だだもれ

2009年8月31日

携帯メールにSPAM多すぎ。 「どうせSPAMだろ」と見るのを後回しにすることが 多くなってきていて、かなりマズい気がしている。 携帯メールのアドレスは変えられるのだが、変えるべきか。 携帯メール教えてるのは数人だし 問題ない気がしてきた。 今度はランダム文字列なメアドにすればいいのだろう。

明日か。臨機応変に飛ばせばいいし配布資料は 充実してる方がいいと思ってたが、 やっぱり思い直して477枚まで削った。 今更なんだが、たぶん400でいいんだと思う。

2009年8月30日

推敲中。600枚までは削れそう。

米注文。米の消費速度すげえ。

ひつじこを実家寸前まで送ってきた。数日一人。

出産体験漫画がいくつか載っている本を借りて読んだ。 どうしようもなく男は役に立たない。

仰向けで出産するのは不自然だという。 なるほど、人間も哺乳類と考えれば、重力を利用して産むのが普通とは思える。 しかし、所詮それはわからないことだ。 情報を集められるだけ集めて、あとはひつじこの野生に任せる他ない。

フリースタイル出産。 肯定意見が多いが、否定意見も多い。 結局トラブルが多くてやめた病院もあるようだ。 健康で順調な大半の人は好きな姿勢で時間をかけて産めばいいのだろうが、 そうでない人もいるということである。 その区別を見誤る例がないわけではない。

というか、病院側の立場に立てば、 「危うきに近寄らず」になるのは当然ではある。 安全性を優先するならば、はさみで穴を広げてさっさと出す方がいい。 そしてそれは時間も節約してくれるため、病院側の人的リソースにも優しい。 それによる不都合はあるにせよ命に関わるものではなく、 訴訟に発展しない限り病院側にとってはダメージにならない。 他のフリースタイル出産のようなものを売りにする 施設が競争力をつけてくれば話も違うのだろうが、 探して見つかる数から考えてたぶんまだシェアを 奪い合うような状況にはなっていないだろう。

帝王切開率は上がる一方。1/6ってすごいな。 後遺症が残った例で「さっさと帝王切開してれば起こらなかった」 と医者が敗訴した例があり、 これが帝王切開に踏み切らせる助けになっているという分析があった。

場所を問わなければフリースタイル出産を ウリにしている施設は結構見つかる。 助産院でサイトがあるようなところはほぼそうだ。 しかし、ほとんどの助産院は35才以上の初産は「要相談」。 そういう意味では選り好みできる状況ではないのかもしれない。

ともかく、ひつじこにはできるだけがんばって健康になってもらおう。 その助けはできるだけやる。

立ち会い。私なんて何の役にも立たない。 邪魔をするくらいならやめた方がいいわけだが。 そのへんはおいおい考えていくことになるのだろう。

金の問題はこれからどんどん深刻になる。 しかし、結局のところ考えても無駄だ。 ケチる。稼ぐ。それしかない。

金だよなあ。金で決まることの何と多いことか。

受精卵から体外で育てられる技術が普及しない限り、 男女平等は一定以上進まないんだろう。 そして、もしそういう技術が確立されれば、 それは間違いなく使われるだろうし、 たぶんあっと言う間にメジャーになるんだろう。 それが人類という種にとっていいかどうかはわからないが。

胎児の心拍数をモニタリングしながら分娩するのは重要で、 それでヤバいと思ったらさっさと会陰切開して取り出すべきだ、 というのはなんとなくわかった。 狭すぎたり長びきすぎたりすると酸素が足りなくなって障害が残る。

論文のデータを紹介してくれているブログがある。 赤ちゃんがヤバそうなら切る、というルールでやった場合、 41%は切開し、しなかった59%のうち29%は無傷で済む。 裂けそうなら切る、というルールでやった場合77%は切開し、 しなかった23%のうち10%は無傷で済む。というデータ。 あまりに率が低い施設は、赤ちゃんが危ないケースでも切らなかった、 とも取れる、ということか。 ひつじこが幸いにして「裂けるかもしれないが切らなくても 赤ちゃんは大丈夫」という側に入った場合に、 切った方がダメージが少なくて済むケースに入るのか、 切らない方がダメージが少なくて済むケースに入るのか。

このブログは下の方についているコメントにもかなり価値があるな。

なんにせよ、とにかく健康になることに協力しよう。 体を柔軟にして筋力をつけてもらわねば。 足は良く上がるんだが、背中から肩にかけてが実にいかん。

2009年8月28日

全645ページ。第一推敲320ページ。 いらないページを削りながらやっているので、 最終的には600は割るだろう。 後ろの方ほど講義では説明できない事が増えるので、 1バージョン2枚、なんて状態になりがちになる。 明日の夜で第一推敲を終わらせて、PDF側の直しと 配布物のzip化を行い、月曜に借りたPCでテスト。

ひつじこはいつ何を食べたくなるかさっぱりわからない。 山の天気どころの騒ぎではない。 梨、うまいか。良かったな。

淋しいには淋しいが、当人たるひつじこの負担が軽減されることの方が はるかに大事。 これまでの話を総合するに、里帰りした方がいい。 しかも良さげな病院がそっちにあるとなればなおさらだろう。 検診の段階からそっちに行かねばならないというのは 負担ではあるが、産む際の環境を最優先するなら仕方ない。

どこで産むか、という時に、地域だけでなく病院も問題になることを いまさら実感した。すまん。 2chの会陰切開スレを見て、医者のスキルが ここまで影響するのかとビビりまくった所である。

人類って生き物としてはダメな種族だよな。本当に。

サイトがある産婦人科はあんまり多くない。 その中で産めるところはさらに少ない。 どういうコンセプトで出産をやってるか、 なんて事を長々書いている病院は相当少数派だ。 その一つが実家の近くにあるというのだから、 それは幸運と考えるべきだろう。

2009年8月27日

480ページ。まだまだ終わらないが、 ここから先はあんまり書けることがない。 コードの変更作業量が大きいために バージョンを分けたものについても、 概要を説明するだけなら一瞬で終わるという 事が多いからだ。これは後のバージョンほど顕著になる。 文字列解釈なんて講義で説明できるわけがない。 まあ明日で終わるだろ。 土日は推敲プラスシミュレーション。

どこに出しても恥ずかしいパワポになりそうだ。 自信を持って一枚あたりの手間が最小になることを宣言しよう。 必要性のないイラストとか配置する気には到底なれん。 あと動くパワホとか、無理。全然いいと思えない。 CEDECのテンプレート使っただけでも良しとしてほしい。

2009年8月26日

パワポが280ページになった。まだ半分行ってない。 セミ高橋メソッドなので、 2時間なら400枚くらいでちょうどいいはずだが、多すぎだなこれは。 15分ごとにチェックポイントを設けて スキップすることでいい感じにどうにかしよう。 あと、目次作っとかないとダメだな。

どうにか間に合うな。明日でほぼ完成するだろう。

2009年8月25日

PDFはB5設定で220ページくらいになった。

パワポでなくtexでやろうかと思ったが、 あれは論理構造云々より見た目だろう。 というわけでパワポでやる。

50ページ作ったが、推定1/10。 明日で300ページまでは行きたい。

セミ高橋メソッドなので500枚でも普通の200枚分くらいだろう。 120分という時間がどれくらいなのかいまだにわからないので、 大過剰に作った上で、15分ごとにチェックポイントを作って 調整する、というやり方にしようと思う。 時間が余るのは問題だが、足りなくなる分には端折ればいいので問題ない。 どうせプログラミングを伝えるなんて無理な話で、 後で配布するPDFとサンプルコードが本体なのだ。 講義はその概要説明くらいに考えてもらってかまわない。

学生、一年目向けの講義だが、 たぶん3年目、下手すると5年目でも役に立つところがあるかもしれん。 何故なら、私もやってみるまでテトリスでこんなに 勉強できるとは思わなかったからだ。 ゲームの一部にしか関われていないプログラマにとって、 例えテトリスでも丸々作るというのは新鮮なことだと思う。 まあそれでも「そんなこと知ってるよ。時間の無駄だった」 とか言う人は多そうなので、 最初に「学生と一年目対象なので玄人お断わり」 と断わっておくことにする。10人とかになってもこの際構わない。

日経ソフトウェアにこの前のインタビューが載った。 届いたので見たが、プログラミング雑誌ってこんなのなんだな。 まず読まねえ。 記事はあたりさわりのない感じ。

そういえばこの前のシーグラフのメーリングリストのコメント はおもろかったな。あんな文章どうやっても書けねえ。

2009年8月24日

最近やけに屁が出るなとは思っていたが、 なるほど理由があったらしい。私のことではなく、ひつじこのことだ。 にしても、これほどとはな。

異常にアイスを食べたがり、買えばいいのに自分で作って食っている。 氷を食いたくなるらしい。

バジルが猛烈にマズくなったらしい。調べたら妊婦には あんまり良くない成分が入ってるとのこと。これが野生か。

なんだろうなこの観察日記。

200ページ突破。あとちょっと。

CEDEC、ノートPCどうしよう。 普通にあると思ってたが、そういうものでもないらしい。 最悪個人的に誰かに借りるしかない。 うちのはバッテリーがないからダメだ。

こんな状況で本業が襲ってきた。無理だよ。絶対無理。

生活リズムをさらに朝型にシフトする。 料理の効率化を進める。冷凍保存できる食い物をもっと充実させねば。 とりあえずしばらくは水を足さない煮物系か。

2009年8月23日

170ページくらいになった。明日で終わらせないと本気でヤバい。 しかし、また座標変換の話なので、図を描くのに時間がかかる。

どれだけ勉強になるんだテトリス。 これで3D化したり、GUIな配置ツール作ったり、 メッセージ出すのにフォント読みこんで文字列レンダラ作ったりしたら えらいことになる。

2009年8月22日

最近ひつじこがおかしかったが、原因がわかった。 これからもっとおかしくなるらしい。

PCの発熱がヤバい。夏を越せるのか。

1920x1080のH264動画を落ちずに見られる 小型のノートPCをどこまで安く買えるだろう。

こういうことになると、これから一体いくらかかり、 いくら稼がねばならず、月いくら貯金せねばならないのか、 ということを考えないわけには行かない。

所得税、調べたら知らないことがいっぱい出てきた。 給与所得控除とか基礎控除とか。 でも、引かれるもののうち所得税なんてほんの一部だしどうでもいい。 結局2割くらい引かれるのだから、2割と考えよう。

手取りが400万として、それを20年保てたとする。 月20万で生きていけたと仮定すれば、160万余剰がある。 20年間この余剰が維持できれば、3200万溜まる計算になる。 そして、まあその半分くらいは子供に使われる。 うん、この計算だと老後はねえな。

老後。30年二人で生きたと楽観的に想像する。 そして仮に今の月20万ペースで生活したとすれば、7200万かかる。 うん、すでにありえねえ。いくら溜めればいいかなんてシミュレーション不可能だ。 退職金は全く期待できない。年金がもらえるとは思ってない。 下手をすればこの額がフルにかかってくるわけだが、 だからといって7000万溜めろと言われても無理である。 年200万余らせたとしても36年かかる。 はっきり言って、60まで今のレベルの収入を保てるとはとても思えない。

不確定要素が多すぎて計算なんてできん。根本的に職業からして不確定要素なのに どうやって計算すればいいというんだ。

web上のその手のシミュレーションでは、退職寸前の収入が800万になっていたり、 退職金を2000万もらっていたり、かなりデカい年金をもらっていたりと、 およそうちらにとっては何の参考にもならないものばかりだ。 そもそも私はいつまで働いていられるのだろうか。

なあ、みんなこれどうする気なんだ? だって、私って勝ち組なんだろう?なんだかんだ言って500万もらってるわけだし。 それでも、この手のことについて考えると脳が拒絶反応を起こすくらい 絶望的なんだが、本当に一体どうするんだ?

本の印税もらえてたら子供の大学の授業料くらいにはなったよなあ。 なんて考えるのは脳が金に支配されている証拠なので良くない。 CEDECの準備なんてしてヌルい日々を送れることを感謝しよう。 印税で会社をもうけさせるなんてなかなかできることではないわけで、 そこは誇っていいはずだ。いいかげん黒字だろうし。 なお、また増刷するらしい。8刷。

考えるのはやめだ。無駄。今できることは耐えられる範囲でケチることだけだ。 生活水準を上げないどころか下げる努力をしよう。

削れるとしたら、まっさきにピアノ。金銭的にも時間的にも大きく削れる。 月6000から9000だから、年10万くらいになる。 時間に関してはさらに重大だ。 しかしピアノを削るということは、 音楽を完全にあきらめるということだ。 理性で考えれば音楽なんて不要だし、 その時間本でも書いた方が人類の役に立つわけだが、 どうにも決心がつきかねる。しかし、もしやめるなら今だ。 あと3ヶ月もすれば平均律に突入してもっとおもしろくなるのがわかりきっている。

あるのが当たり前だと思っていたものも疑うことはできる。 例えばサーバPC。FreeBSDサーバが絶対に必要かと言われるとそうでもない。 確かにこいつがあることは重要ではある。データの受け渡し、 使い慣れたメーラー、使い慣れたktermとvi。あと、 unix文化との接触を保っておくことにはそれなりな意味もある。 しかし必須かと言われるとそうでもない。 会社はwindowsなわけで、windows上での作業は可能だ。 問題はサーバ機能だが、httpは現状ロクに使ってないので 消えても惜しくない。ftpだけならwindowsマシンにも入れられるだろう。 しかし、サーバマシンは24時間動くわけで、 消費電力が低く、かつそうそう落ちないマシンでなければならない。 windows機にするなら性能をあきらめて省電力機にした上で、 落ちてもあきらめる覚悟をせねばならないだろう。 サーバとなるとセキュリティ上の問題もある。 検討はするが、難しい。

802.11nなマシンにすればLANケーブルを消せる。 マシンの消費電力が小さければACアダプタは小さくなる。 買い換えることで相当すっきりするのは間違いない。 問題は金だ。

チェルニー40-16終わり。シンフォニア14は目処が立った。 アラベスクは激しく高速化を要求されたが、シンフォニアが優先なので たぶんそんなに上達しない。次のレッスンまでにシンフォニア14は仕上げ 指令が出る状態まで持っていく。次の7番はピアノを始める前からの悲願なのだ。 最後に回した9番は比較的どうでもいい。

ひき肉を味噌まみれにして1時間ほど置いてからナスピーマン炒め。 味噌には蛋白分解酵素があるらしく、こうするとおいしくなると ガッテン雑誌に書いてあった。でも結果的においしくなったのかどうかは よくわからない。あとなめこの味噌汁。 かつおぶしはさっさと使い切ってしまおう。

2009年8月21日

なんか140ページのpdfができてるんだがどういうことだ。 そして、恐ろしいことにまだ半分ちょいくらいな気がする。 月曜にはパワポ化を始めないとマズいと思うんだが、 できるかどうかはわからない。 元のpdfから情報をまびいてパワポにするのは大して時間はかからないはずだが、 そもそもpdfを最後まで書けるかどうかも怪しいといえば怪しい。 なにせ、説明できるほどわかってないところが少なからずあった。 バージョンとバージョンの間で差が大きすぎるところは 間に足したりしているので、 もうvcprojが30個を超えている。

2009年8月19日

GDI+ってOpenType非対応なのな。困った。

2009年8月18日

ヴェネツィア滅亡。国って滅ぶんだな。当たり前のことだが、 滅んでみないとわからないのだろう。

google mapでヴェネツィアを見ている。何これ、伊豆大島くらいしかないじゃん。 もちろん伊豆大島と違って全域埋立地で真っ平らなので人口密度は 上げられるのだろうが、それにしたってひどい詰めこみようだ。 そしてこんな面積の国が結構長い間強国だったというのはすごすぎる。 そもそも1000年も政体を保ってた国なんて世界中ほとんどありはすまい。

選挙の時くらい政治について考えたいと思うが時間なさすぎ。 朝仕事しないとダメだ。

本当に思う。こんなに詳しくテトリスの作り方を説明した奴はいまい。 でも、仮に本にするとしたら中途半端だ。 これが必要なレベルの人に教えるならC++はないだろう。 もっとへぬるい言語でやるべきだと思う。

今の日本に生まれたというのは本当に運が良かったのだと思う。 この点について何か世界に還元したいと思うが、 どうにも世界の役に立つ方法が浮かばない。 せめて世界にとって悪いことをしないようにして生きたい。 とりあえず節約しよう。

vaioTがキャンペーン中で、512GBのSSDと、1.6GHzのCPUと、4GBのメモリを積んで 20万ちょいで売られている。でも買わない。 こんなに安売りされているということは、もうすぐ次が出るということだ。

2009年8月17日

めずらしく外仕事。何もかもが面倒くさい。

明日一日でどこまで進むか。現在の進捗は7/28。 今週中にpdfを片づけてパワポ化しないと。 印刷とかしなくて良さそうだし、前日までやってることになるだろう。

2009年8月16日

飲み会行ってきた。ダラダラした。 持っていったカレーとパンは食べてもらえた。 いずれうちにお呼びできればいいなあと思うが、 うちにはどう考えても6人くらいしか入らない。

脳以外を失った状態で生存できたとしたら、 その意識状態はいかなるものだろうかと思うが、 たぶん夢みたいなあやふやなものにしかならないんじゃなかろうか。 単にそういう気がするだけで根拠はない。 自分に意識があると認識するためには入出力が必要な気がするので、 脳が何かしら動いていたとしても意識があるという感じを 受けない気がするのだ。 腕や目を失っても意識の連続性は保てるのだから、 入力の量が減ったり変わったりしてもそれなりに適応するんだろうが、 全然なくなってしまうのは駄目な気がする。 やっぱり根拠はない。 みたいなことを話しながら帰りの電車。

塩野七生の「海の都の物語」を借りてきて読んでいる。 まだ100ページも読んでないが、ヴェネツィアすげえ。 人口10万の国でこれだけの影響力を持てたのか。 ヴェネツィアは商売を国の根本に据える国だったが、 その軍事力は強力だった。やはりそういうものなのだと思う。

日本は島国だが、全然違うなと思った。 ヴェネツィアに比べれば日本は巨大な陸地であり、 日本が海洋国家でなく大陸国家的な行動パターンを 示したのも仕方ない気がしてくる。 海洋国家的な生き方を選ぶには 自給自足しようという考えがそもそも出てこないくらい いろんなものが欠乏していないとダメらしい。

自分に何ができるんだろうといつも考える。 CEDECで話をするなんてのは身に余る光栄なわけだが、 しかしそれで喜ぶ余裕なんてなく、単純に不安の種だ。 人と話すといつも自分の無知を思い知る。 プログラミングに関して、私は可能な限り一旦は自力で答えを出してからでない限り 他人が作ったものに頼るのは良くないと信じているが、 現実にそんな悠長なことを言っていられないのもわかる。 そして他人が作ったものを使うためには他人の動向を 良く見ていなければならず、世の中の動きに敏感でなくてはならない。 私にはそこが圧倒的に欠けている。というより、そこに時間を使う気になれない。

私は自分でテトリスすら作ったこともないような状態で いきなり秒間1000万ポリゴン出してナンボみたいな世界に 入ってしまった。 とりあえず仕事をするのに必要なスキルを学んでついていくことはできるが、 そこまでゲームが経てきた進化の歴史を知らない以上 自分の考えなどあるはずもなく、 他人が言うことをただただ受け入れる他ない。 だから、ほんの2、3年前までは文献を漁ったりして最新の技術を取り入れること を無批判に良いことだと思っていた。 勉強にはなったし、ああするしかなかったのだとは思うが、 今思い返せばあの時学んだことがまるで理解できていないことに驚いてしまう。 確かに、調べてきた情報を使えば動くものを作ることはできる。 しかし、それが何故動くのかはわからないし、 自分でどこをどうアレンジすればより自分の目的に合った形に 改良できるのかもわからない。 単純に数学が足りないとかそういう事もあるにせよ、 一番足りないのは経験なのだということに気づいた。 自分で何かを作っている時に、「ここどうにかならないかな」 と思う問題に当たり、どうにかして解決策を考えて、自分なりの答えを出す。 そしてその後で、もっといい手があるんじゃないかと調べてみる。 この順番でなければ文献から得た技術を自分の血肉にすることはできないのではないか。 改良やアレンジができない技術は、わかっていないのだと思う。 その意味で、私はシェーダがらみの技術はほとんど理解していないのだと 今更ながらに実感している。

つうか、「買えばすむのに自作するのは馬鹿のやることだ」 と言う人達は、買えばすむようになる前の時代に自力で 何かしら考えたり作ったりする経験を持っているのではないかと思う。 その時に自分で考えたり作ったりしたことが他の人が作ったものに及ばなかった、 という反省があるからそう言うのだろう。 しかし、及ばなかった、という判断を下すために必要な情報は 結局自力である程度は取り組んでみなくては得られないのではないか。 頭のいい人ほどその「ある程度」が小さくなるというだけだろう。 たぶんゼロではないのである。

ベテランは強いなあと思う。時間には重みがあるのだ。 しかしそれに対抗せねばならない以上、 泣き言は言っていられない。 しかし、ベテランに対抗する方法として最新技術を勉強してハッタリを効かせる路線は しばらくお休みにしよう。これみよがしに英語の本を買い漁って 難しい技術をこねくりまわしていることをアピールする日記を 書くのはやめよう。そういうことじゃない。 本と今回のテトリスはそういう意味でベテランに対抗するための 新しい道なのだと思う。 CEDECで閑古鳥が鳴いたり、アンケートで酷評されたとしても、 自分が学んだことには意味がある。落ちこみすぎないようにしたい。

というか、そうとでも思わないとやってられない。 どう考えてもCEDECにこの講義が役に立つレベルの素人は来ねえ。 10人で十分だ。10人のためにがんばろう。

4時間ほど文章書き。25ページしか書けなかった。 感覚的には1/7くらいの分量。そして、明日と明後日が丸一日使えないことに 今更気づいた。くそう、引き受けるんじゃなかった。 とりあえず明日は仕方ないが、明後日に関しては「誰か」に変わってもらおう。

一日に50ページくらい書いて3日で初稿ができる。 一緒に図も作っているので、ここから削ってパワポに落としこむのに さらに三日あれば足りる算段だ。ギリギリ間に合うだろう。

ヴェネツィア下巻突入。独裁はそいつがバカだと終わるのでダメ。 民主制は民衆が容易に扇動されるし基本的にアホなのでダメ。 どこの国もその間のどこにするか悩んでいるわけだが、 ヴェネツィアの徹底っぷりは異常。 どこまで個人を信頼してないんだろう。 こんなに社会システムとしてリスクの分散を図るのはすごい。

合理的な人ほど相手が合理的に動くと思いこんで負ける、 というくだりは面白い。

夕方からひつじこ実家。ひつじこ妹の誕生日と、 ひつじこ妹娘の初めて物食うイベントみたいな何か。 実際には何も食ってないが、形だけ。 あと、PC2台の診断。一台はWindows updateで勝手に再起動しただけで問題なし。 もう一台はたぶん致命傷。クラスタスキャンを仕掛けて帰ってくることしか できなかった。 そのうち適当なSSDネットブックでもプレゼントした方が いいかもしれない。ひつじこの実家PCはかなりゴツい自作デスクトップで、 HDDが320GBもある。どう考えてもオーバースペックだ。 SSDにして衝撃耐性を上げた方がいい。 またバッテリーがあるノートであることも必須だ。 いきなりコンセントが抜かれる前提で話をしないといけないのである。 囲碁とwebメールとブラウザだけ動けばいいなら絶対その方がいい。 モニタは流用できるので、やはりネットブックだ。 機種の選定はしておこう。

2009年8月15日

GetRasterStatusでモニタの状態を見てPresentするようにした。 フルスクリーンでも動いた。 しかし不用意にSleep()するとたまに寝すごして落ちるので、 全力でビジーループしている。 ウィンドウがアクティブでない時はSleep(1)するように 上流に書いておいたので、まあこれで良しとしよう。 windowsで短時間確実に寝るにはどうしたらいいんだろうな。

文章を書きはじめた。この調子でやってくと本当に200ページの本になる。 どう考えても間に合わない。 つうか、パワポの締切いつだっけ? 印刷頼まないといけないしなあ。 もっとも、印刷する必要があるかと言われると微妙ではあるか。 200ページとかになるだろうし。紙50枚とかジャマだろう。

横でうんちうんち言いながらチョコレートケーキを作るひつじこ。 妹の誕生日用らしい。

2009年8月14日

テトリス最終版。だいたい遊べる。 だが家に持って帰って、フルスクリーンで猛烈に処理落ちすることがわかった。 ミリ秒を出してみると、 フルスクリーンの時だけIDirect3DDevice9::Presentで32msかかる。 これ、2フレ待ってるだろ。 何故かIMMEDIATEにしてSwapEffectをCOPYにするとまともな速度になるが、 IMMEDEATEで速くても意味がない。 意味がわからない。今までずっとこんなだったのに気づかなかっただけなのか、 今回のプログラムに問題があってこうなっているのか。 最悪IMMEDIATEにして自力で待つ他なくなる。というか早々に そうした方が早い気がしてきた。

民主党の岡田幹事長が近くまで来てたので話を聞いてきた。 まともだった。 政策の是非は私にはわからんが、筋は通っていたし、話もわかりやすい。 党首やればいいのに。 でも、ここの選挙区の候補の人の話は内容がなかった。

でもやっぱり財源はわからない。 その点について誰か討論してくれないだろうか。 うちらの知識では判断など下せるはずもないのだから、 専門家を自認する人々の討論を見るのが一番早い。

あと、世襲がそんなに悪いのかどうかが私にはわからない。 貴族という名前でないにしてもどこの国にも貴族はいるのであって、 貴族がその分上等な教育をされていて能力も高いのであれば、 それには価値があるだろう。 まあ貴族がアホばかりなのであればそういうのも仕方ないと思うが、 私は社会には階級みたいなものがなんぼかあった方がいいような気はする。 というか、民主党の党首も世襲じゃないのか?

控除と手当て、どっちがいいんだ? 控除は収入がある人にとってしかおいしくないから手当てと言ってるんだろうが、 手間の問題だってあるだろう。 給付金の時も思ったが、金を配るのは手間がかかりそうな気がする。 税金はどうせ取るのだから、その時に取る量を減らす控除の方が 二度手間でなくていいのではなかろうか。 あとは額の問題だ。 しかし、確かに年間25万とか配ろうと思うと、 それと同じ価値の控除は120万円とかになる。子供が二人いれば倍だ。 収入がそれ以下の人をすくおうと思えば手当てになるのもわからなくない。

年金がよくわからん。

2009年8月13日

1920x1080のH264ともなるとさすがに落ちるな。 速いコーデックを入れれば解決するのか、 それともCPUが根本的に足りないのかがわからない。 LANの先から再生しているせいかとも思ったが、 最大化しなければそんなに落ちないので単純に描画だろう。

画面解像度を落として最大化することで解決。800x600なら行ける。

歴史上これほどテトリスの作り方を詳しく説明したものはあるまい、 と思うくらい詳しい説明付きでソースコードを用意している。 すでにvcprojの数が27にもなっており、 テトリスのルールを実装するまでの段階ですら8バージョンもある。 こう言ってはなんだが、ここまで説明されないと作れん奴はダメだろうと思う。 一応パワポも作るが、 当日客に聞いて初心者がほとんどいないようなら ごっそりスキップするつもりでいる。 ただ、それはそれとして、 今回の作業は非常に勉強になった。 テトリスの動作をするものを作るのは簡単でも、 それをどう書けば良いコードになるかを考えながら書くのは難しいのだ。 ラインの消去処理にしても、素直なやり方をすればforループが3重になって コードも長くなる。少し工夫すれば2重で済み、各マスについて 一回処理をすれば済むが、それを思いつくかどうか、 そしてそのコードを見て理解しやすいかどうかはまた別の問題だ。 ブロックの回転の処理もデータの持ち方によっては 激しく汚いコードになるし、 そもそもテトリスの回転ごときですら説明するのは難しい。 二次元ベクタの回転の角度が特殊なケースとして扱う考え方がもっとも エレガントだが、そのためにはベクタがわかってないとダメだ。 その説明をすべきか、 それとも前提として突き離すか、 あるいは方眼紙に書いて紙を回して各マスの座標を調べ、 それをテーブルとしてコードに書くという原始的アプローチで済ますべきか。 いくらでも難しい問題はある。 そして最も難しいのは、 客が何を聞きたくて来るのかがまったくわからないということだ。

オブジェクト指向、ベクトルと座標変換、高速化の基本、 あたりは10分かそこらづつ取って説明せんとダメだな。 10分でできるかどうかは書いてみなくてはわからないが、 逆に言えば10分で理解できる説明を考えつかないようなら 私がそれらをわかっていないのだということでもある。

ひつじこがルプさらだの「むずかしい」に入った。 PS版のどのへんの難易度なんだろうな。

2009年8月12日

二分検索をまだわかってなかったことに、 説明を書こうとして気づいた。 等しいものがある時だけ番号を返す奴と、 挿入するとしたらここだ、という番号を返す奴では かなりコードが違ってくる、ということが今更わかった。 今までほとんど同じに書いて後でいじってごまかしていたのだが、 それじゃダメだ。 範囲の表現方法を変えないと綺麗に書けない。

タイマーの音を少しけたたましい奴にし、 何か操作するまで鳴り続けるようにした。 音が鳴っていることに気づかない悲劇を減らすためだ。

るぷさらだを横で見ているが、DS版の新要素、いらなくね? 特に爆弾。 プレステ版はあれで完成していた気がするんだがなあ。

ムダヅモなき改革の2巻が面白すぎる。 そして、これで初めてティモシェンコの存在を知った。 本気で美人だ。

ニコ動で党首討論を見ている。 まだ20分だが、民主党はないことがはっきりした。 自民党が良いかどうかは私にはわからんが、 少なくとも麻生がまともなことを言ったということ、 そして鳩山が全くビジョンを示していないことだけは確かだ。 理念がねえ。そして、何を言いたいのかまったくわからねえ。 なに、こんなのが二大政党の片方のボスなのか? 本当にこんなのでいいのか? もっとマシな奴はいないのか?

無駄削ればオッケー、というのは理想であって、 その「無駄」にいったいどれだけの人間の生活が依存しているかを 考えざるを得ない。削るにしても徐々にやらないととんでもないダメージが出る。 つまり、すぐに財源にはならんということだ。

自民党にケチつけるのはいいからさ、おまえら政権取ったら何をどうするわけ?

本格的にいらいらしてきた。

「公約に消費税上げるって書いてあるよね。上げるんだよね?」
「経済が回復したらだけど、上げるよ」
「回復させて上げるって書いたんだから、回復しなかったら公約違反だよね。 公約違反はまずいんだから、消費税上げるんだよね」
そんなに消費税を上げると言わせたいのかこいつ。

これ、テレビで放送できんわな。 民主党がこれだという現実が知れ渡るのはいろんな人は困るんだろう。 つうか一瞬でもこいつらに任せる気にはなれん。 麻生がまともかどうかはわからんが、 こいつよりはどう考えてもマシだ。 口がうまいことや討論がうまいことで決めるべきではないのかもしれんが、 まともにしゃべれん奴に入れるわけには行かんだろう。 なにせそれしか判断材料はないのだから。

財源の話。無駄を削ればオーケーしか言わねえぞこいつ。 うわ、配偶者控除なくなるのかよ。 それならなおさらこいつらには入れられんなあ。 結構うちらそれで助かってるし。

絶対にこいつダメだ。100歩譲って民主党が政権を取ることがやむをえないとしても、 鳩山総理だけは絶対にありえん。

「エコとか言ってるけど、高速道路タダにして石油安くしたら 石油消費増えるじゃん」
「電気自動車とかになればオッケーだし、大丈夫だよ」
庶民が電気自動車を買えるようになるまで一体何年かかると思っているのか。 そして全国に充電スタンドが完備されるまでに一体何年かかると思っているのか。 そして、電気自動車に必要な高性能の電池の開発がまだまだ 困難に満ち満ちていることをこいつは知っているのか。

終わった。こりゃダメだ。民主党の人ガクブルだよなあ。 これ見て民主党を支持するのは相当難しいだろう。 そして、これを見た奴が数万人はいるわけだ。 面白い時代だと思う。

2009年8月11日

投資信託がプラスになってる。案外早かった。 でもまだまだドルとユーロがあるので全体はマイナス。

テトリスに音入れた。案外語るべきことが多かったので2バージョン作った。 明日は高速化したバージョンを入れて、 そうしたら最初のテキスト版を作るまでの各段階を用意して、 いよいよパワポを作る。5日もあればできるだろ。

ひつじこはチキンリトルに似てると評判らしい、 ということを思い出して画像を検索してみた。 ああ、と思った。

子供がおたふく風邪にかかったら、即座に聴力検査すること。 治ったらすぐにだ。二週間遅れただけで私のように一生 ステレオの価値がわからない人間になる。

今やってるテトリスの作り方、というか、テトリスで学ぶ ゲームプログラミングだが、本にしたら一体何ページになるだろうか。 講義形式だと細かいことは邪魔なだけなので 3分クッキング的なものになってしまうが、 文章で書くなら詳細を書き放題なわけで大変な量になる。 配布用にpdfを用意するつもりでいるのだが、正直書くのが怖い。

2009年8月10日

昨日今日はずっとマザー3。全然仕事してねえ。 明日は休みにしてあるので、免許の更新が片づいたら さっさと音だけ片づけよう。

マザー3、45レベル。6本目の針の所でボスを倒せず止まった。 明日は早起きせねばならないので、もうダメだ。

ストーリー、というか文芸はいい。とてもいい。 それだけで十分価値がある。 でもそれはそれとして、数字のやりとりとしてのゲームもダメだし、 操作してる感を楽しむゲームとしてもダメだ。

まずインターフェイスが辛い。 DSのLRボタンやスタートボタンなんて押しにくいわけで、それを多用する作りは辛い。 何故移動中コマンドを出すボタンがAじゃないのか、 何故キャラを切り換えるボタンが左右でないのかを問いつめたい。 ボタン空いてるじゃん。 そして、PPやHP、持っているアイテムなどが見えてほしい時に見えないのも辛い。 2はしばらく移動を止めたらHPとPPを表示するウィンドウを出すように していた気がするのだが、違っただろうか。 最低でもボタンを何か押したら表示を出すべきだと思うのだが、 2階層も掘らないと見えない。しかも、全員を同時に見られない。 あとで説明書見よう。移動中に限り、 セレクトボタン押したら出てきた。でもセレクトは 押しにくいよなあ。

あと、戦闘が辛い。操作速度ゲーになりすぎじゃなかろうか。 食ったダメージは即座にHPから引かれず結構じりじり減っていくので、 HPが0になるようなダメージを食っても HPが減っている間にあわてて回復させれば間に合う、 というのが特徴的なルールなのだが、 そうやって減っていくHPに追われる状態になる頻度が高すぎないか。 そんな状態では3の特徴である「リズムに合わせてボタンを押すと 攻撃力アップ」みたいなシステムも生かしようがない。 つうか、このリズム、無理。

あと、物を拾ったり買ったりすることの喜びが異様に薄い。 2も金で困った試しがないゲームだったが、 今回は金が足りなくてもなんとも思わないゲームになっている。 なにせ店でロクにモノを買わずに強行突破しても気にならない。 仮に今みたいにしんどい状態になっても、 ルーラがないので買いそこねたものを買いに行くのに手間がかかりすぎる。

というか、ルーラがないんだよな。異様な頻度で セーブポイントがあるのがそれを補うためなのはわかるのだが、 これが余計に事態を悪化させているケースもある。 ボス寸前にセーブポイントがあって、すぐ再戦できるのはいいのだが、 だいたい負けた時にはアイテムを消耗しつくしているわけで、 状況は余計に悪くなる。 ボスまでにザコがいないとレベルも上がらない。 適当に回り道してレベル上げすればいいのだが、 目の前にボスがいる状態だとそれも面倒だし、 さらに厄介なことにレベルが上がっても強くなった気があまりしない。 これなら問答無用で少し戻された方が良かったのかもしれない。 あと全滅にペナルティがまるでないのもまずいんじゃなかろうか。 全滅後は全快状態なので、回復ポイントまで歩くくらいなら 全滅したいと思うことも多いのである。 金が減っているのかもしれないが、たいてい全額預けた状態なので 減るかどうかすらわからない状態のままここまで来てしまった。

なんとなく事情はわかるので仕方ないんだろうとは思うんだが。

ひつじこは熱を出している。明日ダメかも。

免許更新してきた。

mplayerで動画を見ているが、高解像度になるともうダメかもしれない。

ffdshowを落としてメディアプレイヤーで見たら大丈夫っぽかった。

CrystalDiskMarkで測ってみた。seqR:28.3、seqW:26.8、512R:12.3、512W:11.4、 4R:0.2、4W:0.7。これ、速いの?って、遅いよな。それもかなり。

マザー3を終わらせた。センスがあふれてる。 もっと丁寧に語りたかったんだろうなと思うところがたくさんあって惜しいが、 それを思った通りにやれば一瞬で10億コースなわけで、 仕方ないんだろう。

糸井センスはいいなあ。これほど一人の個性が強く出るゲームは珍しい。

手抜きだが、音を作った。とりあえずこんなもんでいいや。 ミクだしノイズ系の音は出せない。 普通にmidiで作って一部だけミクにすればいろいろできるのはわかっているが、 そんな面倒くさいことはしない。 何の断わりもなくデータを配布するために自作しているわけで、 それ以上の意味はあんまりないのだ。

ニラ卵炒め。豆板醤入れすぎた。酢が立ちすぎた。 卵を炒め物に入れた経験が浅いので何かと感覚が狂った。 修行が足りない。肉を使う頻度が低いのだから、卵の炒めには 習熟しておくべきだろう。

ダシ汁を量産する効率的な方法を何か見つけねば。 そうすれば和食がおいしく作れるようになる。 鰹節や昆布を使って真面目にダシを取る時間がかけられない以上、 削り節を買ってきて全量ダシ汁にして冷凍というのが次善の策だ。 やるか。かつお節100g+昆布20gで2リットルダシ汁が取れる。

2009年8月7日

170でエフェクト足した。思ったよりショボかった。 白い四角をボカして貼るだけだとこんなもんか。 まあいい。音作る。

タイトル画面の題字と背景はひつじこが描いたものに差しかえた。 CEDECで披露する。ラブラブ夫婦と讃えるが良い。

うちに持って帰ってきたら処理落ちしてた。 テトリスで処理落ちするとは。 DirectXがデバグランタイムでかつデバグビルド、 中身は毎フレームべらぼうな回数の文字列検索をしている上に、 四角形一個ごとにDrawPrimitiveUPを呼んでいるアホ仕様なので 遅いのはわかっているが、まさかCoreDuo1.6GHzで処理落ちするとは 思わなかった。高速化で1バージョン作るか。 敢えて「いくらなんでもこれはねえだろ」というコードを書いてるわけで、 このままにしておくのもマズい気がする。 この速度だとたぶん発表用のノートPCでは60フレーム出ない。 たぶん1.2GHzのLet's noteとかだろう。

drawPrimitive呼出しの削減と、文字列検索の削減だな。 それで1バージョン作ろう。でも音入れてからでいいや。

具合が悪くなるほど暑いなら頼むから冷房を使ってくれ。 冷房が嫌いとかでなく、単にもったいないという理由なのであれば なおさらだ。それで電気代が1000円上がっても大した問題じゃないんだから。

ひつじこ、ルプさらだ中。やってるひつじこを見てるのが異様に楽しい。

2009年8月6日

フロントエンド配置テキストにアニメーションを足した。 本当に実用にするならGUIのツールつけないとダメだし、 XMLか何かにして階層をサポートしないと、ちょっと複雑なことをやるだけで 大変な記述量になる。まあ今回は教材なのでこのへんでいいだろう。

現在。バージョン160。後で間に入れるかもと思って10刻みなので、16個目。 170ではサウンドを足す予定。なので、土日はミクいじり。

回転と拡大が入ってくるので、座標変換の基礎を15分くらいやる予定でいる。 あと、状態遷移の表現に継承を使うので、オブジェクト指向っぽい 話も10分くらいすると思う。良く知らないが、 「要するに擬人化だ」という感じに好き放題言うことならできるし、 たぶんゲームを作るだけならそれで十分だ。 本当は自然に高速化の話もできればいいんだが、 テトリスで何をどうしてもデータ構造が問題になる処理はしないだろうな。

180ではエフェクトをやろう。加算でなんか上に重ねて光ってる感を出す。 そのへんで時間的に限界だな。もうパワポ作らんとまずい。 一緒にpdf作るしな。

Atomって5GHzくらいにならないとYonahに勝てないんだな。 2GHzで2コアというあたりでしばらく止まるんだとすれば、 Atomなメインマシンはありえない。

2009年8月5日

ダメだ。ピアノまったく集中できん。 昨日のことばかり考える。どう考えてもヤバいこと言った。 いくらなんでも正直に思ってること言いすぎだろ。 言ったことが間接的に伝わる時の恐ろしさは 前のCEDECの時にさんざん味わったはずだが、 2年も経ってるせいで忘れていたらしい。 あれまんま発表されたら1万人くらい敵に回すんじゃなかろうか。 記者の人と会社の検閲に期待。

やっぱ、向いてねえ。

Gemsいらねえとか言ったよな...それだけで何人敵に回すんだ...。 横にプログラマな同僚がもう一人いたら良かったのかもしれん。 もし次があればそうしてもらおう。

フロントエンド配置テキストデータ化。 文法はほぼiniファイル。 変数も扱えるようにして、だいぶそれらしくなってきた。 あと関数を入れてアニメーション対応をすれば終わりというところだろう。 シーングラフ的な所まで行ければもっといいが、 そうなると階層を持てるデータ構造にせねばならなくなる。 XMLの解釈はだいぶ面倒だし今回の対象層から考えて無理だろう。

このままいくと「テトリスの作り方」という本が一冊できる勢いだ。 テトリスごときにどんだけ丁寧な説明してんだろ。 とは言うものの、 今回の講義はテトリスの作り方というよりは、 テトリスを題材にしてゲームプログラミングに使う種々の要素に触れてみる という感じで、テトリスの形をなすところまでの説明は皆無だ。 そこは講義で教えるのは無理だからである。 今回のメインは飾り付けであり、ゲームロジックをどうコードにするかというところ ではないし、ましてゲームロジックそのものの作り方ではない。

2009年8月4日

なんか、取材された。 そしてもう何をしゃべったか覚えてない。というか思い出したくない。 聞かれたことに素直に答えたが、 つまり一体何を聞きたかったのかがよくわからない。 とにかくしっかり検閲してもらおうと思う。 いまだに会社の人として話す、というのがどうにもわからない。 たぶんCEDECでもシーグラフでも同じことになるのだろう。

このまま露出が増えていったら、いつか致命的な事を言ってクビになる気がする。 私を会社の外でしゃべらせるのはやめた方が良くないか。

本に書いたことが正しいのかどうかは私にはさっぱりわからない。 時間が経てば経つほどさらにわからなくなってくる。 今のところ「このやり方はねえだろ」みたいな感想はwebでは見つかっていないが、 プロの人々にはそういう感想を持っている人はいくらでもいるはずだ。 同じように、今CEDEC用に準備していることも正しい保証は全くない。 結局私は権威ある何かを教わる、ということをしていないので、 よりどころは自分で確かめたことにしかない。 「あの本に書いてあったから」「こうやるのが普通だから」 のように言えないのは辛いことでもある。

「この本は読んどけ、というような本を3冊くらい挙げてください」 と言われたが、挙げられなかった。 だって、普通は必要性がわからない限り本なんて読まないだろう。 であれば、必要性を理解させてくれる本をまずは読まねばならない。 しかし私はそういう本を知らないのだ。 そりゃオイラーの贈り物は名著だと思うし、 C++ならプログラミング言語C++を読まないとしゃーないと思っている。 しかし、それが必要であるという納得がない状況で あれを読めと言われて読める奴はたぶん変な奴だ。

ひつじこ、すげえ楽しそう。いいゲームなんだろうなあ。 「これ、絶対敵だよー!」とか言いながらキノコに近づいて殺されてる。

絵のレイアウトのデータ化。タイトル画面とか、点数表示の枠とか、 その手のものの配置をコードからデータに飛ばす話。 そしてやっぱり問題になる文字列処理。 相当簡単なフォーマットでもエラー処理その他を入れていくと 猛烈にコードが長くなる。 XMLパーサ的なものを作って形式の解釈だけさせ、 意味の解釈は後回しにする、というやり方の方が ややこしさを分解できて楽なのだが、 いきなりそんな回りくどい話をしてもしんどかろう。 というわけで、最初はベタで解釈するコードを敢えて書いた。ひどい。

文字列解釈は私にとってはシェーダやらCGやらより難しい。 ややこしい理論やらハードウェアの話やらは 知って理解すればそれで済む問題だが、 文字列解釈における場合分けの数は何を理解してもどうにもならない。 つまり根本的に頭が良くないと書けないのである。

XMLほど複雑にはせず、「名前と値のペアが1行に1個あります」 みたいなフォーマットを採用すればそういう話もしやすいかもしれないな。 しかし今度はそれでデータを記述するのがしんどすぎて実用にならない。 最低限グループ化はできないとダメだろう。 windowsで良く見るiniファイルはそういう意味ではミニマムなのかもしれない。 あれにするかな。XMLはやりすぎだろう。

「改行まで読み飛ばす」を入れるとCRとLFの話がどうしても必要になる。 テキストモードで読めばいいのだが、テクスチャを読む時とテキストを読む時で 違うことをすることを納得させるのにはやっぱりCRとLFの話が必要になる。 もういいや。改行は2文字でできていて、前が10、後ろが13です、 と言うしかない。

今日のおかずはほっけと小松菜のおひたし。 そこでいきなりひつじこが「ビールとか飲みたい!」 と言い出して、ビールを買ってきた。350mlの缶を一つだけだが、 うち2/3くらいひつじこが飲んだ。なんかおかしかった。 うちらはそのまま寝てしまってもかまわない安心感がないと飲めないようだ。 だから基本的に家でしか飲まない。

2009年8月3日

テトリスの回転と移動と消去の後の落下をなめらかにしてみた。 コードが猛烈に見づらくなった。これでは教材としてダメだ。 というわけで、どかんと整理する。 整理が終わったらフロントエンド配置のデータ化だ。

夏休みはCEDEC後に延期した。全然終わらん。 たぶん明日は別件で進まないしな。

メインマシンが熱いが、こいつにはがんばって夏を越してもらわねばならない。

2009年8月2日

ローマ亡き後の地中海世界、下巻。何もかもが泥沼だ。 沿岸の街を略奪、破壊、拉致して回る海賊が 産業として成り立っていたという状態も無茶苦茶だが、 その親玉が正規の海軍の総司令官になってしまうトルコという 国も無茶苦茶だ。 その親玉は海軍司令官として同盟国のフランスを訪れた際も、 フランスの町から連日スペインやイタリアの町を略奪しに出掛けていき、 フランスの港から拉致した人々をアフリカに送っていたそうである。 スペインに対抗するために手を組んだフランス国王フランソワも、 これにはさすがに困ったらしい。 そりゃ困るわな。一応キリスト教国なわけで、 イスラムの海賊と手を組んで蛮行に目をつむってるという 評判が立つのはまずかろう。

マルタ騎士団すげえ。 イスラムの海賊に対抗するために、 イスラムの船を無差別に襲っては略奪と拉致を行った団体らしい。 怨念の連鎖だ。どうしようもない。

今北アフリカからアラブにかけてがあんな状態になっているのも 単にヨーロッパが悪いからとは言えないわけだ。 そして、何百年かのうちに立場が逆転することだってあるのかもしれない。

ヴェネチア、面白そうだ。塩野作品ばかりになるのも問題ではあるが、 とりあえず第一歩は塩野作品で行こう。 そのへんの本を根こそぎ読んでみる。

それにしても、海賊のイメージがだいぶ変わった。 普通に友好的なフリをして港に入ってから町を襲うのな。 言われてみればそりゃそうだ。 海上での襲撃もするが、やっぱり割がいいのは町らしい。 非戦闘員の割合が高いほどやりやすいし、 老人や病人であっても拉致すれば身代金が取れるのだ。

MTS、どうやってエンコードしなおそう。さすがに金払わないとダメか。 あと、その手のことをするなら容量が足りなすぎる。 5GBしかない状態ではテンポラリの置き場所すらない。

2009年8月1日

8時間以上寝ているはずなのにひつじこが起きない。また夜中マザーしたな。 夜中起き出してゲームしてた中学生の頃を思い出す。 当時はPCエンジンとかだったからまだ 歯止めが効いていたが、DSがある今の子供は大丈夫だろうか。 もっとも、昔ほどゲームは熱中される存在ではなくなったので ゲームやりすぎて寝不足、みたいな問題は起こりにくいのかもしれない。 ゲーム屋としては徹夜させるゲームを作りたいものだが、 それはそれとしてゲームで徹夜するのはどうかと思う。

有川浩の植物図鑑を読んだ。心地良くしょーもない。来週には忘れているだろう。 でも、ちょっと雑草食には興味が湧いた。 しかしこのへんは取って食うには環境が悪い。 川沿いまで行ってもなお不安だ。

ふたつのスピカのドラマを見た。やっぱり学芸会みたいだった。 大人の演技まで学芸会っぽく見えるのは何故だろう。 なんにせよ、あれくらいいじらないと漫画はドラマにはならないのだなあと思った。 そして、あれだけいじるなら原作を漫画に求める必要はないのではないかとも 思った。ちょっとネタが似てはいるが別の作品として作った方が 自由度も高くなるし、不自然さもなくなるだろう。

ヨドバシに寄ってタブレットを見てきたが、 安いのは小さすぎた。9000円くらいは払わないとダメか。

ついでにvaioPを見てきた。やはり小さい。vaioTも見てきた。これも小さい。 しかしvaioTはwindows7までは買えない。

vaioPはFreeBSDが入るかどうかが不安。 CPUのクロックを落としてくれるかどうかと、 LANが無線込みで動いてくれるかどうかが不安。 買うとなったら調べないと。 あと、実は次あたりlinuxでもいいのかもしれないと思ったりもする。 Ubuntuとか。しかし慣れないものを入れると時間がかかって面倒なので たぶんFreeBSDになるんだろう。

高田馬場から新宿まで歩いた。ひつじこは私より元気だった。 さらに蒲田から家まで歩いた。やっぱりひつじこは私より元気だった。 とても良かった。


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