だだもれ

2006年8月29日

メールの返事は帰ったらします。 時間ない状態で適当に書いてもなんですので。

2006年8月28日

ひぐらしを片づけた。 大したものだな。楽しんだ。それ以上の感想は少し寝かせてからにしよう。 なお、朝7時半。今日は仕事不可能。

にしても、明日以降いくらでも時間があるのに何故今日やってしまったのやら。

今日はイベントドリブンだった。 つまり、呼ばれない限り起きない。

ひぐらしの萌え要素はもはやノイズにしか思えないのだが、 あれが入口として機能しているのは疑いようもない事実なので それはそれでいいのだろう。 部活メンバーがあまりにも強すぎる点や、 暗殺部隊の長が妙なスポーツマン精神を発揮する点は あまりにも御都合主義的に映るが、 娯楽としてはそれでいいのだろう。弟に印象を尋ねたところ 「エンターテインメント」の一言が返ってきたが、なるほど的確な言葉だった。

7話目以降この作品がそれまでの展開の嫌さ加減とは裏腹に えらく道徳的な代物であることがあからさまに示されるわけだが、 この物語世界は人間の社会性に対する洞察をベースにしていて、 それは道徳とは別の次元にある。 乱暴に言えば前者は「がんばってどうにかする」世界観で、後者は「そういうもんだし」 という世界観だ。 「そういうもんだけど、だが敢えてオレはがんばる」 という接続の仕方をしてはいるものの、 「がんばる」部分の説得力が「そういうもんだ」という部分の説得力に比べて 著しく弱いのでどうにもバランスが取れていないように感じてしまう。 読んでいる時には痛快で楽しいのだが、ふと違和感を感じてしまうのだ。 はて、バットで人間を殴ってただで済むような世界観だっただろうか、と。 もっとも、作者自ら後書きにおいて、協力すればうまく行くなんてのはファンタジー、 というような事を書いているので意図的なんだろう。

私そんなに右かなあ。 右の定義を「戦争を肯定する人」とするなら、 私は右じゃないぞ。戦争やだし。だって死ぬじゃん。 自分が死ぬのも、友達が死ぬのも絶対嫌だ。 人が死んだというニュースだって見たくない。 ただ、嫌だと言ってなくなるものでもないし、 国というレベルで物を考えるならやった方がいい事だってありうるだろう、 と言ってるだけだ。それは損得で考えるべきことで、 善し悪しはせいぜい判断材料の一つにすぎない。 太平洋戦争の負け方はこの上なく悲惨で不様だが、 あれをやらずに済ます方法があったかどうかなんて私にはわからない。 どんな考えであれを始めたのかも知らずに「奴等は悪」 と決めつけていいものだろうか。 戦争イコール悪、までは私も賛成だが、 そのことにどれほどの実効的な意味があるか疑問に思う。 悪だけど得、という事が世の中にはたくさんある。 というか、そもそも悪って何よ。

偉くなるほどその判断にかかるものが大きくなる。 よほど度胸が座っていない限り、 かかるものが大きくなるほど、判断力は鈍らざるを得ない。 えらくなるほどアホになると言われるのはつまりそういうことなのではないか。 もしそうであるならば、間違いなく私も上に行けば無能になるだろう。

2006年8月27日

拳法後会社。うたわれるものを5話まで見た。なかなか悪くないじゃないか。 ちと展開が唐突な気もするが、それはこれから起こることに時間を使うためだろう。

アニメ見ながらコード書くのって結構いけるな。

どうも私はとんこつラーメンは好きではないようだ。 下品に臭いか、上品だが味がないかのどちらかになるような気がする。 あの細麺も好みではない。

飯田橋の近くにある天下一品神楽坂店は相当ドロドロだ。 すでに本店の記憶は薄れつつあるが、あんなだった気がする。 直営だと聞いて行ったがなるほど正解だった。 体調が悪いと食べられないのも本店と同じだ。残した。

2006年8月26日

ひぐらし中。電気ストーブの前に座ってじりじりとあぶられるような、そんな感覚。

2006年8月25日

帰ったら5時だった。明るい。4時間後に起きねばならんのだが、 起きられなかったらそれはそのときだ。

2006年8月24日

十分に速いコンピュータはないと言うが、本当だ。 あれだけベラボーだと思っていた性能も、あっと言う間にすっからかんである。 まあ、ゲーム機の性能が使い果たされるのは機械が出てから3年後くらいだと言うから、 今はこんなもんだろう。

ストパニが後半に入った。 エンディングの実写が恐いなあ。まあ、実写は恐い、 というイメージに負けてまともに見ていないので本当に恐いかどうかは 怪しいわけだが。いやでも恐いだろこれ。

ひぐらし読みたいんだがなあ。買いに行くヒマがない。 ダウンロード販売があればいいのに。

ゴキブリは敵だ。今まではなんとも思っていなかったが、今明確に敵になった。 仕事が一段落したら抹殺大作戦を行おう。すなわち大掃除。

2006年8月23日

また3時。入院前にやらねばならないことが多すぎるので仕方ないのだが、 カレーに行けなかったのは悔しい。 まあ明らかにそれどころではなかったわけだが。 たぶん明日も。

2006年8月22日

帰ったら3時。明日築地行こうと思ったが無理だ。 明日夕方までに片づけられればおいしいカレーを食いに行けるので、 どうにか神を降ろさねばならない。

コアが一個なのにスレッド同時実行できるハードウェアは プロファイリングするのが厄介だ。 時間を測っても同時実行している別のスレッドに足を引っぱられるので 正確に出ない。毎フレームスケジューリングの都合でやたらと揺れるし。 一旦直列構造に直してから調べないとどこが問題かわからんなこれは。 これがデュアルコアなら足を引っぱっている方だけを調べればいいので 楽なのだが。なんとも中途半端で困る。

ノエインは15話の動画だけ見ればいいかもな。 「画質×枚数=定数」という法則があるらしく、動くと絵がとんでもないことになるが、 私はあれが好きだ。なお、私は話も嫌いじゃない。少年少女が 未来へと進もうとする話はだいたい好きなのである。 ペルソナ3もそれ。

2006年8月20日

実家に帰っていた。携帯電話は持っていったが、確認すらしなかった。 ごめんなさい。

ペルソナ3終了。ラスボス寸前でおそろしく効率のいい狩場が出現し、 レベル91でのラスボス撃破。楽勝。 たぶんあそこは行ってはいけない場所だったのだろう。

内容は総じて良かった。青春。 ラスボスが「死の概念そのもの」みたいなとんでもない代物だったりして、 たまらなく青春。 なにかと説教くさいシナリオも若さの表現の一環と考えるとかえって心地良い。 キャラも皆存在感があって実に良かった。 いい奴が良く描かれていること以上に、嫌な奴がしっかりと描かれているのがいい。 ただ、ゲーム性としては多少深みに欠ける感もあって万人におすすめ できるものではないようにも思う。中盤の絶望的な作業感を キャラへの愛やショートストーリーへの興味で補える人でなければ辛かろう。 なにかと反応が遅くてイラついたりするのも大きなマイナスポイントだ。 演出を重視するあまり反応性を犠牲にすることの害をよく考えてもらいたい。

なお、筋そのものはあんまり誉めてない。 悪役のチープっぷりとか、あれだけ「絶対に勝てない」と煽っておいたわりには いまいち納得が行かないエンディングとか、まあいろいろある。 しかし、この過剰なまでの青春っぷりで全部チャラだ。 その意味で今回もきちんとペルソナだったと思う。 にしても、アイギス以外とくっつくことはありえんなこりゃ。 アイギスが人並の嫉妬に目覚めるのも時間の問題だし、 きっと後々大変だろう。

美鶴以外のキャラも気になるが、さすがにもう一周やるのは辛いなあ。 最大の障害はあのもっさり感。 ボタンを惜したら次のフレームで反応すべきだと改めて強く思う。 もしあのもっさり感がなかったらもう一回やる気になるだろうに、惜しい。

情報量が少ないだけに妄想がふくらむ。同人誌を作りたくなるなこれは。 というか脳内で勝手に漫画化されてて楽しすぎる。 誰かいい感じに漫画化してくれるといいなあと思う。 最低でも1000ページくらいは使ってのんびりとやってほしい。 まあ無理だろうが。

ストパニ小説の2を読んだ。アニメと違うところがいろいろおもしろい。 でも変態なのはアニメと同様。アニメほどのブッ飛んだ台詞はないが、 肉欲描写のストレートさと不気味にねっとりした雰囲気では やはりアニメを凌いでいる。

古橋のデモンベイン2冊目を読んだ。やっぱ萌えいらねえじゃんこれ。

村枝のREDを読んだ。ちょっと引っぱり過ぎではないかと思いつつも、 熱さが心地良いから良し。たぎる漫画は好きだ。

からくりサーカスを読んだ。感動の大団円。やっぱりたぎる漫画は好きだ。 若返ってからのフェイスレスがちと物足りない感もあるが、まあいいか。

昔清水が「少女漫画は絵が下手だから嫌いだ」と言った時に 私はずいぶんと腹を立てたものだが、 今回実家で少女漫画を眺めてみて私もそう思った。 絵がうまければもっともおもしろくなるのにと思う作家が ゴロゴロしている。絵が下手であるがために構図が制限を受けており、 それが全体の質を引き下げているのだ。あるいは、構図のセンスがないから 絵が上達しないのかもしれないが。 学園アリスなんかは典型的にひどい。

昔のスターウォーズ3つを見た。 人間描写の適当さ加減がなんとも辛い。ストーリーもかなり適当で ご都合主義の固まりに見える。 しかしそこかしこに込められた大量のアイディアと熱意は圧巻で、 さすがに名作だと納得した。どっかで見たことある感じのシーンばかりで、 それはそれだけパクられているということを意味している。 FF12の街CGなんて雰囲気がそっくりだ。

結局会社からお呼びがかからなかったのでずっと実家でダラダラしていたわけだが、 この状況でお呼びがかからないのはむしろヤバい。 彼等も夏休みなのだろうか。 1ヶ月後にゲームショーという状況で誰もが使わざるを得ない ライブラリに致命的なバグを入れておいて 夏休みを取っていたなんてのはちと許せんぞ。 もっとも、会社には「休みだけど仕事しろ」と命令する権利ははないことになっていて、 それは妥当なことだと私も思う。

ダラダラしている間に靖国で盛り上がっていたらしい。 私は偉い人がきちんと損得勘定をして決めてくれているならどちらでもいい。 できれば「この選択が妥当」でなく「この選択が正しい」と言ってほしいが、 そう簡単でもないだろう。 しかし、このややこしい世界においてあまり小賢しい損得勘定は 裏目に出そうな気がするので、「筋」というもののウェイトを多少大きめに 評価してほしいとは思う。ちなみに私は参拝賛成だが、深い考えはない。

つうか結局論点は、靖国参拝をやめることで上がる中韓の好感度の価値は どれくらいか、ということなのではないのか。 連中が一切文句を言わなかったらこんな論争は無意味だろう。 放っておけば靖国神社は消えてなくなる運命にあり、 消えた後でそれがなくなったことを嘆く人はほとんどいまい。 そのへんは天皇も同じだな。 だからこそ敢えてそういうものは残すべきだと私は思うのだが。 「伝統だから」という理由はそれほど軽視していいものではないと思う。 とは言え、例の博物館は噂通りならさすがにヤバい気がするな。 今度見てこよう。

ペルソナやってて、ああいうストーリーとかキャラとか が問題になるようなゲームを作ってみたいと強く思った。 しかし、一部のゲームを除けばそれはもう避けて通れない要素であって、 ロープレやギャルゲーだけで問題になるわけではない。 例えばロボ対戦格闘ゲームのようなものであっても、 家庭用に移植するとなればストーリーモードみたいなものが必要になってくるし、 そうなれば当然キャラクターの描写も必要になってくる。 単なるガンゲーですら「ショボイ」と思われない程度にはまともな筋が必要だ。 そういう「文芸」に長けた人間がいないといつまで経っても ゲームのストーリーは蔑まれ続けることになる。

you tubeでリベリオンのガンカタシーンの抜粋を見た。なるほどかっこいい。 そりゃ話題になるわ。でも映画本体を見る気にはならない。 たぶんあの抜粋だけで十分だ。

掲示板で右翼の工作員呼ばわりされた。 つまるところ流行りの思想にかぶれているだけで深い考えがあるわけでもなく、 工作員と呼ぶほどの大層なものではないと思うのだが。 それとも、この文章はそんなにハッタリが効いているのだろうか。 もしそうなら喜ばしいことだが、面倒でもある。 それにしても、私を工作員であると認定することにはどんな意味があるのだろうか。 「この人は工作員だから信用してはいけません」 という事だろうか。前半と後半の間には飛躍があるのだが、 この飛躍はある意味合理的な飛躍なのでタチが悪い。 称号で人を判断するのは一種の近似であり、自然かつ合理的なことなのだ。 だからこそこういう戦術は有効であり続けるのである。

掲示板の工作員断定書きこみを見て、そういう書きこみをやらかす人を リアルに描けるだろうか、という疑問が浮かんだ。 創作する際には自分の理解できない人間も描かねば ならないと思うわけだが、いかん、そりゃ無理だ。 私が創作をやるとたぶんどのキャラも私になる。 私に限らず、世の作品において悪役がショボくなりがちなのもそのへんだろう。 ペルソナも明らかにそれだ。悪い人とか狂った人とかが 典型的にならざるを得ないのは、作者の頭に悪い人とか狂った人とかの イメージがないからだ。もっと人間を観察すると同時に 自分のそういった部分を見つめていかねばならん。 悪い人や狂った人を見たことがあれば、それをそのまま変な解釈を加えずに 描くことでリアルに描くことができる。 また、自分の悪なところが良く見えれば、 それを増幅して悪役を描くこともできるだろうし、 自分の狂ったところが良く見えれば、 それを増幅して狂った人を描くこともできるだろう。 もっとも、典型的なものとして描かなくては読者に届かない、 という事情もあるのだろうから事はそう簡単ではないだろうが。

久米田の絶望先生を読んだ。漫画としてはどうかと思うが、 身を削って書く姿勢にはちょっと惚れる。 あの見開きの宇宙の真理なんかは特にすげえ。

ジョジョ6部を今更読んだ。アイディアのスケールとデザインセンスには圧倒 されるが、正直読みにくい。コマに何が描いてあるのかが パッと見てわからないことがかなり多い。 それにスタンド戦のロジックも「なんでもあり」感が濃厚にして いまひとつ気分が乗らない。結局4部までの方が好きだ。

2006年8月12日

どうやら今日はコミケの日らしいが、 今の私には完膚なきまでに関係ないイベントである。 関係ある立場になるのに憧れたりもしていたし、そのために多少は 動いてもいたのだが、結局何も成さぬままこうしてその日を迎えている。

あれが炎上か。

最近思うのだが、まともに運営するために必要なのは、唯一「まともに運営できる人」 だけではないだろうか。言い方を変えれば、 それがなければ何をやってもダメということである。

コヨーテはなんかいまいち。 イノセントヴィーナスはよくわからない。もういいか。

2006年8月11日

来週は夏休みだが、そんなものあるのだろうか。 今年から全社員が同じ日に夏休みを取らねばならないことになって 大層不便になった。 ものすごい勢いで普通の会社にしようとしているのはわかるし、 その狙いもある程度はわかるが、 しかし私個人にとってはどうも面白くない。

the west wing2。会話がだんだん鬱陶しくなってきた。 これがたぶん軽妙な会話というやつなのだろうが、 もうこういう会話をしようという意欲はさっぱりなくなった。 あと死ぬ人わかりやすすぎ。 家族の写真を出したら死ぬ、という法則は一体いつ成立したのだろう。 なんかこう言ってはなんだが、あんなノリで政治をやられたくないなあと思う。 このドラマが大層良く出来ているのはわかるし、 アメリカっぽさが興味深いのも確かだが、 なんだろうこの違和感は。

ペルソナ。Lv35、110F、8/10。もう中盤なのかなあ。しかし丸一年だとすると まだまだのはずだが。

2006年8月10日

気分転換にベクタ最適化。 やっぱ汎用コアは遅いわ。しかしこの程度のものを専用コアに送るのも 面倒くさい。メモリに入り切らないので分割の手順を考えねばならないし、 加えて専用コア用のプログラムはコンパイラが別なので激しく面倒くさい。 専用コア用モジュールの数だけソリューションにプロジェクトが加わるわけで、 とにかく邪魔だ。 XBOX360はベクタ最大演算性能では劣るにしても、 そういった面倒がまるでないのは魅力だろう。

このまま行って、果たして安心して入院できる状況になるのだろうか。 かなりいろいろおかしいぞ。うちらのせいなのかどうかわからないのが辛い。

ブルーベリーの効果は体感できなかった。目疲れまくり。 まあ、そんなもんだよな。

帰ると日が変わっている。ペルソナをやるヒマがない。 しかし入院まであと二週間だ。それどころではないだろう。 がんばらないと入院で相当な迷惑をかけてしまうことになる。 しかしまあ、ディレクターが新婚旅行+夏休みで 連続2週間休むくらいだし、それくらいはいいだろうという気もする。

腹出てきた。ただし筋肉で。かっこ悪いけど、これはこれで誇らしい。 でも脂肪が減ってないのが悲しい。おかげでズボンがきつくなった。 もっと劇的にカロリーを消費せねばダメだな。 それと、今気づいたのだが、体が結構白い。 長袖の効果はあるということか。しかしこのへんがデフォルトカラーだろう。

ハチクロアニメが原作に追いつきそうで恐い。 かなり演出で引っぱってはいるが、限度があるだろう。 そもそもどうやってケリをつける気なのか。

読売によれば靖国反対が50%いるそうだが、 そもそも大半の人はそんなことはどうでもいいと思っているはずで、 その場のノリとかちょっとした文面の違いでどうとでも転ぶだろう。 全然信用ならない。

2006年8月9日

ライブラリを更新したら大変なことに。なんでこういう時期に こういう完成度のものを出してくるかな。 まあ、きっとあたふたしているのだろうけれども。

イスラエルって何がしたいんだろ。 周り皆が敵な状態で余計に喧嘩売るようなマネをしても何もいいことはないと 思うのだが。日本の首相が靖国行くのとはケタが違うだろ。 ヤケになっているのだろうか。それとも、 味方であるアメリカと組んでイスラム教徒をギャフンと言わせようとか 考えているのだろうか。アメリカがそんなつきあいがいいとも思えないがなあ。

最適化って結構特殊なスキルなんだろうか。 最適化の基本は一番多く回るところを できるだけ短くすることだが、案外理解されていないのかもしれない。

ブルーベリーは二日に分けて食った。さすがに無理。 これ、やっぱうまくないわ。なお、今日はあんまり効果を感じなかった。 明日が本番。

STLのvectorに無思慮にeraseを使うような新人を 放置しておくことは罪だ。しかし、その先輩に それが間違いであることがわかるだけの教養がなければそこまでである。 やはり教育が必要だ。毎週一時間でもいいから授業をやった方がいいんじゃないのか。 チームに配属して実地で鍛えるという方針そのものはそれでいいのだが、 多人数で吟味されたカリキュラムをこなすような教育も 多少は行われるべきだろう。 入ってくる新人の質に信頼が置けない以上に 教える側の先輩社員のスキルにも信頼が置けないからである。 実地で学んできた人間のスキルにはムラがありがちで、 例えばC++のことをまるでわかっていない人はかなり多い。 これはたぶん極端な例だとは思うのだが、 何かを継承してるクラスCに関してmemset(this, 0, sizeof(C)) みたいなことをする人すらいるそうだ。仮想関数テーブルブチ壊しですよ。 うちみたいな大会社は人間をクビにはできんのだから、 今いる人間を資源化するための教育はおろそかにはできんだろう。 規模が小さくてもうかってた昔とは違うということを いいかげんわかってもらわんとな。

2006年8月8日

昨日のは5%くらい予知夢だったな。

2006年8月7日

昨日思いついたことを試しに会社に行った。おおむね正解。 インチキは理論的裏付けと共に使うべきだということを改めて知った。 例えて言えば、オイラー積分と台形積分を折衷して使っていて 結局精度の次元はオイラーと一緒、みたいな感じの間違い。 しかしこの修正を採用するとパラメータが完全に付け直しになる。 それが許容されないならこのまま放置する他ないだろう。

昨日今日とやけに暑くないか。まあこれが夏というものなのだが。

最悪な夢を見た。ケンカして会社をやめる夢。 理由が実にリアルだった。予知夢でなければ良いがな。

CBSドキュメント Immortality。1000年生きる技術が開発されるだろうという 予言をした科学者のお話。その主張がまともかどうかは論文を読んでいないので わからないが、とりあえずヒゲを剃ってから言うべきだろう。 何十センチあるんだあのヒゲ。 あのヒゲがなかったらあんな番組を作る気にはならなかったの ではないかと思ってしまう。評価の高い科学者が「不老不死は可能」 とか言い出して、しかもあのヒゲだ。そりゃ食いつくだろう。 なお、主張そのものは私は普通に受け入れられるものだ。 壊れたところを直せれば寿命は伸びる。生物はそういうふうに出来ていない、 というような反論もあるが、すでに人類は生物学的限界を見て 何もかもをあきらめてしまうような段階にはないのである。 ただ、たぶん心臓やら肝臓やらをどうにかできたとしても、 脳の劣化を食い止められないと200年の大台は越えられないだろうなとは思う。 加えて、それによって人類が幸せになるかどうかはまた別だ。 人間個人が幸せになる例は多々出てくるだろうが、 人類全体となれば面倒の方が多かろう。

2006年8月6日

2006年8月5日

合唱。予想外。デカいスーパー(ショッピングモールというやつ) の中で歌ったのだが、周りがそれなりにうるさくて、 他の人の声も自分の声も聞きにくく何がどうなっているのかよくわからない。 そんな状況なので皆マイクを使っているわけだが、 スピーカーが近くにないのでまるで聞こえなかった。 あと、マイクは棒の先に固定されているので、体を自由に動かせず違和感があった。 難しいものだなマイクというものは。 なお、当然のことながら練習不足なので間違えまくり。 本当は4回出番があったのだが、拳法があるので前半2回だけ出た。 あと二回あったらもっとマシだったのにと思うが、まあ仕方がないな。

全体的に音がズレてきたらこっちは合わせるべきなんだろうか、 それとも正しい音を出すべきなのだろうか。 場合によるんだろうが、そのへんの匙加減がいまだよくわからない。 まあ自分の声すら聞こえない状況では他人に合わせるのも容易ではないわけで、 わかってもできるとは限らない。 それと、自分の声が聞こえない状態での絶対音感の正確さに関しては 私はそれほどの自信はない。この場合の絶対音感は普通の意味での絶対音感ではなく、 「こういう感蝕の振動を出してる時はこの音」という経験の蓄積のことで、 自分で自分の声が聞けない状況でこれが正しいかをテストしたことはないからだ。

こういう時に「片耳だから不利なのかなあ」と思ってしまうことが 片耳であることの一番の害だと思う。その真偽はこの際問題ではない。 まあ本当の問題はそういう考えを抱く私の心の弱さにこそあるわけだが。

拳法の後、スポーツセンターで整体をやってたので受けてみた。 スポーツ人のためのもので、姿勢がどうとか、骨格がどうとかを ちゃんと解説してくれる。 で、背骨が曲がってたらしい。終わった後明らかに左での片足立ちがしやすくなった。 数ヶ月に一回やってもらうのがいいかもしれないな。 なお、30分で2400円。ちょっと時間が足りない感じだが、 60分だと5000円近いのでまあこれでいいかもしれない。

積分が発散する。全体の挙動としては正しいように見えるのだが、 発散しやすくなる条件がなんとも解せず、バグの存在を疑いたくなる。 しかし、それがバグのせいなのか、そもそもそういうものなのかを調べるには 発散について数学的に解析する必要があり、 そんなものは私の数学能力をはるかに超えている。 コードを眺めて見つかるような異常は修正済みだからだ。 しかし、お上からは「直せ」との命令が下っており、何らかの手は打たねばならない。 力技で最適化を進めて時間分割数を増やす余裕をひねり出すか、 それとも解析を真面目にやってその上で対処するべきか。 なんとも厄介な問題だ。しかし締切まであと一週間もない。

計算機で数値積分する際の発散解析はただでも相当厄介だ。 演算誤差が無視できる範囲ならばまだマシだが、 今のこのケースがそれに当たるのかどうかはまるでわからない。 それを入力が不定であるゲームでやるとなればもうそれはたぶん無理だ。 その状況でどれくらいのパラメータを入れれば発散しないのか を理論的な手続きで確定するのはほとんど絶望的な仕事と言える。

一つ手を思いついた。というか、例外的に強いインチキを入れていた場所が あったのを思い出した。あれを直してみよう。 やはりフロは偉大だな。

ストパニ13。脚本奮いすぎ。すげえ。しかもとんでもない展開に。 このアニメの評判どうなんだろうなあ。私の狭い視界の中では 誉めてる人は一人しかいない。というか、言及している人がその人しかいない。 変態度というか本気度というか、そのへんに関しては最強だと思うのだがどうか。 絵は安っぽいが、プリプリアニメほどひどくはないし、 あのシスプリアニメに比べればかわいいものだ。 正直もはや全く気にならない。 にしてもエンディングには慣れないな。実写はなぜこうも恐いのだろう。 私が慣れていないだけなのか。たぶん、 実写では見えなくて良いものまで映っているからだと思う。

ジョナサンでメシを食った際に勢いでブルーベリーを1kg買った。 明日一気食いして、月曜目の疲れに変化があるか試す。 なければウソ決定。

ペルソナ3のオープニングムービー、何度見てもおかしいわ。 5人並んで立って自分のこめかみに銃を突きつけてる絵がたまらん。 加えて安そうなのがいい。ギャルゲーのムービーも これくらいのセンスは発揮してほしいものだな。 専用に素材を作る手間を惜しむ気持ちはわかるが、 ゲーム中の素材をafterimageでつなぐだけのムービーにはもう飽きた。

2006年8月4日

にわかにヤバさが増してきた。もう4時近い。 土日どっちか出ないとどう考えても無理だ。 明日神が降りれば可能性はあるが、5時間しか寝られない状態では 降りるものも降りまい。

明後日は朝っぱらから人前で歌うわけだが、まるで練習してない。 2曲ほど歌詞をまるで覚えてないのが混ざってる。 行きの電車が勝負か。明日下手したら徹夜状態で行くハメになるぞ。 明らかに昨日ペルソナやってた報いだ。

人に見せる機会が近づくとそれまであきらめていたことが どうしようもなく気になるらしく、どうにかならないものかと やたらと相談に来る。いや、相談という言葉は生ぬるい。 事実上の「なんとかしろ」という命令だ。 しかし、まだプログラマ側は「長時間安定して回らない」「特定の操作でフリーズ」 「処理落ちを根絶していない」といったような、直さないと そもそも人に見せることすらできない重篤な問題を多数抱えているわけで、 絵を綺麗にしたいとか、そういう要求に応える余裕はまるでないわけである。 むろん、私は限界まで働いているとは到底言い難い状態だったわけで、 ヒマな時に働いておかなかったことは責められて良い。 それに、そういう事情よりも品質向上を優先するその態度は クリエイターとして望ましい態度であろう。

とにかくできるだけポジティブに考えないと何もかもが止まる。 納得が行かないことは多々あるが、 やれるだけはやらねばどうしようもないのだ。 今日は一回キレかけて「前のバージョンからずいぶん改善したのにまだ不満ですか!」 と言ってしまったが、「十分な品質など存在しない」という 態度はやはり誉められるべきものだ。 私は妥協した自分を恥じるべきである。 結果としていいものができれば、その記憶だけが残る。 最後に笑うのはいいものを作った人間だ。 それ以外のことは全て些細なことなのだ。

そう思えオレ。いや、むしろ何も考えるな。

それなりに働いたが、10時に帰ってきた。寝ないと明日ダメになる。 とは言え、この土日は多少は出ないとマズいだろう。 入院が近づいてくるし、 ライブラリの人々に「月曜の朝までによろしく」と非道なお願いをした立場上 ぬくぬくとペルソナをやっているわけには行かん。

また電話の電池が切れてました。誰か通信してきてたらごめんなさい。

イノセント・ヴィーナスを見た。なんかそれっぽいけど、それ以上の印象がない。

2006年8月3日

ペルソナ、もう30時間近くやってるのにまだレベル30で、 ゲーム内時間もまだ4ヶ月目。結構なボリュームになるな。 まあ、無駄な作業時間が長いからこそのことであり あまり歓迎できることではないのだが。

ペルソナはとにかく操作に対して反応が遅いのが腹立たしい。 特に戦闘後のカード選びの時はひどい。 ボタンを押したら次のフレームで絵に変化が出ねばならない、 という鉄則は守りたいものだな。構造上それが無理でも、 遅延は3フレームまでに抑えたい。

2006年8月2日

ロボ子キター。アイギスが妙にかわいいんだが。 レギュラーメンバー決定。 なお、アイギスはギリシャ神話に出てくるすごい盾の名前で、英語読みだとイージス。

しかも朝起こしに来たー。一種のギャルゲーだとは思っていたがこれほどとはな。

毎月電撃大王をもらっているのだが、たまに帝王ももらう。 今月号のそれを見て、「これが滅びか」としみじみと思った。 どう見ても終わってる雑誌である。 SCAPE-GODは唯一読める漫画だが、次で最終回らしい。 漫画としてきちんとしている上での悪ふざけ感が気持ちいい作品だ。 あるいは、悪ふざけでありながらも素直に読むために必要なだけの 「いい話度」を提供するこの手腕がうまい、とも言える。 なお、ちょっと前までは猫神がどうとかいう漫画があっておもろかったが、 それも終わった。やはりコマ割りによって時間を支配できる漫画はいい。 それができてない漫画はだいたいつまらんものだ。 漫画は空間によって時間を表現する芸術のはずである。 あとはかしましがかなり読める部類だが、大王でやってる本編に比べると あまりにもお遊び感が強くてあんまり印象がない。

まあ、帝王にしろ大王にしろ、私の趣味ではないな。 そこに転がっていれば読むし、結構好きなものもあるにはあるのだが、 雑誌のつくりはどうにも好かん。とは言え 「もうくれなくていいです」と言いたくなるほどいらないわけでもない。微妙。

萌えを売りものにする側がどの程度マジで萌えているのかがかなり疑問だ。 萌え萌え言ってるものからはあまり萌えオーラを感じない。 萌えというのはぶっちゃけ変態から出るオーラの一種別なのであって、 何かなまあたたかい空気を感じるようなものではなくては一流とはいえない気がする。 というか、萌えって何?そもそも私は萌えたことがあるのか? そういうわけで、正直私は萌えという言葉が嫌いだ。 最近ますます嫌いになった。

他人が書いたNHKへようこそのアニメの感想を読んだが、 ずいぶん原作のコンセプトから離れた代物らしい。 つうか、そもそも萌え世代の作品ではないだろうあれは。 どうしようもない閉塞感の中にファンタジーとしてのヒロインを ぶっこんだ時のアンバランスみたいなのを楽しむ作品だと思うのだが。 というわけで見る気はしない。

2006年8月1日

夏も終わりか。そんなことはないが、そんな気分。

NHKスペシャルの高松宮日記の奴を見た。 高松宮という人はさっぱり知らなかったので見られて良かった。 戦争末期には天皇の弟という立場を活かして天皇に終戦を訴え続け、 戦後は天皇制の維持に力を注いだのだそうだ。 敗戦後天皇制を維持するためにひたすら外国人を接待しまくったとか、 天皇家がアメリカ風な雰囲気のリビングで一家団欒する 写真を撮ってアメリカの雑誌に提供したとか、 かなり涙ぐましいエピソードもあった。 背広着てアメリカの偉人の胸像をバックに ソファで英字新聞を読む天皇の写真にはかなりションボリさせられる。 負けるってのはこういうことか。 そういう目に遭うくらいなら国ごと滅んでやる、 とヤケになる軍人がいたのもわからなくはない。 まあそんな奴が上の方にいるようではダメだと思うが。

でも、天皇が軍人の好き放題にいいかげんムカついていたとすれば、 そういう試みをむしろノリノリでやっていたかもしれないな。

天皇が靖国反対してたとかいうメモって、 所詮一個人の感想だろう。天皇なんて今の日本では 制度上お飾りなんだから、それでどうこうするものではないと思うのだが。 それとも、結構日本人って天皇が好きなのだろうか。 そういえば朝日新聞が天皇の言葉は重いとか言ってたが、 朝日って左翼なんじゃなかったっけか。 まあそう簡単な話ではないんだろうが。

コヨーテラグタイムショー2。おもしろくない気がする。絵は綺麗で いろいろ気を使っているのはわかるが、おもしろくない。なんでだろう。 たぶん内容がどうでもいいからだ。 それと、こういう言葉を使うと怒られそうだが、なんかダサい。台詞とか。 なんか「かっこいい風味」みたいな感じ。

west wing。アメリカの政治ドラマ。台詞が多くて疲れるし、 アメリカンな会話にはどうにも慣れないが、 内容はアメリカのいろんな問題がテーマになっているっぽくて興味深い。 こういうドラマは日本では作られないので新鮮だし、 会話もいちいち気が効いている。 それにしても、支持率がどうとか選挙がどうとか、 そういうことで政策をどうこうせねばならない事情には見ていてションボリするな。 ドラマということで強調しているのは確かだとは思うが、 実際にそういう面がなければこういう描き方はすまい。

にしても久しぶりにアメリカンな会話を聞いた。 こういうノリの脚本は何年ぶりだろう。ものすごく疲れる。 あまりしゃべらないものに慣れすぎたのだと思うから、 こういうものを見てリハビリするのもまあ悪くはない。 にしても、どうにもユーモアのセンスについていけない。 「ああなるほど、気が効いた会話だな」とは思えるが、ぶっちゃけ笑えない。 これも慣れてないからだろう。 海外ドラマなんてロクに見たことないからな。 まともに見たのはVくらいかもしれない。

チーム宴会。毎度思うが、そんな場でも仕事の話してて飽きない私を含む数人は たぶん変なんだろうな。しかし、他の話題はまず共通に通用する話題を 探るところから始めねばならず面倒くさいのである。まあそれはそれでいいだろ。 部長混ざってたし。

最近優越感に浸るネタが多すぎていかん。ダメになる。 「がんばらないと死んじゃう感」が全然足りない。 たぶんそれなりにどうにかなるだろうという漠然とした思いが やる気を根こそぎ削いでいる。 具体的に対象を想定して「負けたくない」と思えばやる気も出るのだが、 それは他力本願すぎる。自力で高める努力をできるようにならないとこの先まずい。 まあまずはこの焦りを克服しよう。最近どうにも気が立っていかん。 もっと落ちついて焦らねば。

コンビニに大七があったので買ってみたが、薄かった。 さすがにエタノール濃度が10%に落ちるまで薄めると味も崩れるな。 さすが大七だけに変な味はしないしベースはおいしいのだが、やっぱりダメだ。 爽快冷酒とか言ってる段階でそういう酒に決まってはいるのだが、 しかし大七でもこうなるんだなと思うとちょっと悲しい。

私が得た技術は誰かに伝える必要がある、という話になった。 しかし、いざ伝えるということを想像すると気が遠くなる。 例えば私は今「シェーダ」という流行語で語られる類の技術をなんぼか修得しているが、 いわゆるシェーダの知識だけで実際に使える物は作れない。 それをゲームで使える「システム」あるいは「フレームワーク」の形に まとめて初めてまともに使える代物になる。 また、ある技術が使えるかどうかを判定するには計算量の概念が必要で、 これはアルゴリズムやデータ構造の知識を必要とする。 また、ハードウェアの特性に関する知識やイメージも絶対的に必要だ。 最適化というものをアルゴリズムから命令特性までの複数の階層で 考えるクセがつかないといけない。 とか考えていくと、どうしていいかわからなくなる。 結局人を見てその場のノリでいい感じに教えていくことになるのだろう。 まあ実際にそういう話になったらの話だが。

5人いればしゃべる組み合わせは10通りだが、これを2人と3人のグループに分けて、 その間は代表者同士しかしゃべらないことにすれば5通りになる。 これが分業の原理だ。しかし、そう最初に言われて全てを理解して クラス設計にも最適化にも組織運営にも応用できる人は 天才なわけで、いくつかの独立した具体例を頭の中に持った状態で そういう言葉によってそれらを結合して抽象概念を形成するのが普通だろう。 とすれば、相手の抽象化能力をまずある程度推し測って、 それに応じた数の具体例を示してからそれらを包括する鍵になる 言葉を提供する、という流れが良いのだろう。まあそう簡単には行かないだろうが。


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