム。多かった。でも満足。そして今辛い。 環八の糀谷にあるサムソン。3000円未満でこれだけ食える。

やっぱ食いすぎた。今襲われたら無条件でやられる。拳法やってる人間としてダメだ。

2005年8月10日

メモリのアラインというのはそんなに大層な概念だろうか。 これがわからないというのは単純に計算機のメモリというものがイメージ できていないことを意味するのではないか。 「授業ではあんまりやらなかったんですよね」とか言うので 即座に「オレそんな授業なんて受けたことすらねえんだけど、どうよ」 と言い返した。「おまえら情報工学の修士様なんだから オレより出来ないのはおかしいんだ。恥じろ」なんて言ってしまって、 一瞬ヤバいかと思ったが、相手は変わらず笑顔だった。 情報学科だろうが、修士だろうが、ひいてはどんなにいい大学だろうが、 できない奴はできないのである。それは良く知っているが、 それでも言わずにはいられない。 人はいささかでも称号を利用して会社に入るのだから、 その称号に恥じない人間である義務があるだろう。 義務が果たせないなら、せめて恥じるべきだ。 つまるところ、私はスキル云々よりも、奴が恥じていないこと が気に入らないのである。 そういえば、 「アドレスが16で割り切れること、という以上に簡単な説明は不可能だ。 それでわからないならおまえはポインタというものを理解してない。 3年目でそれは相当ヤバいぞ」とまで言ったが、やはりそれでも笑顔だった。 世の中には私の理解を超えるものが数多くあり、 彼のその一つなのだ、と考えれば納得できるのだろうか。できねえよ。

たぶんポインタが4バイトの整数であることを知らんのだろうな。 アドレスという言葉を使っているからそのくらいはわかっていると思っていたが、 考えてみればそれを知らなくても「アドレス」という言葉を発することは できるのである。アドレスが何であるかを知らずともC言語は使えるわけだ。 そんなわけねえだろ。

ああ、でももう一人の方だったらやっぱり丁寧に教えてやっていたのだろうな。 「自力で勉強しろ」と言ったとしても、たぶん後に 「それでわからんようならもう一度来い」というオマケがつくだろう。

madlax23まで。盛り上がってきたが、わけがわからん。 とりあえずようやく素敵戦闘シーンが復活してうれしい。 やはりこのポーズあってのmadlaxである。 それにしてもこの軍人のお姉さんは何をやりたいのかさっぱりわからんな。

2005年8月9日

カメラワークという奴は単なるプログラミングスキルとは 別の何かが必要なのだが、幸い私には若干ながらその手の知識が 備わっている。ゲーム操作中のカメラワークはまたさらに別種のスキルが 必要とされるが、今回は演出の類なので単にかっこ良ければそれで良い。 キャラの座標が前もって決まらないなど、 ゲーム特有の不確定性が問題にはなるが、 不確定ゆえに「かっこいいカメラになる確率が十分に高ければ良い」 という妥協が可能になるのでさほど問題にはならない。 デザイナー軍団がその妥協を理解してくれるかどうかが若干不安だが。

Gがつく黒い奴が出た。どうやら棲みつかれたようだ。 あれが出ると掃除せねばという気になるが、悲しいかな今はそんな時間がない。 そういえば夜外を歩いているとたまにみかけることがあって、 家の中にだけいるわけではないということが妙に新鮮だった。 ちなみに、私はあれよりも毛虫とか蚊の方が嫌いだ。

madlax21まで。話がオカルトじみてきた。 なんなんだろう。あと本の名前がかっこ悪い。

ぺと子、なんてそのままズバリなあだなつけられたら嫌じゃないかなあ、 なんて思ってしまったが、あの子はその珍妙な能力を それほど厭うているわけではなさそうだし、 シンゴ君も気にしてない。だからいいんだと思い直した。 それに、むしろそういうあだなを付けること自体が 気にしてないことの表明なのだと言えなくもない。 そういえばアホに出逢った直後は奴を「テーブルトーク男」と呼んでいたが、 あの時私に偏見はあったんだろうか。もう思い出せない。

自分がプログラマ的な趣味をしていないということを どう捉えるべきか。向いてないんだから別のことをする というのも一つの選択だが、 逃げることなくちゃんとしたプログラマになるというのもまた一つの道である。 しかし、単なるプログラマという奴にはあまり価値はなくて、 世の中で価値があるのは法律とか組織運営とか、なんかそんなのも ちゃんとわかる人らしいので、ますます私には向いていない。 そもそもゲーム以外のプログラミングなんて恐くて仕方がないのだ。 私はこの性質を矯正して上へ行く努力をすべきなのだろうか。 それとも、この性質がマイナスにならないような道を見出すべきなのだろうか。 しかし、この疑問に答えるのは4ヶ月ほど後でいい。

2005年8月8日

冷房をつけたまま素っ裸で寝たからか、頭痛がひどい。 到底コードを書ける状態ではないが、 しかし眠くはないので長らく放置してきたflowersを起動してみた。 こういうのであればセンスと呼んでもいい気がした。 そして、自分がかなりいくじなしであることに改めて気づいた。 告白する、しない、みたいな直球な選択肢があるのだが、選べない。 こんなに選べないのは、それだけの力がこの作品にあるからなのか、 それとも私がそういう状態にあるからなのか。そのあたりをはっきりするためには さしあたり日を置くのが良かろう。

ちなみに、冷房といってもドライモードで設定温度は30度である。 赤外線の放射に曝されず体を動かさない、という条件であれば30度は十分涼しい。

自分の人生について漠然とした不安があるわけだが、 先のことを考えられる余裕があるということ自体が そもそも問題なのではないだろうか。 ここらでしっかり考えて方針を決めるべきなのかとも思うが、 考えている間物事は進まないし、能力も増えない。 無心に何かに取り組んだ結果として得られる能力がその後の人生を良い方向に 変化させる可能性を軽視してはいけない気がする。

ビールを飲む機会があった。苦いよこれ。ずっと飲んでいなかったので 余計にだ。もう到底おいしいと思うことなんてできそうにない。 あと、モノによって全然苦みが違うこともわかった。 ギネスって奴ムチャクチャ苦い。日本の奴は苦くないが、 これって日本人は苦いのが苦手ということなのだろうか。 もし苦みがビールの重要な要素なのだとしたら、日本人にはビールは わからんとドイツの人が言っていた意味がわかる気がする。

酒はもうダメだなと改めて思った。 体のエタノール耐性が見るも無残なことになっている上に、 味覚が子供に逆戻りしてしまっている。 しかし年に二回ビールを舐める機会があるかどうか、 という今の生活においては何の支障もないし、 むしろ体を壊す要因が一つ減ったと喜んでもいいのかもしれない。

2005年8月7日

土曜出勤。朝4時まで。今回ばかりは仕方ない。 そして、「今回ばかりは」と言うような事態があと数回は発生するだろう。

滝本竜彦「NHKにようこそ」。 話の大筋は比較的綺麗にまとまっている印象を受けるが、 なんといっても題材が痛い。主人公が相当ダメな状態なことをきちんと自覚している ことがまた痛い。 しかし、私はあまり共感はできなかった。 なにせ今の私は比較的ちゃんとしている。 つまり普通に働いている。普通未満な面もあるが、 とりあえず称号としてはまともだ。 私も一つ何かを間違えばこうなっていたはずだが、 それを真剣に考える気になるほど今の状況は悪くはない。 そういうわけで、共感するよりは「うわーこうなったら最悪だよなあ」 という思いの方が強いし、 同時にどことなくこれをリアルなものとして受け取れないでいる。 むろん、それは健康の証なので悲しむべきことではないし、 仮に生身でこういう状態になっている人に接したとしても 変に優しくするべきではないと思うので、これはこれで良いのだ。

madlax19まで。主人公二人がやっと出逢った。 それにしてもなんなんだろうこのストーリー。 「いい感じ方だ」「君は私の領域に近い」みたいな素敵台詞はあるが、 何分その頻度が低い。ぶっちゃけ内容が薄いのである。 雰囲気アニメと割り切ればそう悪くもないのだが。

ガンソードは他作品のオマージュに満ち満ちていてそこが良い、 という評価を聞いた。なるほどと思ったが、 それは私にとってはどうでもいい。

カメラワークの類も私の仕事になるらしい。 いいさ。やるとなればやるし、覚悟さえ決まればどんな汚いコードだって書ける。 仕様がどうとか言うのはもうやめだ。 横に企画が一人貼りついて「もっとこんな感じで」みたいなことを言うのに いちいち対応するのを二週間も続ければ終わるだろう。 作業フローなんてクソ喰らえだ。この手の微妙な調整を要しつつも 企画やデザイナだけでの完結が困難な作業においては、 結局覚悟を決めて一緒に泥作業をする方が早いのである。 当初の「アプリコードは一切書かない」という予定は もう完全に破れたが、もういい。 今回は仕様を実装するマシーンでありたかったし、 この会社はそういう作り方にもっと慣れるべきだと思うのだが、 もはやそんな悠長なことを言っていられる状態ではない。

マリみて春レイニーブルー、そしてパラソル。 何かがたまらなくなる。 そして、また私は自分の単純さを思い知るのである。 途中までは祥子のふがいなさを責めていたが、 ラストではあっさり許せてしまった。 完璧に作者の掌の上で踊らされている。 それにしても、傘を生徒に渡すだけであれだけ感動的な台詞を吐ける あの先生は素敵だ。

肩甲骨がいくらか動くようになったことで、 背中を洗うのが楽になった。 もっと気持ち悪いくらい動くようにしよう。 鎖骨を腕の一部とみなすことが実際的な意味を持つだけの可動範囲を 手に入れねばならない。手を伸ばす動作を構成する 要素に鎖骨を組み込むことで、背筋から腕に至る伝達経路はかなり自然な形になる。

2005年8月5日

人心の荒廃が目に見えて進んでいる。私の機嫌も相当悪い。 今日も雑用。ライブラリを更新してはビルド、更新してはビルド。 こうやって我々が地雷を踏みまくった後を楽々と歩いて来るわけだ。奴等は。

C#でフォームからコンソールアプリを叩く方法がだいたいわかった。 標準エラーも抜いてこられる。こりゃ便利だ。

2005年8月4日

私に雑用が回ってくる原因となった張本人に 「先輩って守備範囲広いですね」と言われた。ものすごく腹が立った。

2005年8月3日

なかなか帰れない。

一晩置いておくとkswapdが3分くらい食ってる。アプリは800分とかなので、 この比率であればまあ問題ないのだが、これが小刻みに動くのか、 たまにドカンと働くのかで深刻度が違う。後者だと非常にマズい。 しばらく監視していこう。

madlaxは15まで見たが、さっぱり盛り上がってこない。

昨日のとある会話。
「○○(ゲーセンのゲームの名前)まだ稼働してますよね。息長いよなあ。」
「一生遊べるものを作ったからね。」
言いたい。その台詞言いたい。

2005年8月2日

頼りになる人が帰ってしまったので、自分で1から考えてみた。 いろいろ試した結果、うちらがアホウだったという結論になった。 本当にすみません。 他ではメモリの使用量が増すと大変なことになるという話だが、 うちはまだそこまで行っていない。 ファイルキャッシュがバカほど食っていても、 アプリ側でメモリを要求すればちゃんと返してくれるようだ。 スワップ領域を用意しておくとこのへんが怪しくなるが、 少なくともスワップなしでやればとりあえずメモリをよこしてくれる。 また、不定期なガクガクはどうもgdbっぽい。 windows機からリGDB経由で起動する方法ばかり使っていたので、 実機直起動はあまり試していなかったのである。 codewarriorでPS2開発をしていた時のイメージが gdbを疑うことを妨げていたようだ。 4時間くらい起動しておくとさすがに微量でもCPU時間が溜まってくるわけで、 そこでtopするとアプリの次にgdbが来る。 ただ、これに関しては前はこれほどひどくはなかったので 別の原因がある可能性はある。 しかしながらgdbを使わなければ起きないことは確かなので 今はそれを原因とする他ない。 スワップなしだと妙な動きをする、というのは 私が自分で確かめたわけではない伝聞情報であって、 今日試した限りではそういうことはない。 物理メモリ以上の要求をすれば死ぬかもしれないが、 それは当然のことだろう。おそらく一時的にメモリをやけに使う時期があって、 その時にはスワップなしでは動かなかったのかもしれない。 とにかく、 まずは自分で最初から疑ってみねばならないということがよくわかった。

すみません。と同時にありがとうございました。 今日はprocやらvmstatやらについて調べたりしたおかげで linuxについて少し詳しくなれました。 ちなみに、ターゲットマシンにはvmstatもsysctlもなくて 自力でprocを読んだり書いたりしてましたけど。

人権擁護法案に反対する集会の録音を聞いた。 ちょっと調べてみる気になった。

2005年8月1日

今日が8月だということほど信じ難いこともなかなかあるまい。 本当に今月中に終わるのか。

カーテンを取りつけてみた。薄暗くていい感じ。


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