だだもれ

2012年06月30日

ピアノは先週で終わりとした。 これで、睡眠時間を確保したまま1時間は時間が増える。 また、ピアノのレッスンもないから土曜に家を空ける時間も1時間ほど短くなる。 家や仕事と両立できないことは一年以上前にわかっていたわけで、 ここまで決断が遅れたのは単に甘えだ。 練習不足で発表会に臨んであれほどの無様をさらしたあの日に決断すべきだった。

ギリギリでチェルニー40は終わったことになった。 全曲を一応最悪でも5割、おおよそ7割の速度で そう何度もつっかえることなく弾けているので、満足とは言わぬまでも 「一応やった」と言えるレベルではあると思う。 最後の40番はまさに最後のレッスンで終らせた。 三週間の練習時間のほとんどを費やして8割速度近くにまで上げられた。 私のヴァイオリンと比べれば、まあ小学生5年生レベルといったところだろう。 元々はシンフォニアが終わるところまで行ければ上等、 と思っていたわけで、それに比べれば随分と遠くまで来られた。

乏しい練習時間でも上達させるために シャンドールを読み直しながら練習の方法を抜本的に改められないかとも考えたが、 難しい。右前腕の回転にこわばりがあることが右が左に比べて動きが悪いことの 主因であることまでは突き止めたが、そこを改善する練習法を 編み出すところまで行かなかった。

TG-1は便利だ。しかし、シャッタースピードを手動でいじれないのは困る。 ISO HIGHというシャッタースピード速めで自動調整されるモードがあるが、 1/250とかの過剰な速度にされてしまい、「そんなに上げなくていいから 感度下げろよ!」と思うことが多い。明るい時にその設定にしっぱなしだと バカみたいに絞ってくれるのも困る。レンズは極力全開にしてほしいんだがなあ。 あとはiAutoに合わせる度にフラッシュがONになるのも困る。 さらに、露出補正も限られたモードでしかできない。 いいから手動のモードを一個用意しておけよ。 それってそんなにコストなのか? そんなに需要がないのか? 5万近く出す人間はそういうことをしたがる人が多いと思うんだが。 そう考えるとDMC-FT1は高感度に弱い以外は実によくできていたと思う。 使い勝手に関して不満はなかった。

いろいろ不満はあるが、総合的にはDMC-FT1より上。 単純にISO3200/6400が大きい。夕暮れに適当に撮っても形はちゃんとわかる。 ただ、シャッタースピードをいじる方法がないため、 「できるだけマシにしたいから今回は1/2秒でがんばろう」 みたいなことができない。被写体が動かないとわかっていれば それくらいでもかろうじて撮れるんだがなあ。

なお、説明書を隅まで読んだわけではないので、実はできるのかもしれない。 後で調べる。

あと、SDへの保存が遅いのが気になるな。FT1と同じ容量で、同じSDカードなのに遅い。 jpeg化が遅いんだろうか。とりあえずclass10のを買ってくるべきか。 今のはclass6。

ふと、「ひつじこに触らせないという条件でDMC-LX5を買えばよかったのではないか?」 とか思ったりもしたが、まあいいだろ。同じ機能を持つ道具が二つあるというのは 一般家庭としてはオーバースペックだ。FT1は基本誰かにあげるか捨てる方向で考える。 売れるような扱いはしてないからな。箱すらない。

2012年06月29日

カカオマスとなつめやしを一緒に食べるとおいしい。 チョコレートを食べている気分になる。 また、暖めた牛乳に入れればチョコ牛乳になる。 カカオ99%、みたいなチョコレートよりよほど安いし、 応用範囲も広い。料理にもたぶん使える。

ひつじこが疲れてて大変だったので会社休んでオタマを連れ出した。 何分暑いので外で遊べる状態ではない。 羽田図書館で1時間半くらいダラダラした。 あそこは寝転べるスペースがあるのである。 そのまま昼寝してくれないかと思ったが、帰ると言い出したので マルエツで買い物してから帰ってきた。

2012年06月28日

老後に1億円用意しよう、なんて記事を見た。 年金で3800万、退職金で1200万、残りの5000万は 3000万を貯金して、それを5000万に増やすらしい。 まあ課長レベル以上向けの記事だし、それくらい収入があればできるんだろう。 別の宇宙の話だ。

年金も、退職金も、自分の貯金すらも、頼るに値せんよなあ。 どうなっても金を稼げる状態に自分を置き続ける以上に 有効な保険があるとも思えない。 カード会社は、貯金がいくらあっても収入がない人には審査を通さないものだ。 つまるところそういうことなんだと思う。 ストックよりフローだ。

退職金っていくらもらえるんだろと思ったが、今辞めたとしたら100万ない。 税制的に有利なんだろうが、こんな制度さっさとなくなればいいのに。 人材の流動性に害を与えるような制度は良くないと思う。 会社に忠誠を誓って欲しければ、それは別のことで努力すべきだ。 制度に頼るべきじゃない。 これだけではないが、正社員の特権は削る方向へ行くべきだ。 いいじゃん、もっとあっさりクビになる社会で。 そうすれば今失業してのっぴきならない状況にある人を救うことができる。

体重や貯金はゲーミフィケーション的な考え方が有効な代表的分野のはずだが、 これを金にできてる話はあまり聞かない。 証券とか銀行がうまくゲーム性を組み込んで貯金を促進させたら 流行るんじゃないかと思うが、 一歩間違うと悪の道に落ちるし、規制に引っかかったりもしそうだ。なにせ金だしなあ。 しかし、給与天引きチックに給料が入る度に定期預金に 定額放り込むサービスはたしかあったはずで、 たまり具合を派手なグラフで可視化したり、 貯金が一定以下になるとメールが飛んできて「あと50%!」とあおられたり しても度を越したことにはならんだろう。 その可視化やメールによるアオリにキャラを使ったり、 どうにかしてソーシャル性をもたせたりしたら ダイエットや貯蓄にはげみやすくなったりしないだろうか。

体重はWiiFitがあるか。しかし、あれをもっと進めるためには、 任天堂がiOSアプリを作るべきだろう。 あれで万歩計アプリを動かして連動させ、 「今月何万歩歩きましたね。体重も減ってますよ」みたいなこともできるんじゃなかろうか。 生活にゲーム的発想を応用していくには電話の利用は避けられない気がする。 おさいふケータイ、なるものが日本だけで終らないとすれば、なおさらそうなる。 逆に言えば、自社ハードのしがらみがない別の会社が何故やらないのか ということにもなるんだが。つうか、タニタやオムロンがやれば良くね? 無線LANにつながる体重計作ってバンバンiphoneと同期して データの蓄積をし、同じ環境にある人たちをつないで ソーシャルっぽくする、なんてそんなに難しくないんじゃないのか。 SDに保存するくらいで満足してる意味がわからん。 専用PCアプリなんて使うわけないだろ普通に考えて。 事実一回も起動したことがない。SDを抜き差しするような面倒くさいマネを 一般人がやると思っているのか。

考えてないわけないか。きっとやったらいろいろ問題があるんだろうな。

教育は娯楽と競合するはずなんだよ。どちらも時間と金を使う。 しかしそれらが別個のジャンルでいられるのは、教育が圧倒的につまらんからだ。 あるいは、娯楽が圧倒的に役に立たないからだ。 「面白い教育」や「人が育つ娯楽」が増えてくれば、 これらの垣根はなくなっていくはずである。 ゲームで遊ぶのと匹敵するほど面白い数学の勉強法って作れんものか。 とりあえずは、勉強の難易度を下げることだよな。 難易度が下がれば特に工夫しなくてもそれだけで面白くなる。 それを徹底した上で、挫折しにくい仕組みを作るための ゲーミフィケーションだ。 とりあえずプログラミングの難易度を私が思ってるやり方で下げられるかを試そう。 それがうまく行ってからの話だ。 それがうまく行けば、そこに乗っかる形で数学と物理の習得難易度を下げる 方法もたぶん見えてくる。数学と物理が難しいのは直感に反することと、 目的が見えないことによる。 プログラミングによって動く物が作れれば、 直感に訴える形での可視化は容易いし、 それを使って何かを作ることを目的として設定することも できる。それらを運良く理解できる人間が今1/10くらいだとしたら、 これを1/5とか1/4くらいまでには改善できるんじゃないだろうか。 どう考えても数学の勉強法が確立しているとは思えない。 していたならば私がこんなに出来ないままでいるわけがないのだ。

「暇な時間×人数」という値は基本減る方向に行く。 この意味では娯楽市場は衰退産業だ。 娯楽に勝機があるとすれば、「単位時間あたりの面白さ」を増すことによって 価格を上げる方向だが、基本「大きな感動があるものイコール玄人受けするもの」 という傾向があるので、こっちにはそうそう行けないだろう。 そうなると、時間が減った分価格をあげるということがしにくい。 しかし教育の場合、「単位時間あたりの教育効果」が高いことは良いことであり、 「単位時間あたりの面白さ」がゲームと同レベルであっても、その教育効果に 金を払う人は出てくる。もうちょっと教育と娯楽の境界領域について 考察と実験をしておくべきな気がする。 子供向けに楽しく学べるものを作る試みは昔からあるが、 大人向けに提供することも考えていいのではないか。 まあ、それも昔からあるんだけどな。あまりうまく行ってないだけで。 今なら機が熟してる、とかいうことはないだろうか。

googleの検索にy=3x+1とか書くとグラフが出る。すごい。

そういや楽天は社内会話まで全部英語になるんだよな。すげえ。 是非その壮大な社会実験をデータとして残して欲しい。 ある程度の規模の会社がそれほどの極端な実験に走る例はなかなかない。 もし自分の会社がそうなったらそれはそれで良いかもしれん。 たぶん半年かそこらで脱落するだろうが。

twitterのfacebook自動投稿を止めよう。 facebookに投稿することを想定して書いてない。 人の邪魔にしかならない。 というか、facebookからレスが来て、 そっちにレスするとtwitterに反映されないので おかしなことになる。

2012年06月27日

うちの電気使用内訳。エアコン最大830、掃除機最大1000、 ヘルシオ最大1460、洗濯機220。 冷蔵庫は最大210と250で2台。 電灯は居間18、台所36+10、玄関20、 風呂が白熱灯で54。PCは最大65が2台と、常時20が1台。 500以上のものが同時に1台しか使われていなければ20Aでも足りていて問題ない。 多い月で300KWh程度ということは、400Wずっと使ってる感じで、 この2/3近くはエアコン。残りの半分をPCと電灯と冷蔵庫が消費する。

これ以上の改善はほぼ不可能。

エアコンの効率って顕著に変わってるのかね。 CS-228TBというのがうちにあるが、安物で効率は低い。 最新モデルだとマシにはなるが、改善は2割程度。 最新最高級モデルに変えると効率が50%近く上がる上にいろいろ機能もつくが、 高いし、それ以上に問題なこととして室外機がでかくなる。 2008年の段階ですでに枯れていたジャンルのだろう。

風呂場の電球が何Wか見ようと思ったら、手がすべって割った。 さすがガラスだ。密閉対応で60W並のLED電球はまだまだお高いので 今すぐ買うつもりはなかったんだが、ガラスを掃除しているうちに腹が立ってきたので、 LED化してやる。経済的合理性はない。 810lm以上で密閉対応で光がそれなりに広がる奴。

思いの他高かったのと、丁度寄った電気屋で品切れだったのと、 考えたらトイレから外した白熱灯がまだあったので、保留。 60W級はルーメンあたりの値段がまだ4円とかする。 40W級は2円で買えるわけで、割高すぎる。 500lm以下のものは実用になる状況になったと思うんだが、明るい奴はまだまだ高い。 特に光が広がる奴は高い。 壁に横向きに取り付ける場合は広がるタイプでないと使用に耐えんだろうしなあ。

台所の蛍光灯器具は日光が入りやすいせいかプラスチックがボロボロになっていて、 この前交換しようとした時に4つのソケットのうち2つが砕けた。 2本は交換できたし、うちの場合これ以上明るい必要がないので今は困ってないが、 次の交換で最後のソケットが砕ける可能性は高い。 しかし、LED化は当分無理で、今直すと似たような機械に置き換えるだけになる。 LEDシーリングライトは70lm/Wとかで蛍光灯に負けている。 色が変えられたり、明るさをいじれたり、紫外線が出ず虫が来なかったり、 交換しなくて済んで楽だったりするところで売ってるんだろうが、 効率で劣っているうちはダメだろう。 Ra80以上で90lm/Wを超えないと蛍光灯を家庭から駆逐することはできないと思う。 しかし部屋全体を照らす用途での本命は有機EL。

玄関は環形20で1300lmもあるのだが、こんなにはいらない。 かといって何もなくていいというわけにも行かない。 置換できないか調べてみたが、ネジ2本で外せそう。 外した後に出てくる取り付け器具の形次第だな。 あと、台所の流しの明かりは直管10W。こいつもたぶん開けてみたら ボロボロなんだろう。油で黄色くなってて暗いし。 使い勝手が悪いのでこれも外せないか見てみよう。 555lm程度ならLEDで置換できる。 ケースを外そうとしたら砕け散りそうで怖いが。

LED電球を3世代の製品にわたって使ってみて思うが、だいぶいい。 絶対的な明るさで劣り、値段が高く、色もあまり良くないので、 そういう意味ではダメだ。しかし、「ぶっちゃけこんなに明るくなくてもいいよねここ」 という場所で蛍光灯や白熱灯から置換すると非常に快適になる。 うちでは、トイレ、風呂場前の洗濯機がある狭い空間、滅多に使わない奥の部屋、玄関、 台所の手元を照らす電灯、というあたりがその用途に合致する。 置換前に比べればゼロに等しい電力で、それなりな明るさが手に入るからだ。 虫も来ないし、点灯も早い。蛍光灯のようにちらつかないし、点灯管もいらない。 まちがって触ってもやけどするほどには熱くない。 そういうわけで、LEDは「暗くてもいいし、色が多少おかしくてもいいが、 とりあえず明かりが欲しい」 という場所では恐ろしく便利である。この用途なら1000円未満の製品で良く、 最近は密閉対応が多いので変に気を使うこともない。 が、部屋全体をそれなり以上の明るさと、それなり以上の色再現性で照らしたい、 という話になると今のところは全然ダメだ。 効率そのものは点灯管付きの蛍光灯となら戦えるレベルにあるが、 色再現性で劣るし、点で光るために影になりやすい。 さらに、明るいタイプはまだ高すぎる。 500lm級を部屋の4隅に取り付ける、 なんてことができるなら悪くない照明が出来ると思うが、 そんなこと自力でやるのは面倒くさいし、 壁のスイッチで点灯できない状態では話にならない。

2012年06月26日

国政がいらなくなればいいのになあ。もっと分散型のシステムはないものか。

消費税が上がると消費が冷える。一部の企業は価格転嫁できなくて死ぬ。 しかし、また別の一部の企業にとっては 客が外国にいるのであまり関係なかったりもする。 消費が冷える結果円の将来は暗いと思えば円が売られるかもしれないが、 これで財政破綻は遠のくと見て円を買う人がいれば円高は進むだろう。 もともと分不相応なサービスを受けているのが財政赤字の原因なのだから、 支出を削るか税金を増やすかしないといけないのだが、 減らすと困る人は少数で、増やすと困る人は多数だ。 こういう時は少ない方が強い。「月1万円損する1億人」より「月10万人損する1000万人」 の方が本気度が高いので政治に与える影響が大きいことが多い。 支出を削る方向にはそうそう行かない。

増税の結果この国が良くなるか悪くなるかはわからない。 私にとって良くなるか悪くなるかすらよくわからない。 正直私にとっては大したことではないが。 2020年までに20%まで上がったとしても全然驚かない。それくらいはありうるだろう。

この国には非効率が満ち満ちているが、ほとんどの非効率は是正するために 犠牲を払う必要がある。無能な児童館職員を排除すれば、排除された人は犠牲になる。 1万人が1円づつ恩恵を受けるが、1人が5000円の損失をこうむる、というような政策は 正しいだろうか。それが正しいかどうかは価値観次第なので、なんとも言えない。 ただ言えるのは、全体として余裕がなくなってくるほど少数を切り捨てるような 政策が取られやすくなるということだ。社会が非効率に耐えられなくなるからである。 生活保護や高齢者医療が問題にされるのは、 それらの非効率にもはや耐えられないからだ。 公務員が東京電力がこれほど叩かれるのも、 それを許して置けるほど余裕がないからである。 これからの変化が見ものだ。余裕はさらになくなる。 今の状況がかわいく見えるくらいに余裕がなくなる。 消費税で経済が死ねば税収が落ちて負のスパイラルに陥るのだから 減税して経済成長すべきだ、なんて言う人がいるが、先進国になり、 高齢化による活力の低下にあえぐ現状で多少何をしても 経済成長など期待できるはずもない。 だから、税率が上がるか、財政支出が減るかのどちらかしかない。 そして、大抵前者が選ばれる。 さらに、法人税と消費税なら消費税が選ばれる。 法人税でダメージを受ける人の方が少なく、抵抗の本気度が高いからだ。

円安は来るだろう。いつか。私はそう思っている。 財政支出というのは政府が誰かにお金を払うことだ。 政府が払うお金は、誰かから借りたものかもしれないし、 自分で印刷したものかもしれない。 借りるためには誰か貸す人が必要で、これには限度がある。 今までは国民に金を貸す余裕があったが、今急速に余裕がなくなっている 最中なので、たぶんそのうち貸せなくなるだろう。 外人に借りるのも同様に難しい。 というわけで、最終的には印刷することになる。 印刷すれば世の中のお金の量が増えるので、 相対的にお金の価値は減ってインフレになる。 通貨供給の仕組みやら何やらが複雑で影響が現れるのに 時間がかかったり短期的には逆の影響が出たりもするのだが、 インフレにならずに無限に金の量が増えることはできないのであれば、 財政赤字が続く限りいつかインフレし、円安になる。

しかし、なかなかならないあたり、 「インフレにならずに無限に金の量を増やすことはできる」 ということなのかもしれない。 お金がバンバン増えても、増えた金が全部銀行の金庫にしまってあるような状況だと インフレしない。しかし、財政支出のうち年金とかは人に配られてるわけで、 配られた金が使われればインフレにつながるはずだ。 もらった人がタンスに放り込んで死蔵している率が高いということか? しかし、それは日本が貧乏になってくればその余裕がなくなって金が出回り インフレにつながるように思える。

なんつうか、経済は難しい。しかし、「無限に借金はできんだろ」 という常識的な感覚で考えておいて問題があるとも思えない。 短期的にはおかしなことも起こるが、20年くらいのスパンで見れば おおよそおかしなことは修正されている。サブプライムもリーマンもギリシャもそうだ。 日本円が暴落しておかしな状況が修正されることがないとはとても思えない。 財政赤字を削って対GDP比が下がっていくような状況まで持ち直すことが 絶対にないとは言えないが。 日本人ってたまによくわからんノリで180度転換する怖さがあるからな。 いきなりものすごい緊縮財政政権ができてものすごい勢いで事態が 変化することがないとも言えない。

2012年06月25日

米、小麦、ミューズリ、芋、がなくなった後の世界を考える。 その方向へシフトすることはおおよそ間違いないだろうが、 調理設備を変えないといけない。

きびを食べ尽くした。次はじゃがいも。 スジ肉の昆布ダシ煮込みにごっそり入れて食べる感じ。 じゃがいもを優先して食べて、なくなったら継ぎ足す。 魚のダシはおいしいが、普通に生魚を入れると脂が厄介だ。 肉の脂と違って酸化が早いので味が落ちるのが早い。 二日以上にわたって食べる煮込みなら魚ではなく肉だろう。 しかし、あまり長時間煮る場合、普通の肉はいまいちだ。 煮込んだ末に残る味のない筋繊維は単に邪魔である。 長時間煮込んだビーフシチューに入っている肉を私はうまいと思ったことがない。 というわけで、スジ肉にすれば、コラーゲン比率が高まって多少はマシになる。

PCで見るテレビが異常に不便なのは、ソフトの出来が悪いことが主因だ。 しかし、ソフトの出来を悪くする原因として、著作権保護の仕組みが異様にややこしく、 プログラミングの手間がかかる上に使い勝手がどうしても 悪くなるということがあるようだ。 まず、録画したファイルを動かせない。 コピーされたくないらしく、 別のPCどころかファイル名を変えたり別のフォルダに入れただけでも 再生できなくなる。 しかも、録画しながらそうやって場所が変わると再生できなくなるような仕込みを 入れており、そのために録画の負荷が異様に大きくなるということもあるらしい。

事情は分かったが、ソフトの出来が悪いのはメーカーのせいであって、 同情の余地はない。 不満点をまとめてwebに上げ、そこへのリンクを貼ったメールを出す。 どうせ返事はないだろうが。 カカクコムにも書き込むか。

テレビというもの自体がすでに死んでいるんだろう。 B-CASの仕組みを調べてみてそう思った。 こんな仕組みを入れている段階でテレビ業界の連中は自殺志願者としか思えない。 NHKが同時ネット配信を始めれば完全にチューナを使う必要性はなくなるが、 さすがにそれには時間がかかるか。 テレビがもう少し死なないと変化は加速しないだろう。 死ぬ死ぬ言われている割に広告の規模の現象は緩やかで、 目に見えてヤバイ状況になるにはあと数年かかりそうだ。 広告費でネットがテレビを抜くくらいテレビが死ぬには10年くらいかかりそうだな。 近い将来にテレビのこういう状況が改善する気がしない。 脱テレビの道を模索せんといかんなあ。 たまに配信商売の状況は確認しないと。 Eテレが配信されない限りはどうにもならんわけだが。

広告って、どうなんだろう。 究極の価格は無料で、無料で製品を売るには、一部の人に金を払ってもらうか、 間接的に課金するかしかない。間接的に課金する場合、税金の類にする方法と、 広告による方法の二つがある。 前者は実質NHKがやってることだが、 皆のニーズが多様化するほどこういうやり方は嫌われる。 NHKも今の形ではそう長くはあるまい。 そう考えると、広告というビジネスモデルは根源的なもので、 将来にわたってそれ自体は安泰だろうという気はする。 ただ、広告が客にとって鬱陶しい場合、広告は商品の価値を下げる。 例えばテレビにおいて広告があることはテレビの価値を下げている。 また、広告主の意向に制約されることも面倒だ。 その意味で、広告には危険な点がある。 一方、一部の人に金を払ってもらう方向はソーシャルその他でやってて、 これはこれで重要な手法だ。 「人によって払ってもいいと思う額は違うんだから、人によって課金額は違っていい」 というのは当たり前のことだろう。 特売の日にスーパーに行く手間をかけた人は、 気にせずスーパーに行く人より安く買えるのであって、 同じことだ。商品の内容そのものを変えてもいいし、手に入れやすさを変えてもいいが、 とにかく何かをいじることで価格を変化させる手法は重要だ。 これをうまくやることで、広告に頼らずに商売を成り立たせられるなら、 広告のリスクを払わずに済む。両者をうまく混ぜられればいいんだろう。

誰からどうお金をもらうか、という設計は本当に重要なんだな。 そこを考えずに商品の中身ばっかり考えてても全然ダメだ。 その商品に最終的に触れる人に直接金を払ってもらいたいと私は思うが、 買う側として考えれば、どうだかわからんものに金を払う気はあまりしない。 理屈の上では体験版を5円とか10円にして0でなくしたっていいはずだが、 実際には0と1の間には心理的手続き的に越えられない壁があって、 中途半端な価格なら0にした方がマシだ。 となれば、大多数の人にとっては無料、という価格設定が合理的ということになる。 価格を上げれば買わせるために必要な「勢い」みたいなものが増えるので、 その壁を広告やら何やらで下げてやらねばならず、これが収益を悪化させる。 無料の体験版は広告の代替品と考えることもできるな。 それ自体が広告だと考えてもいい。 広告と商品の間に明確な線が引けるとは限らないのか。

あーでも、スーパーのソーセージの試食で1円とか取るのは不可能だが、 課金にかかる手間がほとんどゼロになるような状況が整うなら、 体験版を7円とかいうよくわからん値段で課金することも 不可能ではなくなるんだろう。可能性はある。 ただ、ここで考えねばならないのは、そもそも0円であったとしても 客が払うコストは0ではないということだ。 アプリならダウンロードする手間や、それを試してみる時間、 画面上にアプリのアイコンが置いてあることの邪魔さ、 みたいなものが金以外のコストとしてかかってくる。 そこまで考えると、場合によっては体験版の価格はマイナスでなくてはならない。 ティッシュ付き広告や、子供に風船を配る広告手法は 足を止めてもらうコストをそのおまけによって償っているわけだが、 電子的に配布するものであってもそういう手法が使われる可能性はある。 体験版をダウンロードしたり、起動したりするとどっかのポイントがつくとか。 そういうふうに考えると、マイナスまで含めて価格戦略、課金戦略というものを 立てることが見えてくるのか。でもまあ、そこまでしたくないな。 モノが良ければ評判が立つだろう、 という楽観的な考え方はネットのおかげで昔よりは合理的だ。

商売って面白いな。でも、たぶん向いてない。 考えるのはいいが、実際にやるには他の人間を説得したり 責任を持ったりしないといけない。個人の利害と組織の利害はズレるので、 組織の利害だけで話をしても人は動かせないのだ。考えるだけで面倒くさい。 専門家に任せよう。私はそういうことを考えなくて済む方法を考える。

組織の誰もが会社が儲けることを望んでいるとは限らず、 いい製品を作りたいと思っているとも限らず、 客に高い評価をうけたいと思っているとも限らない。 個人には個人の事情があって、 子供のアトピーで頭がいっぱいで仕事をする精神的余裕が無いかもしれないし、 会社が潰れたら辞めればいいと思ってる人もいるかもしれないし、 自分の好きなことができれば製品がどうなってもいいと 思っている人もいるかもしれない。 そんなのは社会人失格だとか言っても何も解決しない。 そういう個人的な思いは当然口に出されることはないため、 一見皆が組織のために働くことを肯定しているように見えて、 実は大してやる気がない、ということはいくらでも起こる。 あからさまにやる気がないことがわかるよりもよほどタチが悪い。 その率を高める努力と、その率が100%でないことに対処する努力は両方必要で、 そこが商売の一番人間的な側面だろう。 組織と個人の利害ができるだけ一致するように制度設計、商売の仕方、作る商品、 教育などを考えることと、 利害がずれるところではそのズレが問題にならないように 個人を使う方法を考える必要がある。 技術以外どうでもいいやつは、 そいつの技術だけが問題になるような使い方をすればいい。 そいつに「もっと利益の事を考えて」と言う努力をすることは 必ずしも悪いとは言わないが、 効果が薄いようなら割り切った方が早い。そのへんのさじ加減だよな。 マネージャとか経営者の仕事ってすげえな。 理屈はわかるが、絶対私は向いてない。 私より向いてない奴もいっぱいいそうではあるが。

脱糖質後の食生活を考えてみる。 植物性の備蓄は、大豆、ピーナッツ、アーモンドは発芽させて圧力鍋で蒸し。 アーモンドは炒った奴をおやつ用に買っても良し。 魚介はサケ、イカ、タコ、サンマ、メバル、カレイ、 ホッケ、タラコ、ホタテ、あたりを常備。 焼くか蒸すか真空気味調理。 海藻は、昆布、わかめ。 動物性食品の備蓄はチーズ。加工肉は良質なものが安ければ可。 オリーブオイルやトマト缶は調味料として常備。 スーパーで買うのは、野菜、豆腐、肉。 あと、農家から果物。 理屈としてはこれでいいが、それで問題ないかはやってみないとわからないな。 しかし、食品の種類としてもさして少ないわけではなく、 これで健康に異常が出るなら平均的な日本人はもっと病気になっているはずだ。

野菜って、1万年前にあったのか? 考えてみると、今の野菜は人間の都合がいいように魔改造された植物だ。 昔の人類はどうやって食ってたんだ? 昔の人は野菜をたくさん食べていた、と良く言うが、本当か? しかし、果物もまた魔改造の末にこうなっているわけで、 人類の遺伝子がどういう食生活を前提としたものかはよくわからないな。 とりあえず、野菜をたくさん食べて健康になろう、というのは少々うさんくさい。 平均寿命が20代だった古代の人間が健康だったとも思えないので注意はいるが、 人間の遺伝子がどういう条件を想定しているのかは知っておきたいものだ。

油脂の組成として、リノレン酸が多いとうれしい。しかし、 くるみ、アーモンド、大豆、ピーナッツのいずれもリノール酸の方がおおい。 リノール酸は多すぎると炎症が起こりやすくなるという研究がある。 魚が主役だよなあ。

これだけ著作権保護が複雑になっているのは、何かがおかしいからとしか思えない。 知的所有権なんていうものがそもそもいらない、 という主張の本を読んだことがあったが、 私もそれでいい気がする。本当に特許がなかったらみんな発明しないのか? 本当に著作権がなかったらみんな創作しないのか?正直よくわからんなあ。

新聞の広告費ってあとどれくらい落ちると商売として維持できなくなるんだろう。 5年くらい前から新聞の崩壊は近いと言われていたが、まだ崩壊したとは聞かない。 テレビ会社は新聞会社と一緒だったりもするので、新聞の衰退は テレビにも影響を与えてると思うんだが、 両方とも見なくなって久しいのでいまいちわからんな。

fate/zeroを見終えた。 このステキな画面をよくよく覚えておいた上で原作を読むのが良さそう。 電子書籍版2000円で売ってくれ、と言うのは値切りすぎかとも思うが、 しかし躊躇なく払えるのはそのあたりだなあ。 あと、fate本体をiOSに移植してくれ。そうしたらもう一回読むかもしれない。 さすがに今後この手のゲームはiOS版が出るようになるだろうから、 それに関しては期待していいだろう。

住民税が増えたと話題になっている。 どうも、子供手当導入に伴って廃止された扶養控除の影響が 遅れて来たものらしい。月あたり2600円増えている。

消費税が未だに5%というのは結構驚きだよな。 とっくに10%になっていてもおかしくなかったのに。

綺麗なコードを書けと言うのは簡単だ。しかし、納得させることはできない。 綺麗なコードを書くことにはコストが伴う。そのコストと釣り合う利益があることを 納得させねばならないが、初心者が書く程度の規模では綺麗さは大して重要ではない。 バグったからといって人に迷惑がかかるわけでもなく、 たかだか数百行の規模だ。インデントしてようがしてまいが動けば良く、 関数に分けるかどうかも、コピペを避けるかどうかもさしたる意味はない。 保守性の概念なんて初心者には縁遠い。 さて、それをどうやって教えるか。 最低限、綺麗なコードを書かせるには綺麗な コードが得になる例を多少無理をしてでも見せる必要があり、 そのためには汚いコードを敢えて見せて 「あーこれは良くないな」と思ってもらわねばならない。 関数は原理的にはなくてもいい機能で、コードを綺麗にするための機能だ。 関数がなければ書けないロジックは存在せず、 関数がない状態の辛さをまずは理解してもらわねば関数は導入できない。 ということは、多少紙を無駄にしてでも、 関数化したり、ループで行数を減らしたりする前の 汚いコードを読者の目に入れておく必要がある。 サンプルコードをつけるくらいではダメだ。すごく縮小して読めるかこんなもん、 というくらいに小さくしてでも本文中に印刷する必要がある。 そうやって読みにくくなること自体が説得力だ。 読者の一部は「こんなのループ使えば最初から綺麗に書けるじゃん。 バカかこの著者」と思うかもしれないが、 そういう奴はこんな本は打ち捨てて先へ行けばいいのだ。 わざとやっていることをわかってくれなんて言わない。 今回の本は今まで誰も救えなかった層を救うことに価値がある。 それができないならこんな本に価値はない。

やっぱり、分厚くなるかもなあ。 わかりやすさと面白さと前書きのインパクトでどこまでカヴァーできるか。 わかりやすさは最低条件であってそれだけではダメだ。 高品質な雑談と脱線を提供し、気持ち悪いほどの熱意を伝えねばならん。 今とりあえずなんとなく書いている状態では、 前書きの最初の二行が凄まじい大言壮語状態になっている。 文面は変わるかもしれないが、これくらいのインパクトは最後まで保ちたい。 それが私の自分自身への圧力になる。 この前書きを実現できる本が作れなければ叩かれて良い。 金銭的リスクを全く負わないで仕事をしている以上、 2chとアマゾンで叩かれてボコボコに落ち込むくらいの リスクは背負わねば卑怯に過ぎる。 本を書いて生活の糧にしている人がいるはずなのに、 そこに人件費タダで乗り込もうというのだから。 前回の本もその意味では凄まじく卑怯だった。 本の収入で生活せねばならない人は金銭的なリスクを冒せる余裕がないはずで、 あんなデカいものを書いて4500円で売ることはできまい。 私があれを書けたのは、それに生活がかかっていなかったからだ。 しかし、2008年に至るまで誰もやらなかったのだし、いいだろう。 今回も2012年に至るまで誰もやらなかったわけだし。 宴会屋で皿にちょろっと料理が残ったままになって 時間が経ったら食べてもいいよね?みたいな。 誰も書く気がないなら私がやったっていいだろ。

まあ、金銭的リスクは負わないが、名誉を失うリスクは負うし、 その間会社をもうけさせる仕事をしないことは 私の会社内での地位を危険にさらす可能性もある。 すでに心理的には結構追い詰められた状態だ。 もう少し経ったらもっと精神状態は悪化するだろう。 だから、私だってタダでやるわけじゃない。 加えて、どんなに成功しても金銭的な見返りはない。 私が得るのは名誉と満足感だけだ。 とはいえ名誉は前の本で大して役に立たないことがわかったので、 「本を書くべきだと思いつつ書けないでいる自分」から 抜け出せることが最大の報酬かもしれない。 結果失敗して叩かれても、書かずに年月が過ぎるよりはマシだろう。

それにしても、素人のサンプルが必要だ。 ひつじこはすごくいいサンプルになるのだが、 オタマの相手が大切なので、こんなものにつきあっている時間がたぶん取れない。 非プログラマでそういうことをにつきあってくれる暇人はいないものかと思うが、 まあ無理だな。 「プログラムなんて無縁ですよ」という人が一番いいサンプルなのだが、 そんな人は手伝ってくれるわけないし。そもそも接点がねえ。 まあいい。マーケティングテスト的なものはもう少しモノができてから改めて考えよう。 まずは全力で私が良いと思うものを作らねば。 あとはひつじこにも読んでもらうことくらいはできるので、 それで意見を聞く。

ひつじこに髪の毛を切ってもらった。 切った毛が結構白髪はいっててがっかりする。あと、ハゲ。 一応止まってるっぽいが、復活しないかなあ。 生える速度と抜ける速度の差の問題だろ? 生える速度が抜ける速度を上回れば復活するんじゃないの? とりあえず、子供ができたらハゲ薬でも試すかな。本当に生えたらおもろい。

2012年06月22日

ギリシャ、さっさと離脱すればいいのにと思うが、素人考えなのかね。 離脱して困るのはギリシャではなくドイツやオランダだろう。 遅れた国が混ざっているおかげでユーロが安く保たれ、 ドイツにとっては輸出競争力を強められて都合がいいからだ。 こんな状況になってもまだ助けようとか言ってるのは、 それが終わるのが嫌だからだろう。 通貨を統合してうまく行くのは、人間の移動が激しく起こった時だと 誰かが言っていた。北海道と東京が別の通貨だったとして、 それが統合するとする。北海道円はしょぼくて人気がない通貨だが、 それ故に輸出の際には人件費が相対的に安く戦える。 東京円は人気があって強い通貨だが、 そのための輸出しようと思うと人件費が高くついて困る。 この二つがくっつくと、新しい円の価値は間のどこかになる。 北海道でやった方がいいことは東京から北海道に移動し、 東京でやった方がいいことは北海道から東京へ移動する。 全体の効率は良くなるし、均質化する。元々違う国だったことなんて誰も覚えていない状態になる。 まあ現実には元々遅れていた方が過疎ることになりがちだが、 完全に消滅することもないし、両方とも元より良くなる公算は高い。 というようなことが明治維新で起こったし、東西ドイツがくっついた時にも起こった。 が、EUでは起こらなかった。 言語と文化の隔たりが大きすぎたからだ。 ギリシャから「いっしょドイツ行って一旗上げるか」と思う人があまり出なかったし、 「ギリシャ土地安いし、そっちでやった方が良くね?」 と思うドイツ人があまり出なかった ということだろう。たぶん言語がきつい。 結果、ドイツにとっては不当に安く輸出競争力が上がり、 ギリシャにとっては不当に高くて 輸出競争力が下がるユーロという通貨の害だけが残っている。

メガネを踏み折った。修理できるといいなあ。 夕方蒲田に行ってくる。雨も止んでいるはずだ。

TG-1買った。ズーム遅い。デカいし重い。なんかUI気にいらない。 でも、撮れる写真がまともなのは確かだ。 来年にはこれに対抗する製品が各社から出てくるんだろうから、 今年買うのはあまり賢くはないのかもしれないが、1年は待てない。 デカいのは欠点ではあるが、小ささが優先なら電話を使えばいいのだ。 せっかく単体のカメラである以上、 多少でかくても電話には逆立ちしてもできないことを やってのけられるべきである。究極的には一眼レフだが、 2mから落としても水をかぶっても 壊れない一眼レフはないようなので、現状はTG-1が最強の選択肢に見える。

DVDは主目的が自分で見ることならいいんだよな。 今回の件でもさほどの影響は受けない。 しかし、子供に見せるためとなると話が違ってくる。 PCに入れておいて最小の手間で再生できることが重要で、 また、繰り返し再生したりもする。 そういう用途にはディスクは無理だ。 いずれにしても、ディスクドライブをつなぐ手間を許容できなくなりつつあるので、 よほどのことがない限りDVDは買ったり借りたりしないだろう。

フラッシュメモリが光ディスクを置き換えるという見方もあるが、 光ディスクほどに単価を下げられるものだろうか。 DVDは30円とかのはずだが、30円のフラッシュメモリは考えにくい。 ゲームみたいに単価が高く、 価格にメディアコストを上乗せしても客が気にしないならいいが、 映画くらいになると1000円くらいで売られてたりするわけで、 単純に技術的な側面からは解決しないだろう。 ドライブを持ってる人が少数派になれば話も違ってくるかもしれないが、 それはつまるところ光ディスクのような物理的配布手段そのものを 不要とする人が増えるということで、フラッシュになることもあるまい。

次の電話向けWindowsはDirectXが動いてC++で書けるとらしい。 Windowsを積んだ電話がどれくらい売れるかという問題があるが、 「ゲーム機」を前面に押し出して売るなら一応キャラは立つので望みはなくもない。 1年後ともなればハードウェアも一段と高性能になっているわけだし。 ボタンついた機種とか出るのかな。任天堂やソニーはどう戦うのか。

クラウドって定義怪しいよな。クラウドとか言いつつ、 単なるサーバー貸し会社なんてことは多そうだ。 本当に企業向けのサービスでデータが全部消えたなんていったら 被害総額いくらになるんだろう。

バックアップという奴は難しくて、間違って中身を消した後にバックアップが走ると、 空のものが保存されてしまう。その前のものも取っておけばいいが、 無限に取っておけば容量が爆発する。 簡単な方法としては、最近の何個かだけをとっておく。 もしそれが一個なら、空のものをバックアップした瞬間に全てが終わる。 二個あればだいぶマシだが、 中身を消して気づかないまま二回のバックアップが走れば終わりだ。 「ファイルの中身が変わったら更新」としておけば 変化があるファイルだけを保存するので このような問題が消えるように思えるが、ファイルの一部の破壊には無力だ。 例えばエクセルのファイルで「中身の1シートだけ空にしちゃった」 ということをやらかせば、 やっぱりダメである。他のシートをバリバリ更新していれば、 それを保存してバックアップの個数を使い果たしてしまうからだ。 したがって、とりあえず全部のバージョンを取っておいて、容量が逼迫してきたら 一定以上古いものを消すとか、一定の間隔で間引くとか、 そういうことをするのが無難だろう。 しかしながら、そうやって古いのを消したり間引いたり できるソフトってあまりないんだよな。 Subversionにそれがあればどんなにか助かっただろうと思う。 しかし、古典的ゲームの場合終わりが見えているので、 開発終了までに容量があふれなければ良く、 対処はできる。 あまりにあふれそうなものはバックアップの対象外にしたり、 別の方法で手動バックアップしたりすればいい。 もっともSubversionの問題は容量より速度だと思うけどな。 なんでこんなに遅いんだよ。秒間5MBも出ないぞ。

うちのファイルサーバは500GBの容量で、 全く同じデータをもう一つのハードディスクにも保持している。 二個同時に壊れない限り安心だ。 ところで、gmirrorって読み出しを分散して高速化してくれるのかな。 それとも、安全性重視で極力予備のハードディスクは触らないようにしてるのかな。 まあアクセス速度は問題でないのでどちらでもいいが。

SSDを2テラ分買うと16万円かかる。これが2万円になったら買ってもいいが、 3回半額になるのに5年はかかるよな。5年間増強しないというわけにはどう考えても 行かないので、最低もう一回はHDDを買うんだろう。 もうちょっと差し迫ってきたら改めて考えよう。

SSD買った。届いたら夜中に移行作業をしよう。リカバリDVDだけ焼いておかないと。 それにしても金使いまくり。冷蔵庫も買うか? 2DKより小さい所に引っ越さない限り、 たぶん買っても搬入できなくなることはないと思う。 何か心境の変化がない限り2DKより大きな家には生涯住むつもりがないが、 今となっては2DKよりも小さい家に住むのは現実的ではない。 少なくともあと13年は。オタマが高校から寮のある所に行く、 とか言うならその後は1Kでもいいな。 もう一人できれば別だし、できるつもりではいるが。

3DSのでかいのが出た。3900円プラス。 普通のに比べて利幅が大きいのか小さいのかがちょっと気になるな。 値下げで負った傷を軽減するのか、それどころではなく攻めの姿勢なのか。 まあそれはいいとして、デカいの出るならデカいの買うかなあ。 普通サイズでは横から覗き込めそうにないが、デカければできそうだ。 しかし、ひつじこにゲームをさせられる余裕が今はない。 時間が空いたら寝てもらわないと体がもたないからだ。

商品の原価なんて実はどうでも良く 「いくらなら買う気になるか」が問題、とどこかで読んだな。 宝石やメガネの価格を考えればよくわかる。 原価が問題になるような商品はある意味商売として失敗している。 コモディティに落ちたということだから。 でも、私はコモディティ商売で血を吐くような コストダウンと品質維持を続ける人も尊敬したい。 LED電球の効率向上とコストダウンの努力は もしかしたら金銭的には報われないかもしれないが、 確実に世界を良くしている。 そういういい仕事が金銭的に報われるように戦略を立てることは 上の責務だとも思う。LEDの効率向上が単にLED電球市場で競争するためでなく、 もっと大きな戦略の一環として行われているなら安心なのだが、 日本企業ってそこが不安だよな。 ゲームも「絵を綺麗にするのはこういう戦略の一環だから必要だ! 君たちは全力でやりたまえ!」 とか言ってくれれば楽なんだが、まあそうも行かない。

やべえ!鬼計算全然できねえ!1バックの段階でもう頭がついていかないぞ! 任天堂ダイレクト視聴中。

へー。自分がやってない時に他の人にキャラを使ってもらえるのか。 経験値もつくらしい。 ドラクエ10。いやいろいろ考えられてる感じはするし、 普通の人間キャラがいないというのも面白い。 しかし、根本的にネトゲはできないなあ...8が最後のドラクエになるのか... それにしても、音楽がピンと来ない。王道すぎるなあ。 本当にすぎやま先生が書いてるのか? 「すぎやま風で」と言えばこんな感じの曲を作れそうな人はいそうだが。 5あたりまでの音楽の攻めっぷりはすごかったと思う。 最初はしばらく「この曲でいいのか?」と思うような曲だったりしたからな。 でもまあ一番とがってたのは2だろう。 ラヴェルとかあのへんを思わせるかなり尖った作風を取り入れていた。 2の塔の曲はどういう経緯であの曲になったんだろうと思う。

チューナは改善要求をまとめてうちwikiに乗せた後、 バッファローにメールを投げる。 しかし、改善されるとは到底思えないので、単なる腹いせにしかならない。

メディアセンター専用のチューナってどうなんだろう。 メディアセンターの使い勝手が このクソなソフトよりさらにクソということがないならその方が いいんじゃないだろうか。これ、売れるかなあ。

どこの温泉か知らんが、行けなくもないんじゃね? オタマを連れて宿泊する覚悟があればいい。

本当、竹鶴うまいな。味覚的には甘くないはずなのに甘い。 アルコール19%もあるんだがなあ。

「物語 色の文化-美味い話、味な知識」。 ちゃんと読めてないが、記録。 情報ぎっしりで、一冊でこの道の物知りになれる。 しかし、そういうのは記憶力が強い奴等にまかせるとして、 私が知りたかったのは古代人が何を食べていて、どういうきっかけで こうなったかだ。 縄文あたりの日本人はクリを栽培して食べていたらしい。 同時期の他の民族より虫歯が多かったらしく、 やはり澱粉メインの食事は歯に良くないし、 それが少数派であることもわかる。 農耕開始後は基本どこの民族も澱粉で生きてきたので、 ここ数千年に関しては糖質メインの生活だ。 にも関わらず、結構長く一日二食だったのは、単に貧乏だっただけかもしれないが、 穀物とは言え全粒で、野菜や豆の比率も高く、 さほど血糖値の上下が激しくなかったからかもしれない。 江戸期の日本では、年貢で集めた米が都市部で主食になったが、 その頃三食の習慣が定着している。 単に豊かになっただけかもしれないが、 ただでも蛋白含有量が低い米をしかも精白までして栄養を捨てていたわけで、 しかも血糖値の上下も激しいとなると二食では辛かった、ということかもしれない。 糖質制限が正しいという前提でデータを見るとそういう都合のいい解釈が出てくる。

平均1700kcalだったらしい。昔の人間の運動量でそれだ。 しかも確かヨーロッパのデータで、ロクな暖房もなく日本より寒い。 うちら1000kcalくらいで足りるだろ実は。 栄養素のうち、カロリーに比例してたくさん必要になるものは カロリーが減れば所要量が減る。 単にバランスを取ればいいものも、対になるものが減れば減る。 塩がたくさん必要になるのは穀物や野菜からカリウムをたくさん食べる民族で、 肉主体だとそれほどいらないらしい。 逆に塩を減らせばカリウムはその分減ってもいいことにならないか。 同じことがマグネシウムやリン、カルシウム、といったものにも言えるのではないか。

足りてないとまずいのは蛋白質のはずだが、それも古代の人間は 今ほど食ってなかったにも関わらず生きていた。 単純に、うちら無駄に食べすぎなんじゃないのか。

カレーにじゃがいもを入れまくって急速に消費中。 うまいなこのじゃがいも。しかし妙に眠い。 米なしで食べてるんだがなあ。 なお、じゃがいもを優先的に食べて、鍋が空いた分だけじゃがいもを足している。 味が薄くなってきたら塩を足すのだが、 ダシが減っていくのでだんだんじゃがいもの味だけになってきた。

うちにある澱粉食品。パスタ。米。小豆。小麦粉。じゃがいも。ミューズリ。 きび。 あとレーズンとナツメがそこそこある。こいつらはオタマの好物だが、 レーズンは下痢の元だし、ナツメは一回食べさせると止まらなくなって厄介だ。 本当どうしようかな。小豆はいっそあんこにして嗜好品としてしまうか。 ナツメと煮るとかどうかな。甘味が弱いと小豆の渋みが強く出て おいしいとは言えない代物になる気はするので、 アク抜きはせねばならんだろうなあ。

TG-1は真っ暗に近くても何かしら写るので面白い。画質とか言える状態ではないが。

windows media center専用のチューナの方が良かったのか。

2012年06月21日

チューナ、いろいろ問題。録画用だと思っていたエンコード設定が 再生時にも反映される。たぶんハード内でやっていて出てくる時には もうエンコード済みだからどうしようもないと思われる。 まあこれはさほど問題ではない。 そして、無圧縮時に櫛形のノイズがひどい。 インタレースだから仕方ないが、MonsterTVU3ではこうはならなかった。 何が違うのか。とは言えH264でエンコードすれば問題ないのでこれも問題ではない。 また、録画が終わるとアプリが終了する。親切でやっているのだろうが、 そのまま再生を続けたいことがないとどうして言い切れるのか。 事実うちではそのケースが多い。これはメールで文句を言う。 次に、予約と予約の間は2分開けろ、とか無茶なことを言う。 続けて録画したかったらどうするんだ。 前の番組の終了時間を伸ばしてつなげてとることはできるが、 そんなこと中で勝手にやれよと言いたい。 教育テレビをたて続けに録画することはうちでは日常なのだ。 同様に、1分前から録画されていて邪魔。 「1秒削れた!」みたいな文句に対応するためなんだろうが、 別にそれでもかまわない人もいるのだから、設定可能にしておいてほしい。 これもメールで文句を言う。 編集できると思ったらDVDに焼く時だけの話だった。

4.8Mbpsまでは実用になる印象。1Mbpsは論外な画質。 もう一段攻めてみよう。 なお、無圧縮再生でもCPU負荷がえらいことになったので リミッターを外した。負荷はMonsterTVU3より明らかにデカい。 特に最高画質のH264(12Mbps)だとリミッターを外してもなお間に合わない。 8Mbpsや4.8Mbpsならギリギリ大丈夫。2コアとも70%持っていかれている。 前は1GHz以上上がらないようにしてても再生できていたがなあ。 今は2GHz以上に上がることを許可しており、熱暴走が不安。

最新のアプリにアップデートしてみた。直るかどうかはわからんが、 バグがいくつか修正されているようなので念のため上げておく。 が、初期設定をやりなおしていやがる。 どんだけアホなんだ?前の設定引きつぐように作ればいいだけじゃん。

テレビ買う方がいいかもしれんなあ。 使ってる人間が多いほど洗練されてるはずで、 こんな何千人使ってるかわからん製品とは比べるべくもない完成度だろう。 だからこそソフトを適当に作ってコストダウンしないと元が取れない と言いたいのかもしれんが、適当に作ることでどれだけ安くなるのかは疑問だ。 プログラミングってのはそういうもんじゃない。 品質とコストはあるレベルまではトレードオフにならないのだ。 まともな人間は時間あたりのコストは高いかもしれないが、 それ以上に早くまともなものを作るはずなのである。

アプリの操作感はMonsterTVU3よりはマシだけどな。 10秒とか画面がチラつきながら待たされたりはしない。 あとは録画データが溜まってきた時にも遅くならないかが心配か。

たぶんナスネも買うんだろうな。で、結局それも不満で、テレビを買う、 という流れか。そうなったらそれでもいいや。 金額的にはとしてはそれほど大きな損失ではないし、 何がどうダメかを知ることができる。

2012年06月20日

今日のカレー。玉ねぎ2個、にんにく1/3個、にんじん2本、じゃがいも4個、 大根1/4、レンズ豆1カップ、水1リットル、干し椎茸6個くらい、 を炒めたり煮たりして、インデラカレー粉大匙1、塩小さじ1。 ぶっちゃけ手抜きだが、案外まとまる。 味が足りなかったらホタテをつっこもうと思っていたが、その必要はなかったようだ。 しかし、たぶん同じ味は二度と作れない。 核は玉ねぎとにんにくとレンズ豆と椎茸なので再現性がありそうだが、 にんじんやじゃがいもも味を出しており、軽視できない。

なお、米飯でなく蒸し発芽大豆にかけて食べた。カレー大豆。 うち、もう米炊かなくていいんじゃなかろうか。 大豆蒸して主食にしたらいいんじゃね?日によってはピーナッツで。

ピーナッツは発芽させてから蒸しており、ボリボリというよりは モリモリといった感じである。気管に入る心配はほぼないと思われる。

カメラ、 家で何枚か撮ったりして思ったが、結局うちらの用途だと なんぼかズームしてしまうんだよな。そうするとF2.0で 撮れることはレアということになる。25mmからとなると なおさら小さく写るわけだし。

家族用wiki (家の中からはこっち)。 とりあえずそれっぽく動いているのでいいや。 管理者用パスワードを設定しないまま動いているのだが、まあいいや。

布団洗い注文。楽天で買えるのか、すごいな現代。 近くに布団屋があるんだが、あまりに入りにくい。 値段を聞くのも気がひける。 こうやって商店街を殺していくのか。

ごはんが尽きかけたので、きびの水煮。 焼きサンマをおかずにオタマに食わせた。 丸元レシピ通りの水4倍量だと多すぎるな。あと、しょっぱい。 ジオやビタだと水の蒸発量が少ないのでその分勘案しないといかん。 3倍量で十分だな。その代わり吸水させた方がいい。 とすれば、オリーブオイルで炒める工程は入れにくい。 単純に炊く方が楽だろう。炒めた方が香りが出るんだが。

hirasho.myhome.cxと言われたら192.168.1.5につなぐようにルータに設定 できんかなあ。後で調べよう。

100W相当のLED電球。 15Wの発熱に耐えられるのか。すごいな。でも屋外はダメらしいので、 ひつじこの実家にはつけられない。そもそも電球色じゃないと 店の雰囲気が変わってしまうので、昼白色ではダメ。 電球色で100lm/Wに到達するのにどれくらいかかるだろう。 きっと、LED照明の本命は紫外線LEDなんだろうな。 蛍光体でどうにでもできれば使い勝手がいいだろうし、 ブルーライトとか言って叩かれるのはそもそも青い光を吐いてるからだろう。

違法になったスキャン代行サービスがなんでダメだかわかった。 あれ、送ってやってもらってたのか。しかもバラした本を返送するとも限らない。 そうなるといろいろ問題になるわな。 バラした本を転売するかもしれないし、 本当に送ってきた本をスキャンしたのかもわからなくなる。 てっきり機材が置いてある店がどっかにあって借りられるくらいだと思っていたが、 そこまでやればそりゃ問題にもなるだろう。 連続スキャンする機械とばらす機械を貸してくれる店、 というところまでなら問題ないっぽい。 しかし、私には根本的に著作権なるものが技術と社会の実情に合っていない ような気がしてならない。創作や発明は本当に保護しないといけないんだろうか。 より正確に言うならば、保護した方が保護しないよりも 社会が良くなるということはそれほどに自明なのだろうか。

DT-T70/U2をインストール。本当この手のソフトウェアってダメだな。 MonsterTVU3に比べればマシっぽいが、比べればという話にすぎない。 インストールするだけでなんでこんなに苦労しないといけないんだ。 まず、CDROMついてるけどwebで落とせばいいよね?と思ったら 初回はCDROMからインストールしないといけないらしい。 置いておけばいいじゃん!皆がCDドライブを持っていると思うなよ! そして、インストールしていると何かと「次へ」と押すように迫られる。 いいから全設定最初にやらせろよ。それで情報揃ったら最後まで行けるじゃん。 途中で許諾の同意とか、チャネル設定とかの設定が入ってきてうざい。 そして番組表の初期化にアホみたいに時間がかかる。 一体何メガ落としてるんだよと思うがそんなはずもない。 何かどうにもならない都合があるならバックグラウンドでやってりゃいいじゃないか。 しかも段階ごとに別ウィンドウが出て凄まじくうっとうしい。 そしてインストールが終わってから発覚したのだが、 インストールしたユーザからしか動かないらしい。 ありえないだろ。うちは私のアカウントにだけ管理者権限がついており、 ひつじこのアカウントは事故が起こらないように標準ユーザにしてある。 しかし使うユーザからインストールせねばならないため、 管理者権限をつけないといけなくなった。 そして再インストール。 起動に管理者権限がいらないなら戻せば済むが、 もし起動にも管理者権限が必要となるとそれもできなくなる。 時間が足りないので番組表の初期化は途中でキャンセルして止めてあり、 夜にでもやるつもりだが、この時にチャンネル設定ごと最初から走るっぽいので 今からげんなりしている。

ソフトウェア開発ってそんなに難しいのか? ゲームなんかとは比較にならないほど難しい要因が何かあるのか? というか、これ、そもそもテストしてるのか? 価格コムの評価を見てもさして叩かれてはいないので、 これくらいなら普通なんだろう。まあ確かに普通だと思う。 しかし、これが普通であること自体が間違っている。 きっと、外注なんだよな。 頼んだ方と受けた方で利害が食い違うのでこういうことが起こる。 がんばっていいものを作る手間をかけても報われないからこうなる。 安く仕様を満たしてくれればそれでいいと思って頼むからこうなる。 だから水平分業は嫌なんだ。ソフトまで含めて製品であることがわからないのか。 使う側に近い分だけソフトの方が重要性が高いとすら言えることがわからないのか。

MSが自力で機械まで作ろうとしているのは水平分業では どうにもならんことがあることに気づいたからだろう。 しかしどっかの記事にあったように、これまで水平分業で成り立っていたところで この転換というのは大変なことだ。 機械を作ってる会社と今までは協力関係にあったのに、 これからは敵になるわけだから。

CPUはGPUに比べればなんでも書けて、 そのための環境もそろっていて楽だが、とにかく遅い。 仕事あたりで考えると時間と電気を食う。 GPUは特定の仕事に関してはべらぼうに速く、うまくやれば時間も電気もかからないが、 環境がそろっていないのでそうおいそれとは手を出せず、 ハードウェア依存性も大きいので移植性も悪い。 さらに悪いことに、CPUと協調して動作しないといけないような処理になるとやりとりに とんでもない時間がかかるので、どうにも性能が出ないケースがある。 とりあえず、CPUとGPUのやりとりがもっと速くできるようにならないとダメだろうよ。 最低限メモリが一緒にならないとダメだ。ゲーム機ではそれが普通だが、 PCその他でそれが普通になるにはもうしばらくかかるだろう。 機械とそれに付随する下層のソフトウェア環境は実際のプログラムが書かれるようになる 2,3年前には整備されて行き渡っていないといけない。 それがまだ始まっていない以上、実際にプログラムが書かれて当たり前になるのは 5年は先のことだろうな。 そして、そういう環境が整備されてどの機械でも当たり前のように GPUを使えるようになれば、 私が今までやってきたような変態テクニックは不要になる。

私、本当に教育にシフトしないとマズイんじゃないだろうか。 ひつじこによれば、通信教育で単位を取って、 ボランティア活動と教育実習をどうにかすれば 先生をやれるらしい。本当にこの道で絶望したらそれも考えよう。

独自言語を日本語気味にしてテトリスが動いた。 本と実に相性がいい。コード片が紙面に貼ってあると私はほぼ確実に飛ばすが、 これくらい日本語として読みやすいと少しは目を向ける気になる。 疑似コードがまんま動くような印象だ。 しかも、コメントが劇的に減る。 変数名が見慣れない英語だったりする時に、コメントで日本語の意味を つけておかざるを得ないことは結構あるが、それが無用になるからだ。 その手の英語による問題がかなり消える。 初心者の大半は英語に疎く、プログラミング言語には当然疎いわけで、 二重苦の状態にある。片方でも削ってやることには重大な意味があると思う。 適切な変数名、関数名をつける時の簡単さも大きい。 プロが慣習的にiとかxとかyとかつけてるものが、 日本語で書こうと思えば自然に「回数」「横座標」「縦座標」 というようなものになる。素人はiやxやyを使う習慣を知らないわけで、 そういう人にそういうコードを見せれば面喰らう原因になる。 彼等にしても「横の位置だから横位置という名前にしよう」 と考えるのは容易いはずだ。それをいちいち「posX」とかいう ものに翻訳するのは手間である。 プロにとってはタイピングの手間の方が重大なので 半角で書けることが極めて重大だが、 素人にとっては考える手間の方が圧倒的に大きく、 タイピングが面倒なことはさしたる問題ではない。 したがって全角文字が混入することも問題は大きくないと推測できる。

ただ直近で問題が。大学の授業だが、結構留学生がいる。 というわけなので、学生のためには英語版のサンプルコードを別に 用意した上で、テキストも英語気味で作っておく必要がある。 現役の大学生だしさすがに英語ネックな奴はさほどおらんだろ、 なんて楽観する気はないが、日本語に寄せれば留学生を置き去りにしてしまう。 それはまずい。実質選べるようにしておけばいいだろう。

スイッチ = 1 なら
	描画()
と書くか、
if switch = 1
	draw()
と書くかは選べれば済む話だ。両方の構文に対応することはすでにできている。 曖昧さはないはず。ただ、このために適切なコンパイルエラーメッセージを 出しにくくなっているのは事実なのだが。 エラーメッセージを親切にするのはかなりやらんといかんよなあ。 あと、エラーが出たところまでで実行可能な部分があるなら 実行させてやりたい、というのもあるが、こっちはだいぶ難しい。

夜中に番組表の初期化とチャネルスキャン。時間かかりすぎだろ。

ストライダーは9800円。並行輸入品は8000円前後だが保証がつかない。 部品交換したり修理したりするほど使うかどうかは正直わからんが、 この金をケチるほど困窮してはいないので正規品で良かろう。 買ってしまおうかと思ったが、色を勝手に決めるのも難しいので、 朝にひつじこに相談。オレンジかなあ。この先男の子ができる可能性もあるわけで、 ピンクは避けたい。事故が多発して販売禁止になったり よくわからん規制で劣化したりする可能性もあるので、 その時また買えばいいとは言いづらそうだ。

2012年06月19日

いろんな種類の金融商品を買えばリスクが相殺される、 というのは結構ウソだ。おおよそ不況になれば一緒に動くし、 それ以上に為替の影響が大きい。円高になるような状況は 日本の株価も落ちるし、海外資産の価値も円換算では落ちる。 しかしそれでも、時間方向の分散がされていればそれなりに落ちつくようだ。

センサーがデカいカメラの撮影サンプルを見てると、 センサーのデカさがどれだけ重要かよくわかる。 しかし、それは望むべくもない。基本デカいほど耐衝撃性は落ちていくわけだから。

今8GBのメモリカードを例えば1000円で買って、16GBが1000円になったら 16GBに乗り換えるとする。合計2000円払い、ある期間8GBで過ごすことになる。 今16GBのメモリを2000円で買えるとすれば、 今2000円払って、最初から16GBで過ごすことができる。 単価が一年で半額になるなら、2年間で2000円払うことに変わりはなく、 最初から16GBで過ごせた方が得だ。 倍の価値のものが倍額で買えて、いずれ倍のものに乗り換えることがわかっているなら、 倍額のものを買った方がいい、ということになる。 もちろん机上の空論。実際には速度が問題になったり、 そんなに容量が必要でもなかったり、 買い替えの手間が面倒なので多少高くても頻度を下げる方がよかったり、いろいろある。

テレビの録画手段。今のSKNETのMonsterTVU3はソフトがクソすぎる上に、 エンコードできないので30分番組で5GBくらいになる。 一瞬でHDDが溢れて話にならない。 調べたら容量を1/15に圧縮して保存でき、編集もでき、ディスクにも焼ける 素敵な奴が1.4万円で買えることがわかった。 しかし、HDDレコーダ買った方が使い勝手がいいかもしれないし、ナスネの方が いいかもしれない。 まずHDDレコーダは確実に邪魔だ。映像出力をPCに入れるためには 別の機械がいるし、あるいはモニタかテレビを買う必要がある。 だったら録画できるテレビを買う方がいい。しかしそうなると出費が増えるし、 しかもさらに邪魔になる。でも、そのうちWiiUを買うならなにかしらのモニタは 必要になるんだよな。どうせモニタを置くならテレビを見られて録画できる方がいい。 悩ましい。金はこの際どうでも良くて、何が一番邪魔にならないかだ。

ちょっと見ないうちに安くなってるなあ。 ブルーレイ、HDD付きの26インチのテレビが6万そこそこだ。 WiiUなどのゲーム機を買うならこれが最適解な気がする。 しかし、なんだかんだ言って据え置きゲーム機で遊べる日が来ないとするなら、 こんなデカいものは邪魔だ。

ナスネとかトルネとかのUIがサクサクですごいと言われているが、 UIをサクサクにするのってそんなに難しいのか。 普段ゲームを作っていると当たり前すぎてさっぱりわからない。 むしろ、電話やらレコーダーやらPCソフトやらの意味不明なまでの操作感の悪さが 当たり前の状態なのが不思議だ。 CPUやGPU(と呼べる代物ではないかもしれんが)に制限があるとか、 デバイスへのアクセスが遅いとか、そういうことはあるだろうが、 UI側が止まってしまう必然性はないだろう。 最低限入力受付と描画だけは確実に回し、 待たせる時には待たせていることを画面に動き付きで表示すれば、 それほどおかしなことにはならない。ゲームで良く見るロード中のグルグルだ。 ゲームでは普通にそうしている。 何かそれができない技術的な事情があるのか、 単純に時間とか能力とかの人的リソースの問題なのか。 しかし、そこをおろそかにしなかったことがiOSの成功の一因ではないのか。 以前見たAndroid機はえらく処理落ちして見えたわけで、 同程度の性能のiOS機がスムーズに動いていたのとは雲泥の差があった。

とえらそうに書いておいてなんだが、確かに面倒くさいし難しいこともあるんだよな。 描画スレッドにおいて重量級の処理を行わざるをえないケースはゼロにはならず、 下手に分散すると合計時間が増えてかえって客に害を与えるケースや、 そもそも分散化が相当面倒くさくてバグ源になりそうで怖いケースもある。 また、分散化や非同期化に伴って作業メモリがかなり必要になることもあって、 メモリとの兼ね合いで難しいことも多い。 最初からそういったことを想定してデータの持ち方や データ量の設計をしていればいいが、 大抵そのへんは後回しだからな。圧縮した絵素材バイナリを展開しながら テクスチャを掘り出してレイアウト変換した後にGPUに転送、 みたいな処理は、丸ごとメインスレッドでやってしまいたくなる。 レイアウト変換までを裏スレッドで回し、 GPU転送待ちキューに入れ、メインスレッドでキューを一定量づつ処理、 みたいなことになると結構面倒だ。メモリの管理や同期も面倒くさいし、 保留中に使用要求が来た場合にどうするかとか考えることが山ほどある。 でもまあ、やらないのは単純に技術力の不足か怠慢の結果であって、 それが客にとって価値のあることならやらないわけにはいかないのだろう。 あーでも、DirectXやらOpenGLごしにしかいじれないケースでは そのへんはどうにもならなかったりもするか。 1フレも止めない、というわけには行かないかもしれない。

ひつじこに相談したら、「うちでテレビを買ったら負けた気がする」ということで、 DT-T70/U2を注文した。およそ1万円。これでHDDの容量の問題がまず解決するし、 やろうと思えば編集とDVD焼きができる。まあ絶対焼かないと思うが。

SSDってデカいほど速いのか。64GBと128GBで書き込み速度が倍違う。 なるほど、分散書き込みしているわけだ。 それにしても、SSDってもし壊れたらどうしようもないよな。 HDDはデータがそこそこ近接しておいてある可能性が高いが、 SSDはそれこそバラバラだろう。 どこに何があるかの対応表がどこかにあるはずで、 それを司るコントローラが死んだらもはやどうにもなるまい。 もっとも、ノートPCに積むような記憶装置は壊れる前提でいるべきだから問題ではない。

ひつじことオタマはおそらく免疫が弱い。 免疫が弱い、と言うのは少々正確ではなく、 免疫が撹乱されやすい、ということだと思う。 「免疫の反逆」は少々脅しが過ぎるように思われる本だが、 無視できないことが書かれている。 身の回りには100年前にはなかったような化学物質が多くあるが、 安全性が確認されているものは一つもない。 何故一つもないかと言えば、安全性の確認なんてことは不可能だからである。 やれるテストは、その物質単体をマウスその他に食わせてみたりして 影響がないことを確かめる程度のことだ。 このテストでは、年単位の時間晒された時にどうなるかはわからない。 マウスはそんなに生きないからだ。 さらに、複数の物質の組み合わせによって現れる毒性も確認できない。 100種類の物質が毒性が出てくる量の1/100づつある時にどうなるかは 誰も確認していない。 その手の物質が経済的にあまりにおいしいので 「確認できてないけど、これで便利になるんだからいいよね?」 と見切り発車してきたわけである。原発と構図は同じだ。 それによって食料を安定供給できたりして 飢えや貧困が減ったりもしているわけだから、 これが必ずしも悪いとは言えない。 1万人に1人おかしな病気にかかるようになったとしても、 平均寿命が50歳から70歳になるならプラス、 という判断は可能だ。残念ながらそういう判断をした上でこうなっているわけではなく、 「まあいいや、やっちゃえ!」という勢いで判断した結果こうなっているのではあるが、 うちらは確実にその恩恵を受けている。 人間の知性の性質から考えて、この先これが根本的にどうにかなるとも 思えないし、 多少危険性がわかった程度で化学物質の使用を抑えることはそれほど期待できない。 フロンやDDTのように禁止されることもあるが、 これらは「単体で目に見えて害があることがわかった」 という幸運な例にすぎない。 複数の物質が協力して毒性を発揮するケースや、 特定の遺伝子を持つ人にだけ毒性が出るケースでは無力だ。 逆に言えば、そういう複雑なケース以外はおおよそ除かれているわけで、 それが問題になるくらいみんな長生きするようになった、 ということでもあるわけだが。

さてどうするか。まあ手間と金が許容する限り避けるとしか言いようがないな。 プラスチック製の食器その他はうちにはあまりないし、 それを加熱することもあまりない。 水道水を避けるのはコストがかかりすぎるので、 風呂にビタミンCを入れて塩素を中和する程度がせいぜいだ。 洗濯洗剤はお湯洗いがうまく行けば捨てられる。 体用の洗剤はすでに捨てた。 食器洗剤は使用頻度が大幅に減っていて、ほとんど風呂洗いにしか使っていない。 その用途に関しても、お湯で洗えばおおむね落ちるので、必ずしも必要とは言えない。 油脂汚れは酸化する前ならお湯でほぼ落ちるのだ。 加工食品は極力避けており、外食も稀である。 農薬その他を気にするとキリがないので気にしないが、 国内農家から直接買うケースではその手のリスクは多少は下がる。 プラスチック製のおもちゃを舐めまくるのが多少アレだが、まあそれも仕方ない。 ひつじこの手作りおもちゃが絶縁テープの類を使っていて、舐めていいのかなあこれと 思ったりはするが、まあ気にしても仕方ないだろう。 大気汚染についてはこのあたりは国内でも屈指の悪さなわけで 引っ越せよという話にもなるのだが、多少動いた程度では大差なく、 これに関してはどうしようもない。田舎に引っ越せばいいかと言うとそれも怪しくて、 農業をしていれば農薬その他による汚染が 都市より激しい可能性だってある。全くわからんわけである。 そもそもアトピーが都会に多いというデータは見つからない。

たぶん、最大の要因は遺伝子で、これはどうにもならない。 次は食料。体に物質が入ってくる現象として、 食事は呼吸や接触とは比較にならない量だからだ。 これはたぶんずっと改善を続けることになるが、 妙なものは食べさせていないはずなので、 すでにあまりできることはない。下痢を避けるために そのまま出てきそうなものは避けるのと、 あまり一種類のものを大量に食べさせないことを心がける。 次に大きいのは日常使う化学物質の中で一番量が多い界面活性剤。 すでにおおよそ除いてあるが、洗濯で残る分については今後じわじわ減っていくはず。 後は気がついたらおいおい。梅雨だし布団は一回洗うか。

この国には車が8000万台くらいある。年間の車の売れ行きは500万台くらいだ。 車は平均12-15年使われる。というわけで、おおよそ2020年には 半分くらいの車は2012年以降の技術で作られたものに置き換わる。 台数はすでに天井になっており、これ以上台数が増えるとは考えにくい。 とすれば、大気汚染は軽減する方向に行くはずだし、 私がここに住むようになってからの10年でもかなり改善は進んでいる。 それに、アトピーその他のアレルギー疾患が地域に 相関がなさそうということから考えて、 それほど重要な要因ではないと思われる。

原付を除くバイクの保有数が2011年に350万台くらいでピークになっている。 バイク使用者の平均年齢は40を超えている。 本当に衰退していくんだなあバイク。 割と良くみかける原付も徐々に減っているようだ。 皮肉なもので、 バイクがかっこいいとされた時代があったことが、今重荷になっているのだろう。 単純に実用性によって買われていればこんなことにはならなかっただろうに。 ガソリンの車も遅れて同じ運命を辿るのだろうか。

小さいから周波数が高く耳障り。覆うものがないのでダイレクト。 回転数が高いから音が大きい。改造してる馬鹿がいる。 法規制が甘い。なるほどそのへんなわけな。 2010年以降規制が厳しくなったらしいが、 これが効果を発揮するにはもう数年かかるだろう。 それ以降に作った機械にだけ適用されるからだ。

トラックはうるさい印象がある。実際うるさい車をみかける。 しかし、近所の運送会社のトラックは静かだ。結構動いているのに静かである。 たぶんいろいろ気をつけているんだろう。 あの会社は地域に迷惑をかけないようにいろいろと心がけているみたいで好感が持てる。 花壇はいつも綺麗だ。

たぶんうるさいのは少数派なんだろう。しかしその少数派が イメージを決めている。たぶん個人所有のものの方がマズイんだろうな。 企業が所有していればコストダウンのために燃費が悪い車や うるさすぎてイメージが悪い車は買い換えられる。 それくらいの投資は企業ならやれる。 しかし、個人で車を買い換えるのはオオゴトだ。 1500万とかするらしい。あの図体で1500万と言われても高い気があまりしないが。

バイクも普通の車も騒音規制の値自体は大差ない。 しかし、普通の車はそんなにうるさくない。 たぶん普通の車ではうるさくないことが売りになるので、そこに研究開発や生産の コストがかけられているのだろう。 一方で、バイクはうるさくないことが売りにならないんじゃなかろうか。 バイク愛好者のブログとかをちらほら見ると、 「この製品の音がいい」みたいな意見を見かける。 「このマフラーに付け替えるといい音が鳴る」とか。 実用上の理由で買われないことは、 コモディティ化から逃れられるという意味ではいいことだが、 それが音とか臭いとかの外部性を持った製品だと面倒なことになる。 この音がいいんだとか、この振動がいいんだとか、この加速がいいんだとか、 そういう意見は第三者が「うるせえよバカ」と言えばそれまでなのだ。 タバコと構図は同じである。 ゲームも実用でないところで売るものだけに、 このへんのことには敏感でないといけない。 外部性があるとみなされれば叩かれて致命傷になりかねない。 ゲーム脳騒ぎのような言いがかりならまだいいが、 「時間を無駄にする」とか「子供に悪影響を与える」 みたいなイメージは極力避けないといけない。 ゲーセンもバイクと同じく濃縮の問題を抱えているので なんとかした方がいいんだろうが、バイクと同じく難しいだろうな。

ヒルドイドは有害。覚えておこう。 基本不透明な薬剤を皮膚に塗ることはないだろうが。 この理屈が正しければ乳液は全て皮膚に有害なはず。

竹鶴の原酒がうますぎる。半年以上常温で放置しているが、 開けた直後の臭くかつ味がない状態とは全く違う。 なんか濁ってる気がするんだが、味にも臭いにも異常はないのでたぶん大丈夫。 きっと元からそうだったんだろう。そうに違いない。

ネットの傘屋リーベンで買った、隙間があって風を逃がす傘がいい具合。 こんな風でもさほどあおられないし、もちろん裏返ったりしない。 全体に作りも頑丈で、値段も4000円とそう無茶苦茶高いわけでもない。 ただし、風がない日にはただ重いだけの代物になるので、 万人におすすめできるとは言い難い。台風の日でもない限り恩恵を実感できない。 もうちょっと軽いバージョンもあった気がするが。

今目の前にいる人のニーズだけを見てその場その場の対応をしていると、 他の人にどう思われるかという視点が抜ける。 根本的なところで真摯ならそういう問題は発生しないのだが。 会社の根本的な目的を利益以外のところに置く、 というのは重要なことなのかもしれない。 利益は必要条件であって目的ではない、という言葉はよくよく覚えておきたい。 もしマネジメントをする立場になる日が来たとしたら、 そこだけは忘れないようにしよう。

2012年06月18日

原発を動かす方がいいか、止めておいた方がいいか。 止めておいても地震や津波を食らえば吹っ飛んでああなるのは明白で、 動いているか止まっているかに大した差はないと聞いたが。 また、電気が足りなければ、電力を値上げする口実にもなる。 電気が値上げすれば電気を多く消費する中小企業の中には潰れるところも 出てくるだろう。その結果自殺する人だって出てくる。 停電でもしようものなら事故で死んだり、医療器具の停止で死んだりもする。 人が死ぬ危険度で言えば、電気の値上げの方が放射能ごときよりずっと大きい。 また、止めておいてその分燃料を燃やせば、金もかかるし輸入依存度が上がるので 安全保障にも絡んでくる。そのリスクをどれくらいに評価するかによって 結論は違ってくるだろう。しかし、電気代が上がれば、 新しい電力会社の競争力が増して、独占が崩れるのが早まるかもしれない。 というわけで、わからん。 実際にどうすべきかはそういうデータを持っている人間がやればいい。 止めるべきか動かすべきかは、データと、重み付けや、判断の論理による。 どういうデータがあって、何にどう重みを置いて、 どういう判断をしたかを公開してくれて、 それが妥当なのであれば、私はそれで良く、 動かすか止めておくかという結論自体は全くもってどうでもいい。

合成洗剤の残留がオタマに刺激になっている可能性はゼロではなく、 もしできるなら洗剤など使わない方がいい。 というわけで、お湯オンリーで洗ってみた。 水だとワセリンが落ちないが、お湯にすればワセリンは落ちる。 ワセリンを落とすことに関して洗剤が役立たずなのはわかっている。 そして、ワセリンさえなければ水でも大差ない結果が得られることは いろんな人が実験している通りだ。 洗濯機の風呂水ポンプをバケツにつっこんで、 バケツに50-60度のお湯をバンバン供給する。 洗剤を使っていないのですすぎは一回。このすすぎもお湯。 その後脱水。とりあえず、血液の汚れはあんまり落ちてない。 お湯で変性して余計に落ちにくくなった可能性はある。 ただ、洗剤でも大して落ちない類の汚れということなので、これは問題ないだろう。 うちは漂白剤入りの洗剤を使っていないので、落ちない汚れは落ちないのである。 あと、ワセリンは落ちているっぽい。 後は乾いた後の触感や吸水の度合いで判断することになる。 問題は少々面倒なことと、風呂の残り水が使えないので水の消費量がますことか。 ただしその代わりに、すすぎ一回を省略できるので時間は短縮され、 合成洗剤とおさらばできるという利点がある。 もっとも、合成洗剤とおさらばすることにどれほどの意味があるかは なんとも言えない。仮にオタマが改善したとしても、成長によって皮膚が強くなった結果 かもしれず、結論は出ないだろう。

洗濯による洗剤残留とその移染。 合成洗剤は繊維につくと簡単には取れない。 すすぎを10回しても、2,3回時点の半分くらいは残る。 ただ、2回と3回ではそれなりに違う。また、洗剤を入れた量が多いとたくさん残る。 そして、洗剤がついた繊維が、洗剤がついていない濡れた布に触ると、洗剤が移る。 つまり、汗をかいていれば皮膚に移る。 30年前の洗剤に比べて使用量が減っているのでこんなには残っていないだろうが、 量あたりの洗浄力が上がっているからこそ減っているわけで、 毒性で考えればあまり減っていないかもしれない。 1gあたり1mgから減らないって、相当だな。 だからこそ紫外線防止洗剤なるものが存在できるわけか。 洗剤落ちたら終わりだろと思っていたが、落ちないわけな。

とりあえずお湯洗濯をしばらく試そう。2回のすすぎを行うと考えれば、 5回洗濯したところでこの10回すすぎ後くらいの濃度にはなるわけだ。 手間と金を度外視して本気でやるなら、 全部の服を買い直して一回も洗剤を使わないで洗い、 肌の様子を観察するということになるが、そこまでやるかはひつじこに任せよう。 たかだか1万円くらいでおおよそ必要な衣服は揃うので やってもかまわないと思うが、なにせ手間だ。

しかし、紫外線防止洗剤による紫外線防止効果が馬鹿にできないのは事実だ。 日向に干しても劣化が遅い。ということは紫外線を防ぐ効果があると推測できる。 紫外線の害と合成洗剤の害を天秤にかけることになる。 なにせ洗濯するだけで防いでくれるので楽なのだ。 手間がかかりすぎることや金がかかりすぎることは結局できないのであって、 手間や金と効果を天秤にかけざるをえない。

冷蔵庫に入っているミューズリが邪魔なので、さっさと消費してしまうことにした。 が、激しく体がけだるい。糖質、やっぱダメじゃね? 昼飯用に余ったロールドオートを炊いているが、大丈夫か? 先週の糖質制限中も別に体調がいいと思ってはいなかったのだが、 こうやって派手に糖質を食うとよくわかる。 やっぱ違うわ。水曜の外食後の調子の悪さほどではないが。

昨日は100g69円のオージービーフのバラ肉を真空気味調理。 63度で投入、古いパシーマにくるんで2時間放置。 2時間後の温度は52度だったので、 念のため63度まで上げて表面に熱を加えてから食べた。 理想的にレア。何分筋が多いので食べやすいとはいえないが、 筋部分以外は柔らかく、味もいい。

さらに、鮭もやってみた。60度で20分かそこら。キシキシ言わず理想的においしい。 ほぐす端からオタマが食べたので一口しか食べてないが。 ブナ化した安物(キロ780円)でも調理法次第ではこれくらいの味にはなるわけだ。 ただし、皮は鱗が残っていることもあって焼かないと食べにくい。 強火で1,2分グリルで焼いた方がおいしく食べられるだろう。 鮭は熱伝導がいいのでさして時間がかからないし、冷めた状態でもおいしいので、 大量に作っておいて冷凍しておくがの良さそうだ。 冷蔵解凍後に1,2分炙ればいいだろう。

オタマにピーナッツを3粒食わせて12時間以上経ったが異常なし。 念のため明日まで待つが、たぶん大丈夫だろう。 栄養的に優れているので、ピーナッツもやしも常備菜とする。 植物由来で蛋白質含有量が多いものをできるだけ揃えておかないと。 植物由来のものは常温保存ができるので楽だし、

糖質制限はいい。栄養が偏らないように、 そしてコストの高い肉や魚を食べ過ぎないために 野菜を意識して取らないといけないな。 しかしまあ、大豆もやしとピーナッツもやしの量を増やせばあんまり問題ないか。 結構ビタミンCも取れる。あとオタマが食べる貴重な野菜であるブロッコリー。

魚2.4万円分注文。イカ、めばる、カレイ、ホッケ干物、カレイ干物、鮭。合計24kg。

抗酸化物質は寿命を伸ばさないという研究があるっぽい。 結局ミトコンドリアまで届かないと意味がなく、 そんなはずはないからだ。 一番激しく酸素のダメージを食らうのは酸素を使っているミトコンドリアであり、 そのDNAが真っ先に破壊される。ダメになったミトコンドリアは捨てられる仕組みだが、 全部ダメになればそれまでだ。そうなると細胞ごと捨てられることになる。 あまり細胞が減ってくるとその臓器の細胞1個あたりの負担が増して、 さらに破壊が激しくなっていずれはどうにもならなくなる。 これが「ミトコンドリアが進化を決めた」の著者が考える老化の仕組みだ。 かといって、酸素を全然使わなければいいかというとそういうわけでもなく、 運動選手の寿命が顕著に短いわけでもない。 ミトコンドリアのエネルギーシステムはダムみたいなものだと言う。 水がたくさん流れてきて出口がないと決壊してダムが壊れる。 つまり、たくさん食べてエネルギーが溜まっているのにロクに使わないと壊れる。 そういう時に熱に変換してエネルギーを漏らすこともでき、 実際寒い地方の人の遺伝子はミトコンドリアのエネルギー 漏れが多くなっているそうだ。それで体温を上げているわけである。 しかし、そういう人が暑い所に行けば、 いつも通り食べれば体温が上がりすぎるし、食べ物を減らせば活動が鈍くなる。 逆に暑い地方の人の遺伝子はエネルギー漏れが少なく効率がいいのだが、 そういう人が寒い所に行けば体温が上がらず不利だし、 食べ過ぎた時の壊れ方が激しくなる。 黒人の人は糖尿病になりやすいらしい。 結局、大して寒くなく、ロクに運動もしない現代の生活においては、 とにかく食べる量を減らすのが最良、 ということであるようだ。ダムから取り出す水の量が少ないのだから、 ダムに流れてくる水も減らさないと釣合いが取れない。 というわけで、食べる量は減らそう。糖質を避けていると自然に減る。

TG-1、どうしよう。今年は防水デジカメの比較記事が出ないので、よくわからない。 FT4との比較記事はあったが、あんまり差がなかった印象。 ただ、画質はどうあれISO3200とか6400とかいう高感度で 写真が撮れるということ自体は大きい。 6400ということは、800の時に比べてシャッタースピードを1/8にできるということだ。 ひつじこが結婚式で撮ってきた写真がノイズまみれだったので、 買うなら8月の結婚式までには買っておくべきだろう。 でもなあ、そんなに変わらん気もするよなあ。これくらいだろ。

2012年06月16日

ひつじこは朝早く友達の結婚式に出掛けていった。名古屋。

9時ごろ起きて、ちょっと泣いたが、リンゴとチーズとサンマごはんで 回避。10時頃児童館に行ってみたが、小学生の巣窟。 30分くらいでオタマが帰ると言い出して退出。 帰ってかゆがるのでシャワー。その後ワセリンを塗ったのが失敗で、 ごはんを食べているうちにかゆがったので再びシャワー。 11時ごろだった雨が弱くなったので、外に出てみることにした。 その時玄関に置いてあったパシーマを見たオタマが 「ねんねの自転車」と言い出す。 夜中に自転車で走った時はパシーマをかけて乗せたので、 どうもその事らしい。さすがに雨で塗れるのでパシーマは 持たなかったが、とりあえず自転車。 ねんねとか言う割には寝ない。 雨が強くなってきたので帰る。 その後またごはんを食べるというのでごはん。 あと大量に干しなつめやし。 テレビの録画とかを流しつつ、寝るんじゃないかと思って暗くしてみたが、 「ねんねごっこ」止まりで寝ない。 いろいろしていて2時頃からワンワンの番組が始まったので見ていた。 ひつじこが録画をしかけていたようだが、 PCの容量がつきて録画に失敗していた。 で、3時頃にまた雨が弱まったのだが、オタマがまた「ねんねの自転車」 を要求するので今度こそ 寝るかと思って出発。今度は寝た。 しかしルートを誤った。大人しく川沿いを走っていれば車の音も振動もなく 寝ていたのだろうが、つい別の道を走ってしまったばかりに 1時間と寝ずに起きてしまった。 また雨が強くなったので帰る。 あとは19時前にひつじこを迎えに行くまでいろいろ。 ニャンチュウを見ていたり、ブロックで遊んだり。

雨だと運動量が少なすぎてとにかく寝ない。 オタマはお絵描きなどの文化的な遊びを私に求めていないので、 雨になるとかなり困る。 しかしまあ、どうにかなった。

ワセリンで痒みが悪化するしくみがわからんと困るなあ。 明らかに傷になってる場所は塗った方がいいんだが、 そうでもない微妙なところは悪化したりする。 ただ、本当にワセリンで悪化しているのかもわからないわけで、 単純に気温や食べたものの影響かもしれず何とも言えない。 ともかくも、健康な皮膚には塗らないように注意はしよう。

ひつじこの土産のマカロンとやらを食べてみたが、アホかと思うくらい甘い。 質量の何割が砂糖なんだろうこれ。

糖質制限ダイエット週間は終わったわけだが、 ひつじこによると調子がいいので続けたいとのこと。 腹が減らないらしい。機嫌が悪くなるくらい腹が減ることがなくなった。 もう少し延長する。

2012年06月14日

昨日もう一度肉。65度20分とかなり攻めた設定にしてみた。 だいぶ柔らかくなって、おいしいと言えるレベルにはなったが、 しかしまだ汁が出る。 牛は60度ギリギリでもいいのかもしれない。

オタマが9時50を過ぎても寝ている。当然ひつじこも一緒に寝ている。 仕方ないので会社行くか。

SSD注文しよう。64GBと128GBで迷う。足りるよな64で。 その方が電気も食わないだろうし。

投資信託を放置状態にしてずいぶん経つが、 こんな世の中なのでマイナスである。 といっても、2%くらいだが。 日経平均が9000を超えるとプラスになるくらい平均の値段が下がっている。 何も考えず全部国内債券投信につっこんでいれば、プラス4%くらいになっていたはずだ。 海外資産を買うなんて馬鹿だという意見は何年も前から良く聞いたが、 今でもそう言われるだろう。

何がすごいって、ギリシャなんか問題にならないほどの財政赤字を抱えた日本で それを不安に思って海外に資産を移す人が驚くほど少ないことだ。 「なかなか動き出さない」という日本人の特性はすごいと思う。 しかし、そろそろ「動き出すとすごいことになる」という特性が見えてきても おかしくないんじゃないだろうか。 ギリシャでは預金を国外に移す人が増えているが、日本人がそれを始めたらきっとすごい勢いになる。

経済学というやつは難しい学問で、円高がいいか悪いかというくらいに単純なことでも 真っ二つに意見が割れる。財政赤字が問題かどうかということも当然意見が割れている。 意見が割れているということは、 素人ごときにはどちらが正しいかなんてわからないということだ。 どっちに転んでもおかしくないという覚悟をしておかないといけない。

私は財政赤字はダメだと思うので、消費税を上げてもいいと思う派だ。 消費税を上げて消費が下がるのは日本の中だけだ。 輸出産業にとっては大した問題ではない。 その分法人税が下がるならそれでもいいやと思ってるだろう。 日本人が得意としているものは輸出がメインになるのだから、 消費税を上げることは日本人の長所を損ねることにはなりにくいということだ。 結局、日本は世界の中でなにかしらのキャラ立てをしないと生きてはいけないわけで、 「日本といえばこれ」という強みをアピールしないとしぼんでしまう。 外に売るものを作ってそれを中でも売る、というのはいいが、 中に売るものを作ってそれで満足するのは全体としてはまずい。

まあこれは大まかな考え方であって、細かいところでは色いろあるだろう。 オタク文化丸出しなアニメやゲームを輸出を前提に作れるかと言われれば、 きついのかもしれない。 文化的に日本人にしか売りようがないテイストのコンテンツはあるはずだし。 そういうものでも、外に売る可能性を否定してしまうべきではないだろうが、 うまく行かないものは多い。 それに、「日本の強み」とずれた強みを持つ人や、いろいろうまく行かなかった人でも それなりに安心して暮らせる状況はやっぱり必要だ。 児童館を見ていて感じる異様な非効率は、 たぶんそういう安定化装置が作用していることの 裏返しでもある。あんなに仕事ができない人が問題なく暮らせているわけだから。 でも、もうちょっとやりようはあると思う。

ますます考え方が保守寄りになっていくな、私。 左寄りの考えで素晴らしいと思えるものに出会えばころりと変わるんだろうが、 今のところそういう本に会ったことはない。 左寄りだった政党が政権を握って責任を負った途端に右寄りに変わっていく、 というのは、結局そういうことなんじゃないかと思うんだが。

日本の経済規模は世界の8%くらいだ。その意味では、資産の8%を国内に持ち、 92%を海外に持ってもおかしくない。実際のところ日本で生活していて、 国内資産は手数料も手間も少ないわけだから多めに持つのがいいのだが、 それでも倍かそこらでいいんじゃないだろうか。つまり、円で持つのは20% くらいでいいんじゃないだろうか。単純すぎる考え方だが、 持っている資産が減る危険を世界中に拡散させることで軽減するという考え方からも、 世界全体の経済成長の恩恵を受けるという考え方からも、 そういうふうにするのが基本だということにはならないか。

それにしても思うが、うち本当に裕福だ。 金に困ったことがないし、困る状況が想像できない。 月あたりの消費が給料の枠を超えることは稀で、 たぶん未だかつて半年分の給料の枠におさまらない支出をしたことはない。 引越しや出産ですら その枠内には収まっていた。 まして、一定額用意している普通預金(及びMRF,MMF)の枠内に収まらないような支出は 何事もなければ今後15年間は発生しない。 根本的に、借金をしないと買えないような買い物は生涯しないのではないかと思う。 十分すぎる収入があることを感謝せねばならないし、 それ以上に、金を使うことをそれほどうれしいと思う性格に 生まれ育たなかったことを感謝せねばならない。 それも夫婦揃ってだ。 最も幸せなシナリオは、普通預金以外の形にした 資産を使う日が来ないまま死ぬことだろう。 そのことをもったいないと思わないような精神のままで死ねるならば、 それほど幸せなことはない。 金なんて数字にすぎない。50万を超える額の金にはリアリティなんてないのだ。 証券会社がクラックされて資産が0になったとしても、それほど悲しまないだろう。

私は物を買う時には相当検討するが、たぶんそれはゲームなんだと思う。 金が惜しいからではたぶんない。「コストパフォーマンス最大化ゲーム」 というものを私は24時間プレイしているのだろう。

ささみを63度1時間で加熱したら、パッサパサにならず美味しく食べられた。 加熱前に調味液を仕込んでおけばなおおいしくできただろう。 ささみはキロ700円程度で、カロリーあたりの蛋白質も多く、 この調理法なら味に問題もないし、保存もできる。 一人200グラムくらいは楽に食べられ、それによって40グラムの蛋白質が取れる。 一日分の大半がこれだけで取れるわけだ。 ただ、必須脂肪酸が一緒に取れる鮭の方が望ましいのは確かなので、 あくまでバリエーションを増やすための ものとして導入すべきだろう。

バイクの市場は小さくなっている。利便性の問題もあるだろうが、 イメージの問題もあるだろう。 バイクがかっこ良かった時代の人は、今の基準で言えばおかしな振る舞いを結構する。 無駄にデカいバイクに妙な改造を施して爆音を立てても眉をひそめられるだけだ。 つうかうるせえ。 とりわけバイクに思い入れがあるわけでもない人は、新たな手段が出てきたり、 バイクから受ける利益が小さくなれば、あっさりバイクから去っていく。 バイクを愛する紳士的な人もいるだろうが、 どこの世界も紳士的な人の比率は高いものではない。 単なる手段としか思っていない多数派が減れば、おかしな人が濃縮され、 それが全体のイメージとなる。それに紳士的な人であっても、 イメージが悪化すればそれに耐えられずに 去っていくだろう。同類だと思われたくはないはずだ。 そして、イメージの悪化により新しい人が入ってこなくなるため、 さらに濃縮が加速する。 タバコもそれほど構図は違わない。 元々利便性や経済性でやっている人がゼロだという点が違うが、 周りに害を及ぼしにくい人から先に退出していき、おかしな人が濃縮される、 という構図は同じだ。 イメージが悪いことに耐えられなくなったり、 健康に気を使ったりする人から去っていく。 新規参入してくる人間も、その「おかしなイメージ」に憧れて入ってくるため、 これがさらにおかしな人を濃縮する結果になる。 いずれ電気自動車がガソリン車以上の利便性と経済性を提供するようになれば、 ガソリンで動く車に乗ることも同じ扱いを受けるのだろう。 「うるさいし臭いし、なんか乗ってる人は気持ち悪いし、 本当ガソリン車って最悪だよな」 と言われるようになる未来はそれほど遠くない気がする。

基本、周りの人に迷惑をかける行為は迫害されるものである。 迫害されないためには、人口が多かったり、かっこいいとみなされたり、 利便性や経済的合理性があったりしないといけない。 それらの条件が崩れれば、健康に悪かったり、うるさかったり、 くさかったりする行為は許容されなくなる。 例えば楽器を弾くことだって怪しい。音楽はいいものだと思われているからまだいいが、 音楽なんてどうでもいいと多数派が思うようになれば、 騒音源である音楽は迫害されるかもしれない。 実際、騒音の度合いが大きい音楽はそれ故に迫害されざるを得ず、 それがかっこ良いとされる雰囲気がなくなれば同じ状態に陥る。 ロックはまさにそれだが、クラシック人にとっても他人事ではない。 芸術として優れているかどうかなんて問題ではないのだから。 ちなみに、ゲームもこの枠組みで考えてみるとかなり面白い。 ゲームの一種とみなせるパチンコはほとんど同じ枠組みでとらえることができる。 イメージの悪さは半端ない。ゲーセンも同様であり、 家庭用ゲームやソーシャルゲームであっても一つ間違えば同じ道を辿るだろう。

任天堂の「社長が訊く」はいつもおもろい。大した会社だよなあ本当。 そして今回の危機に対してどうやって立ち向かうのかは本当興味深い。 ハードウェアプラットフォーム商売を捨てるのか、 あるいは思いもよらない方法でそれを延命したり、さらには発展させたりするのか。 私はトレードオフに陥ると優先順位をつけて下位から切ってしまうタチで、 宮本さんの言う「アイディア」を考えるセンスや執念には全く欠けている。 でも、それじゃダメだとはいつも思うのだ。 複数の問題を何か一つのことで劇的に解決できる手があるかもしれない、 という希望を最初から捨ててしまうのはいいやり方じゃない。 わかってはいるんだが。

「アイディアというのは何か」。 半年に一回くらいこれを読むが、毎回感動している。 こういう人と仕事をするってどういう感じなんだろう。

NECのE17口金のLED電球が色がまともらしい。効率も高いらしい。 今回はどうでもいいやと思って1000円の安物を買ったが、 それなりに明るいもののやはり色が悪い。 NEC以外の大手メーカーのサイトには演色性が書かれておらず、 NECが全部書いてあるのは好感が持てる。 次はそうしよう。にしても、製品によって効率がバラつきすぎだろう。 104lm/Wとかを達成してる製品があるのに、 何故70lm/W程度の製品が一緒に売られているんだ? とりあえず、演色性が低いとオタマの湿疹の状況を見るのに支障があるので、 風呂場前のLED電球はもう少しマシなものに替えたい。 というか、今回買った奴と取り替えるか。風呂場前の方が重要性が高い。 今風呂場前にさしているのは黎明期のシャープの製品で、 ひつじこが蹴飛ばしてガラスを割った奴だ。 演色性は最悪と言って良く、何もかもが緑っぽく見える。 そしてガラスの覆いがないので 光が拡散せず真下だけが明るいし、目に入るとまぶしい。 それにしても問題なのはE17だということだな。変換ソケットが必要だ。

2012年06月13日

オタマが4時にかゆがって起きたのでシャワー。 何だろうなこのかゆがり方は。 皮膚は一時に比べて明らかにきれいだし、 ここのところ涼しいので気温によるものでもなかろう。 確かに湿度は疑わしい。しかしガサガサしてる所や掻いて傷になってる所 以外はワセリンは塗っていないし、 膝の裏など湿りがちな場所はズイコウパッドの創面だけをはがして貼 ることで対処している。それほど問題があるとは思えないし、 事実皮膚はきれいなのだ。あとはもう体の中から湧き上がる何かとしか 言いようがない。 オタマは洗剤刺激でかぶれ続けているなんちゃってアトピーではなく、 ちゃんとアレルギーによるアトピーなんだろう。 この程度で済ませられていることは喜ぶべきだろうが、 それにしても困ったことだ。 とりあえずウンコのやわらかさが万全ではないのは事実なので、 食べる物には気を使いたい。

こうやって起きる日は睡眠不足になりやすいので、 ピアノなんて弾いて振動で起こす危険は冒せない。 朝6時に一人だけ起きているという絶好の状況だが、自粛しよう。

今日の洗濯はワセリンを落とすために湯を使ってみた。 バケツに水道から出せる一番熱い湯をジャージャー出しながら、 そこに洗濯機のポンプをつっこんで始動。 最初の洗いは50度以上の湯で洗ったはずである。 干す前にオタマが寝たので効果はまだわからない。

肉ゆで。鍋に水と冷凍ジッパー袋に入れた牛肉を入れて加熱。 70度まで湯温が上がったら火を止めて、タオルをかけて保温性アップ。 しばらく経ったら温度を測ってみて、65度を切っていれば加熱。 安全性を担保できる肉の温度と時間はは63度3分とのことなので、 70度で1時間も加熱していればそこまでは上がるだろう。 今回はだいぶ薄めに切ったので、中心部まで熱が届いていないことも考えにくい。 これで加熱が過ぎるようなら時間や温度をもっと攻めた設定にしていく。 温度計があって初めてできることだが、それなりに面倒くさい。 保温性を上げるにはもっとデカい鍋を使えばいいのだが、それも 面倒だしもったいない。 温度計と加熱器具をつないでプログラミング可能にすべきだろ。 ヘルシオに100度未満で維持するモードがあればできるかもしれないが、 空気では熱伝導が悪すぎる。やはり水だろう。 前の鶏肉は先に塩胡椒したせいもあって水が抜けたので、 今回は調味なしでやってみた。後で塩胡椒する。

うまく行けば鮭やささみ、ホタテなどありとあらゆるものに応用できる。 面倒くさいのが問題だが一度に複数種類かつ大量にやって、 その後冷凍しておけばいい。まあ再加熱時に加熱が過ぎると台無しなので そこは難しいところだが、解凍した状態の温度で食べて違和感のない 料理を主にすればあまり問題はない。 問題があるとすれば冷凍ジッパー袋が消耗品ということくらいか。

豚牛羊は63度、鳥は74度。74度は結構水出そうだが、とりあえずは安全性だ。

HT切ってだいぶ電池がもつようになった気がする。後はSSD化くらいか。 64GBでも足りるし、買うかな。 crucialのm4が安くていいらしいが、ファームを上げないとダメらしく 面倒くさい。1000円プラスでその手間がない機種を買えるならそれでいいと 思うくらいだ。

明後日防水デジカメのTG-1が発売されるらしい。評価次第では買う。 ただ、ズームが100mmまでなんだよな。DMC-FT1は128mmまでズームできる。 このへんのタンジェントはおよそ線形だから、28%くらい写る大きさが 違うことになる。ここはトレードオフだろう。

ひつじこの実家は店だが、外に電球がついていた。 たぶん100Wの白熱灯で、5個くらいはあった気がする。 500Wが一日4時間ついていれば一ヶ月50KWhになる。 電気代が1000円くらいはかかっているはずだ。 理論上電球型蛍光灯やLEDに変えれば電気代が1/5以下になるのだが、 現状1520lmも出るものはないので同じ明るさでの置換は無理である。 白熱灯の強みは圧倒的な熱耐性で、 100W投入してほとんど熱に変わるような状況下でも壊れない。 LEDがこれを置換するには発光効率を倍にしないといけない。 投入できる電力はせいぜい10Wなわけで、 152lm/Wの総合効率が必要になる。そこまでは行かないかもな。 もっとも、100Wの電球を使う用途はさほどない。 電球型蛍光灯の100W相当品のラインナップが少ないのもその現れだろう。 光源の面積が狭いと目に入った時に眩しいので、明るい点光源よりは 暗い複数の点光源の方がいいし、線で光ればもっといい。 デザイン上の都合もあるわけで、効率だけ見てもダメなのだが。 日本の照明は明るすぎると良く言われるし、均一に部屋全体を照らすのも ダサいらしい。 均等な方が便利だし、私はそれでいいと思うんだが。

この前自転車を買った時のことをふと思い出した。電動アシスト自転車なるものが どうやら市民権を得ている。あんなの売れんのか?と思っていたが、 気になったので調べてみた。すごく売れてる。 原付の売上を奪っているらしい。 オートバイの市場は全体としてすごい勢いで下がっていて、どこに流れたかと言えば、 自転車と軽自動車である。輸送手段としては軽自動車の方が優れているし、 距離が長くなれば楽なことからやはり軽自動車が良い。 そして、短距離の買い物程度なら、電動アシスト自転車の方が使い勝手がいい。 免許もヘルメットもいらず、ガソリンもいらない。確かにこれでいい用途なら 原付なんていらないだろう。 また、デカいバイクはバイクがかっこいいとされた世代以外はあまり買っておらず、 すごい勢いで衰退している。彼らも懐具合からかメタボが気になるのか 高級自転車にシフトしており、それが大きなバイクの市場を縮小させている。 そしてそもそも、ロードバイクやMTBなどの高級自転車にしても 市場は縮小していて、根本的にこの手のものを趣味として扱うこと自体が 廃れつつあるという傾向を示している。 自転車をやめてジョギングしてたりするのかもしれない。

技術的な面から言えば電気自動車とか言う前に電気バイクだろうと思っていたが、 根本的にバイクそのものが衰退しているのでそういう話にはなっていないわけだ。 商売としておいしくないわけである。 そして、電気自動車にあたるものは二輪では電動アシスト自転車だった。 電池性能の向上に伴ってさらに原付のシェアを奪っていくのだろう。 そういえばうちの前輪の上にオタマが乗れる自転車も、 電動バージョンがあった気がする。 母親が疲れないという意味では確かにいいかもしれない。 全く眼中になかったので検討すらしなかったが。 ひつじこはそれくらいの運動はして筋肉に負荷をかけた方が 総合的にはいいと思うのだが、今のように余裕がなくちょっとした疲労でも 健康に悪影響を与えかねない状況を考えれば、 電動にしておいても良かったのかもしれない。12万はちと高いが。

あーでも、ただでも重いのにこれ以上重量が増したら取り回しに問題が出るな。 駐輪場に収めるのがかなり手間になる。ひつじこはただでも自転車下手だし。

モーターと電池に取り替えた原付は用途次第ではかなり使えるのではないか、 と思ったが、中国の独壇場だった。 日本は変な規制のせいで普通の原付に比べても使い物にならない状態にあるらしい。 原付の免許では相当ショボイのしか乗れないのだそうだ。 別にバイクの免許取るなんて面倒なわけで、そりゃ売れないだろう。 本来電動スクーターで足りたはずの人に軽自動車を買わせる、 みたいな非効率に繋がって全体として国を不幸にしていたりはしないんだろうか。 安全性の担保を口実にして業界のエゴが規制に反映されるなんてことは いくらでもあるんだろうし。軽自動車という区分が存在する事自体も よくわからん。

2012年06月12日

そもそも受精しないのか、受精したものがダメになるのか。 専門家の説明を聞きたいところだが、 専門家って説明してくれないんだよな。時間もないだろうし。 結局自分で調べるしかない。 ヒマな医者にwebで聞ける掲示板の類とかあればいいんだが。

とりあえず疑わしい時期に食中毒騒ぎとかしてたし、 おとついも自転車で10kmとか走ったし、 昨日はオタマが夜中に起きてさんざんだし、 なんというか、余裕がないのが問題だろう。 しかし、問題は次から次へと起こるし、 ひつじこは空いた力を全部オタマに使うわけで どうやったら余裕ができるのかまったくわからない。

とりあえず料理にかける労力を削ってそのぶん手伝おう。 食い物は適当になるが、適当になっても栄養的な問題さえ出なければそれでもいい。

温度計を買った。今日届く。ついでに、0.1g単位のはかりと、 照明器具。環状の蛍光灯の器具が奥の部屋にあるが、 こいつがとにかく邪魔だ。ひもが長くてかなり低いところにぶらさがっているので しょっちゅう何かをぶつける。加えて、最近オタマがスイッチに届くようになった ので意味もなく電灯がついている時間が長い。 夜間にはほぼ使わない部屋なわけで、こんなに明るい電灯いらんだろ。 というわけで、ソケット(SF3410)と1000円のLED電球を買ってさしかえる。 480lmあれば用途上十分だ。

アトピーの原因蛋白質が見つかったとかいう話だが、 生物は基本カオスなので、その蛋白質をつぶせばオーケーとかいう 事にはまずならない。必ず副作用が出る。 同じ働きをするものが複数あることも多いし、 あるものが別の働きも持っていることも普通だ。 仮に行けるとしても、5年くらいは待たないとダメだろう。 順調に行って10年か。

LEDとかも同じか。485lmで6Wとは随分と進歩したものだが、 そのうちさらに1.5倍くらいにはなるんだろう。 演色性がまともなもので100lm/Wの効率になれば、蛍光灯に勝てる。 蛍光灯には、点灯管が別にいるとか(いらないものもあるが)、 水銀を使ってるとか、ガラスが割れて危ないとかいう欠点があるので、 光の品質で負けるようなら使う必要はなくなるからな。 そして、その頃にはLEDはもうからない商売になるんだろう。 きっとその頃には有機ELで同じような祭が繰り広げられているに違いない。

でもなあ。LEDがなんぼ流行っても、賃貸だと据え付けられた器具を 外して付け替えるというわけにも行かない。 メインの部屋や台所のは天井にくっついているので無理だ。 奥の部屋はソケットからぶら下がってるだけだから外せたが、 それでも外したものを保管せねばならず邪魔である。 まあLEDが全面的に蛍光灯に勝利するまでここに住んでいるようなら 大家さんに相談してみるかもしれないな。 演色性が蛍光灯と同等以上のものが蛍光灯並以上の効率になり、 交換する電灯の価格がせいぜい蛍光灯の3倍に収まり、 蛍光灯のように交換できるだけの標準化がなされるか、 発光部だけを交換する必要がないくらい全体が安くなったり寿命が延びたりするか、 という状態が何年で到来するかだ。 その前に有機ELになるのかもしれんし。 LEDは電球以外はまだ実用レベルとは言いがたい。

いろいろ見てみると、みんな似たような構図だ。 新しく出てきたものはいろいろ欠点があるが、何か長所があって、 その長所が重要な分野から徐々に置き換えが起こる。 そうしているうちにコストが落ちていって、少しづつ置き換えの範囲を広げていき、 どこかでドンと加速して気がついたら古いものが駆逐されていることになる。 原理的に優れたものは、いつか勝つ。 HDDにはモーターが回るという根本的な欠点がある。 エンジンもうるさくて物を燃やすという根本的な欠点があるし、 蛍光灯もガラスで割れやすく水銀を使うという根本的な欠点がある。 その欠点なしに同じ機能を実現する物が存在し得ない、という理屈はないわけで、 条件が揃えば駆逐されるだろう。 もちろんその条件が揃うのがいつか、ということに関してはわからないにしても、 その手のものに携わる人間は条件が揃っていないかを常に見張っていなくてはならない。 まあ、条件が揃ってないのに全力でつっこんで失敗して撤退し、 それがトラウマになったせいでその後条件が揃っても気づかず没落、 というパターンも良く見るので注意は必要だが。

ソフト開発にプログラミングが必要である、ということは根本的な欠点か。 もしそうならいつか駆逐される。 しかし、たぶん違うだろう。 コンピュータで動く物を作るというのは、コンピュータに指示を与えることだ。 それをプログラミングと呼ぶのであれば、 形はどうあれプログラミングは残ることになる。 テキストファイルをエディタで書いて行う形がいつまで続くかはわからないにしても 脳内にある手続きを何らかの形で脳の外で表現する、という工程は絶対に残る。 RPGツクールやUnityであっても、そのことは何ら変わらない。 単にプログラミング言語でテキストを書ける、ということをもって プログラマとするのであればプログラマは絶滅するかもしれないが、 それだけのことだ。特定の表現手段に特化したプロが いらなくなるのは珍しいことではない。 そう考えると、私は表現手段に特化しない何かを持たないといけない。 でなければ20年後に生計を立てる手段がなくなる。

SSDはギガ70円。2.5インチHDDと10倍の差しかない。 そして、10倍なのは2.5インチHDDの中でも大容量のものだ。 30GBとかの小容量2.5インチHDDはすでに容量単価がSSDに並ばれている。 こうなってくると、 容量単価よりも大半の人が十分と思う容量がいくらで買えるかという方が重要になる。 仮に250GBがそうだとすれば、現状でもHDDのギガ単価が18円程度で、 ここで見るとSSDとの比が4倍を切っている。 たぶんもう反転はしないだろう。

液晶と有機ELも有機ELが根本的に優っているので、いつか置き換わるんだろう。 しかし、これは少々時間がかかりそうだな。 少なくとも家庭用テレビに関しては液晶で困ってないという現状が 移行を邪魔する。液晶では無理な用途で少しづつ広げていって、 どこかでコストがひっくり返れば大型も置き換わる、という感じになるんだろう。 また、照明としての有機ELは蛍光灯どころかLEDにも根本的なところで優っているので、 これもそのうち置き換わるんだろうなと思う。大きな面光源から照らされれば、 照明との位置関係で手元が影になることが大幅に減るから、 料理したり書き物をしたりする時の利便性が大きく変わるはずだ。 しかし、やっぱりそれが蛍光灯を置き換えるとすれば まずは十分安くならないといけないだろう。 ほとんどあらゆる技術は安くならないと普及しないので、 初期から「条件が揃えばすごく安くなる」ということは見えていないといけない。 それが見えていない技術はたぶんダメだ。

あーでもそうとも限らないか。 未だに液晶テレビは往年のブラウン管テレビより明らかに 安いとは言いがたい状況にある。利点があまりにも大きければ高くてもかまわない、 ということはあるのか。 いやでもそれは客の意向に関係なくメーカーが液晶をゴリ押ししたからではないのか。 しかし、ゴリ押ししてどうにかなる程度にしか客が嫌がらなかったと考えれば、 やっぱり高くても薄い方がいいと客が思ったと言えるのか。 難しい。でもまあ調べてみたら安い液晶テレビは1万台で買えるわけで、 ブラウン管レベルにはなっていると言えるんだろう。ようやくという感じだが。

CG技術はまず第一にコストダウンせんといかんと思うんだけどな。 もしそれが客に価値を与えるならば、の話だが。 基本、趣味とか娯楽に関することは最終的にはセンスの問題になり、 技術の問題ではなくなるのだから、最終的に技術力が決定打にならない 状況になることは運命づけられている。 あとは、必要条件になれるかどうかということになる。 それがなければ成立しない商品を成立させるための 前提条件としてのCG技術、というものは存在しうるんだろうか。 発光効率の高いLEDとか、容量単価の安いフラッシュメモリみたいな 前提条件としてCG技術が振る舞うような商品はありうるのか。 ありうるなら、やはりコストダウンしておかねばならんよな。 そして、それがありえないならコストダウンする必要はなく、 それどころかいずれ消えていく。

ダイエットごっこ中。 今日の晩飯はタコの刺身、オタマが昼に残した鮭、 ブロッコリーの無水蒸し、豆腐。 ご飯なくても腹一杯になるし、別に満足感がないこともないなあ。

とりあえず、カロリー摂取量は大して減らしてないのに2日で1-1.5kg減った。 これはひつじこも私もほぼ同じ程度減っている。 グリコーゲンが枯渇して、一緒に水分も抜けたからだ。 3日目以降は体が脂肪を代謝する経路に切り替えるため、体脂肪が燃え始めるはずで、 ここからはカロリーの不足分だけ確実に体脂肪が燃えるはずである。 明日からが本番だ。 もっとも、一日あたりの不足カロリーが500kcalとすれば、 一日の減量は7で割って70g程度だ。 土曜までにあと210gしか減らない計算になる。まあそんなもんだろう。 グリコーゲンが減る効果が大きい。 調子がいいようならそのまま1ヶ月くらい続けてみるのもいいか。 計算上それで2.1kg体脂肪が減る。たぶんそのくらいでひつじこが20%、私が10% あたりの体脂肪率になると思われる。そのへんが健康に害がないであろう下限なので、 もうちょっと手前でカロリー不足を解消しておくべきと思われる。 しかし、この糖質制限ごっこをあまり続けると、 買い込んだ小麦粉やスパゲティ、米、そしてもらったジャガイモを 消費できなくて大変なことになるな。 まあ、それらは嗜好品としてほどほどに食べていこう。

なお、オタマは今のところ対象外。米もジャガイモも食べまくり。 実際問題、カロリーを取ってもらわねばどうしようもなく、 米やジャガイモのように食べさせやすいものを封じるのはかなり面倒くさい。 まあ大豆や魚があるのでやってできないことはないのだが、 バリエーションが減ると飽きられて面倒くさいのである。

ピーナッツ発芽中。気温が低いのでいまいち出ない。 蒸し大豆が尽きるので明日中には蒸さないと。 なお、ピーナッツは澱粉が少ないので水を吸わない。つまり、重量あたりの 栄養量が大豆のように水で薄まらないという特性がある。 圧力をかけてかなり柔らかくしても、なお蛋白質率20%以上を保っているのだ。 ナッツ類はボリボリして大量には食べにくいが、蒸しピーナッツもやしなら 軽い食感でたくさん食べられるに違いない。

私の体重は62kgあたりがベストなはずなんだよな。あと2kg減らすのは悪くない。 もしかしたら60kgくらいまで減ってもいいかもしれない。 つうか、「理想の体脂肪率」なるものも、根拠が怪しいんだよな。 現代の先進国の食生活を前提として寿命との相関から言ってるものだろう? かけ離れた食生活をしている場合にも当てはまるのかどうかはなんとも言えない。 調べてみると運動選手の類は5%とかが平気でいる。女性ですら。 でもまあ、健康とは言い難いよな。きっと。

大豆が食べにくいのは油系の豆の重さと、澱粉系の豆のガリっとした固さを 合わせ持っているからなんだろうな。 澱粉系の豆は煮ていれば溶けるし、油系の豆は固いとしても ボリっとした感じで水を加えなくても食える範囲に収まる。 大豆はそうそう煮ても溶けないし、かといって水を加えないと 澱粉のせいで食える固さにならない。

485lmは結構明るいな。うちの用途なら6畳間はこれ一個でいい。 元々は20+32で推定3400lmの光束があった。 それを32を外して1300lmまで落としていたが、それでも明るすぎた印象だ。 それに比べて1/3強というのはなんぼなんでも暗すぎるかと思ったが、 案外気にならない。 人間は輝度の立方根に比例した感覚しか持たないとどこかで見た。 それが本当なら70%くらいの明るさは感じるわけで、大差ない。 1000lmのLED電球とかどうしていいのかわからんよな。 1000lmあるなら面光源にしたいだろう。 有機ELならできるのかと思うが、 実際できたとしてもにデカい面光源を壁に貼りつけるとなれば手間だし、 規格化も困難だ。 結局30cm四方とかに規格化されて面白くもない状況になる気はする。 それでも点や線で光っている状況よりはだいぶマシだろうが。

というか、立方根ってマジか。それだとしたら、 無駄に明るい照明って本当に無駄じゃん。 必要な場所に必要な照度があればいい。 部屋の4隅から小さ目の電球を中央に向けて置くのがいい気がする。 天井や隅は暗くていいわけだから。その方が放熱とかの問題も軽くなって 楽なはずだし。

2012年06月11日

ひつじこがトビヒくさい。黄色ブドウ球菌などの細菌が 免疫が弱ってる隙につけこんで繁殖して炎症を起こす病気である。 幼児に多く成人では稀なので違う気もするが、 写真と症状から見ると相当それっぽいし、 ひつじこはとにかく免疫が弱いのでありうる気はする。 さて、トビヒの治療法は、抗生剤+殺菌剤ガーゼ、というのが伝統的なものだが、 黄色ブドウ球菌なんてどこにでもいるわけで免疫が弱ってるのを どうにかしないとどうにもならないという説もある。 殺菌が副作用なしにできればいいが、抗生剤は耐性菌を生むし、 消毒薬は治癒を遅くしてロクなことにならないそうだ。 なお、ステロイドはダメらしい。

皮膚科行って抗生剤もらってくれば多少はマシになるかもなあ。 長時間使っていれば耐性菌が出てきて厄介なことになるかもしれないが、 時間稼ぎにさえなればその間に治癒するかもしれない。 あとは、ちゃんと寝るのが一番重要だろう。 ひつじこはとにかく寝られてない。 オタマを一人で寝かせる訓練をする手もあるが、 そういうのをひつじこは良しとしないからなあ。

ワセリンを塗ったら逆にかゆくなったということで、洗い流して プラスモイストTOPとズイコウパッドを巻いて効くか実験。 乾燥を防ぎつつ余分な汁を吸い、空気を遮断する、 というようなものがあれば治癒を早められる。 ワセリンがダメなのはなんでだろう。

ワセリンが逆効果になる事が結構ある。 十分健康で皮脂が十分出てる場所はたぶん害になるし、 湿疹くさいところもダメなことがある。 傷になっている場所や乾燥してガサガサしてる所はおおむね良くなるのだが。 そういう所でもプラスモイストは効くらしいので、 つまりコストと固定の問題さえなければ常にプラスモイストの方がいい ということなんだろう。金はいいとしても、固定だな。 それに、ワセリンは服につくと容易に落ちない。 洗剤で洗った程度では完全に取れず、明らかに吸水性が落ちる。 明日は洗濯物を熱い湯に一回つけてプロペトを浮かせられるか実験する。

電池の進歩で世界が結構変わるという話で、 結構な投資が行われている。 が、例によってそこが一段落するとそれを使う側だけがもうけて、 作ってる会社は全然もうからない状態に陥る。 日本の会社はなんでか使う方じゃなくて作る方として貢献するのが好きなので、 技術的に一段落したところで激しく没落する。 メモリや液晶がいい例だ。最近は太陽電池もそうなりつつある。 そこまでがんばって世界に貢献しているのは素晴らしいことだし 誇りを持っていいと思うが、残念ながら金銭的には報われない。 電池もそうなるんだろうな。 電気自動車がまともに使えるようになる素敵技術を開発したところで 他の国の人にいいところを持っていかれて没落するんだろう。 種をまいて育てるが、収穫はできない。 外から見てると収穫寸前に自殺するようにすら見えたりする。 どっかで聞いた話だな。

まあこのパターンがずっと続いたとしても、 常に先行者になる分野が出続るならそれはそれでいいと思う。 生きてはいけるからな。日本人っぽいし、嫌いじゃない。

電気自動車は結構すぐ普及する気がする。 普及の壁になってるのは航続距離と電池代で、 前者はかなりのジャンプがないとどうにもならないにしても、 後者は見込みがある。 今のクソ高い状態ですらバスなどに導入事例がちらほら出てきているわけで、 電池が半額になるだけでも全然違う世界になるだろう。 一般家庭にしたって、100万円で買えるなら多少は考えるんじゃないだろうか。 今は電池だけで200万円もしているが、1/4くらいにはなるらしいし。

長距離トラックが電動化される日は来るかな。そうなったら あの早朝の眠りを妨げる騒音が消えるわけで、素晴らしい話だ。 懐疑的な意見も多いが、案外さっくりそうなるような気もする。 「そもそも自動車で運ばなくなる」とかいう根本的な変化が起きる 可能性も否定はできないが。

大抵の人は一つの側面だけみて無理だと言う。例えばモーターが弱い。 例えば電池の容量が足りない。例えば電池の価格が高い。 しかし、実際には複数の要素が同時に改良され、 ある要素の改良が別の要素の改良を促すこともある。 電池が安くなれば、買う人が増える。 買う人が増えれば量産効果で他の部品も安くなるし、 市場規模が大きくなれば研究開発も盛んになる。

ゲームはwebベースになるのかな。 性能と機能が十分になれば、手間をかけてネイティブアプリを作る必要はなくなる。 ただし、それがおいしいのは機種やOSがいろいろあって対応が面倒だからで、 例えばCPUやOSが一つに収束してしまえばその問題はなくなるだろう。 それが絶対にないとは言えない。さすがにないだろうが。 さて、機種依存コードを書かなくて済むのはありがたいが、 機種依存コードを書いて給料をもらってきた私としてはいろいろ考えないといけない。

世界の変化を加速する仕事をしていないのは少々寂しいな。 せいぜいが起きた変化についていく仕事にすぎない。 積極的にそういう破壊的な変化を起こす仕事をしてみたかったと思うことは多い。 自分の仕事がなくなるような仕事こそ、一番価値ある仕事だと思う。

プログラミングが当たり前の安いスキルになって私がいらなくなる日が来れば、 そういうことになるか。やっぱり本書くのは重要だ。

本。今書いてる本でプログラミングができるようになる人は プログラミングに向いてない。 一流にはなれんだろう。 一流になるのはこんな本なしでプログラミングができてしまう人だ。 この事は前書きにはっきり書いておくことにする。 しかし、一流でなくては仕事ができないわけではないし、 現実問題一流になれる人だけではプログラマの需要を満たせない。 現状三流以下にとどまっている人を二流まで引き上げられれば十分だ。 短期的には、これをプログラマの適性試験に利用できたら、とも思っている。 誰も知らない言語の開発環境をいきなり渡されて物を作れと 言われた時に作れるかどうか、 というのは基礎力を見る上では一番いいんじゃなかろうか。 採用試験でやってみたらいい。 京大入試の理系科目にはそんな感じの問題が結構あって、 面白かった。採点は手間だけどな。

技術の収穫期はアホみたいに安くなって 薄利多売状態になった後にこそあると思うんだが、 技術を開発してきた当人はそれをできるだけ高く買って欲しいと思いがちなので、 とにかく安くたくさん売る方向に考えを持って行けないんだろう。 PS3の発売当初の値段はそのいい例だったと思う。 技術は前提あるいは制約で売りじゃない、 と思うのは技術で食ってる人にとってはきついだろうが、それが現実だ。 ゲームだって同じで、客単価を上げる方向の努力はたぶんそれほどうまく行かない。 それをやるなら品質に徹底的にこだわりぬくか、悪魔に魂を売るかしか手がなくなる。 前者をデジタルコンテンツでやるのは長期的には 無理だと私は思っているし、後者は嫌だ。 と、ふと思ったのだが、「綺麗な絵を出すための技術」 もそれがどうでも良くなった後でこそ 価値を発揮するようにできるんじゃないだろうか。単なる思いつき。 綺麗な絵を売りにして5000円もらおうと考えるのではなく、 100円でたくさん売るためにうまく綺麗な絵を利用できる方法はないだろうか。 そういう商品を思いついた時に、初めて綺麗な絵という 技術の本当の意味で収穫期が始まる気がする。 とりあえず、綺麗な絵のコストを劇的に下げる方法は考えたいな。 今書いてる本が終わって時間が余れば、DX9+αレベルまでのCG技法を整理して CG素人でもそこまで到達できるようにする本を書こうと思っている。 CGにコストがかかる一つの要因として、 やれるプログラマが少ないということは確実にあるからな。 それを当たり前の安い技術にしてしまえれば状況が多少は改善する。 これも私の仕事をなくすための仕事だ。価値がある。 とにかく技法がたくさんあって試してるうちに 時間が過ぎるのをどうにかしないといけない。 CG担当者がかなり基礎的なレベルで理屈を理解してないこともよくある。私とか。 そのことが試行錯誤を増やし、量産開始を遅らせ、 効率向上のための準備の時間を奪い、結果的に コスト増につながっていたし、当然品質も落としていたはずだ。

消費税10%か。食料品は非課税にすべきだとか言う人がいるが、 贅沢品や高額品への課税は金持ちにしか影響がないと思ってる人は知識がなさすぎる。 課税された分値段を上げたとすれば、ナンボ金持ちが買うものであっても売上は落ちる。 その分生産をコストダウンせざるを得ない。 例えば、車が高くなれば運送業のコストが上がり、 巡り巡ってあらゆる物価に影響するだろう。 また、贅沢品や高額品を作っている人は金持ちだろうか?必ずしもそうではなく、 コストダウンが人件費に及べば金持ちでない人が職を失ったり収入が減ったりする。 経済は一つなのであって、どこかを歪めれば回りまわって全体が歪むのだ。 制度が複雑化して運用コストが上がる分だけの効果があるかは甚だ疑わしい。 だいたい、誰がその区分けをするのか。輸入チーズは食料品か? 贅沢品か?ワインはどうか? チョコレートはどうか?宮崎の高級マンゴーとフィリピンのマンゴーを区分するのか? そんなことをやっても単なる人気取りでしかないと思う。 政策に変な例外措置をつけるのは選挙対策だろう。

一部消費税が致命傷になる業界もあるかもしれないが、 もっと早く上がっている可能性も十分あったわけで、 未だに無策なんてことはないだろう。 あと、これで経済が死ぬという話もあるが、 財政が死ぬのとどっちが早いかは私にはわからないので何とも言えない。 先進国になってしまった今となっては 経済成長なんてそうそう実現できないのは間違いないわけで、 支出を削る方向にシフトすべきだろうと私は思うんだが。

X201sのHTを切ってみた。4スレも立たないからな。これでちっとは電池もつかな。 CPUの動作速度はすでに限界まで絞ってある。 でも2コアを1コアにするのは性能が落ちすぎるのでやらない。

80%充電で、予測駆動時間が5時間15分と出ている。 電池寿命を増すために充電は80%までとしているので、 これがマックスだ。ちょっとは伸びたかもしれない。しかし、それでも倍は欲しいな。 ちょっとCPUが忙しくなるとすぐ3時間とか言われる。 当てにならない。

X201sをSSD化しよう。crucialのm4というのがいいらしい。安いし。 64GBで収まればいいんだが、今見たら70GB使っていた。 というわけで、お掃除大作戦。37GBまで減った。 これなら64GBで行けるな。

2012年06月10日

ロールドオートを炊いてみた。水は体積で1.25倍量。 食感はベチャベチャネッチョリだが、味は悪くない。 白米よりはエンプティ感もなく、味はしっかりあるし、 かすかにシソを思わせる香りもあっておいしい。 納豆、鮭、イカをおかずに食べたが違和感もなく食べられた。 あとは、もう少し水を減らせるだろう。つぶしてあるせいでかさだかいので、 体積あたりの重量が米より少ないからだ。 あとは、鍋にどうしてもくっつくので、2合程度で炊くとくっつく率が 高くてもったいない。もっと大量に炊くべきだ。

とは言え、基本これは緊急避難あるいは気分転換用。 キロ800円もする高級穀物を常食はできん。

アレルギー体質だからといって過剰な除去を行うことは良くないとされている。 とりわけ米、大豆、小麦に関しては多少出ても慣らすべきだと言われる。 しかし、この根拠はつまるところ「普通の日本人がこれらを除去すると 食う物がなくなって栄養失調に陥るから」である。 だがうちは普通の日本人ではない。米や小麦がなくても、 いくらでも食う物はあるのだ。許容できるコストで買えて味も問題ない食材は いくらでもある。

ますます燕麦を丸のまま欲しくなってきた。つぶれていなければもっと おいしく炊けるだろう。正直米よりうまいぞこれ。 そして、米の倍以上ある蛋白質含有率。

明日はキビを同じように炊いてみる。こちらもキロ700円と耐えられなくもない 値段で買える。蛋白質含有量がちと低いのが残念だが。 アマランサスやキヌアも試したいが、健康食品の レッテルが貼られたせいか、あるいは単純に生産量が少ないせいか、 バカ高いので無理だ。

食品の値段はカロリーあたりや重量あたりではなく、 蛋白質あたりで考えるべきな気がしてきた。 米はそう考えると大して安くない。 もっとも、蛋白質あたりで見るならホタテやサケ、ホッケはアホみたいに安く、 チーズはそれには劣る。そして最強は大豆。アホかと思うくらい安い。 スーパーで普通に買えて一般的に食われている食材では 鳥ムネ肉が最強だろうけどな。100g60円くらいは普通に見かける。

今日は自転車で大森のイトーヨーカドーと西友に行ってきた。 ちょっと遠かったが、オタマを連れていても行けることはわかった。

ひつじこが体重オーバー。結婚式用の服がギリギリなので、 余裕を作るために一週間でちょっと即席ダイエットする。 こんな時こそ糖質制限の実験だ。 というわけで、糖質カロリー比が低いものだけを食べて一週間生きてみる。 一週間と言っても、今日はもう終わってしまったので5日だが。 体調を崩すことだけは避けないとな。 なお、もちろん私も一緒にやる。 でも、水曜の職場外食だけは例外とさせてくれ。

というわけで、キビ実験は延期。 ムネ肉とキャベツの炒め物とか、そんなのを久しぶりに作る予定。

米がない場合、しょっぱいおかずとごはん、という組み立てはできなくなる。 おかずの塩気はかなり減らさないといけない。 それでおいしいためには相当なレベルの味を出さないとダメだ。 ごまかしが効かない。肉の加熱度合は相当に気を使わねばならない。 温度計買ってくれば良かったな。 ジップロック袋に肉を入れて65度の湯で長時間湯煎して 加熱する技があるが、あれなら最適な加熱ができるに違いない。 手間の問題は一度に大量に作れば解決できる。 温度計がない場合は多めにに湯を湧かして火を止めてから 肉を入れてふたをして放置、といったところだろうが、 安全側に振るならどうしても加熱が過ぎる。やはり温度計。

そういうこともあって肉の調理は面倒なので生でも食える魚に 行くわけだけどな。うちは。

除脂肪体重1kgあたり1.1gの蛋白質が必要。 体重65kgで体脂肪率を10%とすれば、55x1.1=61g。これが私の場合。 体重50kgで体脂肪率20%とすれば、40x1.1=44g。これがひつじこの場合。 体脂肪率は低めに見積ってあるので、蛋白質は多めに出ている。 この量は、一日に肉か魚かナッツかチーズを 合計300g食べれば確実ににまかなえる。 ひつじこは220gだ。穀物を避けるなら穀物由来の蛋白質は無視できるから 単純にそういうことになる。

高蛋白低脂肪な食品でうちにあるもの。イカ、タコ、ホタテ、鮭、さんま、ほっけ。 高蛋白だが高脂肪な食品でうちにあるもの。チーズ、アーモンド、くるみ、 ひまわりの種、ピーナッツ。 高蛋白だが、それなりに澱粉が多くて脂肪も多いもの。大豆。 豆腐と納豆はこの範疇とする。 基本このへんのものは好き放題食べていい。 どれもそう大量には食えないので、多少食べすぎたと思っても カロリーのとりすぎにはなりにくい。特にカロリーが多い物はそうだ。 なお、タコかイカかホタテかササミだけを蛋白質が足りるだけの量食った とするとカロリーは300kcalにも満たない。 これらにカロリーのほとんどない野菜類を組み合わせて5日間生きたと仮定すると、 最低5000kcalは欠乏するので、9で割って500gは痩せる。 実際には体に貯蔵された糖が真っ先に使われ、 糖はエネルギーの割に重いので、それ以上に減る。 なので、ここまでやると5日で1.5kgくらいは減るだろう。 しかし体調を損ねても嫌なので、カロリーはそれなりに取るようにする。

2012年06月07日

テキストエディタって作るの面倒かなあ。理想的には作るべきなんだが。 どう考えても中身よりもIOの方が面倒くさい。とりわけ描画。

筋肉痛になるような弾き方をしたら負け、と言いたい。 絶対に6/23でチェルニー40を終わりにする。絶対にだ。

シャンドールピアノ教本は改めて読んでおくべきだろう。

文章ちょっとだけ書いてみた。ちょっとブチ上げすぎた感はあるが、 それくらいの勢いがないならそもそも書くべきでないのだ。 屋根の上に屋根を重ねるような無駄でないことを 私自身が心底納得した上で、それを全力で読者にも納得させねばならない。 まずは私自身を納得させねばならないのだが。

ステロイドって何なんだ?そう思って少し調べた。 つまるところ、細胞の動きを押さえつける薬らしい。血行を悪くし、免疫を弱める。 免疫反応が暴走している時に「ちょっと落ち着けよ」と言うための薬だ。 赤みが引くのは、血管を収縮させて血行を悪くするからである。 そういうわけで、基本的には治癒は遅れるし、細菌に感染しやすくなる。 治癒を遅らせて感染の危険を増やしてでも、でも痒みや免疫の暴走を抑えたい、 という時に使う薬だ。トレードオフがあるということである。

さて、オタマには効くか。赤みは確かにすぐに引く。しかし、傷は治っていない。 赤くなくなるのでてっきり治っているように見えるのだが、やっぱり治っていない。 ひつじこの経験上、ステロイドは痒みを大して軽くしないそうだし、 それは夏井氏も自分の体で実験している。

最大の問題は掻くことだ。掻かれれば治るどころか傷が深くなる。 ここで二つの道がある。とにかく痒みを取ってしまうこと。もう一つは、 物理的に保護して掻けなくすること。 幸いなことにこの2つは同時にやれて、空気に触れないように覆ってしまえば 掻けない上に痒みも軽くなる。ハイドロコロイド被覆材が使える場所なら それが一番簡単だ。しかし、あまり皮膚が薄い所は接着剤の刺激も気になるし、 顔や関節部のようにどうやっても貼りにくい場所が出てくる。 そういうところについては覆ってしまうこと自体が難しい。 そうなると、覆う以外に早く痒みを取る方法が欲しい。 ステロイドがその役に立つなら使うべきだが、前述のように それがどれくらい効果があるかもかなり怪しい。 だいたい、前も湿疹がひどくなった時にリンデロンをもらってきていたが、 大して効いた印象はないのである。

ステロイド薬が効くかどうかは夏井氏も検証しているように、少々複雑な問題がある。 ステロイド薬は、ステロイド成分と、それが溶けているワセリンの二種類から 出来ている。痒みが引いたとしても、 それがステロイド成分によるのか、単にワセリンで覆われたことによるのかは 必ずしも定かではない。 そして、夏井氏はワセリンの効果じゃないかと疑っている。 ワセリンに痒みを抑える効果があるのは確かで、 加えて乾燥を防いで治癒を早める効果もある。 それにステロイドが入ったことで治癒が加速したか減速したかはかなりわかりにくい。 治ったケースはたくさんあるだろうが、 実は単なるワセリンでも治っているかもしれないということである。

結局のところ、顔と関節部をオタマが嫌がらないように 覆う方法がないのが最大の問題だ。 それさえどうにかなれば薬も医者もいらない。 乾かず掻かれない状態を丸二日維持できれば たぶんほぼ治癒する。脚や背中などでは実際そうなっている。 肩や腕、顔のように掻きやすく、 曲率が高く、動きが激しい場所が治癒しにくいのは、 うまく貼れず、貼ってもすぐにはがされるからである。

まあステロイドを出す医者に行って話を聞くのもいいだろう。 私のような素人とは違うはずだ。 ただ、結局何の説明もないままステロイドを出されて終わりになる可能性は高い。 医者に対してここまで書いたようなこちらの考えを告げて、 それに対する専門化の意見をきちんと聞く、ということができれば理想だが、 それにつきあってくれる医者がどれくらいいるかはわからない。 だいたいどこの病院も患者が列をなして待っているのだ。 答えてくれるかどうかという以前に、 その状況で私やひつじこがそういう質問をできるかどうかというところからして怪しい。

まずは腕。とにかく掻きやすいので悪化しやすい。服で覆うにしても、なにせ夏なので そう分厚い布にはできない。関節部でなければハイドロコロイドを貼って終わりだが、 関節部は動くのですぐはがれる。 包帯で固定すればオタマが嫌がって必死で外そうとする。 オタマが嫌がらずに固定できる手段があれば解決するわけで、 まずはそれを検討すべきだ。 理想的には、もっと薄いリーダーハイドロ救急パッドがあればいいんだろう。 大した量の汁は出ないので、薄くしてしなやかにしてくれた方が はがれにくいし違和感もない。 ハイドロ救急パッドは結構分厚いのだ。 そしてキズパワーパッドは切って傷に合わせられないので使いにくい。 まあ、ハイドロ救急パッドだな。 短冊状に切って並べて行くことで変形に対応するのが一番楽だ。 でかいのを一枚張りしたのではどうやっても剥がれる。

肩。肩は傷が小さければキズパワーパッドのスポットタイプが最高に効く。 問題はデカい場合だ。 四角い平面のハイドロ救急パッドをオタマの小さな 肩の曲面にどうやって合わせるかという話になる。 切れ目を入れてどうにかすることに熟練するしかなさそうだなこれは。 肩は幸いそれほど深刻ではないので、まあいろいろ試してみるとしよう。 結局、ハイドロコロイド絆創膏をいい具合に 加工して貼り付けるスキルは鍛えねばならんわけだ。 ひつじこも私もだが、どうもひつじこはこの手の作業が苦手なので、 とりあえずは私だろう。 ひつじこが不器用というわけではなく、 オタマに感情移入してしまって冷静に作業ができないのである。 素晴らしい美徳だが、こういう時には不利だ。一緒に具合悪くなるしなあ。 こういう時には比較的冷血漢な私が補う必要がある。

私、案外医者向いてたのかもな。 夏井氏のサイトの傷写真とか見ててもあんまりグッと来ないし。 あーでもやっぱ無理。記憶力勝負になる職業は私には向いてない。 今プログラマが出来てるのも 覚えなくて済む分野に特化してるからだからな。

最大の問題。顔。皮膚が薄いので接着剤を貼りたくない。 形が複雑で、そもそも貼ろうと思ってもそうそう貼れない。 感覚が鋭敏で、ちょっとのことでも激しく嫌がって剥がされる。 そして、すごく掻きやすい。 手を抑えてもひつじこの服やシーツに顔を擦り付けるので、やっぱり悪化する。 いくら頻繁にワセリンを塗っても、 そのワセリンを拭い取ろうとするのでらちがあかない。

これは貼るしかないな。ハイドロ救急パッドを。 あからさまに赤くなったり、傷ができているレベルまで行ってしまうと、 接着剤かぶれがどうとか、剥がす時の刺激が、とか言っていられる状況ではなくなる。 とにかくそれを治さないことにはダメだ。 露出していれば掻かれて悪化スパイラルである。 とは言え、まぶたなどはやっぱり無理だし、 健康な場所まではみ出して貼るのは害が大きい。 貼る場所は限定する必要がある。 シーツやひつじこの服に擦りつけた時に 一番圧力がかかるのは頬骨の上だ。 頬は柔らかいのでさほど圧力がかからず、 掻かれてもさしてひどくならない。 硬い頬骨の上がひどいのだから、 とにかくここは覆ってしまうべきだろう。比較的平面的な場所なので、 貼りやすいはずだ。

ワセリンを頻繁に塗る、ということを夏井氏は言っているが、 オタマには難しいケースが多い。 ある程度大人ならその行為の意味を理解して自発的にやったり、 少なくとも嫌がったり妨害したりはしなくなるのだが、 オタマは何せ2歳なのである。 本来なら一時間に一回ワセリンを塗るくらいが望ましいのだろうが、 そうしようと服をめくった隙に引っかかれて傷が出来れば元も子もない。 私とひつじこの二人がかりでやれないと万全とは言えず、 それがやれるのは朝昼夕夜の4回が限度である。 ワセリンは塗るが、そう頻繁にはやれないし、 ワセリンは掻きむしりに対しては半ば無力なのである。

健康な皮膚は濡れっぱなしだとダメになる。傷は湿っていないと治らない。 ワセリンラップは健康な皮膚を巻き添えにするので、理想的とはいえない。 少なくとも一日に二回くらい貼りかえる必要があるが、 そんな手間をかけていられない事情もある。 キズパワーパッドやハイドロ救急パッドは傷から出た汁を吸うので、 健康な所を巻き添えにはしないが、 接着剤で張りついて完全に覆ってしまうためにやっぱり悪影響がある。 なかなか難しい。

そして最大の敵はやはりゲリ。うんこがゆるい時に湿疹が出ている。

2012年06月06日

企業の階級名って企業によってバラバラだし、よくわからないよな。 もし軍隊の階級で例えるならば、今の私は軍曹くらいなんだろう。 その次に上がれば准尉くらいか。さらに上がれば中尉くらい、となんかそれっぽいな。 係長ってたぶん中尉くらいだろ。課長は中佐で、部長は中将くらいか? まあ、私の軍隊階級のイメージは小説や歴史物のイメージなので それはそれでおかしいわけだが、おおよそそんなもんだろうという気はする。

ギリシャって、主要産業がオリーブと石炭と観光なのな。 ヨーロッパの夕張みたいなもんか。 しかも、考えてみれば古代ギリシャ人と今のギリシャ人はあまり関係ない。 ローマ期にはすでに単なる片田舎だったみたいだし、 ローマ崩壊後には侵入した蛮族が居座っているし、 アラブ絶頂期にはイスラム圏だったし、 ほんの数十年前には社会主義が吹き荒れていた。 素直なイメージとはかけ離れた国なのだ。 ドラクマに戻せばドラクマが激しく下落して輸出競争力を取り戻せるわけで、 さっさと出ていった方がいいのではないか。 通貨安で輸入できなくなれば生活水準はガタ落ちするだろうが、 「みんな貧しいけど仕事がある」状態には希望がある。 経済発展すれば収入は増やせるが、 仕事がなければ金もなく、経済発展もしないのである。

日本の若い人ほど失業率が高い状態は絶対ダメだ。 高齢者から資源を奪って若者に回さないと未来がない。

日本にかぎらず、経済成長しないとダメなんだよな。結局。 経済成長するためには、効率が悪いところや、 未来がないところから資源を引き上げて、 効率のいいところ、未来がありそうなところに資源を回す必要がある。 乗数効果の理論はもっともらしいのだが、非効率で未来のない産業の産物に 皆がなんぼ金を払っても、経済成長はしない。 ただし、確かに昔みたいに皆が金を使わず溜め込んで投資に回す準備をしても、 市場が海外にいくらでもあった時代とは違って投資はなされない。 昔に比べれば消費は重要だ。しかし、 うちらが何に金を払うかが経済成長を決めるわけで、 金を使えばなんでもいいというわけには行かない。 結局輸出できるようなものが得意なものなわけで、 輸出できるようなものに金を払うべきだということになる。 日本が輸出できそうなものといえば、 先端産業とコンテンツ、あとはあるとすれば高付加価値の農作物だろう。 私はそういうところに金を払いたいし、そういうところで金をもらいたい。

日本酒って、加工食品というよりはコンテンツだと思うんだよな。 高級ワインがそうであるように。 物語性とか、イメージとか、 そういうものを品質の一部として売るのだとすれば、 それは立派にコンテンツだろう。高いさくらんぼとか、 高いりんごとか、高いみかんとかも一種のコンテンツだし、 ハイテクデバイスの類だってコンテンツだ。 必要性そのものではないところで金をもらう商売である。 たぶん日本人はもはや「役に立つ」とか 「便利」とかいうところで世界から金を取るよりも、 そういうコンテンツ気味のところで金を取る方がいいのだと思う。 技術がコモディティに落ちた後に残るのは文化であり、それはコンテンツの源だ。

ThinkpadX230が出た。しかし、まだ17W版のCPUを積んだモデルがない。 それはX220も同じだが。 現状X201sの不満はバッテリーとスリープ周りの遅さだが、 大して改善しないよな。そして解像度が落ち、 重くなり、キーボードがアイソレーションになるわけだ。論外だろう。 最低もう一年は待つことになる。SSD買うか。

2012年06月05日

SSDの値段。知らないうちにギガ100円未満が普通になっている。 80円くらい。128GBが1万円だ。 数年買い換えられないなら自分マシンのHDDを取り替えておくべきか。

知らなかった。windows7のスリープって電源切った状態と消費電力大差ないのか。 そして、電源を切っても消費電力はゼロにならない。 しかも、windows7のスリープはHDDにもデータを保存するため、 そのまま電池が切れても復帰できるらしい。 じゃあスリープでいいじゃん。 HDDが通電していないなら、耐衝撃性も休止状態とスリープで差はあるまい。 そして、スリープでいいならSSDにしなくてもそんなに辛くない気がする。 SSDとHDDの消費電力は大差ないようだしな。 よく消費電力が低いと言われるが、 それは3.5インチのHDDと比べてのことだ。全くもってフェアじゃない。

SSDにすべきはたぶん家マシンの方だ。MonsterTV U3の付属アプリが クソすぎて、テレビに関してはありとあらゆる動作が遅い。 GUI回りの作りがクソすぎてレスポンスが悪いのが主要因だが、 ファイルIO由来の問題もかなりありそうな挙動で、 SSDにすればかなり改善する可能性もある。 SDKくれって言ったらくれるのかなあ。ダメ元でメール投げてみるか。 何がどうクソなのかを列挙して、 推測されるダメな作りを修正する案まで書いてやろうか。 「ゼロで割りました」とか恥ずかしいメッセージボックス出してる段階で話にならん。 なお、キャプチャーカード向けのSDKのライセンス料が35万とか40万とか言ってるので、 チューナ用のもたぶん10万単位だろう。まともなものを作って売れば 元が取れるかもしれんが(40万なら400円で1000人に売れれば元は取れる)、 製品クォリティに上げるのは面倒くさすぎる。 家で使う分にはエラー処理と機能と見栄えを最小にできるからな。 「いいのができたらソースを著作権付きでくれてやるからタダでSDKを渡せ」 とか言ったらくれないかなあ。 やってみたら実は超難しくてごめんなさいする羽目になる、 とか言うことはたぶんないだろうし。

ダメな点。まず全体に「操作を受け付けない時間」が長すぎ。 ボタンを押したら0.1秒以内に反応する、ということは鉄の掟としていただきたい。 それから、録画リストでスクロールバーを操作すると、全項目が再描画になる。 適当に書くとこうなるんだろうが、一旦ビットマップに描画して 変更がある場所だけ書きなおすとか、あるいはなんかもっとマシなやり方をするとか、 何かあるだろう。再描画に0.5秒以上かかるため、 1行スクロールする度に0.5秒以上画面書き換えを待たされる。 そのくせ操作はバッファリングされるため、下手に連打すると こっちが操作を止めてからも何度もスクロールしたりして凄まじいストレスだ。 なお、根本的にUIがクソな点もどうにかすべきで、 最低限標準のエクスプローラの操作感に近づけるべきだ。そうすれば戸惑わない。 再生する時と削除する時で画面が別ってゴミすぎだろ。 あるいは、もっとグラフィカルな作りにしてもいい。 トルネとかを参考にすればできるだろ。 あと、何も再生しなくてもリストを操作できるべきだ。 チューナが刺さってなくても削除や編集はできるはずなのである。 できないのは再生だけであるべきだ。 あと録画した項目にコメントをつけたり、好きな別名をつけたりする機能も必要だ。 「猫が出る0655は何日だったっけ?」みたいなことを 毎回考えねばならないのはアホすぎる。 それと描画だが、テアリングはやめていただきたい。 テレビ番組がテアリングするとか、許されると思ってるのか。 あと、異常なほど負荷がでかい。デコード負荷なのか表示負荷なのかはわからないが、 とにかく負荷が大きい。sandyの2GHzでフルにCPU を持っていくというのは一体どういうことだ。 たぶん、単純に仕事が終わったら寝る構成になってないだけだろう。 ビジーループこいてるとか、そういう初歩的な問題のはずだ。 もっと古いCPUでも見られると書いてある以上、負荷が大きいのではなく、 単純にCPUを寝かせていないだけだと思われる。 あと、今時1コアしか使ってないとかありえないので、デコードは並列化すべき。 そうすれば仮にatomでももう少しマシなフレームレートで見られるはずだ。

世の中のプログラマの技術力の分布ってどうなってるんだろうな。 私はここ以外の職場を知らないのでさっぱりわからない。 1時間使えばわかるようなことは直してから出荷しろよ。 もっとも、ゲームも同じことを言われているわけで、 そうなってしまう事情はおおよそ推測できるのだが。

WindowsのGUIはよくできていて便利だと思うが、 再描画イベントの扱いをしくじると凄まじい勢いで操作性が悪くなる。 コントロールを数十以上配置する場合、考えなしなやり方は許されない。 そういうのを見るにつけ、 DirectXやらOpenGLの上に自前でUIライブラリを作って ボタンやらテキストボックスやらデータグリッドやらを用意した方が 描画速度の問題もなく楽ちんなんじゃないかとしょっちゅう思う。 GPUを使う場合十分すぎるほど高速に書けるので、 「何か変更あったら全体描画してビットマップ化」 あとは再描画イベントでウィンドウにそのビットマップを貼り付けるだけでも あまり問題ない速度にできたりする。 一番重いのはフォントのラスタライズで、それはキャッシュシステムを 作れば劇的に速くなる。描画本体はGPUがさくっとやってくれるわけで、 ほとんど問題にならない。 根本的に、イベントドリブンな書き方というのは速度を気にする場合には面倒なのだ。 ゲーム同様、「秒間60回全処理を通す」 という単純な書き方にして、その後で「変化がない所はスキップ」 という工夫を加える方が速度上の問題が少ないコードを楽に書ける。 確かに、全く操作がない時間にも一定の処理が発生するので エネルギー効率という意味では劣るかもしれんが、 そこはコードの出来次第で大きく変わる。

そういやシュタゲの小説を読んだのだった。 微妙に違うが、あんまり変わらない。 理屈が複雑になっている割に納得性があまり上がっていない印象。 おもろいにはおもろいが。 しかし、シュタゲは初見であるか否かが重要な作品なので、 元の話をゲームで知ってしまった後では小説の評価をまっとうにはできない。 逆に小説を読んだ後でゲームをやれば、ゲームの評価は下がるだろう。

にしても小説にするとアラが目立つな。ノベルゲーは3行しか見えないせいか 読み手がだいぶ馬鹿になって細かいことは気にならなくなる。 私だけかもしれんが。 小説だと見える範囲が広い分考えながら読みやすいし、 ましてこの作品の場合かなり詳しく書いているために 余計におかしな所が目につくようになる。 たぶん著者も元の設定に違和感があるんだろうな。だから自分が違和感を持った場所を 必死にどうにかしようとしているのではなかろうか。 それが逆効果になっている気がする。 脳のデータをブラックホールで圧縮、とかな。 それなりに科学に詳しい人であれば、あの理屈には耐えられんだろう。 シュタゲはSFとしてはアウトだと思う。SF風味、と思えば問題ないのだが。

さかなだマートでカレイが安いのだが、残念ながら子持ち。 オタマが魚卵アレルギーの可能性が否定できないので、 もう少し保留。湿疹が十分改善してハイドロコロイドが一枚も貼られてない くらいになったらタラコを少量試してみよう。

なお、タラコは幼児には勧められないらしいが、 その理由はアレルギーと塩分と添加物だ。 アレルギーは出なければ問題ないし、 塩分は総量をコントロールすればいいし、添加物は入ってないのを買えばいい。

2012年06月03日

日焼け止め自作。プロペト500gと二酸化チタン20gと酸化亜鉛10gを湯煎。以上。 なんとなくそれっぽいが、粒の大きさは結構まちまちで、 デカイものは沈殿する。 また、これくらいの濃度だとそんなに真っ白にはならないが、 容器の底に残った沈殿部分は完全におしろい。 どれくらい落としにくいかを調べるために、 それを腿に塗って石鹸で落としてみたが、3回洗ってもまだ白かった。 まあプロペトで無害なのでそれ以上は洗っていないが。 というわけで、顔やらに塗った際あまり真っ白になると面倒なので あまりSPFは上げられない。この濃度だとSPF5から10程度だ。

問題は二酸化チタンと酸化亜鉛の毒性がどれくらいあるかだ。 ゼロではあるまい。世の中に毒性がゼロのものなんてない。 実際「ナノスケールの微粒子はDNAを破壊する」 という話もある。今回買った粒子は50nm以上なので そういう最先端のものとは違うが、全ての粒子が50nm以上とも限らないし、 50nm以上であっても毒性がないとは限らない。 異常のある皮膚に塗りたくはないが、 異常のある皮膚が紫外線にさらされる害とどちらが問題かはわからない。 プロペトが傷の中に入って害を及ぼすことがないなら、 二酸化チタンや酸化亜鉛の粒子が一緒に傷の中に閉じこめられたりはしないと 思いたいところだが、たぶんそれもゼロではないだろう。 問題は顔と手だけなんだよな。せめてそれらだけでも湿疹が治ってくれれば だいぶ楽になるんだが。半袖やスカートで外出させてないからなうちは。 とにかく当分は私とひつじこで優先的に試験しよう。

なお、SPFは紫外線のB波を防ぐ評価値だ。つまりA波を防ぐ能力はPAという 別の値である。 二酸化チタンを細かくしたり多くしたりすればSPFは上がるが、 PAは大して上がらない。そのために酸化亜鉛を混ぜることが必要になるようだ。

以前生ピーナッツを買ったわけだが、その店はインドカレー屋で、 ついでにカレーも頼んでいた。 小麦の問題があったのでずっと放置していたが、 オタマが昼寝中に食べることに成功。 ちゃんとうまい。初回限定セットで2人前1300円。 普通に店で出すものと同じものをパックして冷凍で送ってきているので 加熱度も過ぎず、香りもいい。 もし今度頼むならカレー単品だろう。 ナンやサフランライスはうまいにはうまいが、 うちでチャパティを焼いた方がうまい。 まあそれも小麦解禁後になるとは思うが。 店の名前はアールティ。神戸の店らしい。

タイ料理もやっててなんだろうと思ったが、 タイのレストランで作ったものを冷凍で輸入してるらしい。 現代社会ってすげえな。そんなマネができるんだ。 そういうものが一食600円で買えるというのはすごい。

PCの電池がすぐ減るのが本当にストレス。 来年の夏までは我慢か。劇的に改善するとか言ってるし。 ところで、気になってlet's noteを調べてみたら、 値段がえらいことになっていた。なんだこの意味のわからん値段は。 しかもカスタマイズがほとんどできず、 SSDとかCPUとかメモリとかを減らして安くする選択肢すらない。 英語キーボードも選べない。次もレノボになるのか。

2012年06月01日

久しぶりに肉。ただし米国産。1cmちょいの厚さなので かなり気を配らないと焼きすぎになる。しかしうまく行った。 肉だけで1日分の蛋白質を食べた気がする。

一日二食プラス好きに間食、ということにしてみた。 うちは間食して体に悪いものなんて置いてないから問題ない。 だいたいチーズやアーモンドでは食べすぎることもできないしな。

関数呼び出しというのがどういうことなのかを、 自分でしくみを作ってみてようやくわかった気がする。 出発アドレスを一緒にスタックに積むのはなるほど危ないよな。 壊せば帰ってこられなくなるわけで。

というわけで、九州大学の講義用に作ったなんちゃって言語を魔改造中。 とりあえず、ちゃんと関数コールできるようにしたので、 コードサイズが劇的に減って再帰も行けるし、 コンパイラ内でインライン展開してたべらぼうに複雑なコードも消えた。 副作用として、好きなところでreturnできる。前は最後の行にしか書けなかった。 関数定義の入れ子は禁止した。 C#のGUIと本体を分離して、TCP/IPで通信する仕組みにした。 本体にデバグ文字を出す必要がなくなったのでグラフィクス系が簡素化した。 ロードストアが即値を取れなかったせいでアホみたいに 命令数が増えて、遅いはデバグしにくいはでさんざんだったのを直した。 これで命令数がごっそり減った。 だいぶマシになったが、まだ終わらない。文法はpython気味に改める予定。 そのうち、下のグラフィクスAPIはGLに差し換える。 また、ゆくゆくはGUIにはエディタを入れたいし、 ソースコードを出したり、ブレークポイントや変数を見られる仕組みもつけたい。 まあそのへんはゆくゆくな。文法の変更だけはさっさと片づけねば。

pythonのインデントの仕様は読んだ。なるほどと思った。


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