だだもれ

2014年01月31日

ディレクターごっこを始めて一ヶ月半か。多少は慣れてきたんだろう。 あくまでごっこなので、ディレクターではない。

エンジニア集団のリーダーをやることの難しさは、 いかにして敬意を持ってもらうかにあるように思う。 いろんな職種が集まってチームを作っている場合、 いろんな人が得意技を持ち寄ることの重要性は 説明するまでもなく理解されているだろう。 しかし、エンジニア集団の場合、基本的には全員が技術を重く見ているはずで、 リーダーが技術以外で貢献することに敬意を持ってもらえるかは結構不安だ。 一番簡単なのはリーダーが圧倒的な技術を持つことだが、 パラメータを技術に偏って振った人間がリーダーをやるなんてどうかしている。 技術を客の満足につなげるためにこそリーダーがいるわけで、 そこで必要なのは技術ではない。 技術でないものが重要で必要であることを、どう理解してもらい、 また、どう敬意を持ってもらうか。

まあ正直私はコーディングは相当得意なので、 その問題を実感したことはないのだが。 むしろ問題は別にある。私は労せずに今のスキルを手に入れたため、 そもそもコーディングスキルが努力を要するスキルだと思っていないのである。 コーディングスキルを磨く努力に敬意を払わない。 それは見る人にとっては技術軽視と映るだろう。

ここで「労せずして」と言うと誤解されるかもしれない。 客観的に見れば、労力は払っている。 一日12時間プログラミング、しかも全部製品に入る実戦コード、 という状況が10年近く続いたわけだからな。 ただ、その修練に意思の力なんていらなかったし、苦にしたこともなかっただけだ。 毎日会社に行くことは決まっている。意思の力はいらない。 行けば、仕事があるからやる。意思の力はいらない。 勉強しないとできないし、できないと困るから勉強する。やはり意思の力はいらない。 そして、新しいことができれば楽しいし、製品として形になれば楽しいし、 そもそも作っているものがゲームなのだから楽しい。 むしろ、意思を持って努力する必要があると言う意見の方が、 私には理解できない。いや、技術なんて勝手につくだろ。

と思うが、それは間違いだ。私がいた環境は間違いなく恵まれていたのである。 単純作業を強いるような職場だったり、 良いものを作ろうとする情熱がない職場だったり、 分業の度合が強すぎてどんな製品を作っているのかが わからなくなってしまうような職場だったりすれば、 とてもそうは行くまい。1年目に「毎日12時間コード書くのが当たり前なんだ」 と思えるような職場にいられたことは間違いなく幸運なのであって、 その幸運に恵まれないまま年単位で時を過ごした人にとっては、 何も考えずに会社に行っていれば勝手に技術が手に入る、 などということは夢物語に思えるだろう。

とすれば、リーダーがすべきことは、 皆に私がかつていたような恵まれた環境を提供することかもしれない。 意思の力なしで技術が身につくような場所にすることだ。 意思もクソもなく、やらざるを得ない状況を作り上げる。 勉強せねば達成できない仕事を振って勉強させる。 各人の成果が他人と絡み合うようにし、 上流には催促せざるを得ず、下流には催促される状況にすることで、 それぞれの仕事の全体に占める位置を意識させ、また、 手を抜けない状況を作る。 むろんのこと、身体的精神的に消耗するようでは失敗だ。 そしてさらに、この結果として高い成果を上げさせねばならない。 良いものを作ったという自負を持たせ、 そして実際にそれで客に喜んでもらわねばならない。 リーダーはそれを達成するための戦略を立て、マーケティングを行い、 障害を取り除かねばならない。売れない製品に全力を注がせるようなマネ をすれば失格だ。出来栄えが良いことが客の満足につながるような、 そんな製品を作らねばならない。

いや、リーダーヤバいって。本当にこれができるなら、高い給料も 正当化されるというものだ。だが、本当にこれをやってのけられる リーダーがどれだけいるというのだろう。こんなの人間にできることじゃねえよ。 結局、成功するプロジェクトというのは、成功させられる人間が たまたま集まったプロジェクトなのだろう。 全てはマネジメント次第だとドラッカーは言ったが、 マネジメントをやれる人間がそこにいるかどうかは、もはや運だ。 努力でどうにかなる問題じゃない。 しかし、当事者にとってみればそうも言っていられないわけで、 やれるだけのことをやるしかないわけだ。 成功するか失敗するかがそこに誰がいるかであらかじめ決まっているとしても。

でもそれはそれとして、私は本を書いた方が社会に貢献できる気がするので、 しっかりと片づけてさっさと本に戻ろう。 安心して引き継げる状況を作らねば。 社長の最大の仕事は次の社長を育てることだとか言う話もあるし、 そこは最初から考えてやっていかんとなあ。

今年も九州大学から頼まれた。さて何月にしようかな。 学生のためを考えれば多少無理をしてでも4月にすべきだよなあ。 だとすると、3月後半には準備をやらんといかんのだが、 その時期って相当ヤバい。しかし遅らせた所で、 そこにトラブルが重なってかえってヤバいことになる可能性もある。 遠い未来ほど不確定なのであって、それによるリスクは増すのだ。 うん。4月にやろう。

状況がマズい時に思い切った手を打つべきかどうかは場合による。 環境が変化した時にはそれに合わせて変化すべきだが、 環境の変化速度は組織が強みを保ちつつ変化できる速度を 超えることが多く、環境に合わせて変化させるとダメになる。 組織の強みは文化とか思想とかそういうものでできており、 そう簡単には変えられないからだ。 変われない者は生き残れないが、変えすぎてもやはり生き残れないのである。 だから、最初は技術や文化をいじらずに違う客を相手にできる方法を考えるのがいい。 客が変われば要求が変わるので、徐々に技術や文化も影響を受けてくる。 改革だなんだと言うのは、その後だ。

2014年01月30日

ますぞえ、政策見たら猛烈に入れたくなくなった。 クールジャパンとか、バリアフリーとか、食育とか、 とにかくヤバそうな言葉が踊っているし、 企業の領分に首をつっこみすぎている印象がある。 避難訓練を月一回にするとか、いやそういう問題じゃないだろとしか思えない。 細かく具体的であるだけに、かえってダメだ。 行政は企業にできないことだけをやってくれ。

その後軍人のを見たら、まだマシに見えた。 センスは耐え難いし、マッチョは嫌いだし、 周囲にいる顔ぶれも辛いのだが、 政策に具体的なことが書かれていないのはいい。 政治ってのはそういう問題ではないからだ。 状況によって具体的にやる事はいくらでも変わるのである。 にしても、写真の表情がどう考えてもおかしい。 あと、ツイッターのプロフィールもどう考えてもおかしい。

細川氏は経済に興味がなさそうなのが辛い。つうか原発どうでもいいし。 宇都宮氏は老人に金をつっこむ気だし、基本共産党くさいので、無理。

政策的に辛い人と、人格的に辛い人のどちらを先に外すべきか。 政策だろう。正義感あふれるまっとうな人が間違った政策を掲げていること ほど恐ろしいことはない。 でも、どうせこの手の政策なんて真面目に実行されないんだから放っておいていい、 という考え方もあり、そうならまともな人かどうかの方が問題になる。

spyseeの検索結果が意味不明すぎて面白い。 ミュージシャンで1931年産まれで福祉の博士らしい。 これ、名前が同じ人を見分けられないのな。

2014年01月29日

肉20kgとピーナッツ10kgを注文。

人におごってみた。なんか給料もらってるし。

まだ針金つっこんでた穴がつっぱるなあ。 経皮ピンニングの傷の方がハデに切った傷よりタチが悪い気がする。 もし半年とかしてもこの違和感が消えないなら、形成外科行って相談するかなあ と思うレベル。そういえば一回夏井先生に診てほしいものだが。

セブンイレブンの赤ワインであるヨセミテロードがイマイチ。 あとカルディで買った500円のカリフォルニアワインも、 最初はおいしかったが、今日はイマイチだった。 ラップと輪ゴムでそこそこ厳重に封をしてあるのだが、 香りが飛ぶことを完全には防げない。

2014年01月28日

私、相当コード書くの得意なんだな。そうそう負けない気がする。 人が書くのを横に座って見ていて、そう思った。 もっといろんな人がコード書くのを眺めてみたいなあ。 しかし、横に座ってても気を散らさずにコードを書けるタイプの人は たぶん限られるし、それだけ親しくならないといけないので難しい。

さて、コードを書くのが得意ならコードを書くべきな気もするのだが、 少なくとも今この時点では、コードは書くべきではないな。 誰も進行管理をやらないのであれば、やる意思がある人間がやるしかない。 進行管理なしで成功するならそれが一番いいんだが、 まあそうは行かんだろう。

宇都宮って人は正義感に燃えるすごくいい人なのかもしれんけど、 政治は「何が正しいか」じゃなくて、「どうしたらうまく行くか」 が大切なものだと思う。プロジェクトマネジメントと同じだな。 正しいことが要求されるのは、それがうまく行かせるために役に立つ時だけだ。 だから、正しいことを言うよりも、うまく行くようなことを言ってほしい。 差別や貧困、戦争はない方がいいと思うが、 そう言うことでそれらがなくなるわけもない。 そもそも、なくなりはしないのだ。 人の欲望がぶつかりあうこの世界で、 何をどうすればそれらを減らせるのか、という現実的なところを聞きたい。 選挙のためにわかりやすいことを言ってるだけで、 腹の中ではそういう冷徹な計算をしている、という可能性はあるが、 それなら他の候補も同じだ。

軍人の人は、軍人というキャラを出しすぎておもしろいことになっているが、 言ってることそのものはそう悪くない気がする。 危機管理というものは、動きながら対策を考える態度こそが大切で、 事前に何から何まで考えておけば大丈夫、という考えほど 危機管理から遠いものはない。しかし、 それを皆がわかってくれるわけもなく、 「こいつ何も考えてねえよ」と思われるのは仕方なかろう。 そう思われることをわかった上で言っているのかどうかが気になる。 とにかくマッチョすぎる世界観と人柄が気になるわけだが、 軍人や政治家は人柄が良ければいいというものでもないのが難しい。 性別に関する考え方が許せない人だったとしても、 それが候補の中で一番マシなのであれば、その人に入れるのが選挙というものだ。 一番害がない人に入れるのが選挙であり、一番マシな人に入れるのが選挙だ。 選挙は支持する人に入れるものではない。

とりあえず東京に原発はねえよ。 あと、待機児童ゼロとか言う人は正義にこだわる人確定なので、基本ない。 大抵の悪いことはゼロにしようとすると法外なコストがかかるものだ。 たぶん待機児童に関しても、実際にゼロにしようとしてはいけない類の ものなのだと思う。他にも減らすべき悪いことはたくさんあるはずで、 それら全部を最も効率良く減らしていく方策を考えるべきなのである。 それにそもそも、本気でゼロにしようとすれば、 待機児童の定義がねじ曲がるだろう。 求職活動をしていない人は失業者にカウントされない、とか、 声優になれなくてもどこかでバイトすれば就職したとカウント、 とかいうのと同じことがたぶん起きる。 数字で評価される風潮が強くなりすぎると、 実質が無視されるようになるものだ。

プログラムのバグも、たぶんゼロにしようとしてはいけないのだろう。 それはおそらくそこにコストをかけすぎている。 客にとって価値になる他の場所に力を移すべきだ。

2.5万円分の肉を1月半で食ってしまっている。食費高いなあ。 肉の蛋白質単価は6円。卵は4円。牛乳は7円。チーズは8円。ナッツなら10円にもなる。 うちが一日200gの蛋白質を必要とするとすれば、月当たり6kg。 単価が6円なら3.6万円になる計算で、うん、そんなもんだな確かに。 ピーナッツが4円なので、また買って蒸すか。 大豆は2円とかで油脂も多く最強なのだが、とにかく飽きやすいのが難しい。 味噌にすると塩がついてくるので、消費の基本は納豆であるべきなのだが、 納豆を家で効率良く安定して作る方法はまだ確立してないんだよな。 というか、単純に試す時間を取れてない。納豆菌は買ってあるのだが。

朝起きたら肉とピーナッツを注文しよう。 肉はブラジル産の鶏肉とかをメインにすれば2円とか3円になるし、 牛乳は安物なら5円、チーズも5円くらいにはなる。 でもそこまでしたくないし、まあいいだろう。

2014年01月27日

メアドにカンマはないと思うが、ドコモ的にはアリなんだな。

志ら井のだんごは個性的で実にいい。 あんこはよもぎの風味が素晴らしい。 醤油はしょっぱさと焦げの香ばしさが素晴らしい。 そしてどちらも餅としてのうまさがある。 しかし、困ったことに体調が悪い。私の場合、糖質を食べると眼精疲労が来る。 相関はほぼほぼ明らかだ。あと、歯垢が増えて気持ち悪い。 夜を待たずに歯磨きをしたくなるくらい不快だった。 あと眠気と胃の不快感と夕方の空腹感。 まあ、仕方ないな。食べたかったんだし。

何を作るべきか。誰が作るべきか。どう作るべきか。いつ作るべきか。 製品には複数の客がいて、それぞれ欲求が異なる。 全ての客の欲求を満たすための最少の作業を見定め、 余力を客が未だ欲求を感じていない部分につっこむことで、 客を新たに作り出す種をまく。 すでにいる客の欲求は満たさねばならないが、 すでにいる客の欲求を満たすことに全力をつっこめば未来がない。 現在と未来のバランスを取る匙加減をせねばならない。 限りある資源を最大限に使えるようにし、やらねばならないことは最少にする。 それで未来のための投資を最大にできる。 この時投資のうちのいくらかは、能力を高めることに割り当てる必要がある。 多少の効率の低下があったとしても、やったことがないことをやり、 話したことがない人と話すように仕向けねばならない。 でないとやはり未来がない。

一定以上大きな仕事は、 「人間は成長する」ということを前提に置かない限り、とてもやりとげられない。 その大きな仕事をやれるだけの人的資源が最初からあるなんて ことはまずありえないからだ。もしそうなら、明らかに目標が小さすぎる。 目標は、今のまま成長しなければ達成できないくらいには高くないといけない。 もちろん、うまく行かなかった時の落とし所みたいなものは 常に想像しながらやらないといけないわけだが、それはそれだ。

技術者度が高い人は、「どうやるか」を考えることに頭を使いすぎてしまうの かもしれない。しかし問題は「何をやるか」なのだ。 この「何をやるか」というのは大きなレベルから小さなレベルまでさまざまで、 「あるモジュールは必要か」「この機能は必要か」というレベルから、 「ここでエラー処理が必要か、必要として今書く必要があるか」 「この関数の計算量オーダーはlogNである必要があるか」 みたいなレベルまで及ぶ。 「何をやるか」という問いを適切に使えないようでは、 細かい実装のレベルでも非効率なことが多かろう。 マニアックな言語機能、凝ったアルゴリズム、エレガントな設計などは、 それが全体の効率を上げるか、客にとって価値になる時にだけ正当化される。 効率と客にとっての価値が落ちない範囲で、 どこまで低い技術と少ないコードで済ませられるか、と考えるべきだ。

2014年01月26日

メアド間違ってた問題は何人に迷惑かけてるんだろうなあ...見当もつかない。 本当申しわけない。そして、こんなメアドにするんじゃなかった。 今からでも別のアドレスを取って移行すべきなのか。

テトリス本がネットでほぼ尽きた。3刷が出回るのは2月始めだろう。 今回は営業の人が新学期需要のために多めに増刷を決めてくれたので たぶんしばらくはもつ。でも夏くらいにまた増刷してくれるとうれしいな。 1年で1万冊売れれば、とりあえず爆死とは言えないレベルになる。 いつか10万冊売りたいものだが、当分は本を書くこともできんなあ。 仕方ない。給料分働くとしよう。

ひつじこに髪の毛を切ってもらった。ハゲなので髪型に選択肢がない。 全体を短くする以外になく、見栄えを考えるならば ハゲでない時よりも頻繁に切る必要がある。 まあひつじこが出産で大変だったのもあって、 これまで気にせず放置していたわけだが。 ひつじこ以外に髪の毛を切らせる気はない。

ひつじこも髪を切っていて、尼になるために 坊主にしてから半年後、みたいな感じになった。実にいい。

2014年01月25日

今の仕事を始めてから子育てがしんどくなったと言われた。 家にいる時間はむしろ本を書いてる時期よりも多いはずなのだが、 私に余裕がないので家にいてもイマイチなのである。 骨を折ってしばらくは本当に仕事してなかったしなあ。いかん。

ドラッカーごっこはマジできつい。 管理職とか、ダメだよ。こういうのは、向いてる奴にやらせるべきだ。 責任がない立場で好き放題やって、いいのが出来たら使ってもらう、 というのが最高。客のことなんて考えずに気軽に過ごせたらどれだけ楽しいだろう。 しかし、給料の倍くらいは会社に貢献しないといけないわけで、 そうするためにはこのしんどいことをやらざるを得ない。 そして、客のことを考えずに成果が出せるはずもない。 加えて、成果を出さなくてもいいやと思えるほど私は状況を楽観視できない。

間接部門に10人いれば、最低1億くらいの貢献はしないといけないと言える。 コスト削減か利益拡大で1億だ。それは結構大変なことで、 間接部門にいるということの重みみたいなものは共有せんといかんだろう。

仮説なのだが、私にメールして届かないのは、 hirasho0@gmail.comでなく、hirasho@gmail.com に送っているからではなかろうか。私のはゼロがつくのだ。 ゼロがつかないのは別の人。メアドしくじったなあ。

表紙のアドレスがhirasho@gmail.comになってた! 完全に私が悪い。本当すみません。 mailtoの方は0付きなのだが、リンク文字列は0が抜けてる。

テクスチャ座標をいじるには2x3行列があればいいと言ったが、 考えてみれば回転はしないよなあ。であれば4スカラでいい。 同様に、色を操作する行列は4x5行列があればいいが、 これも滅多に回転はしない。するとしてもアルファ込みでの回転はない。 色に関してはHSVの類に変換しないと操作できんだろう。

物理ベースレンダリングは、技術でも技法でもなく態度だ。 「物理ベースレンダリングを実装する」はたぶん不適切で、 「物理ベースレンダリングで実装する」になる。 私が思うに、あれは70点を低コストで出すためのもので、 100点を取りに行くためのものじゃない。 スキル的に70点より低いものしか作れない人や、 70点にするためのコストを割けない人にとっては質を向上させる技術になるが、 スキルと金をつっこむ覚悟ができている人にとっては、 下手な使い方をすれば枷になるだろう。 とはいえ、つっこむパラメータでウソをつけばアート上の要求も それなりには満たせるような気はするし、 最後にはインチキするにしても叩き台としては使える。 とにかく安心感があるからな。

オタマ、絵うまいなあ。そしてミク大人気。 ミクが廃れる前に間接的にでもミクの開発に貢献できるとうれしいんだがなあ。

2014年01月23日

友達が来た。もう20年か。相変わらずの頭のおかしさがうれしい。

人がコード書いてるのを眺めて、たまに口を出していた。 これをペアプログラミングって言うんだろ?と思ったが、 調べてみたら違うらしい。もっとルールを決めてやるもののようだ。

サブディビジョンサーフィスの理屈を今更知った。 元を曲面で作るんじゃなく、粗いものから曲面を勝手に生成するわけな。 1次もしくは2次微分まで連続になるようにし、 元の点を通るか通らないかは手法によると。 通る方が扱いが楽だろうが、たぶん通らない方が計算が速いんだろう。 また、再帰的なアルゴリズムの場合、極限で生じる曲面の式が 元の頂点から直接求まると使い勝手がいい。再帰を消せるからだ。 その点でCatmull-Clarkという奴がいいわけだな。たぶん。

下手な使い方すると劣化ピクサーになるだけな気はするなあ。 同じ技術を使ってもちゃんと違う味が出せればいいんだろうが、 最初はそこが難しい。

労働組合は脱原発で靖国反対らしい。 本当意味がわからん。給料に関係ねえ。 ああいう連中は左翼の人達にとっても悩みの種だろうな。 足をひっぱること甚だしい。

都知事候補をフォローした。ありえないと思った人から外していく つもりだが、とりあえず細川氏はサイトのurlだけでありえないと思った。 tokyo-tonosama.comはねえだろ。しかし外すのは中身を読んでからにする。

2014年01月22日

考えが止まらず眠れなかったので、アイスとつけ麺を買ってきて むさぼり食った。これで血糖値が上がって眠くなるだろう。 セブンイレブンの冷凍つけ麺はよくできている。 店で出してる奴がいるという話も、あながちウソではないのかもしれない。

金は有限だが、豊かな人と貧しい人で有限度合が違う。 そして、一定以上豊かな人を相手にする場合、ここはあまり問題ではなくなる。 有限であることがより効くのは、時間の方だ。 しかも、時間あたりの給料が大きい人は、それだけ時間の値段が高い。 単純に「この1時間を遊びでなく仕事にあてればいくら稼げた」 という意味でも高いし、金があるので高くても気にならず相対的に 時間の方が問題になる、という意味でも高い。 時間を有効に使えるようになることに高い金を払ってくれる、 と考えれば商機だが、「同じ金でどれだけの時間を使えるか」 という考え方で娯楽を作れば失敗するだろう。 その考え方で作る娯楽が受けるのは、時間の価値が安い人であり、 つまり金がない人なのである。ない人からはもらえない。 「単位金銭あたりの感動量」だけでなく、「単位時間あたりの感動量」 も優れていなければ、良い娯楽とは言えないわけだ。まあこれは乱暴な概論で、 娯楽はそんな理屈通りに行くものではないのだが。

2014年01月21日

人権みたいな、「そういうものがある方が都合がいいのであることにしましょう」 的概念をいきなり教えるのはどうかと思うな。 ルールの類は、理想的にはそれがない状態がどう不都合かを 体験してから教えるべきだろう。 家の中でそれを体験させるには、 親が子供の思い通り動いてくれない状況を徐々に作っていくのがいい。 そして、兄弟ができると自然とそうなる。 理由を示さないまま「こうしろ」と言うことは、私はできるだけ避けている。

私は人権をルールの一種だと思ってるんだが、普通だよな? 「人権がある」とか言った所で、それだけでは何の役にも立たない。 守る努力をし、かつ、守らせるための力の裏付けがなければ、一瞬で消えてなくなる。

うちは食ってるものからしておかしいし、いろいろと 他と違うのは仕方ないな。明確に食事の時間が決まっているわけではないし、 米は食べない。パジャマを着なくてはならないわけでもないし、 そもそも親はパジャマなんて持ってない。 風呂は冬は一日おきで、シノンはもう週に一度というレベルだ。 汚れないし、臭いもないし、なにより皮膚が悪化しない。 ワセリンを全身に塗って、服は毎日洗っているため、 体の汚れはワセリンと一緒に服に移る。それで十分ということだ。 「うちおかしいよ!」とか悩む時期もあるかもしれんが、 いいだろ別に。総合的にはうちに産まれたことで損はさせないつもりだし。

テトリス本増刷決定。これで累計8500。前の本は3万近いので勝負にならんが。 そもそも値段が倍以上違うので商売としての規模には雲泥の差がある。

商品コンセプトというのは、「誰にどんな満足を与えるか」を 端的に表したもののことだ。客のことを考えずに コンセプトを考えることは普通はありえない。 ただし、「オレ達はこれが作りたい。これを作る」と勝手に決めることが 絶対にない、というわけではない。 それが許される条件というものはある。それを満たしているのであれば、 それでもいい。それを満たしているのであれば、だ。 失敗した時の打撃に耐えられるかどうかは最低限確認が必要だし、 打率がそう悪くないであろうと言えるだけの根拠も欲しい。

2014年01月20日

デカい口を叩くのは正直向いてない。これが楽しくて仕方ないなら 向いてるんだろうが、やればやるほど恐怖が大きくなる。

文句があるなら対案を出せ、と言いたくなる気持ちはよくわかるが、 対案はないが確実にダメだとわかることはある。 だから、建設的でない意見にも価値がある。 できない理由を並べ立てることであってもだ。 むしろ、そういう人に「それでも他に手がない」ということを 納得させられないようならば、たぶんその案は間違っている。 少なくとも決断するだけの根拠がない。

勝利条件を満たす方法が他になく、勝たねばならないのであれば、 どんなに確率が低い賭けでも賭けねばならない。 ただ世の中には、「踏み留まれば3年で死、踏み出せば99%即死」 という類の決断がある。前者には「死ぬ前にいい手が浮かぶかも」 という甘い可能性があり、場合によっては本当にそうなることもある。 しかし、許される限り考えた結果「踏み留まれば3年で確実に死ぬ」 と思うのであれば、踏み出すしかないだろう。 そして、集団でその決断をするには、 みんなが踏み出す気になるだけのお膳立てをせねばならない。 気持ちを変えられれば一番いいが、 それが無理でも、踏み出さざるをえない状況を作り、 かつ、かなり早い時期に踏み出したことが正解だったと思える所まで 持っていく必要がある。そうでなければ心が折れる。

夜中に残ってる人がいるかもしれんし様子を見に行くか、 なんて思ってしまうが、たぶん逆効果だ。邪魔することにしかならん。 種を植えたら芽が出るまではじっと待たねばならない。土を掘れば種は死ぬ。 情報を取る行為には必ず副作用がある。 状態を乱さずに情報を取ることはできない。

足の指を激しくぶつけた。吐き気はないので骨は折れてない。だいぶ痛いが。 ビブラムは防御力が弱いのが難点だな。

朝はかなり口の中がすっぱかった。 そして異様なまでの空腹感。やはりミューズリは糖質制限的にはダメか。

朝は味噌汁作ろう。あと豆腐にたらこ乗せて食べよう。

オタマは本当に絵が上手になった。3歳ってこんなに描けたか、と思う。 それにしてもミクが好き。ミクものがたりのおかげでさらに好きになった。 ひつじこは電車のステージで詰まっているのだが。 私は最終面の1個前までやった。

2014年01月19日

一日中調子悪かった。まさかゆうべと朝に食べたミューズリのせいではあるまいな。 糖質量がかなり少ない奴なので、さすがに濡れ衣だろう。単純に疲労と思われる。

今日はシノンもオタマも寝ないな。横でひつじこが相手している。 普通ならシノンを私が抱っこしている間にひつじこがオタマを寝かせ、 その後シノンを渡す展開になるのだが、 今日は私が抱くと泣くのでどうにもならない。 昼間は抱っこで寝たんだがなあ。 なお、寝たからと言って、寝かせたまま布団に置くことはできない。 置けば確実に起きる。布団で寝るのは乳をくわえている時に限る。

マントルのSDKってそのへんに置かれてないんだろうか。 検索しても出てこない。とっくにモノはあると思うんだが、 契約しないと出てこない類のものか。 どれくらい性能出せるのか知りたいのに。もし試すならkabiniがいいな。 5万のGPUで速くなることに私は興味がない。 5000円の安物でどれだけ出るのかこそが重要だ。

ドラッカー的には、「プロジェクトが終わった時にチームの生産力が 増大していなければ失敗」なんだよな。 つまりかけた時間に見合うだけ人間が成長してないといけない。 単に制限時間内に予算通り目的を達しても、 人が消耗していればアウトだ。 しかし、人をこき使って達成できるような目的なんて大したものであるはずもなく、 ある程度デカいことをしようと思えば人が育つことは必要条件になる。 つまり、これはトレードオフじゃない。

書き忘れてた。fswikiに画像を貼る方法がわかった。ありがたい。

2014年01月18日

漆器マグカップの具合がいい。熱くならないので取っ手が不要で洗いやすく、 軽い。デザインもいい。本気の漆器ではないので コーティングのために若干安さを感じるが、 木の柔らかさはやはり良い。

漆器汁椀もいい。今日魔が差して買ってきたミューズリを盛った。 とにかく軽いのがいい。断熱性も申し分ない。 本気の漆ではないのでやはり見掛けが安いが、 多少濡れたまま放置しても劣化せず、また摩擦に強いというのは安心感がある。

追加注文はもう少し使い込んでからだな。倒れやすいとか、 洗ってみたらコーティングが剥げるとか、 そういう欠点がないとも限らない。 みよし漆器本舗で買った。

カルディで南アフリカのbalanceというワインを買ってきた。700円と安いが、 さわやかで味も濃い。少々酸味が強く、 少し独特の臭いがあるが、好みだ。渋みを酸味が上回るので飲みやすいのもいい。

日本酒もすっぱいのが好きだな。昔買った竹鶴の無濾過生原酒の すっぱさは異常だった。あれはレモネード。

最近買ってきたものはどれもそこそこ以上に飲める。 マズいワインを引いていないのか、マズいものでも 気にせず飲めているのかがわからない。 明らかにダメそうな奴も一度試しておくべきか。

いや、そんなことない。最初に買ったボルドーはイマイチだった。 低価格帯に限って言えば、チリとか南アフリカとかの あんまりブランドになってない産地のがいいのかもしれない。

ミューズリ、やっぱり胃に重いな。あと、今は酒が入っているので 若干わかりにくいが、血糖値が上がってきた感覚がある。 やはりダメか。煮てないせいででんぷんの消化率が悪くて血糖値が上がらない、 という展開を期待したんだが、そううまくは行かないか。 それにしてもミューズリうまい。 二郎と同様嗜好品。

つうか二郎食べたいぞくそう。 そういえば本が出たら二郎を食べるって言ってたのに 行ってないよな。行くなら品川。

まっすぐの棒は棒の軸で回転させても何も起こらない。 しかし曲がった棒は軸で回転させると先が大きく動く。 これを利用してパンチの速度を上げられる気がしてきた。 甲野さんが「真剣は曲がってるので竹刀より速い」 と言っていたが、それはたぶん素手にも応用できる。 というか、できている人は自然にそれを利用しているのではなかろうか。

400円ワインと比較。こいつは渋みが突出しており、 それ以外の味が薄く、香りが弱い。比べると歴然だな。 400円と考えるとこれでも大したものだと思うが。

2014年01月17日

うまく行くといいなあ。いろんなことが。 何もかもが机上の空論やら予測やらの上に立っている。 人がどう動くかなんてわからないし、 ましてそれを左右しようなんて思えば報いを受けるだろう。

またアマゾンの在庫が切れた。増刷してくれないかなあ。

2014年01月16日

脳性麻痺の話は、「脚がピーンとしてると何の病気が疑われるんですか?」 と私が聞いたから出てきた。向こうからいきなり言ってきたわけではない。 なので、まあ医者が悪いとは必ずしも言えない。 もちろん、何がマズいのかも言わずに再度健診、 というのも意味がわからんのだが。 そして、モロー反射の有無を調べたのはその話の後なので、 もし私がその質問をしなければ、モロー反射が残っていることも わからなかっただろう。

もはや可能か不可能かという問題ではなく、 やるかやらないかという問題でもない。 どこまでやれるかという問題でしかない。 やるだけやった結果どうなるかはわからん。

源泉徴収票を見て、ずいぶんともらっていることを知った。 毎月大量に投資に回してるはずなのに預金が減らないのはこのせいか。 給料が増えれば増えるほど本を黒字にすることが難しくなるので、 正直歓迎できない。しかしもらっている以上はそれだけの働きをせねばならん。 本以外で稼いだ金で本の赤字を埋め合わせる方針で行くことにする。 本業で給料分をはるかに超える稼ぎを出し、 それを本を書く期間に食いつぶす。これだ。

とか言いつつ、7時過ぎに帰ってるわけだが。 メンバーの多くは私よりずっと長く会社にいる。 でも、こうやって布団の中でも考えてるんだし、いいよな。 コード仕事でないがゆえに、トイレでも風呂でも会社にいるのと 大差ない状態になってしまうのだ。 そして、コード仕事でないがゆえに、どうにも仕事をしている実感がないのである。 クッキークリッカーを眺めてる気分が近いな。 たまにビルディングを買うが、あとは見ているだけだ。

テトリス本がまだ売れてくれている。 だが増刷はネット書店が枯渇状態になってからだろう。 今日一旦アマゾンが尽きたが、今は復活しており、たぶんまだだ。 4月になる前にもう2回増刷してくれんだろうか。 半年で1万冊くらいは売れてくれんと辛い。

リーダーとか管理職ってのはクッキークリッカーみたいなもんなんだな。 基本待つだけ。たまにビルディング買うけど、待つだけ。 ただ、待つ間はずっとどのタイミングで何を買うかを考えているし、 いつゴールデンが出てもクリックできるように臨戦態勢は保っている。 しかし待つだけ。 たぶん慣れれば待ちながら自分でもクリック連打をして貢献できるんだろうが、 連打に夢中になってる間にゴールデンを逃したり、 買うべきビルディングを買いそこねたりすれば、元も子もない。

このワイン、味にふくらみがないなあ。所詮400円か。 これはさすがにない。しかし400円と考えると、よくがんばって作っている という気はしてくる。一升1000円の日本酒でこんなに飲めるもの があるだろうか。日本酒なら一升2000円以下はまずありえないわけだが、 それが全て800円のワインより上とは言えない。

マグカップに欲しい性質。耐衝撃性。断熱性。軽さ。硬度。 電子レンジ耐性。耐食性。 漆器で問題になるのは硬度と電子レンジ耐性と耐食性。 焼き物は耐衝撃性と断熱性と軽さが問題になる。 今の使い方で考えると漆器の方が向いているが、 耐食性で劣るのが問題。塗れたまま置いておくと塗装がダメージを受ける。 ウレタン塗装の製品ならここはかなりマシになるので、 その方がいいだろう。さらに最近はケイ素の粒子で塗装するものもあるらしく、 硬度と耐食性がかなり高いらしい。ナノコートなどと呼んでいる。 もはや漆器ではないが。 そしてこれは汁椀についても同じことが言える。

2014年01月15日

漆器の汁椀を買うかな。コレールに汁物は熱くて重い。 あと、マグカップも漆器が良さそうな気がする。 電子レンジを使わないなら、軽くて断熱性が高い方が良い。

味噌仕込み用のタライか大きなボールが必要だな。 うちにある最大のボールは33cm。ボールなら39cmくらいはないと入り切らない。 そんなデカいボールを使うのは味噌仕込みくらいなので、 安いプラスチックのタライでいいか。

軽量カップが壊れた。500mlのものが欲しいが、 ガラスは割れるし、プラスチックは耐久性に難があるし、 ステンレスは横から見えない。ステンレスがいいか。 結局買い直す手間が一番嫌だ。

セブンイレブンの冷凍ラーメンはなかなか良くできている。 ひつじこが食べたがったので買ってきた。 本当はつけ麺がよかったのだが、なかったので味噌。

チリ産の400円のワインを買ってきた。荒い。 香りがとがっているし、味もとがっている。 しかし、いらんことを考えずに寝たいだけなら、十分良い。 おいしいハムかチーズと一緒に味わえばなかなかだ。 コストパフォーマンスで言うならば、これ以上はそうあるまい。

今日は会議3つ。あとは人に説明するか、お願いするか。 これが仕事か?自分で何も作ってないぞ。 これが仕事であることはわかっているし、必要であることもわかっているが、 これを仕事と言うようになったらおしまいだ。

いつもの病院でシノンを見てもらった。「ねえよwww」というほどではないが、 「まあ大丈夫じゃね?」程度のコメントは頂いた。 「4ヶ月くらいだとよくわからないんだよね」という言葉は、 私は「経験が浅い奴ならそう言うかもな」程度に解釈した。 仮に何かあっても軽度だろう。それなら覚悟はできている。 それに重度なら、健診に行くまでもなく「何かおかしい」と思うレベルだろう。

「今からやるとしたらどうするか」で考えることを強いよう。 過去の経緯は意図的に無視する。 むろん、どんなことでも、過去の経緯はある。そこから自由であることはできない。 しかし、私は未来の原因として現在をとらえる見方をすべきだ。それが規範となる。 過去の結果としての現在は確かにあるが、私は見ない。無視する。耳は貸さない。

私は満たさねばならない制約を課すことを通して方向付けをすべきで、 「こうしろ」「こっちを向け」と言うべきでない。 コンセプトはこうだ、と言うべきでない。 それは全員が考えるべきことだ。 答えを与えてはいけない。従わせてはいけない。 目的を理解させ、制約を与えればいい。 そして、していることが目的にかなうのか、 制約を満たしているのかを執拗に問えばいい。 だがそのやり方によるディレクションには時間がかかる。 待たなくてはならない。 時間が十分にあるとは限らないわけで、 時には「こうしろ」と云わざるを得ないこともある。 その匙加減は難しい。毎日自分がやったことや言ったことが正しかったのかを 布団の中で考え、迷い、後悔することになる。

私にリーダーや管理職は向いてない。こんなにしんどいことが向いているはずがない。 できるだけ人と相互作用のない所で好き勝手コードなり文章なりを書いて いる方が楽に決まっている。 近いうちに絶対誰かに押しつけてやる。 だが、そのためには押しつけても大丈夫な状況を作らねばならん。

もうこうなると私はプログラマですらないな。 だが、チームで私が一番プログラムが下手、という状況になるとすれば、 それは喜ぶべきことだろう。そうなるようにしていかねばならない。

2014年01月14日

音以外一人か。すげえ。能力自体もさることながら、 ここまで作れる根気が出る気がしない。 会社行って金もらってやってれば、そこの問題は自然に解決するからな。 趣味でやることの最大の難しさは、誰も尻を叩いてくれず、 やめても死なないことだろう。

オタマはやはり両手を同時に使うことがうまくできない。 このゲーム自体その手の訓練を経ている人間向けだから、まあ厳しかろう。 なにせ字も読めんし。 いきなりトラブルメイカーズをやるのに比べればマシかもしれんが。

ゲーム作りたいなあ。まあ言ってるだけだが。

こういう綺麗事くさいことを現実のものにしない限り、 結局長期的には死ぬ。 勝手にうまく行く状態をいかに作るかということになる。 問題のほとんどは技術じゃない。

技術を学ぶ姿勢と、技術が必要な状況さえ手に入れば、技術は勝手に手に入る。 仮に中学数学からやり直す必要があったとしても、 それが必要であることを納得し、それを学ぶ意思さえあれば、学べる。 あとは単なる効率の問題にすぎん。

ゲームを作るということを私はまだ理解していない。 そして、このままだと一生理解しないままになる。

シノン4ヶ月健診。脚がピーンとなるのと、モロー反射が残ってるとかで、 1ヶ月後再健診。何がマズイのかと聞いたところ、 脳性麻痺の症状である可能性があるという。 ただ、首がすわっていて、握力も強く、笑うので、 まずないだろうとのこと。 疑わしいなら調べる、という方針だろうし、 その方がいいと思うので、こういう嬉しくないことを言われることは我慢する。

慣れない所で慣れない人に触られて緊張している だけな気もするが、本人に伸ばす気がないのに伸びている、 という可能性がないわけではない。 要するに、0.5Vで信号送ろうとしたら1.0Vかかってしまって、 その分強く筋肉が動いてしまう、みたいなことが起こるわけだよな。 重度だと何もしなくても信号が送りっぱなしになるようだが、 仮に問題があるとしてもそこまで重度でないのは間違いない。

予防接種の時に小児科医に相談する予定だが、 ひつじこが不安なままそれを待つのは辛い。 いつも厄介になっている産科医に相談した方がいいだろう。 なにせ経験豊富な人だし、あの人が「ねえよwww」と言えば、 ひつじこも多少は安心できる。 それに、もし問題があるなら、さっさと手を打つ方がいい。 MRIで脳の状態を見て損傷部位を特定できれば、 障害の種類が多少はわかる。 こういうヘヴィな問題は他人事のように理詰めで対処しないと辛いから、 さっさとそうすべきだ。つうか、明日行こう。 オタマの時は最初の予防接種の時に診てもらったが、 シノンは予防接種の品揃えの問題があってそこでやってないので、 まだ診てもらったことがないのである。

にしても、赤ん坊が正常かどうか、というのはとにかくわかりにくい。 産まれて1年くらいは基本ドキドキだ。 何かができない時に、 まだできないだけなのか、問題があるのかはそう簡単にはわからない。 とりわけ知能については安心できるまでにかなりの時間が必要で、 3歳過ぎてまともにしゃべるようになるまでは不安がなくならない。

脳性麻痺の子を持つ親のブログやweb相談が大量に見つかるが、相当辛い。 そして、それを見て、シノンがそういう重度のものではないことを 確認している自分が少し嫌になる。 見た感じ、大抵の例は分娩時に問題があったか、低体重出生か、 あるいは子供を落としてしまうなどの事故があったかだ。 原因不明の場合の多くは、事故があったことを親が黙っているのでは ないかという気がする。そりゃ言わないよな。とても言えまい。

シノンの体重増加ペースがなかなか悪くない。乳を吐かなくなったせいだろう。 それでも平均より下だが。一方で、身長増加ペースは落ちっぱなし。細長かったのが、 普通の体型になりつつある。 この6日間で1mm縮んでるのは測定誤差だろうが。

2014年01月13日

パッド見つかった。

にしても、両手で二つのボタンを同時に操作せんといかんって結構難しいよな。 右キー押しながらジャンプ、って結構壁だろ。

それにしても、これがタダか...500MBとかあって物量も多い。 最終面付近までやったが、到底タダとは思えん。 もちろん作り込みの甘さみたいなものは感じていて、 それぞれの面の意味みたいなものが感じられず、 「この面はこのテクニックをマスター」みたいなのがよく見えない。 そのため、ガチャガチャやってるとなんとなくクリアできてしまったりする。 なんでクリアできたのかわからない。たまたまうまく操作できたから、 としか言いようがない。それではイマイチ充実感がないのだが、 それも好みの問題だろう。

exeが500MBとかあって全データオンメモリかと思ったが、 そんなこともなく、ちゃんと必要に応じてロードしている。 exeにまとめても全体ロードしないでいいんだな。知らなかった。 なるほどPCゲーの配布にはこの方がいいな。邪魔なファイルがなくて。 しかしこれをやるためのMS公式なツールはあるんだろうか。 もしexeのフォーマットを勝手に調べてやるのだとしたら、私はやらない。 公式でやっていいと書いてないことはやらないことにしている。

私信。もっかいgmailにメール出してみてくれると助かる。 迷惑メール扱いされるか試してみよう。 つうか、もしsannetに送ってたならすまん。見てない。

オタマは最近目を閉じると怖いらしく、 抵抗できなくなるまで目を開けようとがんばる。 私も3歳ごろは悪夢で大変だったのでわかる。 うまく言葉にならんので親にも伝えられないし、きつい。 私はハタチ過ぎても幼少期の悪夢を引きずっていたし、 今でも意味のわからん恐怖でどうにもならなくなることもあるが、 しかし結構幸せだ。オタマの人生はオタマのものなので 親ができることには限度があるが、それでいいんだろう。 とはいえ、できるだけ聞いてやるようにしようとは思う。

プロが勝るのが完成度と物量だけになったらおしまいだ。 センスやインパクトでこそ勝らないと。 もっとも、完成度というやつはそう軽視できたものでもなく、 組織で給料もらってやるからこそ到達し得る完成度というものはある。 個人で金と関係なくやってると、どうしても飽きるからな。

2014年01月12日

ミクものがたりをやってみた。オタマが横で見てる状態で、 5面くらいやった。良く出来てんなあこれ。オタマの反応もいい。 ただキーボードだと猛烈にむつかしいので、 このままでオタマにやらせるのは無理。 以前テスト用に買ったパッドを探さないといけない。 会社おきっぱなしだった気がするな。 しかしパッドがあったとして、オタマにできんのか? スーマリ系の横アクションなのだが、 ジャンプ力が強く、かなり浮遊感がある。 主体は空中アクションだ。操作が難しい。 また、ゲームが全体に速い。 壁蹴りジャンプの初速も高いし、歩行速度も不意に速くなる。 ゲーム初めてでこれできるんだろうか。 まあ、子供の適応速度としつこさは予想以上だったりもするので、 大丈夫かもしれん。試してみてから考えよう。とりあえずパッドを探そう。 ボタン少ない奴がいいよなあ。

つうか、WiiU買ってマリオやる方が良くね?と思いもするわけだが、 オタマ的にはミクであることが猛烈に効いており、まずはミクだ。 これ、キャラゲーとして魅力あるからな。 絵かわいいし、ステージも寿司だったり納豆だったりして オタマにも意味がわかる絵だし。 まあそのテイストのせいで当たり判定がわかりにくいんだが、 慣れればどうということはないし、子供はそんな精密なプレイせんだろ。

2014年01月12日

正月挨拶にひつじこ実家。一泊。ひつじこの兄上も来ていて、 良かった。なんかお話を聞いていると、 相当優秀な獣医さんっぽい。 自分の脳ドックでレントゲン見ながら「ここ梗塞ありますよね」 とか言って、医者を試してたりしたそうだ。 あと、哺乳類の作りなんてそう変わらないのに、 人間の医者は細分化されすぎてて専門外に不勉強だ、 と言ってた。内科外科産科を全部やるし、牛からミツバチまで診るらしい。 そしてハーフマラソン。私も20kmとか走ってみたいが、 長距離走はとにかく時間がかかる。贅沢な趣味と言わざるを得ない。 でも最近試してる歩き方走り方が有効かどうかは かなり長距離を歩くなり走るなりせねばわからないわけで、 やらないといけないのは確かなんだよな。

帰る寸前におしるこを頂いて、すごい勢いで眠気が来た。 まさかこれほど効くとはな... だが、鏡開きだし、そもそも私はアンコが好きだ。 こんな時くらいは食べたっていい。

シノン、少し発疹。しばらく後頭部をかきまくっていたが、 どうにか収まった。髪の毛がある所で良かった。防御力がある。

ボトムズの監督のインタビューをどこかで読んだ。 どこだか思い出せないのでリンクはつけない。 一番でなくてもいい、弱点を晒せ、人を頼れ、 人に求めるものも70%でいい、 みたいな言葉が染みる。

2014年01月10日

創造性とリスク管理を両立させる一番簡単な方法は、 「オレら、誰に何を売るんだっけ?」という疑問を 全員が問い続けられる組織であることだ。 これが難しい場合は、創造性を追求する人と、 リスクを管理する人が別になり、間に深刻な対立ができてしまう。 もちろん、リスクを管理する人が完全無欠であれば、 創造性が正義であるような雰囲気を壊さずに、 危険すぎる危険を避け、不要なことをしないように 人を誘導していくこともできるだろう。操ると言ってもいい。 しかし、結局は野放しになって炎上するか、 危ない橋を全く渡らなくなるか、 というダメな極限に落ちやすい。 完全さをマネージャーに期待するのは無理だし、 そもそも人を操ってどうにかしようというアプローチ自体がダメだ。 高い技術を持つ人間が集まって大きなことをする、 ということが期待されているのであれば、 目指すべきはサッカーチーム型の組織だろう。 監督への依存度が高い野球型の組織はダメだ。 スポーツは良く知らんので、アンサンブルとオーケストラの方が 私にはしっくり来るが。

silvermont塔載マザーが出そうな気配があるので、待ち。 GPUがいらないのにkabiniはないだろう。 HDDは7mmで1TBの奴を2つか。

ドラッカーごっこが続いている。 作業予定から考えるに、理想的に事が進んだとしても、 3月の末くらいまでは続くことになる。 今年のcedecまでに本書いて感想とかもらえたらうれしいと思ってたが、 なんか無理な気がしてきた。 テトリス本はcedecで会うような人は読まないからなあ。

そういえば、マネジメントごっこをしている割には 技術的な事を考える時間が長いな。 なんか相談されるから答えられるようにしとかないといかんし、 各人に「こんなことやってみたらよくね?」 を提案するには技術面のことも考えざるをえない。 本来なら「こういうもの作って。詳細はまかせる」と言って、 あとは自己組織化に期待したいのだが、 たぶんまだそうできる段階にない。 全員がやってることを、おおよそでも技術的に理解する必要がある。 もうちょっとコード読んだ方がいいなあ。 全クラスインターフェイスくらいは見とかないとイカン気がする。

それにしてもredmineという道具は便利だ。 機能の大半は使ってないし、本来の使い方からだいぶズレてると思うが、 道具なんて便利なように使えばいいのであってかまうまい。 例えば私は、いきなり終了するチケットを メールの代わりに使ってたりするが、便利だ。 履歴が一箇所に置かれて便利だし、 メールと違って直接送られてない人でも後から見られる。 デカい添付ファイルがあっても楽勝だ。 なので、チーム内連絡にほとんどメールを使わなくなった。 後で溜まってくると面倒なので、そこは少し気をつけないとな。 検索しやすいように名前には多少気をつけているが。

たぶん、こういう凝った道具は、真面目に使わない方がいいのだ。 真面目に使おうとすれば、それに仕事のやり方が拘束され、 臨機応変さを失うのは目に見えている。 それを避けるには、自然に欲しいと思うような機能以外は使わない方がいいし、 「これはこうやって使うんです」という説明は話半分で聞いておく方がいい。 やりたいことが先にあるはずで、それに役立つ範囲でだけ使えばいいのだ。 道具に働き方を合わせるのは馬鹿げている。 もっとも、道具が想定する使い方を学んだ上で、そこから外れないように使わないと マズい道具もある。そうして初めて力を発揮する道具は確かにあるし、 そうしなければ害になる道具だってある。 「そんな使い方をするなら、使わない方がマシだ」ということは多い。 幸い、redmineは比較的いろんな使い方を許してくれるような気がする。

海外にはいい本がいくらでもある、と言うならさっさと訳せ。 そうすれば私の本が葬り去られて万々歳となる。 せめてどの本か教えてくれ。

ゲームコーディングコンプリートが絶版になるような状況こそが問題だ、 と言うのであれば、ゲームコーディングコンプリートを読む気になる 人間をいかに作るか、ということを考えるべきだろう。 私はそのために結構がんばってきた気でいるんだが、 「こんな本がもてはやされて、売れるべき本が絶版になる。悪貨は良貨を駆逐するな」 みたいなことを言われるとしんどい。つうか、だったら自分でやれよ。

2014年01月09日

昼間会社にいないといけない仕事になったので、 あまり家事を手伝えない。これが普通なんだが、しんどいな。

力なき正義は無力だが、正義なき力もまた無力。 昔の漫画に出てきた言葉だ。 目指すところが正しくても、実行できなければ無意味だ。 そして、実行するための技術があっても、目指すところが間違っていれば 同じく無力である。会議一つ取っても同じことが言える。 こまごまとしたテクニックなしにはうまく進められないが、 進めるべき方向が根本的に間違っていれば、いくらテクニックがあっても役に立たない。

シノンの体重の伸びが加速したが、身長は減速した。 ともかくも、吐かずに飲めるようになったのだし、それでいいだろう。 少なくともひつじこの乳が無駄になることはなくなる。 実際、最近はあまりひつじこも食べない。

ひつじこが自分が働きたいのかどうかわからないというので、 私は働いてほしいと言った。なんで?と聞くので、 「ひつじこがオレ以外の人に認められて、オレ以外の人を幸せにするのを見たいから」 と答えた。ひつじこが泣いた。どうやら、ちょっといいことを言ったらしい。

生存に必要なお金はおおよそ確保できており、 それにも関わらず働くのであれば、その目的は自己実現以外のものではありえない。 そして、仕事における自己実現とは、つまりは誰かを幸せにすることだ。 金を増やすよりは、使う量を減らす方が効率が良いわけで、 ひつじこが働くとすれば、理由はもはや金ではない。

というわけで、PC買うとしたら今年の夏以降だな。 X220の保障が切れる。13インチタブレットがいいかな。

ほとんど毎日、布団の中で昼間のことを思い出しては、 自分の言動や行動をいちいち後悔する。 しかしここで、ワインを1合飲むと考えずに寝てしまえる。 実に都合がいい。でもそれって、眠るのに酒に頼ってるってことだろ。 いかにもダメっぽい。

つうか、 自分で何かを作っているわけでもないのに、 考えることは山ほどあってやけにしんどいし、時間も過ぎていく。 本書くのもしんどいが、比較にならんほどしんどい。

これ以上昇進しちゃダメだ。 でもまあ、昇進はせんだろ。

ファイル添付してから貼るのか了解。ありがとう。 fswikiの話。

レアなスキルを持つ技術者ほど、広く共有されるのが筋だ。 共有される範囲が広い人間は間接部門にいるのが筋だ。 これを逆に考えれば、間接部門にいて会社全体に奉仕するのであれば、 レアだったり、高コストだったり、 修得しにくかったりするスキルを持つべきだということになる。 ちょっとやそっとでは修得できない技術を持ってこそ、 間接部門にいることが許される。 これは単純化しすぎているが、おおまかにはそうだろう。

ホット炭酸か。いいだろう。気になるし飲んでみようじゃないか。 調べたら小さい缶っぽいので、糖質量はそう問題にはなるまい。

確定申告と、NISAの申し込みと、家計簿と、ひつじこ口座の手入れと、 味噌の仕込み。この集中できない時期に片づけておく。 フルタイム自分に仕事があるわけでもないが、 しかし考えることはいっぱいあって、できるだけ会社にいて 周囲の状況を見て不測の事態に備えないといけない。

人によって働くリズムは違う。どれくらいweb見てるか、 何時に来るか、何時に帰るか、どれくらい休憩するか、 といったことの傾向を把握しておくことは役に立つ。 管理オーバーヘッドを極力小さくするためだ。 声をかけるタイミングには気を使わないといけない。 web見てる時以外はできるだけ声をかけない方がいい。 その一方で、コードを書くメンバー 同士は多少邪魔し合うデメリットを許容してでも、 コミュニケーションの機会が増えるように仕向ける必要がある。 subversionがgitの類より優れているのは、 テキトーな使い方がしやすいことだ。 「このファイルだけ直して上げて」みたいなことを気軽にできるので、 隣に座っている人間とのやりとりが促進される。 また、中途半端にコミットしたものを誰かが持っていってエラー、 みたいな軽い事故が起きやすく、それがコミュニケーションのきっかけにもなる。

チームメンバーの仲がいい必要は必ずしもない。 しかし、他の人が何を考えているのかを知ることはある程度必要だ。 チームにとっての成果とは何か、ということは共有されねばならないが、 それが共有されるためには他の人の考えを知る必要がある。 自分と他で考えがズレた時に、それが何の違いに由来するのかが推測できる。 だから、会議の類では、それぞれが考えていることを極力引き出す 工夫をせねばならない。私の脳内では結論が出ていることであっても、 それをいきなり言うのはダメだ。押しつけになるというのもあるが、 それ以上に、議論の過程でそれぞれの考えがわかるという作用を 捨てることになる。ただ、それは時間とトレードオフがあり、 いつまでも待っていることはできない。難しい。 私がすべきことは、良い質問をすることだろう。 それぞれの考えを引き出すような質問をどれだけ適切にできるかだ。 正直、そこは本当に自信がない。というか、苦手だ。 私はとにかく短気なのである。

今日はワインがない。昼間からずっと眠かったので問題なかろうと思ったが、 ナッツや味噌材料の通販をしているうちにいらんことを考えて眠れなくなった。 やっぱり、一升瓶置いておこうかなあ。

昔、江ノ島まで歩いてそのまま徹夜で出社したことがあったが、 それってエクストリーム出社って奴だろうか。

絶対管理職なんかにならんぞ。本書けなくなるし、コード書けなくなるし、 何よりしんどい。リーダーごっこ程度でこれだけしんどいわけで、 本当の管理職なんかになったら割に合わないだろ絶対。

コンチャ・イ・トロのフロンテラ。カベルネ。 700円と安いが、同社のサンライズの方がうまい。酸味が少し尖っていて、 味に厚みがない。しかし、開けたばかりで寝ているだけかもしれないので、 明日あたり良くなるかもしれないし、 セブンプレミアムのボルドーよりうまい。値段の割にはいい、と言える。 それに、ゴクゴクと飲むのであれば、こっちの方が爽快感がありそうだ。 ワインをゴクゴク飲むようなマネは到底できないのだが。 というわけで、結局また酒じゃないか。

2014年01月08日

「関数と変数と分岐とループがあればどんな言語でもやりたいことはできる」 と確信できるくらいの基礎力があることは素晴らしいことだと思うんだけどな。 そう思っていれば、言語を移るのが恐くなくなる。 どうなっても、すぐに物を作れるからだ。むろん効率は悪かろうが、 効率の問題は後から改善できるし、 それらの機能だけで何でも書ける人間であれば、 便利機能がなくてもさして効率は落ちない。 ソートだろうが検索だろうが文字列操作だろうが、 必要に応じてすぐ書けるはずだからだ。 他の言語で書いた経験があれば、それこそ移植するだけだからすぐである。 言語特有の便利な機能は、後からおいおい覚えていけばいい。 気が向いた時に機能カタログを眺めてピンと来たものを試す、 というくらいでも、いずれは習熟する。 実際オブジェクト指向(と私が思っているやり方)はCでもできる。 ちょっと面倒なだけだ。 関数型はその4要素では無理だが、関数型で書けるだけの頭があるなら、 構造化とオブジェクト指向で必要な動きをするものは作れるだろう。

音楽家は音楽そのものが成果なので、普段から訓練を欠かすわけには行かない。 画家もそうだし、ゲームデザインもまたそうだ。 それが直接客にとって価値になる。 しかし、プログラミングはそのものは価値ではない。 どのようなコードで実現するかによって、性能、所要時間、メンテ効率 などは変化するが、それらには「まあこれくらいでいいだろ」 というラインがある。それ以上は差を生まない。 その意味で、プログラマの訓練に、音楽家の訓練ほどの重要性はない。 もっとも、音楽家や画家だって、訓練ばかりしてればいいというわけではない。 テクニックがどれだけあっても、それだけでは人を喜ばせられない。 そして、プログラマだって、「まあこれくらいでいいだろ」というレベルまで 達しないのであれば仕事にならないし、客に害を与える。 それは許されないのであって、その域に至るだけの訓練は必要である。 そして、「まあこれくらいでいいだろ」というレベルは、相当に高い。 しかしそれでも、「そのスキルそのものが客にとって価値か」 ということによる差は大きいのである。 「力なき正義は無力。正義なき力もまた無力」という奴だ。 スキルがなければそれまでではあるが、 正しい目的のために使えないスキルは無意味である。 ピアノやヴァイオリンなら単純な超絶技巧だけでも人を喜ばせることがあるが、 プログラミングの超絶技巧は人を喜ばせない。 まあ、プログラマ相手の見世物があるなら別だが。

ちなみに、「まあこれくらいでいいだろ」というレベルはどれくらい だと私が思っているかと言うと、 概略を言葉で聞けばヒープソートやクイックソート、検索、 などなどがそれなりな時間で書けて、 malloc書いてと言われれば性能はともかく簡単なものはすぐ作れて、 用途を鑑みて性能やコードの複雑度やインターフェイスなどを バランスすることがそこそこできて、 万行規模のプログラムを一人で書けて、 みたいな感じである。 つまり、「こんなやり方でこういう結果欲しい」 という曖昧な言葉をコードにできる能力と、 用途や状況に応じて要素をバランスする能力と、 規模や複雑性を克服する能力が、全てそれなりなレベルである状態だ。 また、必要になったことはさっさと学んですぐ実装できる、 ということも重要だろう。いきなり「明日からCGやって」 と言われても、ビビらずにすぐに仕事にかかれる、ということである。 何が必要で何から手をつければいいかを考え、実行できる能力だ。

しかし、こんな能力はそう大したものではない。 それがあっても、それだけで客が喜ぶものは作れないからだ。 私には、面白いゲームを作る能力がない。センスもノウハウもない。 優れたゲームプログラマはゲームデザイナの能力を持つ必要がある。 そのようなゲームプログラマは、貴重だ。 その意味では、私はゲームプログラマではない、 ゲームプログラマに協力することで初めて貢献できる、 ただのプログラマにすぎない。

要するに、ゲーム作ろうってことだ。ゲーム作らないとダメだよ私。本当にダメだ。

最近、プログラマですらないな。 元々自分がプログラマだとは思えない性分だったし、 エンジニアだなんて口が裂けても言えないのだが、 今は本当にプログラマでない。

2014年01月07日

3歳児がiPad使ってても「先端技術を使ってる」とは言わんだろう。 ライブラリやハードウェアになったものを使う程度で「先端技術を使っている」 と言うのは言いすぎな気がする。

結局「技術」という言葉を、技法とか能力として使うか、 技法や能力によって作られた製品として使うかなのだろう。 前者の意味であれば、「技術を使う」は能力が優れていることを主張している。 後者の意味であれば、単にそういうものを使っているだけのことで、 自慢する意味はない。 日本語の「技術」に成果物を示す用法はないような気がするが、 英語のtechnologyは成果物を含み、この訳語として技術を 当てることが多いために、日本語の「技術」にも 成果物を含む用法が増えているのだろう。 この場合、幼児がiPadを使っていることを指して「先端技術を使っている」 と言ってもおかしくはない。

こうなると、技術という言葉を単体で使うのは避けたいところだ。 自分で文章を書く時には避けよう。 技術的能力、技術的手法、というあたりが正確で、それぞれの略語として スキル、技法、というあたりを使うのが無難だろう。スキルが横文字なのが気に入らないが。

会議だらけ。何かを決める場だったり、筋を通すための儀式だったり、 コミュニケーションの場だったりするわけだが、後ろ二つはできれば避けたい。 ただ、何かを決める場であっても、儀式的側面はあるし、 コミュニケーションを深める効果が得られるならその方がいい。 あらゆる会議はその3つの側面を持つはずで、そのこと自体を否定することはない。 ただ、主目的は何かを決めることであるべきだ、というだけのことだ。

アマゾン順位がだいぶガッカリな状況。これくらいの順位だと、次の増刷はだいぶ先だなあ。 あるかどうかすらわからない。 1年で1万部くらいは売れないとだいぶ辛いのだが。 さっさと次を出してテコ入れせねばならんのだが、 今の仕事が不安すぎてとても無理。 形になって軌道に乗るまではたぶん気が散って無理だろう。 技術的検証が必要な項目がいくつかあったから、そっちを先にやるか。 さして集中できなくてもコードくらいは書ける。 集中が必要なコードを書く予定は今のところないし。

NISAというのがあるが、これどんだけ得なんだ? 毎年100万つっこんだとして、5年後には売るわけだろう? 2%づつ5年で10%増えたと仮定すると、2万円の得となる。 年あたり2万円。誤差じゃね? そもそも管理負荷が増して面倒くさいし、 マイナスこいた場合には損益通算ができなくなってむしろダメージになる。 webで調べると「50万もうかった時に10万お得」とか言ってるが、 50%もうかるとかまずありえんわけだ。 まあいい。やってみないとわからないことだし、口座くらい作っておこう。

テトリス本に関してtwitterで質問が来たのだが、情報が足りないので メールでもらった。現象はわかったが、意図がわからないので質問。 twitterはきっかけにはなるが、そこで完結させるのは難しいな。

brdfが適当だと、パラメータを真面目に調整しないとまともな絵にならなくなる。 brdfが物理的に妥当になるようにしておけば、 パラメータの数や自由度が減って調整の手間が減るし、 適当なプリセットでもそれなりになるし、 仮にアホな値を入れても、そういうものとしてリアルにはなるので破綻はしにくい。 その意味でbrdfをどうするかは大きな問題だ。

ディフューズとかスペキュラとかいう区別はある種の近似にすぎず、 そういった区分を前提にしてレンダリングを設計するかどうか というところから検討してもいい時代なのだが、 そのへんをちゃんと考えたり伝えたりすることは全然進んでない印象がある。 昔の機械の都合で採用していた特定の近似手法に 新しい技法を付け加えていっても、フランケンシュタインにしかならない。 まあフランケンでもやれなくはないのだが、 それはセンスや調整の手間があってのことだ。 センスがなかったり、手間をかけなかったりすれば、悲惨なことになる。

本来リアルであることほど簡単なことはないのであって、 神が現実でやってることをまんまやって、測定したパラメータをつっこめば、 リアルになることは保証されている。 そこにセンスや調整など必要ない。 ただ実際には、神がやってることをまんまはできないし、 パラメータを測定することもできないし、 そもそも求めているものが 「リアルに感じること」であればリアルではダメだ。 センスや調整が必要になるのはそのためである。 しかし、どれだけのセンスや調整を必要とするかは、 レンダリング設計や、求める水準次第で大きく変わる。

なお、プログラムを神、つまり物理法則に似せても、 それが要するパラメータを供給できなければ逆効果になる。 近似精度の高い手法ほど良い、とは限らない。 大気散乱シミュレーションはいい例で、 波長ごとの散乱度合や、散乱の角度分布などを 真面目に測定するのは無理だ。仮にできても、いじれない。 コントロールできなくては実用に耐えないのであり、 プログラムはある程度インチキをして、 パラメータをいじれる数に抑えねばならないし、 多少はありえない値を入れる裁量を許す必要がある。 全ての技法について同じことが言えて、 仕組み上リアルであっても、要するパラメータを供給するのが 困難な手法は使い物にならんのである。 未だにディフューズとスペキュラという単純な分類が まかり通っているのはいい例だし、 キューブマップより半球ライティングを選ぶケースがあるのもそういう例である。

質問をもらった件が解決。なるほどなあ。 そういうふうに考えてしまうこともあるか。 覚えておこう。未来に書くものに活かす。 さしあたっては今年の九州。呼ばれるかどうかはわからんのだが。

2014年01月06日

ゴーストトリックを終わらせた。どうせ13章くらいだろうと思ってたら、 18章もあった。そのため、終わった時には朝の5時になっていた。 8時半には病院に行かねばならないのだが。

よくできてたなあ。脚本もキャラも動きも、そして仕掛けも。 こういうのって、本当どうやって作るんだろう。 これだけ濃い色があるということは、誰か一人の個性が 全体の色を決めてると思うんだが、そういう開発ってどういう感じなんだろう。

2014年01月05日

ホネホネロックが怖いのは子門の「ウワーオ」のせいで、 絵や歌詞が怖いわけではないらしい。 私がシャウトを除いて歌う分にはいいそうだ。 そしてあくまで怖がるのは自分ではなく、キティちゃんとペンギンさん、 それにクマグリン(リラックマをそう呼ぶ)らしい。 感情を自分のものとして言わないのがオタマのこだわり。

味噌完成。表面はカビまみれだが削れば問題ない。 味噌汁を作って問題なければ全部冷凍し、今年の分を仕込む。

味噌汁。問題なくうまい。どこかすっぱいが、 具のもやしは間違って一晩室温で放置したものなので、たぶんそのせいだろう。 明日具なしで試して問題なければ、 来週日曜にでも小分けして冷凍。次の仕込みは1月中に行う。 大きなタライを買わんとな。豆をつぶして混ぜる作業に必須だ。

豆オンリー味噌もあるのだが、こっちは熟成期間が2年なのでまだ放置する。 表面は結構カビだが、まあたぶん大丈夫だろ。臭いはかなり豆味噌っぽい。

ワインが飲みたくなり、何日か前にセブンイレブンで セブンプレミアムのボルドーを買ったが、イマイチだった。 飲みやすいが味が薄い。コレジャナイ感。 明日は会社だが、どうにも悔いが残ったので、 今日はローソンでサンライズというチリのものを買ってみた。 当たり。さわやかな果物っぽさと、重みのある味がいい。 1000円でまともなものが買えるのな。 たまたまwebで見つけたワイン愛好家のサイトによれば、 今はコンビニがおすすめらしい。 わずかな種類しか置けない上に客はほぼワイン素人、 という状況であり、置くものを選ぶ人もかなり気を使っているのだそうだ。

日本酒もまともなものを置いてほしいが、まともな日本酒の生産量は コンビニにあまねく置けるほどあるだろうか。

あれ?freestyle wikiって画像どうやって貼るの? と思って調べたら、どっかに置いた上でurl指定するしかないっぽい。 アップローダついてないのか。 それは困ったな。

2014年01月04日

10章まで終えた。案外長いな。それにしてもよくできている。 1面のパターンがえんえん続くんだろうと思っていたが、 実に多彩だ。10章の仕掛けは面白かった。 すげえなあ。こういうゲームってどうやって作っていくんだろう。

いままでの10年で身につけたことと同じくらいのことは、 これからの10年でも身につけられるはずだ。 今持ってるスキルなんてそう大したもんじゃない。 明日の自分から見れば今日の自分なんてガキなのだ。 と、そう思えるかどうかは大きな差異かもしれない。 私にしても完全に信じられるわけではないからな。 実際、それを信じていれば、私は今の部署にはいなかったはずだ。

スキルのミスマッチを解消する機能がまともに働いてないところは多いはずだ。 そこをどうにかすれば専門家集団を機能させやすくなるが、 今機能していないのには理由があるわけで、すぐにどうにかなるわけがない。 だから短期的には、スキルのミスマッチは個人個人が解決するしかない。 つまり、そこで必要なスキルをその都度学べということだ。 ただ、スキルを伸ばせないような仕事ばかり降ってくる状態だと、 勉強は自前でやらねばならなくなる。 意思を力を振りしぼってやらねばならなくなり、しんどい。 それができないことを責めるのは辛すぎる。

ひつじこが不意に起きて、「これくらいの大きさ!」と言って、親指と人差し指を4cm くらい開いた形を作り、すぐに寝た。 何の夢見てるんだろ。

2014年01月03日

ゴーストトリック8章まで終えた。ここ数章がやけに簡単に思えるのは、 慣れたからだろうか。それにしても良く出来ている。

オタマは3ヶ月半の時点でおむつがMだった。シノンは最近Sになったくらいで、 かなり小さい。あと、ひつじこはオタマを産んで4ヶ月後には 体重が46kg台まで落ちていたが、今は52kg台。 太ったというよりは、適正化したと言うべきだろう。 BMIが約20で、統計的には丁度いい。 現代人が全体にふくよかであると仮定するならば、 もう少し落ちてもいいのかもしれないが、46kgは落ちすぎだ。

前の本のアマゾンレビューで、また 「STL否定とかありえん」というのが出た。星2つ。 否定してねえよ!map最高って書いてるじゃん! いらねえ、って言ってるのはvectorだけだろ! まあ、今となってはmapも自作のものを使うからstlのは使わない。 あれインターフェイスすら実装依存だったりするからな。 XCodeもってったらコンパイル通らないことがあった。 そもそもmapが必要なほど動的な用途は滅多にないんだが。

孤独のグルメを見ていて思った。 店に入って、一品料理をその場のノリでいくつか頼んで食べ、数千円払う、 ということをしたことがない。 人と行って流れの上でそうなったことはあるが、 自分の意思でやったことはない。 カレー、ラーメン、丼、定食といったものは、 それを一つ頼めば食事が終わり、せいぜい1000円代で済む。 私にはとてもそれ以上のことをできる気がしない。 みんな実はやってるのか?そんなことはないよなあ。 一食に払う金としては800円でも安くはないぞ。

考えてみれば、5000円のコース、という感じなら払えなくもないので、 単純な金の問題ではないのかもしれない。 店に入る前に金額がある程度わかる、ということが必要なのだろう。 もっとも、そういうコース料理を食いに行ったのは 弟におごるとかそういう時くらいだ。四川飯店で6000円払ったのが 最大な気がする。思えば、 ひつじこと食いに行ったのでは、新宿のタイ料理の2800円が最大ではなかろうか。

オタマが誰かと結婚する時に、「娘を取られた」と思うのかなあ、私。 思わない気がするがわからんなあ。 母親と子供の距離は、父親と子供の距離より近い、 とするならば、この非対称性にも説明がつく気はする。

私にとって、たぶんスキルのコストは安いんだろう。 必要になれば、必要なだけ自動的に努力がなされ、 その結果スキルが手に入る。会社に行くのは決まっていることだから意思を 必要としない。会社に行けば、仕事をするのは決まっていることだから 意思を必要としない。特に意思の力を必要とせずに、 日々勉強が自動的になされる。私は自分がそういう人間だということを 確信しており、 必要なことは出来るようになる、ということに疑いを持っていない。 だから問題は「何が必要か、何のために必要か」であって、 必要とわかれば、後は放っておけばいいのである。 放っておけば毎日10時間くらいは必死こいて勉強するはずで、 それが数ヶ月続けば大抵のことはどうにかなる。

私が技術を学ぶための努力や姿勢を軽視するのは、 そういうところから来ているのだろう。 人から見れば努力してないわけじゃないんだろうが、主観的には努力と感じない。 技術を必要なだけ学ぶのは当たり前のことで、ことさらに言うべきことでもない。 と思っているが、そこが伝わってない気はするな。伝えてもいないし。 「技術なしでも仕事できる」と解釈する人がいても仕方ないか。

私は「二番じゃダメなんですか」という台詞に 全然反感を持ってない。至極まっとうだと思う。 一番は一人しかおらず、自分がそうなれると思うのは無茶だ。 それに、一番でなくたって成果は出せるのである。 一番でないとダメな世界もあるが、そんな世界には行かなければいいし、 そういう世界でも、競争相手がいない土俵を探せればやりようはある。 必要なだけ技術があればよく、その必要量の見積りを間違えなければいい。 といっても大抵間違うので、若干高めに設定して余計に勉強しておく必要はある。 技術の不足は技術が足りた後でないとわからなかったりもするからな。

技術者である前に会社員である、と考える人と、 会社員である前に技術者である、と考える人の間の溝は なかなか埋まらんかもなあ。 前者にとって技術は手段だが、後者にとって技術は目的だ。 でも別に後者の人が悪いとは言わない。 そういう人は高い技術力を持つわけで、うまく使えば活きる。 うまく使う義務がマネジメントの人間にはある。 うまく使ってもらう権利が技術者にはある、と言ってもいい。 しかしそれはそれとして、技術者本人も、 うまく使ってもらえなければ自分の技術に意味がなくなることは自覚 しておくべきだろう。でないと、どんなにいい仕事をしても 給料は上がらず、しまいには会社がなくなる。 できるだけ使ってもらいやすいようにすべきだし、 使ってもらいやすい技術に広げていく努力もいる。

でもまあ、自分がやりたいことをやりたいようにしていれば成果が上がるような 場所を探して移動を続ける、という生き方もあるか。 しかし、それは凡人には無理だ。 結局のところ大半の人間は転職しないんだから。

2014年01月02日

おせち料理に限らず、和食は砂糖を多用するのが辛い。 正月くらい暴飲暴食してもいいのだが、 ひつじこはでんぷん系食品をおいしいと思わなくなっている。 甘味への欲求は根強くあるが、基本は油こってり系の菓子だ。 アイスクリーム、チーズケーキ、シュークリームなどなどで、 油脂が少ない和菓子は選択肢に入らない。 私はまだ和菓子の呪縛から逃れられていないので、 干し柿や栗きんとんが気になって仕方ないが、 そんな私も大福や団子といった餅系の ものは微妙。食べたいという思いと、 食べた後に予想される後悔がせめぎあって、若干後者が勝っている。 とにかく、腹の中にでんぷんが大量にある状態は不快なのだ。 でも、仮に正月実家に帰ってそれらが出れば、食べるだろう。 前もアホみたいに余っていたおはぎを全部食べてひどいことになった。 しかし、私は食べ物を捨てるのが辛いのだ。 とりわけすぐに食べられる状態になっているものは辛い。

今日は麻婆豆腐的な何かを作った。 干ししいたけを水300で戻しておく。冷蔵庫。 塩漬けしていたバラ肉 350g程度を、にんにく、しょうがと一緒にミンチにし、炒める。 横で沸かした湯400を肉に加え、もどした椎茸も粉砕して汁ごと加え、 味噌。八丁味噌を少し混ぜる。ちょっと濃いくらいに調整し、 水を切っておいた豆腐600、糸こんにゃく2袋を投入。 ねぎを切って投入。 胡麻油をドクドクとふりかけ、しばらく煮る。 薄すぎるようなら味噌追加。以上。 子供がいなければ、山椒やカイエンヌペッパーをアホみたいに 入れるところだが、オタマも食べるので入れない。

赤ワインが飲みたい気分。 発酵しきった日本酒でもいいが、ちゃんと通販しないと手に入らない。 今は酒を楽しむような余裕がある日は滅多にないので、 一升瓶を置いておくわけにもいかないのだ。ワインなら 短時間で消費しきれる。問題は、そこそこうまくて安いものを近場で 確実に手に入れる方法がわからないことだな。 何本も試さねばならないが、そんな余裕はない。

ゴーストトリック6章終わり。このゲームも、まとまった時間が取れないと無理だ。 一旦やり方を忘れるとどうにもならない。 そういえば、同じ理由で止まってるゲームがもう一つあったな。 DSのゼルダ。でもあれはかなり気合入れないとできないから正月でも無理か。

2014年01月01日

正月らしさが何もないまま正月となり、終わった。

とはいえ一応、ひつじこが餅を作ろうと言い出したりはした。 片栗粉とおからパウダーを練って餅状にしたのだが、 そばがきに近い物になった。 餅がない正月は生まれて初めてかもしれない。

のじりんが来てくれた。 オタマのテンションが上がる。 丁度公園に行っていたので公園まで来てもらったり、 オタマが眠くなったところで帰ってもらったりで、 まるで客扱いできずすまぬ。

人口減少のペースが早まっている。 日本は結婚しないで子供を作ることに抵抗が強く、 また、収入が安定しない状態で結婚することへの抵抗も強い。 だから、若い人が貧乏になると少子化がダイレクトに進行する。 残念ながら、若い人はグローバル雇用市場で外国人と競争させられており、 高い給料を安定してもらう立場になるには相当な能力が要求される。 となれば、不安定で金がなくても結婚する気になる雰囲気になるか、 結婚してなくても子供を作る雰囲気にならないと解決しないということになる。 本来共同生活の方が効率がいいのだから、 むしろ金がないほど結婚というか同居すべきなはずなのだが、 日本の雰囲気がそれを許さないのが問題なのだろう。 1世代くらいは待たないとダメだろうな。 そうすれば結納とか、アホみたいに金を使う結婚式とか、 そういうものと一緒にいろんな雰囲気が消えてなくなるだろう。

web記事でfacebookの「いいね」や、ツイートされた回数が出ていたりするのは 書いた人間にとってしか意味がない気がする。 読む人がそれを見て何か便利さを感じるのだろうか。 facebookアカウントでコメントをつけられる、みたいなのは読む側にとって 視野が広げられるので歓迎だが。

キーワードが最初のところに並べてあったり、 所要時間が書かれていたりするのは無駄を省きたい人にとってはいい。 そこまで効率効率言いながら生活してないし、 書き出し3行でおおよそわかる気もするが、 そういう工夫は面白いと思う。 そういう工夫を良いと思う人達がたくさんいる、 ということ自体もまた面白い。 すげえなビジネスマン。

私は正直ビジネスマンでもエンジニアでもないなあ。


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