だだもれ

2008年5月31日

指は相変わらずだが、バッハさえ弾かなければほとんど気にならない。 逆に言えばバッハだけは気になるくらいに痛みが出るわけで、 いかにバッハが左の4,5指をこき使うかよくわかる。 もっとも普段とは比べものにならないくらい手の角度や脱力に気をつけるので これはこれでいい練習かもな。悪化さえしなければだが。 練習は少し控え目にしておこう。

ダメだ。夜はコンピュータに触らない、というくらいの掟を設けないと 時間を有効に使えない。明日から実行しよう。 とにかく早く寝て朝やることだ。 もうラストスパートに入ったのだから、持続可能なペースなど考えなくていい。 10時に寝て5時に起きて即会社に行くくらいの無茶をしてやろう。 もし数日続けられるようなら英語も7時からのコマにしてやる。

2008年5月30日

アニメではビームで物が溶けたり 衝撃波でガラスが粉微塵になったりするが、 あれをゲームでやろうとすると相当本気のシミュレーションをやるか、 全部作っておいて垂れ流すかのいずれになり、 そのどちらを選んでもアニメほどのクォリティは得られない。 しかしどうせやるならシミュレーションでやれるところまで動的計算 してやりたいと思う。 やっぱりビームで溶けて蒸発するのはロマンだよなあ。 規模が小さければ微小単位に分割してやれそうな気がするんだが、 ゲーム全域では当分無理だし、 そもそもそんな余裕があったら他のことに使うわな。 CPUが256個入ってます、みたいな時代になるなら いろいろしたいものだが。

全く進まなかった。過去の自分の尻拭いに思いの他てこずっている。 DXで動くのにGLで動かないとか、もう勘弁してほしい。 たぶんこれ私のバグじゃないよなあとか思いつつ調べる。 明日の夜だなこれは。日曜は本を進めないとどう考えてもまずい。 明日中に片づけねば。

2008年5月29日

k-d tree中。ちょっと考えすぎてるなと思う。 分割停止条件と軸選択のスコア計算をどうするかで悩みすぎた。 三角形-AABBの交差判定は とりあえずはAABB-AABBでやっておいて、まともに動いてから Separating Axis Testに置き換えよう。

自業自得の設計ミス。このまま行けちゃうかなーとか思ってたのは やっぱり間違いだった。真面目に考えてみれば直さずに済むわけがない。

スタートレックを初めてまともに見た。なるほどこりゃおもろいわ。 昔のSFは夢一杯だ。これも見るリストに入れておこう。 さすがに全部は辛いが。

2008年5月28日

衝突検出モジュールを作り始めた。総当たり版は たぶんだいたいできてるが、テストは明日。 テストが通ったらkd tree化。 線分と三角形の交差判定は連立方程式で一発で求める方法を取ることにした。 問題は演算誤差への対処だが、さてどうしたものか。 同じ処理をfloatとdoubleで作って、float版の誤差がdouble版に比べてどうかを 調べてみるのは面白いかもしれない。

左の小指が原因不明に痛い。 これが彼の有名な腱鞘炎なのだろうか。 小指というのもあまり聞かないし、 今まで1年何もなかったわけで不可解だが、 痛いのは事実だ。一応病院に行ったが正常。 今日はピアノはやめておくが、明日このままならもう気にしない。 ところで今日は念のためにキーボードを小指抜きで打っていたのだが、 慣れれば案外行けるな。とは言えプログラミング効率は半分以下になっている 気がする。

紅の6話がたまらない。布団に頭をつっこみたくなるくらいに。

空の境界のアニメを見た。 文章ならさして気にならない台詞も、声がつくとこれほどの違和感をもたらすのかと 思う。逆に言えば、こんな特徴的な台詞が山盛りの小説を 特に何とも思わず普通に読めでいた自分がわからない、とも言える。

私は文章の質や文体に対する感受性が相当低いらしい。 そんな私が書いた文章が一体どんなことになっているのかがとても不安だ。 ここらで文章がうまいと言われる作品を何冊か読んで見る目を養わないと いけない気がしてきた。

2008年5月27日

米食いたい。なので米を水に浸けておいた。

米。何か味が足りないと思ったら最後の調味を忘れていた。塩。 あと、せっかく買ってきたワインを入れるのも忘れていた。

米を水につけて一晩置く。 オリーブオイルでにんにくと一味唐辛子を炒める。 米を投入。結構炒める。 本当ならここで白ワインを若干かける予定だった。 トマト缶と湯投入。本当ならダシ汁がいい。 煮る。水分が減ったら湯追加。食えるようになったら塩で調味。 なお、たぶん白米なら水に浸ける工程はなくても食える。

最後まで直してみた。あとがきも加えてみたが、かなりいいかげんだし、 そもそもあとがきが必要かどうかも不明なのでそのへんは後で。 コード含めて上げてあります。

でも、コンバータにバグ。あしたはそれを直して、 後の方をもう一回読み直しておこう。 あと、やっぱり衝突処理もライブラリ化しなきゃダメだ。 交差判定の誤差対応を説得力のある形で説明するには まず私が「このやり方で行ける」ということを確認しなくてはいけない。 まあ、どうせ別件もあって作らないといけなかったので丁度いいか。 まず本用に書いてから移そう。

左の小指が痛い。なんだろうこれ。ピアノのせいか? 念のため今日は小指を使わず文章を書いているが、とてもやりにくい。

CDROMに入れるデータは100MBちょいのものが二つになりそう。 200MBになると思ったが、不要なバイナリを消し忘れていた。 明日以降上げるデータは容量が減る。 なお二つというのは2005用と2008用。出版社側に作業が移ったらコードの配布形態も 整えないとな。2008用ソリューションに一括で変換する スクリプトも書かないといけないし。さすがにいちいち開いていられん。

高校生とか大学生の意見が聞きたいが、聞く手段はないよなあ。 とか言いつつ微妙なツテを頼ろうとメールを書いていた矢先にお電話。 ありがとうございます。

さて、高校生に読ませるということをリアルに意識すると 途端に猛烈に不親切な気がしてきた。 まず、平気で「ブレークはって変数見る」とか書いてるが、 ブレークポイントの置き方って知ってるんだろうか。 あと、グローバル変数ってわかるんだろうか。 C#にはない概念で、たぶんJAVAにもないだろう。 言い出すと切りがない。 高校生でもプログラミングをいくらかやった経験がないとたぶん無理だな。 どう考えても。

中学生でも気合が入っていればそれ一冊でゲームを作れるようになる、 というような本が書けたらいいなあと思う。 「今回の本が売れたらそういう本を私が書くこともあるかもね?」 みたいな文面をあとがき付近に入れておいた。 会社が許してくれるかどうかは知らないが。

マーラーの交響曲で声なしのものはほぼ全部銀英伝に使われていた気がします。 冒頭でしょっちゅうかかってたのもそのどれかですね。 10年前ならどの曲がどの戦争でかかっていたか全部言えたかもしれません。 誰かサイト作って整理してそうな予感。

2008年5月26日

中国の地震の話。 地震でダメになった廃墟って山を爆破して埋めるものなんだろうか? 伝染病が流行るからって村ごと閉鎖してしまうものなんだろうか? 行き残った人はどこへ行くんだろう。よくわからない。

今日のスパゲッティ。 オリーブオイルでにんにくと一味唐辛子を加熱してペペロンチーノに似たもの。 これだけでも食えるが、結局パルミジャーノ。

23章まで修正。zipも上げました。 明日は終わらせてあとがきのサンプルも加えて、 コンバータのテストして終わり。そこまで行ったら校正待ちでいいだろう。 そりゃ次のループに突入してもいいし、 コードをもっと足したっていいのだが、それを始めると切りがない。 別に詰まってる仕事があるのでそっちをどうにかせねばならぬ。

全身に薄く脂肪をつけたい。でもつくのはいつも脇腹だ。 ここにたくさん脂肪細胞がいるんだろう。だとすればどうしようもない。 部分的に脂肪を燃やすことが可能かどうかは 未だに議論がある話題なのである。

2008年5月25日

17章まで推敲。さすがにそれほどの直しはないが、読んでると寝てしまうので なかなか進まない。何が書いてあるかわかってる本って本当つまらんな。 なお、18章を直している最中にニセXMLモジュールに豪快な設計ミス が見つかったので明日はちょちょいと直してから進む。 Xのコンバータがそこに依存してるのでそこを直すのが少々骨だな。 なお、SDを忘れていったので明日上げます。運が良ければ 明日でこちらの推敲も終わるはず。

問題は衝突検出高速化と誤差の扱いについての実例がどこにもないことだな。 さすがにマズい気がする。

この日記を読んで面白がれる人かどうかは私にとって大変な分岐点である気がする。 しかし、ここで問題になるのは、 先に日記を見てから現物を見てガッカリする場合と、 先に現物を見てから日記を見てガッカリする場合のどちらが多いか、 ということだ。と書いてみて気づいたが、どちらにしてもダメなことに 変わりはなく、取れる対応も特にない。 ただ、不必要にここの存在を教えるべきではないな、という気はしてきた。

ルソーは迫害まっさかりの頃、自分の著作「告白」を人前で朗読しまくるという 暴挙に出た。私がやっていることも大差ないのだなと考えてみれば、 サイトを畳みたい衝動に駆られる。

物理と数学の本を書きたいと最近強く思う。 確かによしんば書けたとしても、学術的な意味ではクソみたいなものしか できないだろうというのははっきりしている。 微積は単位を落としたし、大学では力学の授業すら受けていない。 しかしそれでも初等的な剛体物理ライブラリや 布シミュレーションライブラリは作れるのである。 まっとうに理系の学部を出て私よりも数学ができる人が他にゴロゴロいるのに 私がやっていたということは、問題は能力ではなくやるかやらないかだということだ。 本も同じだろう。私以外が書かないなら私が書く他ないし、 私より下の人を私と同じところまで引き上げることが できればそれでいいのである。今回の本でだいぶ神経が図太くなった。

仕事中ずっとマーラー。なんつうか、音楽的にどうとか、そういう代物じゃない。 派手な何か。しかしBGMに使うには申し分ない。 というか、銀英伝すぎる。 どの曲を聞いても宇宙戦艦がビームを撃っている絵しか出てこない。

著作権が切れた演奏を何かのBGMに使うのは良さそうだ。 戦争シーンなんかで使うと効果的な曲が多く、 下手にショボい電子音源で作るよりよほどいいだろう。 ただ、マーラーの場合何もかも銀英伝になるという弱点はあるな。 あと録音が古いので音質はどうしても落ちる。まあ使い方次第でこの点は どうにでもなると思うが。

考えてみればクラシックの曲にもいろいろあって、 演奏会でそれを聞かせることを目的にしたものだけでなく オペラだったりBGMだったりしているわけだ。 とすれば、集中してガチで聞くのだけがクラシックの聞き方ではない。

物理と数学についてゲームに関連づけて書いた本はいくつかある。 しかし、いかにも視点が学者だったり、ヌルすぎたりしていて 私が求める物ではない。ところで、とある本の書評に 「こんな数学もできない奴がゲーム作ってるわけないだろ。学生にしか役に 立たないんじゃね?」というものがあった。 全く現実をわかっていない発言と言わざるを得ない。 数学できる奴がゲームなんて作るわけなかろうに。

2008年5月24日

パブリックドメインクラシックというサイトにおいしい録音が 山ほど置いてある。PTNAに置いてあるのは所詮プロ未満なので、ケタが違う。

顔から油が吹き出た。チーズのせいか。

結構作曲してる。覚えてないが。さっきも風呂で「チーズ、ダメだ」 しか歌詞がない歌を 三部合唱にして脳内再生してた。微妙に対位法。 気持ち良く脳内で鳴ってるうちはいいんだが、 もし外に出したらひどいんだろうなと思う。

全粒粉スパゲッティは、そもそも塩ゆでした段階ですでに食える状態にある。 ここに納豆と若干の醤油を垂らすと、もう食えるなどというレベルではない。 ましてそこに刻んだパルミジャーノをかけてからめ、 トドメに胡椒を散らしてやれば、すでにして料理だ。 下手に凝ったものよりはるかにうまい。 全粒粉スパゲッティは玄米の代替品として使える。 一晩水に浸ける必要もなく、料理にかかる時間も短い。 普通十分量の水で茹でろと言われるが、ギリギリまで減らしても案外行ける。 したがってかかる時間はさらに短縮される。 コストも4回分500gが400円弱と、玄米が1合70円程度であることを考えれば 十分競争できるレベルだ。

でも米余ってるから食わないと。トマトで煮るのはいいが、問題はダシだな。 でも最初は水とトマトだけで煮てどれくらいダメか試してみることにする。

ルソーの告白を読み終えた。迫害というのがどのレベルなのかと思っていたが、 結構すごかった。そりゃ被害妄想にも陥るわ。 そこら中の村で石を投げられ、 避難先のイギリスでは周りが全員敵に見えてきて精神を患い、 結局は逮捕状が出ているパリでいつ逮捕されるかビクビクしながら晩年を過すという どうしようもない状態。出版を禁止され、 朗読も禁止され、結局エミールより後の本は全部死後に出版されたようだ。 ところで、この本をすごい本だと感じるためには歴史的な経緯を知らねばならない のだが、面白がるだけならそんなものは必要ない。 翻訳がダメっぽいことに耐えられれば中身は相当おもろいのである。 でも絶版。

チェルニーは進まなかった。19は曲の意図を取り違えていた。 てっきり装飾音のようなものかと思っていたのだ。 まあ意図さえわかればすぐだ。 来週は一発で終わらせてやろう。20も同様の罠がある可能性があるので 楽譜を見直して仕上げる。あとは21も触るくらいはやっておくか。 ノクターン1は2が完全に終わるまでやらないということなので 弾くべき曲が一曲減る。余裕はチェルニーに回そう。 インベンションは12を終えて15。音は少なそうだし、トリルもない。 3週で終わらせてシンフォニアに行こう。

ラヴェルいいですねと言ったら、ドビュッシーが先とのお言葉。 そして、ドビュッシーの前にベートーベンをちょっとマジでやらないとダメ、 というお話。ベートーベンはいまいちピンと来ないので気が乗らないのだが、 専門家が言うのだしそれも良かろう。 焦ることはない。どうせチェルニー40が片づくくらいまではやるつもりでいるのだ。 どう楽観的に見積ってもあと1年半程度はかかる。 つうか、ショパンエチュードをやれるレベルまで持っていくつもりらしい。

ハノンはこれくらいにして、次は何か違う本を使うらしい。

2008年5月23日

衝突検出ライブラリは必要な気がする。 一章使って説明したのにそれを使って作られているものが何もないというのは さすがにマズくないか。まずいよなあ。

今日はチーズ+納豆で。

トマトとチーズでパスタが食えるなら、 トマトで米を煮てチーズをかけても食える気がする。 試してみよう。

9章まで微修正。入力ライブラリはちょっといじって、 マウスとキーボードはDirectInputでなくwin32API直にしておいた。 土日で終わるかな。今日はあまりにも眠かった。

ゴーダを開けた。やはりパスタにかけるには向かない。 伸びが良すぎて、ゴムみたいな食感になってしまって全然ダメ。 味はいいので、そのまま食べよう。 しかし、そのまま食べることしかできないものを買う贅沢など許されないので もうたぶん買わない。栄養として買ったもので娯楽として買ったものではないのだ。 ピザみたいなものであれば焼いて食いて食えるので良さげなのだが、 小麦は練るのも焼くのも手間がかかるので却下。

でもゴーダうめえ。ラップでくるんで十数秒レンジで温めるといい具合にゆるくなる。

バッハの地味さ加減はすごい。たぶんピアノを習っている子供の 大半は嫌々やらされているのではなかろうか。 いかにも簡単そうに聞こえるくせに難しいあたり実に非効率である。 左右がバラバラに動く上に転調も激しく、ここに装飾音まで要求されると もうどうしようもない。入門編であるインベンションですら 聞かせるレベルになるには相当の腕が必要だ。 一方ショパンの曲は自分で弾いてみるとその労力効率の良さに驚く。 素敵和音と素敵旋律とペダルマジックで、さして難しくない割には 聞ける代物になるからだ。ペダルには魔力があって、多少のタッチのバラつきなど 覆い隠されてしまうのである。

なお、バッハは最高の演奏と言われるものでも素人に聞かせると 何の感銘も与えないわけで、本当にどうしようもない。 一般受けしやすい派手な曲はいくつか弾けるようにしておきたい所だが、 しかし弾いてて楽しいのはやっぱりバッハだったりする。

ラベルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」。何、この卑怯な旋律。 この曲流れながら読んだら何でも傑作になるわ。

2008年5月22日

26章が予定外に加筆が多い。今日はいろいろあったのでそこまで。 まあ明日終わるだろう。しかし、衝突処理が中途半端なのが気になるし、 やっぱりアニメも入れないとマズい気がしてきた。

今回のループ終わり。ライブラリにはクォタニオン抜きだがアニメも入れておいた。 あとはもう一回ループを回しながら細かい修正をしていく。 あと、最後に謝辞を足さないとな。 外人の本みたいに前書きに謝辞を書くのは 読む側からすれば邪魔なので、恩人の皆様には申しわけないけれども 後ろに置かせてもらう予定。 でも、あとがきってラノベみたいで嫌なんだよな。 そこしか書くところがないし、かといって謝辞だけを書くのも変なので 仕方がないのだが。

getSize()はsize()にしてもいいだろうが、Random::getInt()はint()には できないし、このgetInt()はメンバ変数アクセス的なものではないので別だろう。 size()のように書いていいのはメンバ変数を戻り値で返す(ように見える) 関数に限定してやればいいか。引数でポインタもらって返すタイプの 関数でやるのは不自然だろうし。 しかしそういう複雑な規則が入るやり方は良くない気もして迷う。 しかしgetFirst()がfisrt()になったりするとコードがだいぶすっきりするのだよな。 統一感と使い勝手が矛盾する時にどこを取るかはいつも難しい。

パルミジャーノの溶媒としては牛乳やクリームが最強なのだが、 どちらも保存性が悪く使いにくい。 牛乳でチーズを溶かしたものをパスタにかけるだけでも相当おいしいんだが、 そんなに頻繁に使わないのにリットルで買ってくるのも嫌だし、 かといって200mlのを買うのは負けた気分だ。 しかし何かに溶かさないとアミノ酸の使用効率が悪いのも事実。 というか、せっかくチーズを買ったのに、腹の脂肪に気づいてから 食べる気になれないでいる。ゴーダは開けたらけっこう早く食べないといけないので、 なおさら開けられない。

2008年5月21日

図書館戦争のアニメはコミカルでよく動いて楽しく見られるが、 何かが足りない。 何故だろうと考えてみて、 もしかしたら出来が良すぎるのかもしれないと思った。 本「ごとき」でガチで戦争をしている事を、漫画や小説では 素直に納得できるが、それは描写の情報量が足りていないからだろう。 アニメはとりわけ戦闘シーンがちゃんと描かれすぎていて、 想像で補ってウソくささを塗りつぶしにくいような気がする。 だから、文字や静止画で書かれた「戦争」にリアルな情報を 付け加えられるだけの知識や知性がある人は小説を読んでも 同じような違和感を感じるのかもしれない。 もちろん私にはそんな能力はなく、 最初に話を聞いた時にはブッ飛んだ設定だと思ったはずなのに 今では何とも思わない。 なのにアニメを見ると毎回違和感を感じる。

「結婚するつもりじゃない普通の恋愛」ってすげえ言葉だな。 この言葉を当たり前と思えない段階でたぶんその手のことに関しては 負け組なんだろうが。

外貨定期を引き上げて外貨MMFに突っこんできた。

野村證券のMRFがセブンイレブンで手数料タダで使える。 適当にこっちにぶっこんどけば便利だ。

おいしゅうございました。

2008年5月20日

こちらからしか知らないと思っていた人がここを読んでた、 ということが何回かあったが、今回のも驚いた。 よろしくおねがいします。

ルソーの告白を何人かに読ませてみたい。共感する人と、 「何このクソ野郎」と心底思える人にどういう違いがあるのか見てみたい。 しかしこれ絶版な上に長いんだよな。そもそも私にしてからが まだ読み終わってないわけで。

狼と香辛料8。こんなに読みにくかったっけ? しかし後半に入って商売が加速してからは急に読みやすくなった。 ホロとダラダラしている部分の文章が読みにくいのだろうか。 前からそうだったのに気づかなかったのか、それとも今回そうなったのか、 あるいは読む私の側に何か変化があったのか。

ここ数冊ホロに発見がないような気がする。 この作品は単なる日常を読んでいれば幸せな気持ちになれる、 というようなものではないので、やはりいつも発見が欲しい。

ルソー。やっと下巻突入。ついに迫害されはじめたが、 単なる被害妄想なのか実際に迫害と呼べる仕打ちを受けたのかはさっぱり わからない。

25章まで。明日の昼ちょいには今回のループを終わらせて もう一回校正ループを回す。というわけで、今日は中途半端なので上げない。 にしてもライティングをワールド計算にしたら いろんなものが恐しくすっきりした。 ワールド行列を作る描画インスタンスにライトやカメラの座標を渡さなくていいので、 関数の引数がごっそり減る。

本書くっていいなあ。 次の機会があればギャルゲースクリプト作って自分一人でギャルゲー作って 入れてやるのにと思う。あとクォタニオンを理解したい。 結局文章にする、というくらいの動機がないと真面目に勉強しないからな。 あとは連立方程式か。陰オイラーを解いて布シミュレーションをするとか。

2008年5月19日

手首にいけない痛みが来た。これはショパンだな。 やはりこの幅をつなげて押えるのは不可能ということか。 ペダルに任せるのが正しかろう。この痛みがあるうちは いけない角度になると痛みが走ってそれと教えてくれるので上達のチャンスだ。

ダメモードに入ってる。抜けるのに数日かかるな。 しかしダメモードの時の方が出てくる結論は建設的になる。 自分の嫌なところばかりが見えるから直したいと思うのだろう。

太ってきたので減らす。

自分が何をして金を稼ぐべきなのかをずっと考えている。 今日のところの結論は、技術者。人を使う仕事は無理だ。 やりたいとは思うが、 やりたいというのはそれをこなして手に入るスキルが欲しいという意味で、 その仕事そのものは間違いなく苦行になる。

確かに一回で決めつけてはいかんな。合コン。 何もかも自分の落ち度だと考えると脳がやられる。 こういう人間を面白がってくれる人が現れないとも限らない、 と楽観的に考えておいた方が脳には良いのだろう。 修正すべき落ち度があるとしても、私は修正することを良しとしないのだから このままでいるしかないのだ。テレビなんて見てられるわけがない。

この自己弁護のノリはまるっきりルソーじゃねえか。へこむ。

22章まで終わった。思った通り22から先は直しが少ない。 うまくすれば明日で終われる。終わってからもう一回確認でループを回しておけば 良いか。コード含めて上げてあります。

とか言いつつ、新たにコードの書き方について迷いが出てきた。 メンバ取得系の関数はgetX()とgetがつくのだが、 いらない気がしてきた。 getX()は呼ぶ回数も多いし、x()でも意味は通じる。 名詞ならプロパティ、という掟とすれば統一的にコードを短くできる。 欠点はset()との対称性が損われることと、関数名は動詞から始まるという 掟が絶対のものではなくなることの二つ。 利点は短くなることと、そこに関してはSTLと一致すること。

C++でプロパティ作れないかなあ、と思ったが無理だな。 確かに()がつくのを許容すれば、x()と書けばgetは書ける。 問題はsetだ。無理か。すごいトリックを使えばできそうな気もするが、 そんなもん見辛くなるだけだ。

掃除したい。あと、ダメになった服も捨てたい。 だがこれは逃避だ。とにかくしっかり本を片づけねば。

2008年5月18日

行列で拡大縮小をやることの問題点がいまさらながらわかってきた。 今まで拡大なんて入れたことなかったからな。普通絵描きも入れないし。 昔入れてた時は照明なしのモデルだったから問題なかったんだろうが。 このあたりも検証して説明を加えよう。

ワールド計算で法線が動的計算であればあまり問題は生じない。 ワールド計算で法線が計算済みで変換するだけになると、 長さが保存されなくなる上に向きまでおかしくなる。 これはイマギレさんの本に記述があったはずだ。 解決策を説明するかどうかはともかく、 何が問題かを説明するまではやっておくべきだ。 で、今度はローカル計算だが、ローカル計算の場合は法線の計算の有無に 関わらずヤバいことが起こる。 長さや距離、さらには方向が保存されないので前もって拡大縮小成分を 除いておかねばならないが、階層モデルで行列の出所がわからないと それも困難だ。まあいい。ここから先は会社行ってから考えよう。

結果的に「拡大はすんな」と本に書くことになるならそれもアリだろう。 私としても何故いけないのかがはっきりすればスッキリする。

今日一日やった結果、照明のローカル計算を捨てることにした。 ダメだ。異方性拡大でダメになるのを説明することは 可能ではあるが、こんなつまらんことにページ割いても仕方ない。 そもそもライティングごときにこんなにページを割きたくない。 ライティングに関してはイマギレさんの本を読めばそれで良く、 私の任務はアレを読めるようにするところまで持っていくことだ。 かぶらせてどうする。 考えてみれば、もともとローカル計算の説明をしているのは シェーダをローカル計算でしか書いたことがないのでいつも通り作ってしまった、 という理由でしかないのだ。 これだけ問題が多いのにローカル計算にする必要は微塵もない。 速度なんて今はどうでもいいし、ワールドにしたからといって 大して遅くなるわけでもない。売り物なら頂点7サイクルは絶対に許容しないが、 これは売り物ではないのだ。

というわけで、何もかもをワールド計算に作り直して、 ローカル計算については一切触れないことにした。 これでかなりスッキリする。 明日一日あれば関連する20,21章は直せるだろう。 最終版ライブラリを使ったサンプルも全部直す羽目になるが、まあそれほどの 手間ではないはずだ。そして、22から後ろはそれほど直す予定もないので さっくり進むはず。明後日で最後まで行きたいが、さすがにそれは無理か。

2008年5月17日

今日は生まれて初めて合コンというものに行った。 どう転んでもいい経験になると思って参加したわけだが、 確かにいい経験になった。

そう、無理。結局のところ、初対面の人と あたりさわりのない話題からうまくつないでいく、ということは もう根本的に不可能なのだとはっきりした。 最低限テレビは見なくてはいけない。 そしてその最低限を私は許容できない。

一対一ならばまだやりようはあって、 事実この前の時は向こうがどう思っているかはわからないけれども、 主観的にはそれなりに会話になった。 しかしこのように複数対複数になる時には、「私と会話しない」という選択肢が 許されているし、ゆっくりと会話の糸口を探っていく時間的余裕もない。

そしてさらなる試練が、カラオケ。 まあ当然私は空気を読めないわけだが、空気を読めていないことを自覚した上で どうにかしようとした結果なわけでこれ以上はどうにもなるまい。 カラオケはコミュニケーションの手段である、というのは いつも思うことだが、ここまで絶望的にコミュニケーションの可能性が 見えないといっそ清々しいくらいである。

カラオケには適した歌い方というものがあることを久しぶりに感じた。 カラオケというのはモノマネの一種であり、 それは元ネタを知っていることが前提である。カラオケは演奏会ではない。 むろんそんなことは重々知っているが、知っているからといってどうにか できるわけでもない。

なんにせよ、いい経験だった。二度はあるまい。

給料の面談。そりゃ金は欲しいが、金をくれと言う材料もないので仕方ない。

中長期的に何がしたいのか。そう聞かれても、 そんなことは私が知りたい。第一希望は学問を応用した仕事なわけだが、 明らかに今は学問どころじゃない。 一定以上高度な手法は 効果と安全性や制作コストがまるで釣り合わないため、 いきなり売り物に導入するのはほとんど不可能だ。 趣味でいろいろやってはいるが、プロジェクトを巻きこんで良いと思える ようになるには、それなりにテストをせねばならず、 そのテストが終わるまではそれが実用になるのかどうかの判断もできない。

自分が使いにくい道具であることはわかる。 「ライブラリが作りたい」「ツールが作りたい」「ゲームが作りたい」 「メインプログラマがやりたい」というようなはっきりしたものがあれば 向こうとしても楽なのだろうが、別にそういうのはあまりない。 実際問題どんな仕事であれやっていればそれなりに創意工夫を加えるし それは楽しいことで嫌ではない。カメラ制御をやろうがシーケンス遷移をやろうが、 はたまたサーバ構築やツール制作であったとしても、 おそらくやってみればそれなりに悪くないだろうし、出来るものもそれなりには なるだろう。メインプログラマとなると不安だが、人並にはできそうな気もする。 しかし、それらがしたい仕事かと言われるとそうでもないのが厄介だ。 それらよりもやりたい事は学問が混ざった分野だが、それが役に立たないことは わかっているし、役に立たないことをすることを許されたとしても、 自分が役に立たないことに私が耐えられない。それは本で思い知った。

本を書くのは相当悪くない作業だ。今まで無自覚にやっていたことを きちんと整理し直せるし、本当はいけないのだが、知識だけあってやったことが なかったことも「本の内容だから」と言い張ってやってみることができる。 そのうえ自分の趣味でコードを全部書けて、それを会社に留まらない範囲の 人に見てもらえる。こんなに素晴らしいことはない。 しかし、これを業務としてやることには、たぶんもう耐えられないだろう。 周りが皆集団作業で金を稼いでいる中で、一人でポツンと金にならないことを しているという自覚は確実に精神にダメージを与える。

でも、本書くのはいい。もし次があればクォタニオン、シェーダ、ネットワーク、 ツール、可視判定、シミュレーション、カメラ制御、あたりも入ってくるはずで、 それらは「なんとなくはしたが、きちんと順序立てて学んだわけではない」分野だ。 整理しながら書くことは確実に私のスキルを押し上げてくれる。 まあ、別に本の形じゃなくても、今回の本の続編みたいなものを このサイトでやればいいのだが。

20章の論理展開が杜撰すぎて吹いた。これでいいと思っていた過去の自分を なじりたい。これは一日仕事なので明日がっつり直す。 というか、一回なかったことにして書き直そう。

物が見えるのは太陽から光が来るからだ。これはいい。 目を点として、その前に方眼紙を置いてそれぞれのマス目を通ってくる光を 記録すれば絵になる。これもいい。問題は次をどうするかだ。 太陽からの光を物に焼きつけて後で集めるフォトンマッピング的な説明と、 目から線を出して反射を繰り返しながら太陽に到達させるレイトレースの 考え方のどちらがわかりやすいかをまず検討せねばならない。 いずれにしても最終的には、目から物、物から太陽の2本の直線に 単純化された経路における光の減衰について考えることで色が決まるわけだが、 ここの話の進め方も難しい。両区間の距離と角度について どういう簡略化をするのかをどう説明するか。

今日は気分が悪すぎる。帰ってきて真っ暗な玄関で2分くらい立ってた。 何かがいかんと思って外にメシを食いに行ったら、 大家族がいて、小学校前くらいの子供が4人くらいいてわたわた動いていた。 なんかよくわからないダメージを受けて帰ってきて現在。 昨日のがそれなりに効いてるらしい。 脳の調子が悪い時にはつい体をいじめがちだが、 体の調子が悪いと脳も持っていかれるので断固この不毛な欲求には抵抗 せねばならない。もし今本を書いていなかったらたぶん どこか遠いところまで歩いて行っただろうが、今それをやるわけには行かない。 本が終わったら存分に遠くへ行こう。

今日歌をサボったのはよくなかったかもしれない。確かに本は進んだが、 脳がダメなときには体を動かすべきだ。

2008年5月16日

「秘密」のアニメがダメだ。しかしこうなってしまうのはわかるし、 こうしてしまわざるを得ないことを考えればそれなりにマシな出来であるようにも 思える。しかし原作の魅力は作者の変態っぷりにこそあり、 それを99%捨ててしまったこのアニメは単なる 「ちょっと面白い設定の人間ドラマ」でしかない。

まあ無理なんだがな。作者の生体解剖フェチっぷりをそのままアニメにするのは。 だがあのガラス細工のように繊細な死体描写をアニメという形で見てみたかったと 思う人はきっと多かろう。 生々しい死体描写は観察力の賜物だが、あの生々しさゼロの死体描写は それがどちらか言って妄想の産物であることを示している。 どちらが変態か、考えるまでもない。 参考資料はきっと医学書か何かでもっと生々しい何かのはずなのだが、 あの人が漫画に描くとなぜああも綺麗になってしまうのか。 あの漫画がグロいのは絵がまるでグロくないから なのではなかろうか。

2008年5月15日

「これくらいできてねえとゲームは作れねえぞ」と 書いているこの私が、果たして入社当時どれくらいできていたのかと言えば、 そりゃもうお寒いばかりだ。 倉庫番は作れだろうが、そこまでだろう。 そんな人間がさもできて当たり前のような顔をしてこんなものを 書くのはもはや罪なのではなかろうか。 当時の私が受かるくらいなら、これだけできてりゃ即採用だろうよ。

16,17章。やっぱり2章しか進まなかった。まあ仕方ない。 昨日は2時までピアノ弾いていたからな。気がついたらそんな時間だった。 まあ新曲だし仕方ない。

2chブラウザ(ツボ)がいるとgoogle talkがまともに動かない。 不思議な相関。

明日は宴会。初対面の人とうまく話せた試しがないので たぶん明日もロクでもない発言をしてしまうんだろうが、 まあできるだけがんばろう。

「オレ、本が終わったら○○するんだ...」。死亡フラグが立ちすぎている。

この本が出たあと、どういう文面で叩かれるのかを想像している。 これも妄想のうちに入るだろうか。 この想像はつまるところ他人から責められるという精神への負荷を 軽減しようとする働きにすぎないのだろうけれども、 その結果として少しでも良いものになるのならそれでいいと考えよう。

どうやら著作権は話合いが必要っぽい。著作権の定義が関係者間で一致してない 匂いがプンプンする。パブリックドメインという言葉も同様。 この議論においてはパブリックドメインという言葉は混乱を深めるだけなので 使わないで欲しいものだが。

google mapを見ていた。理由はわからないが泣きそうになった。 あと、何故かフィンランドに行きたくなった。 それと、トルコの緯度が北海道とほぼ同じであることを知って 先入観の恐しさを知った。

北へ行きたい。

やっぱりスパゲッティは全粒粉がいい。 それと、パスタソースはある程度寝かした方がうまいことがわかった。 考えてみれば当たり前だが。特にハードチーズを入れた時は顕著で、 数分鍋で煮た程度ではアミノ酸結晶が解け切らないのだろう。

パルミジャーノ1kgにゴーダ1kgが届いた。パルミジャーノはやっぱりダシ 源として大変良い。少量でもかなり味が変わる。

2008年5月14日

ノクターン1。 あれ?臨時記号ってデフォルトの記号に加えるんじゃなくて、 デフォルトの記号を無視してかけるんだっけか? そうでないと説明がつかない場所が多々あるのでそうなんだろう。 デフォルト記号で足りてるのにさらに臨時記号がついてる所があって混乱した。 まあとりあえずだいたい曲はわかったし どこをどう圧縮できるかの見当はついた。 一方ノクターン2はほぼ暗譜した。あとは速度と精度を上げる。 1最初と最後、それにちょっとだけ異なる部分以外はできるだけあっさり流したい。 常識的に考えてこってり系の演奏はマズイだろこの曲。 あとは最後の部分のテルリラテルリラの速度を上げたいが、 こいつは現時点での指性能に制約される。下手にこれだけやるよりは ちゃんとチェルニーやらハノンを練習して総合的に上げた方がいいだろう。

14,15章クリア。ロボのモデルが来たので入れ換えに時間を食った。 明日ボンバーマンの素材が来ればめでたく豪華版の作業は終了。 だいぶ順調になってきた。明日は3章くらい進めたい。

2008年5月13日

12,13章クリア。絵描きから素材が来たので豪華にした倉庫番を入れている。 明日ボンバーマンとチャロンもどきの方も素材が来るはず。 いや、絵描きってすげえな。絵を差しかえただけでこんなに豪華に見えるのか。

昨日やってたことは中断。最終的には入れたいが、今は本文の直しが先だ。

ラジアンなしでも説明できるものだな。自分でやっといてなんだが驚いた。

本を3部構成にした。1部で2Dゲー、2部で3Dゲー、3部で売り物にするために 必要なより高度な話。

初心者用の本ほど厚いのが正しいはずなのに、 日本では逆になっている。 薄くてエレガントな説明なんて初心者に読めるはずがないのに。 海外の本が日本で出ると複数冊にバラされることが多いのはこの 違いによるのだろう。で、私の本も分冊にすべきではないかという話が出ている。 感情的には嫌だ。初心者向けほど厚いのだ、という主張をしたいのに 薄くしてしまっては何か負けた気分だし、全部買うなら割った方が高くつく。 ただでも高くなるのに、さらにCDROMを重複してつける羽目になるので 余計に高くなる上に邪魔だ。 あと、どこで割るのよこれ、というのもある。 現在1部が310、2部が260、3部が170という比率で、 どう割ってもバランスが悪い。 3部があと100ページあれば3冊に割ることもできるだろうが、 それはそれでなあ、という気分になる。 しかし、割れていた方が持ち運びが便利というのもわかるし、 お気軽に一冊目に手をのばせるというのもわかる。 私が一人で決めていい事ではなさそうだし、 使う方からの意見や売る側の意見を優先することになるんだろう。

ライセンスは何もつけないことになりそう。最終決定ではないが、 「無保証だが無制限」とだけ書いて終わりになる方向で。

2008年5月12日

つうか著作権。まず最大の疑問は、 「本当に放棄できないのか」。著作人格権は放棄できないそうだが、 「好きにいじってかまわん」と断りを入れてしまえばそこの問題は消えてなくなる。 そして、著作財産権は放棄できるという見解を良く見かける。 その2点から言って、「実質的に放棄」は可能な気はする。 しかしここでもう一つ問題が出てくる。 このライブラリがバグっていた時に、 それを使ってゲームを作った人が私なり会社なりに文句を言えるのか、 ということだ。これは逆に考えれば、 「どういう時に文句を言っていいのか」という話になる。 なんらかの契約をして「バグがあればオレのせいです」と約束したなら 当然文句を言う権利がある。しかし、一方的に本にくっつけてバラまいた時に そのような権利は相手にあるのだろうか? もしないのであれば何も言う必要はない。BSDライセンスすら不要だ。

つまるところ、使った人が私に文句を言う権利がないことが保障されていて、 かつ、「これは好きにしてかまわん。一切の権利は主張しない」 とテキストファイルに書いてCDROMの根本に入れておけば 何ら問題はないことになる。後者に関しては会社の許しは得ているわけで、 問題は前者だけだ。とりあえず会社にその手の人がいるはずだから 話を聞くか。

参照の説明をごっそり1章に足した。ページがどんどん増えていく。現在728。 あと、12章に三角関数の説明をごっそり足している途中。 度で呼べる三角関数をライブラリにぶっこむことにした。 ただでも面倒なのにそんなつまらんことで手間を増やすのは馬鹿馬鹿しいからだ。 最終ライブラリはラジアンなので、そこでラジアンの説明をしよう。 それまでは全部度にしてやる。

なお、今日は中途半端すぎる状態なので上げません。明日上げます。

前作った超越関数ライブラリどこ行ったっけかなあ。 本文中で説明しないにしても、サンプルコードとして入れておくと 誰かの役に立つ気がする。

まずい。丸一日関係ないことで過ぎた。邪魔が入りまくったせいもあるが、 それだけではないな。どうしよう。せっかくだし片づけてしまいたいところでも あるよなあこれ。というわけで、今日も上げてません。

著作権、放棄できるっぽいな。財産権としての著作権は放棄の意思を示せば 放棄可能、みたいな記述を見かけた。人格権としての著作権は この際問題にならない。

ノクターン1が猛烈に難しい。 だが、すぐに難しいと書いた今の自分が理解できなくなるだろう。

1は2よりいいなあ。しかし長い。中間部しつこすぎやせんか。 おしつけがましい弾き方をすると寝る。

チェルニー30。指令は19だけだが、試しに弾いた20が異様に簡単。やっちゃえ。

2008年5月11日

ノクターン2は基本的には退屈な曲だ。 繰り返し一回減らせよ、と思うくらい退屈である。 かなり速度を上げないと、遅くしたいところで遅くできない。

くそう。著作権なんてこの世からなくなってしまえばいいのに。

「タダで好き放題していいです」と書いたテキストファイル つきで物を配布したとして、これを後から「やっぱ金取るわ」 と言うことは可能なのだろうか。もし可能なのであれば、 BSDライセンスをつけても変わらないわけで、 使う人は作った人の言葉を信頼するしかなくなる。 しかし、BSDライセンスなんかはそれができなくなるように してあるはずで、たぶんそのしくみは プログラムを使うことが契約したことを意味するようなロジックによるのだと 思う。契約したんだから、契約書にない条件を後出しすることはできなくなる。 「タダで使う契約」をしたのに後から金払えはおかしいからだ。 となると、問題は「使うイコール契約」というロジックが有効であるための条件 なわけだが、BSDライセンスでそうなっているならそういうものなんだろう。 それ以外に手がないならBSDライセンスっぽい何かにするしかないのかもしれない。

MITライセンスというのがいくつか見た中では一番ゆるかった。 「保障はしない」「配る時はこのライセンス文書も一緒に配ること」 しか書かれていない。 これに「作った奴の名前を宣伝に使うな」を足すとBSDライセンスになる。

今回のライブラリを私が自分の同人ゲー用に改造して、 それをソースごとバラまくとした時に 会社の名前が入ったライセンス文書を一緒につけないといけないとしたら 相当鬱だ。改造したら著作権者は改造した人に移るというなら問題ないのだが。

2008年5月10日

社内オタクカラオケ。その場でどうにかするスキルが著しく低下している。 あと、やっぱりカラオケは難しい。 すでに私は年寄なわけで、周りが知らんものを歌っても意味がない。 かといって新しいものならいいかといえばそうでもない。 見ているアニメが違いすぎるのだ。 ということは、知る知らないに関係なく面白がれるものを 何個か用意しておくべきだということである。むろん新しければなお良い。

つうか、練習しとかんと無理よ最近のは。 気合入った奴は毎日仕事しながらカラオケの準備してるからな。 私は音楽を聞きながら何かをするのが無理な性分なのでそれはできないが、 カラオケを相互のコミュニケーションにしたいならば 多少の準備はしてやらねばどうにもならない。 まあ次回があるようなら少しは考えておこう。

11章中。継承をまるでわかってない人に対処するために、 継承の使い方の基礎から書き加えたので時間を食った。 11章は構成をがっさりいじって、興味のない人はwavファイルを 鳴らす方法だけ見て先へ行けるようにする。 で次は前半の山場たる12章だが、三角比を前提知識から外したので これの説明を追加せねばならない。また、C標準ライブラリも前提から外したので、 三角比関連の関数はこちらで用意する。

連立二元一次方程式解けるのかなあ。つうか、 未知数の数と式の数は等しくないといけない、って常識として理解されてるのかなあ。

考えたら、参照ってわかってないよな。 ポインタ渡しと参照渡しと値渡し。何がどうなのかみたいなことが しっかりわかっている人はたぶんそう多くない。

本を書いていると自分が知らんうちにずいぶんたくさんのことを 学んできたのだということを思い知る。

ピアノ。シューベルトは終わったことになった。 今の手の性能ではこれ以上にはなるまいから仕方ない。 チェルニー40に突入したあたりでもう一度やってみるのも良かろう。 チェルニー30-18が終わり。次は19。 ショパンはノクターン2が終わったら1をやるらしい。 難易度がケタ違いな気がするのだが、しかしそれでもシューベルトほどではなさそう。

とらドラ7はさすがに文章壊れすぎじゃないだろか。

2008年5月8日

ボンバーマンを直して説明を追加。ビット演算は全く知らないものと 仮定して1章に説明をごっそり追加。 明日はこれに伴う変更をちょろっとやったら9,10,11くらいは片づけたい。

2008年5月7日

今日は全く進まなかった。会社をサボってのじりんと遊んでたからだ。 ごめんなさい各方面。でも、本を作ることに関して相談に乗ってもらえたので きっとプラス。

狼と香辛料の漫画を買ってきた。アニメより情報量多くてだいぶいい感じ。 しかしまあ、やはりあれを直感的に理解させるのは困難だなあと思った。

考えたらこの銀の含有量の話を素人に納得させるのは結構難しいな。 円からペリカに換わるとして、 100円ではリンゴが10個買えるが、100ペリカではリンゴが11個買える。 そして銀行に行けば100円は100ペリカに交換してもらえる。 だから円をたくさんペリカに換えると得をする、とこういう流れだが、 「100ペリカでリンゴが11個買える」が、金の存在に慣れすぎたうちらには たぶんわかりにくい。ここには、円、ペリカに加えて、リンゴ、という 第三の財の形態があり、円とペリカの二つだけではこの話は成立しないのである。 「ペリカは円よりも価値がある」の「価値」という言葉を 即座に具体的な何かとして了解するのは難しそうだ。

それに、金の価値を相対的にとらえることはそもそもむつかしい気がする。 「ドルを買う」という言い方に違和感を感じなくなるためには、 それなりに訓練がいるのだろう。私はようやく慣れてきた。

本。のじりんのおかげで、やる気がさらに湧いてきた。 うん。味をつける部分をうまくつくって行きたい。 でも全体的には味を薄める方向で。web日記度が高すぎて長く読むのはしんどい、 というのはなるほどと思った。

せっかく平日にサボったので証券会社に口座を作ってきた。 ネット證券じゃないところ。なんて言うんだろ。リアル證券?

2008年5月6日

昨日戻るつもりだったがいろいろあって今日になった。明日から バリバリ仕事します。

ルータが死んでました。迷惑おかけしました。死んだ原因は不明。 再起動したらあっさり治りましたが。

ゼルダ誰に貸してたっけ?終わってたらよろしく。弟が別の人に貸したいそうなので。

外貨預金よりは外貨MMFがいいらしい。調べたら圧倒的に違う。 あの気紛れがなければ金融なんて興味を持たなかっただろうから その過ちを後悔する気はないが、せっかくだし移すか。 平日しかできそうにないので本が片づいてからだが。

発言小町は正直面白がれない。いつ似たようなマネを自分がするか まるでわからないからだ。

2008年5月4日

グーグルトークが数秒ごとにログインしなおす件。

実家に帰ってきます。

やっぱりメインマシンと別に移動可能なマシンがあった方がいいのかもしれない。 しかし、それはメインマシンがもっと軽くて小さくてバッテリーが死んでなければ 思わなかった事だ。 次のマシンは多少性能が落ちても小型ノートにした方がいいかもしれない。 でも、いつ買えるんだろ。 今より性能が落ちるのは困るしなあ。

wってコマンドあったのか...偶然発見した。

2008年5月3日

メイドガイの2話は力也分が足りない。 しかし、自分でもびっくりするくらい嫌いじゃないなこれ。 このしょーもない代物の何がいいのかさっぱりわからん。

昨日の化学実験の結果がおいしくなっていた。 そうか。一旦冷やして寝かせた方がおいしいのか。 にしてもこいつはベースとしてはいいが、単体では味に力が足りないので 残った分は何かしら工夫してみよう。 カレー粉を入れるとかいうのも面白いかもしれない。 にんじん、たまねぎ、トマト、挽肉といえばカレーの材料そのものだから、 そんな変なことにもならないだろう。

グーグルうんたらすげー。 そのうちローカルに物を保存することはなくなるんじゃないのか? そういやハロワはそんな世界だった。

8,9章。でも8章のサンプルをごっそり書き換えねばならないことと、 その説明をごっそり足さねばならないことがわかったので、 まだ次へは進めない。明日どうしよう。 この状態で福島に帰ることは許されるんだろうか。 でも帰らないわけには行かない。最悪5日に戻ってくることになるな。

グーグルなんとかはどうつながってるのかまだよくわからない。 いろんなところからメッセージ送れるようなのだが。 そして謎なのがグーグルトークが数秒おきにログインしなおしていること。

カレーは正解だな。というか、単にこのカレー粉がうますぎるだけな気もする。 キーマカレー風スパゲッティ。

ゲーム作るの続けてていいんだろか。つうか、そもそもゲーム作ってたっけ? 「オレゲーム作ったんだなあ」と最後に思ったのは5年以上前な気がする。 最後というか、最初なんだが。 今こうなっているのはなにかしら私の行動の結果で、 確かにゲーム本体を作りたいとは言わなかったし、 なんだかんだいって目の前にある技術的課題をどうにかするのが楽しくて ゲームの中身を見ようとしなかった。 「ゲームはオレが面白くするから、君はグラフィックをトップレベルにしてくれ!」 とか言われるのは、買われている証拠なのでうれしいにはうれしいが、 「ああ、やっぱオレライブラリの人なんだ」みたいな落胆もある。

あれ?もしかして本書いてる方が楽しいんじゃないのか?

ゴーダとパルミジャーノレジャーノを1kgづつ注文してみた。 やっぱ、肉はいかんよ肉は。できるだけ自炊では菜食でいたいのだ。

2008年5月2日

やればできるものだな。インベンション12。

今日の化学実験。玉葱、にんじん、挽肉、トマト缶、醤油、オリーブオイル、 一味唐辛子。やっぱりいつもの味になるな。

ずっと全粒粉のスパゲティを食っていたので、たまに普通のを食うと 味のなさに驚く。圧倒的に何かが足りねえ。ソースに求められる味の濃さが だいぶに変わってくるな。いつもの調子で味付けすると味気なさすぎる。 というか、全粒粉以外買わないな、もう。

進まない。進まないよ。7章まで。 標準ライブラリのほとんどが使用禁止になったので 置き換える作業で時間を食った。 random_shuffle()とかマイナーすぎるもんな。 後はシーケンスのもう少しマシな書き方が思いついたので 全部それに差し換えた。 名前のつけ方が変わったので全部のファイル名を直して回るという苦行。 また、ボンバーマンは元々可変フレームレートで作っていたが、 可変フレームレートは必須の内容から外れたので 全部固定フレームレートに直した。 まあこれだけでも大変なのだが、 文章も元のものが全く残ってないくらい書き直した。 抽象的な内容の章ほど説明がひどい。 他人がどこまでわかっているかを考えて書いてないのがありありとわかる。 やはり少し時間を置いたのが良かったんだろうな。 こんなものをそのまま出していたら後悔で死にかねない。 というわけで、今日のバージョンも上げてあります。

明日は最低でも8,9,10は片づけたい。8,9は内容が薄いし問題点が 具体的なのでおそらく大丈夫だろう。問題は10だ。 そして、もしかすると8も難航するかもしれない。可変フレームレートでも 耐えるように作っていたので、オーバースペックな説明になっている 可能性がある。固定で動けばいいならかなり楽になるわけで、 ごっそり説明を削る必要があるかもしれない。わからないが。

105円か。ずいぶん戻ったな。

2008年5月1日

6章まで。進まねえ...。5章の説明が恐ろしく不親切かつ独善的だったので ごっそり書き直した。図も足した。ほとんど元の文章が残ってない。 6章はそれに比べれば軽微だが、ASCIIコードの表を 無理してtexで書いて時間を食った。 くそう。どう考えても別の何かで書いた方が早かったわい。 まあ図を増やせば増やすほどコンパイルに時間を食うので 長期的に見れば間違いではないのだが。 でも、もうラストスパートのはずなんだよな。 まあゲーム作りと一緒で、そろそろ終わりだよな、と思ってからが 勝負なのでたぶん今日の選択は正しかったと思う。

こういうところを指摘してもらえるように、読んでくださる方には 具体的にどう読んでほしいのかをしっかり説明しよう。 何の前提もなく読んだ時の感想が一番知りたいのは確かだが、 そういう感想は言葉になりにくいだろうし。

4日の夜に福島に帰る予定だったが、そんなことしてる場合じゃない気がしてきた。 5,6の二日をダメにするのは痛すぎる。 連休中に今回の直しが終わるだろうと思っていたが、 一日せいぜい4章しか進まないとなると話が大幅に変わってくる。 明日はもっと進めたいが、量より質だからな。 連続10時間とか作業してると頭がおかしくなってきて モノもダメになる。とすると、一日の作業量は限られるわけで、 日数を費すしかない。 たぶん途中で2時間くらい寝たらいいんだよな。明日試してみるか。

英会話。RealDriveのパンツの話で過ぎた。 「subtleなパンツもobviousなパンツも、両方好きだね。君はどう?」 いや、そんなに堂々と言われても。 講師5人でつるんで秋葉原のメイド喫茶に行った話とかされても 一体どう反応すればいいのかわからない。いや、おもろかったが。 話の内容がというより、やっぱり外人なのがポイント高い。 想像しただけで笑いが止まらなくなる。 たぶん中にはよくわからず無理矢理連れていかれた気の毒な人もいたんだろうな、 と思うと余計に面白い。彼曰く「いいメモリーになったよ」。 実に爽やかな笑顔だった。嫁には内緒らしい。

つうか、このままだと本が6月突入する。 いや、出版社側の作業を待っている状態になれば別のことができるので それでいいのだが、このままダラダラと長びけば こちらがクリティカルパスのままであと一月くらいは経ってしまうだろう。 まずい。これは極めてまずい。

海外旅行はありえないなあ。今の状況だと。 本が終わってもどうせ次の何かが待っているだけであまり変わらない。 まあ本のようにやればやるだけ進んでしまう仕事ではなかろうから 少しは余裕も出るだろうが。

本の恐ろしいところは、依存関係がないことなんだよな。 やればやるだけ進むから、自分は常にクリティカルパスにいる。 心が休まるヒマが全くない。 まあこんな機会は二度とあるまいから、今回のこの辛さを 存分に堪能して思い出にしてやろう。

やる夫が小説家を目指すやつ読んでて思った。 本出すって本当大変なことなんだな。小説の場合は。 今回私がやってることは選考も何もない代物だし、 書いた後で「質悪いんで出せません」ということもほぼなさそうである。 ヌルいよなあ。

結局のところ、能力的に書ける人はたくさんいるが、 そんな面倒なことは誰もしたがらない、ということなんだろう。 たぶん私がやっているのは比較優位という奴だ。 だが、それはそれとして、「これはこいつにしか書けねえ!」 というような代物にしてやりたい。

ゲームを題材にしたプログラミングの本とか誰か書かないかなあ。 今書いてる奴のゲームとプログラミングの比率を反転させたような本。 プログラミングの本ってたいがい眠いんだよ。 なんで眠いかと言えば、それが何に使えるのかがさっぱりわからないからだ。 加えてやけに専門特化していて、その本が自分に関係あるのかどうかを 調べるだけで日が暮れる。 私は「本は外れを引くものだ」と割り切って題名と前書きだけ見て 何冊か買ってきてから考える、という方法を取っているが、 普通はそんなことはしたくないだろう。

あと、プログラミング3、ゲーム1、物理と数学6、 くらいの比率の物理シミュレーションの本とか欲しい。 中学数学のレベルから簡単な物理シミュレーションエンジンを 書く所まで引き上げてくれる奴。最後は物理ベースのちょっとした バカゲーが出来上がれば完璧。書ける人いっぱいいると思うんだがなあ。

結局何事につけても必要なのは、「自力で勉強する気になるところまで レベルを上げてくれる本」だ。 初心者のうちは何が必要なのかもわからなければどこから手をつけていいのかも わからないわけで、自力で勉強するということ自体がすでに不可能に思えるほど 困難なのである。ルソーも書いているが、若者相手に遠くのエサをちらつかせて やる気を煽るのは逆効果だ。 せっかちな若者はエサまでの距離だけを見てあっさりあきらめてしまう。 だから常に近くにエサをぶらさげつつ遠くまで引っぱっていくような やり方をしないと絶対に無理なのである。

なんて偉そうに書いてるが、私の本はすでに「気合の入った人向けですね!」 と言われていて、その意味ではかなりダメそうだ。 文章の質でどうにかなる部分はできるだけがんばるが、 本質的に無茶といえば無茶なコンセプトなわけで、そこに由来する部分は どうしようもない。 登る高さと勾配が決まっていれば、 道の長さは勝手に決まる。普通の本は道の長さを一定以下に保つために 登る高さを落とすか、勾配を急にするわけだが、 この本は高さはできるだけ高くしつつ、同時に勾配はできるだけ緩くしようと しており、当然道の長さにしわ寄せが行く。 長さそのものが与える苦痛に関しては今回はどうしようもない。 特に日本人は向こうの大学生のようにブ厚い本に慣れていないので 余計にダメージが大きくなる。まあ、仕方ないよね。質でがんばろう。 いまさらコンセプトは動かせないし、 そもそもそこを外したら書く意味がないのだ。

なんか「オイラーの贈り物」みたいな素敵タイトルないかなあ。 と名前を考えていて思う。四文字はいいわ。 題名は四文字に略しやすいのがいいわけだが、 ハナッから正式名称が略称になってるというのはやはり強い。 しかし今回は何をどうやっても無理だからな...

ゲームプログラミングって言葉がすでに長いのが問題だ。 できればこの言葉は入れたくないが、入れないで内容を的確に表すことは 可能なのだろうか。「一人でゲームを作る本」くらいでいいんじゃね? とも思うが、なんつうかひねりがなさすぎるよなあ。


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