だだもれ

2015年04月28日

今日はオタマの誕生日。5歳になった。すごいな5年も一緒にいるのか。 当たり前のことだが今のシノンよりも小さい状態から、こんなに大きくなったのだ。 しかし、この5年で私は何か成長したんだろうか。 このままではいけない気がする。

下の弟からWiiを借りることにした。 問題は映像を出力する機械と音声を出力する機械をどうするかだ。 WiiUならHDMIがあるので適当なPCモニタでいいのだが、 Wiiの場合はS端子だ。S端子からD-subに変換する機械は見つけた。 あとはD-subがあるモニタを何かしら買ってくれば良い。 サウンドはスピーカーがすでにあるので、そこまでつなげばいいだろう。 モニタがスピーカー内蔵である必要はない。

モニタはこれあたりか。 どうせサーバ更新する時にモニタ必要だし、 買うのが遅いか早いかだけのことではある。 サイズは20インチあれば足りるだろう。 WiiUでマリオカートやる、とかいうとデカい方がそりゃいいが、 ゲームやる時だけ使う物としてはデカすぎる。

でも、弟はプロジェクタを持っているので、それも借りれば 何も買わなくても遊べるな。とりあえずそれを試すか。壁の白さが足りるかはわからんが。

ついに生薬単位の運用に足を踏み入れることにした。 ひつじこの吐き気を少しでも緩和したい。私も大変だし。 妊娠中に安全に使える生薬は限られているが、 そのおかげで試すべきことがはっきりしてやりやすい。 当帰芍薬散に何を加えるか、ということだけだからだ。

漢方の情報があるサイトにはほぼ必ず「専門家に相談しましょう」とあるが、 自分でやってもそうひどいことにはならない気がしている。 「大半の漢方医はツムラしか出したことがなく、とても専門家とは言えない」 と言う人もいるし、新見正則の本なんかを読んでると、 しくじっても次を試せばいいだけで大した問題ではないと思えてくる。

そういうこともあって、生薬単位で買って、まずは単体で煮て飲んでみることにする。 半夏のように単体だと毒性があるとわかっているものはやらないが。 生姜を混ぜると解毒できることがわかっており、 半夏は六君子湯のように穏かなことで有名な方剤の中にも入っている。 つわりの薬として有名な小半夏加茯苓湯も当然半夏入りだ。

それにしても日本漢方の虚実はテキトーすぎだろう。 それでも実証と虚証だけならまだいいが、中間証ってなんだよ。

昨日のことだが、弟の件で漢方医に相談しにいった。 だいたい2週間ごとに薬を調整してもらっている。 本人を連れて行ければいいのだが難しいので、 私が症状を伝えている状況だ。 それで何が入っているのかを見せてもらったわけだが、すごい量だった。 もしどこかをぶつけて内出血してもあっという間に消えるだろう。 それでもこの状況なわけで、 ツムラの十全大補湯で癌が消える、みたいなことは、 仮にあったとしても相当稀なケースなんだろうなと思う。 そういうケースでは十全大補湯でなくても良かったかもしれない。

2015年04月27日

弟病院。CEAが44.9。最高記録更新。 癌が食道を占拠していた時よりも高いわけで、かなりまずい。 少量のゼローダでは止まらないということだ。 オキサリプラチンは量が少なすぎたし、3週間間隔では空きすぎる。 ただし、一ヶ月で2倍強なので、わずか18日で8倍になった 3月後半に比べれば遅くはなっているのかもしれない。 腫瘍マーカーは対数で見るべきものだからだ。 効果は遅れてくるらしいのでこのままでも止まる可能性はあるが、 期待できる状況ではない。 なので、今日は予定通りハーセプチンと、オキサリプラチン100mgで点滴。 標準量220mgに比べれば少ないが、 それでも副作用対策が必要な量なので、 点滴に5時間かかる。見届けずに帰ることにした。

白血球は70から46に減少。減ったのは大半が好中球で、 リンパ球の比率は25%まで上がっている。 ただしリンパ球の絶対数は若干落ちているので喜ぶわけにはいかない。 どうやったらリンパ球の数を増やせるんだろうか。 爪揉んだら本当に増えるのか?タダだし試したくなるけどな。 単純に爪を揉んでるような無為な時間があることが重要な気はする。

今後の予定。次の効果判定は5月末だが、中旬には 自費で他の病院で測ってもらうだろうから、5月3週には ハーセプチンが効くかどうかがわかるだろう。 これで癌の勢いが止まらないようなら、いよいよ血管内治療となる。 それで縮小させて、一定期間新しいのが出てこないとなれば、 残るものは放射線なりマイクロ波なりで焼くことになる。 しかし、どんどん新手が出てくるようなら焼くのは無理で、 その場合はかなりまずい状態になる。

そんなこんなで、いろいろ言い忘れた。皮膚炎のために ロコイドの類をもらいたいとか、味覚障害がきついので 何か手がないか聞くとか。 しかしロコイドはうちに余っているので送りつければいいし、 西洋医学で味覚障害をどうにかできるとしても亜鉛の補給くらいしか手がない。 ただ、血中の亜鉛濃度が下がっているかどうかは血液検査でわかるので、 それくらいはしてもらおう。 漢方では味覚障害はどう捉えてるんだろうなあ。

味覚障害は抗がん剤の副作用としてはあまり重視されていないようだが、 実は深刻だ。HbA1cに影響が出ている。 塩胡椒でおいしくないとなると甘辛な味付けに頼りたくなり、 摂取糖質量が増えてしまう。HbA1cが6.1まで上がってしまった。 一月半で1.2も上がるということは、ここのところの摂取糖質量が かなり多いということを意味する。 中性脂肪も209と、リピディルを飲んでいるとは思えない数値になっている。 一刻も早く体力を回復させて有酸素運動に励まねばならんのだが、 まだ回復が不十分な状況。

自分だったらココナッツオイル飲むくらいのことはするなあ。 強く勧めておこう。とにかく脂質代謝を活発化させないと 体温は上がらないし、体脂肪は減らないし、筋肉は減るしで、 戦いようがなくなる。私も自分で試すか。 最近体温低めで良くないし、ココナッツオイルを毎日一定量飲んで、 それで体温や体脂肪率、それに血圧がどう変化するかを見てみる。 バグイオのやつを多めに注文するか。

この日記は帰りの高速 バス内でmacで書いている。 指二本スクロールが案外便利な気がしてきた。 手を動かさなくてもやれる。電池がべらぼうに保つのがいい。 windows入れてこいつに全部統合してもいいような気がしてきた。

ここから先帰ってから。

4/21に以前から糖尿で世話になっているクリニックでCEAを自費測定してもらったのだが、 今日結果が来た。メールでくれるので実にありがたい。 値が5.0だった。ありえない。CLIA法によるとあり、メジャーな方式だ。 2.4→19.5→5.0→44.9というのはありえない推移だろう。 小さい方は糖尿で世話になったクリニックで、大きい方は癌でかかっている病院だ。 いくらなんでもズレすぎじゃね?元々CEAは絶対値にはさしたる意味はなく、 推移で見るべきものなのだが、検査法や機器でこれだけ違いが出ると 全くと言っていいほど役に立たない。

ココナッツオイルがまだ常温で固体なので、バターかオリーブオイルでいいか。

2015年04月26日

今日はひつじこがしんどそうなので、 オタマとシノンを自転車に乗せて長距離サイクリングをした。 まず大森のアトレ内のカルディに行き、鈴ヶ森公園でハムを食べてしばらく遊び、 品川のカルディでココナツオイルを買い、五反田まで行って、 池上を経由して、蒲田でケバブを買って帰った。 3人乗りでも案外行けるな。途中シノンは寝たり起きたり泣いたりだったが、 飲み物と食べ物を補給して、途中の公園で遊んだりすれば これくらいの時間は行ける。

蒲田駅西口のケバブ屋には、ケバブサンド、ケバブロール、ケバブカップの 3種がある。ケバブ丼もあるが無視。 ケバブサンドは普通のケバブで、パンっぽいもので肉とキャベツが挟んでいる。 ケバブロールは薄い小麦生地で巻いてあり、ケバブカップにはパン系のものがない。 それぞれ500円、600円、400円だ。 帰ってから重量をはかってみたところ、それぞれ280g、400g、300gだった。 うちではパンは余計なので、ケバブサンドは最もコスト効率が悪い。 ケバブカップが最良だ。

なお、ひつじこもケバブはモリモリ食べた。 もしケバブしか食べられなくなったら、その時は毎日買ってこよう。 ただしパン部分は危険なので食べていない。 血糖値が上がると楽になるのがつわりだが、その後下がった時に ひどいことになるのはわかっている。 糖分を食べ続けろ、と書いているものもあるが、 肥満か糖尿のリスクが高まる危険もあるので私はあまり良い気はしない。 よほど痩せ型であればいいが、普通以上の体型なのであれば 妊娠中に太りすぎることは良くないだろうし、 太らないなら太らないで膵臓にダメージが行くのが怖い。 とはいえ、食わねば入院して点滴、というところまで追い込まれているのであれば なんであっても食べられるものを食べる方が良かろうし、 こればかりは当人が決める他ないので 永遠に外野であるしかない男に言えることは多くない。

鳥は血糖値が300とかあるが、血管がやられず、サイズの割に長寿だ。 血糖が多いと血管がやられる、は常識だったはずだが、 なぜ鳥ではそうでないのだろう。 生物は形はすぐに進化で変えるが、化学的な仕組みはあまりいじらないという 印象がある。そういう所で根本改造しているとは考えにくいのだが。 ただ、血糖が300もある段階で、うちらよりもずっとエネルギー源としての 糖質を重視した設計なのは間違いないのだろう。 一体そんな糖をどこから持ってくるのだろうか。脂肪から糖は作れない。 筋肉を削りながら飛んでいるのだろうか。

なお、鳥はインスリンの働きが鈍いらしい。インスリン抵抗性というやつだ。 脂肪の合成が走りにくく太りにくいということだろう。 もしインスリンは有害かもしれない、と考えるのであれば、 これは一つの補強材料になる。鳥はインスリンの害が少ないからこそ 結構長生きするし、血糖が高くても大丈夫なのだ、というストーリーができるからだ。

明日は福島。オキサリプラチンとハーセプチンの日で、オキサリプラチンが結構大目なので ドキドキする。腫瘍マーカーを火曜に測りに行ったのだが、 結果が間に合わなかったので、現状効いているのかどうかがわからない。 効いていれば量を減らしてマッタリ行った方がいいと思うのだが、 わからない以上肝転移を止められる量が必要なわけで、高橋式に グレード2くらいの副作用が出る覚悟でやった方が妥当だろうということになる。

味覚障害が来たらしい。単純な亜鉛欠乏であってくれ。5FU系の抗癌剤は 亜鉛の吸収を抑制することがある。 血液検査で亜鉛量を測って小さければ、亜鉛サプリで状況を軽減できる公算が大きい。 しかし亜鉛量が正常であれば味蕾細胞がダメージを受けているということで、 そう簡単ではなくなる。

とにかく、早く体力を回復させて筋肉量を増やし、体温を上げ、 中性脂肪を正常化する、というところまで行かないと。 基本的な体力が衰えていては戦いようがない。 おそらく抗癌剤治療においては、癌を止められたとしても 体力を削られてジリ貧になるケースが多いのだと思う。 体力をむしろ上げていかねばならないのだ。 休んでりゃ回復する、という段階はもう過ぎたわけで、 もう鍛えないといけないんだろう。しかしやりすぎは逆効果なわけで、 そういうのの匙加減が下手な弟にはなかなか難しい。 近くで見ていて細かくメニューを調整するトレーナーみたいなのがいてくれればいいのだが。 私がそれをやりたいが、東京に引っ越してもらわない限り無理だ。 こっちにはこっちの生活がある。明日だって本当なら オタマは幼稚園のお誕生日会なのだ。行ってやりたいのである。

なんつうか、弟は苦痛に耐えるとか、負荷に耐えるとか、そういうのは強いんだと思う。 しかし、長時間辛くない範囲で運動し続けろ、とか、 ひたすら腹式呼吸し続けろみたいなのは全然ダメだ。 特に考えずに限界負荷で短時間、という努力の仕方しか知らない。 これがとにかく困る。しかし、私だって人のことは言えない。 全力集中短期決戦な仕事の仕方しかできないからな。

所持金が67円しかないな...ケバブも本当は4つ買おうと思ったのに金がなくて3つしか 買えなかった。そしてそれで67円になってしまったわけだ。 Suicaも残高が少なかったはずだし、そもそも現金がない状態で残高不明の Suicaで買い物なんてできるわけもない。 それでも福島には行けるんだけどな。

あ、財布の狭間から100円見つかった。

2015年04月25日

ひつじこ実家。なんかオタマ機嫌悪いなあ。体調が悪いせいなのか。 そして、何かと疲れやすいひつじこ。

脂の多い薄切り牛肉を焼いたものをご馳走になったのだが、 がっつり胃に来た。なぜだ。チーズ200gでなんともない 私の胃が、なぜあの程度の量の牛脂にやられてしまうのだろう。 よくわからないが、羊と牛の脂は胃に来る印象がある。 鳥も次いできつい。 豚はそうでもないが、量が多いときつくなる。 乳脂肪とオリーブオイルはかなり大量に食える。 脂も種類によって許容量がかなり違うようだ。

仮説としては、融点の問題である可能性がある。 牛や羊の脂は融点が高い。鳥はそれほどでもなく、 豚はさらに低い。しかしバターは融点高いぞ。だいたい牛 から出て来るんだから牛脂みたいなもんだろうに。 そういえばココナッツオイルはどうなのだろう。 今度50gくらい飲んでみるか。

ひつじこが吐いた。餃子を18時ごろ食べて、 その4時間後くらい。牛肉は16時台後半だった。 ゲロには朝飯のカレーも入っていたそうだから、 今日は胃がロクに動いていなかったということになる。 胃が動かない原因は、胃が冷えて弱っているか、 ストレスだ。ひつじこは平時であればほぼほぼストレスで 胃が止まる。中医学用語では肝胃不和といい、 加味逍遥散を出される状態だ。実際、以前は効いていたように見えた。 しかし妊娠中は牡丹皮はまずいという話なので、 加味逍遥散は使っていない。 水分が溜まりやすくなっているので、冷えという可能性もあり、 どちらかはわからない。

とりあえず吐き気といえば生姜。 しかし、吐く前ひつじこは生姜入りのコーヒーか何かを飲んでいた。 だから生姜だけで止まるようなぬるい吐き気ではない。 生姜でダメなら半夏を足すのが普通で、 生姜+半夏で小半夏湯という薬になる。 しかしうちには半夏単体なんてあるわけもない。 そこで、半夏を多く含む小柴胡湯と、抗ストレス剤である 香蘇散を併用してみた。飲んでもしばらくは気持ち悪がっていたが、 20分ほどで眠ったので、効いたのかもしれない。 小柴胡湯には生姜と半夏以外にも、人参、黄ゴン、大棗、甘草、柴胡、 と余計なものが入っているが、柴胡は抗ストレス剤だし、 大棗や甘草は半夏の副作用を抑える。 人参はたぶん余計だが、まあやむを得まい。 既成の薬を使う限り余計な生薬が混ざるのは止めようがないのだ。

そろそろ生薬で運用することも考えないとなあ。 加減がその時々にやれるし、とにかく安い。

2015年04月24日

糖質制限にもいろいろバリエーションがある。 野菜無用説を唱える人から、130gに抑えておけばオーケーという人までいろいろだ。 いろいろ見た感じ、理屈のまっとうさと説得力だけから言えば、 極端な人の方がマシに見えるのだが、ちょっと冒険になりすぎる。

それはそれとして、ここのところ私自身の糖質制限がかなり緩んでいた。 家にチーズあるんだからそれを食え、ということだ。 締め直そう。つうか、ケトン食の実験はやっておきたい気がする。

あ、そろそろココナッツオイルを使いやすい季節だ。買ってこねば。 適当にリアル店舗を回って探さないと。

ハッシュ関数って何?と唐突に思ったので調べていた。 大きく分ければ、検索のヒント、改竄の検出、の二つの用途があるように見える。 私が直面する状況ではほぼ前者だ。 デカいデータをコンテナにつっこむ時、同じデータは2個入れたくない、 ということがある。木に入れれば木の深さに比例する回数だけデータの比較が走るが、 すでにしてそれが耐え難いほど遅いくらいデータがデカいことはある。 こういう時には、デカいデータから小さな数字を生成し、 これが違えば異なるとして比較を省略できる。 違うデータから同じ数字が出てくることはあるので、同じ時はちゃんと比較をしないといけないが、 大半のケースでは違うので、かなりの計算負荷を削れる。 これは木を使っていても役に立つが、その数字で前もってデータを分類しておくと なおさら探すのが速くなる。ただし、データから数字を作る処理が遅いとかえって遅くなりかねないので、 計算した数字を覚えておいたり、計算が速い方法を採用するなりして工夫する。

なに今更こんな基本的なことを勉強してんだおまえ本当にプロか? 的なことを言われそうだが、別にいいだろ。

ハッシュテーブルはお引越しが起こる。 その時にガツンと止まるのが許容できないならば、 ハッシュ併用で木を使うという選択肢もあるんだろうな。 平均計算量が速くても最悪が遅ければダメ、という用途はあるわけだし。 でも今時はフレームレートが多少不安定でも平均して高ければその方が良いような気もする。

データがデカいだけなら問題はない。最初の部分がバラバラであれば、 そこですぐはじけるからだ。しかし、最後しか違わない長い文字列、みたいなのが たくさんあるとどうにもならない。この局面ではハッシュが生きてくる。 しかしファイル名なんかだと長さ自体が そこそこバラつくので長さが違うだけではじけるし、 長さが同じなら後ろから見ることでかなり速く違いが見つかることが大半だ。 ちょっといろいろな局面で本当にハッシュが良いのか確かめてみないといかんなあ。 木よりも縛りが多い分だけ運用上不利になることは多いような気もする。

もちろん、99%の用途ではstd::mapでいいんだが、 私はその残り1%に直面する事が多い場所にいるので、どうしても気になる。

Sunabaのmac移植を自力でやろうと思ったのだが、 その前にC#部分を除いておくことにした。この程度のUIならC++で書けばいいよ。 機種依存コードを極力削っておきたい。 そして、ブラウザ版につなげたい。 emscriptenでコンパイラとVMを走らせて、最後の描画はcanvasだろうな。 速度は不安だが、それが一番安い。

2015年04月23日

口内炎が引かない。 そして三黄瀉心湯のせいかわからないが、口が乾く。中止して、 麦門冬湯+半夏瀉心湯にした。でもあまり改善が見られない。 とにかく口が乾くのをどうにかしないと。水分代謝がおかしい。 以前もこんな状況の時期があったが、どうやって回復したんだっけか。

起きたばかりが一番ひどいな。 寝ている間は唾液が出ておらず口が乾いているせいだろう。 麦門冬湯で唾液が増えるというのは確かエビデンスがあったはずなのだが、 それほど効いた印象はないな。この程度の量ではダメということか、 あるいは錠剤だと効くのが遅いのか。 滋陰をやるなら麦門冬+地黄なんだが、丁度いいものが家にはないな。

昨日の夜はチームの宴会で、ひたすらしゃぶしゃぶの肉を食べていた。 口内炎のせいで酸味や塩味は食べにくいのだが、肉くらいは食える。 だが、最後にぬかった。 せっかくの飲み放題なのだからと最後に梅酒を舐めたら凄まじくしみた。 茶で洗っても痛みが引かない。取り返しのつかないことをしてしまった気がした。 今日も痛いのはそのせいかもしれない。

昨日Sunabaの研修を見てきた。見学のつもりだったが、 気がついたら九州大学でやってることとほとんど同じことをした上に、 その場のノリでフラッピーバードなるゲームに似たものを その場で作る実演をやったりした。 黙って書いていても仕方ないので、もちろん実況解説付き。 「きょうの料理」で平野レミが20分で4品作る回、 みたいなイメージでやったつもりでいる。 出しゃばりすぎたかと思ったが、どうも喜んでいただけたようで安心した。

プログラムをその場で書くのをライブコーディングとか言うそうだ。 私はそういうのは苦手だと思っていたのだが、 やってみたら案外できそうな感じだった。 しかしさすがに録画してる状況では緊張して無理だろうという気はしていて、 とてもニコ動に上げる、みたいなマネはできそうにないのだが、 それもやってみたら案外どうにかなるのかもしれない。 人前でしゃべるのは苦手だと自分では思っているのだが、 CEDECで話した録画を見た感じ、そんなに悪くなかった気がする。

というか、うん、たぶん私得意だわ。ライブコーディング。 でも、やはり「たぶん」としか言えない。 他の人がやるのを見たら敗北感に打ちひしがれるかもしれないからだ。 にわかに他の人がやるのを見てみたくなた。 他の人ってどういう感じにプログラム書くんだろう。 あんまり見たことがない。 会社で丸一日後ろに貼りついていれば多少はわかるかもしれないが。 すでに作り始めたものだとわかりにくい。ゼロから作る所を見たい。 しかし、何かをゼロから作り始めることはあまりない。 そして、実況解説があった方がやはりありがたい。 独り言をブツブツ言いながら作ってくれればそれでもいいんだが、 そんな奴いないよなあ。

ひつじこにつわりが来たようだ。かくなる上は準備をしないといけない。

2015年04月22日

今日はSunabaを研修に使ってくださっている会社に 見学に行けることになったので行ってくる。 本業は昨日一段落したので、まあいいだろう。 そもそも実際に物を作るのは他の人だし。

舌にできた血豆がつぶれた後が潰瘍になっていて痛い。 舌全体にピリピリした違和感があり、唾液も少ない。 単純に体調が悪く、栄養状態も良くないということだ。 実際腹にガスが溜まって苦しかったり、便が固かったりもしている。 食って寝ろってことだなこれは。 とりあえずしんどいので、四逆散で胃を動かしてガスを解消。 口内炎と便秘は三黄瀉心湯で緩和を期待。

2015年04月21日

肝転移にやれる治療としてはどんなものがあるか。 まずは普通の全身化学療法。 それから、癌に行く動脈に抗癌剤を流す手法。 同じように血管を詰めて癌を殺す手もある(TAE)。 あとはエタノールを注射して殺す手法(PEIT)、 ラジオ波で焼く手法(RFA)、 マイクロ波で焼く手法(MCN)、 手術による切除、放射線、などの手がある。

しかし、胃癌では全身化学療法以外は普通はやらない。 増殖速度が速くてもぐら叩き状態になってしまい、 度重なる治療で体力を失って逆効果になる。 気にならない副作用の範囲での全身化学療法で抑えられればそれが一番いいが、 肝臓は栄養豊富で腫瘍の増殖が早いとも聞く。 もし入院が必要な治療をやるなら、やった病巣に関しては 再発してこないレベルに死滅させないと効率が悪いわけか。

2015年04月16日

大抵のものはメジャーなやり方が一番いい。 特に癌治療は科学的な手続に基いて最も良い治療が標準治療として確立されている。 ただ癌の場合に問題なのは、その標準治療の成績を 受け入れ難いということだ。 あまりに受け入れ難いので、より効果が劣るかもしれない治療法を 試したとしても、失うものはさほど多くない、と考えたくなる。 究極的には納得するかどうかが問題ということになり、 最も良いとされている治療を受けたのだから仕方ない、 と納得できるならば、標準治療を避ける必要は全くない。 変な治療を受けたせいでこうなった、 と後悔するような事態はいくらでも起こる。

どのガイドラインにも 「杓子定規に適用しないでちゃんと患者を見ろよ」と 書かれており、まともな医師ならば匙加減はちゃんとやるはずだ。 実際弟は抗癌剤の量を8割に減量してもらっていた。 副作用対策も標準化されており、 入院でやれば何か起こっても責任をもって対処してもらえる。 メジャー病院でやることには当然の安心感がある。 しかも、実際に弟がやった時の副作用は軽微だったのである。 いかに生存期間中央値が1年あるかないかであったとしても、 その中央値をはるかに超える群に入っていると信じれば それで済むことではある。

ということはわかった上で、さてどうするか、という話なわけだ。 現状、休眠療法の類の中では高橋式が一番まっとうに見える。 怪しい代替療法が入りこむ余地がなく、理屈もすっきりしている。 「薬物代謝に個人差があるから一定のルールで増減して適量を決めよう」 としか言っていない。理屈上は標準より増えることすらありうるが、 保険の問題があるので実際には標準が最大量になるようだ。 この手法でありうる不利益は、 時間がない状況で手加減したために手遅れになる 可能性があることだろう。100つっこめば止められたのに 50しか入れなかったために止められない、 ということは論理的にありうる。 しかし、一回の増減幅が25%で、 初回を50%から始めたのであれば、2回分の時間的猶予があれば 100%まで到達する。その時間を払うことで、 100の量で大ダメージを受ける人にダメージを負わせずに済む。 また、標準よりも間隔を短くすれば、無駄になる時間は小さくできる。 ただし今度は保険の問題がついてくるので、簡単ではない。

高橋氏以外の休眠療法派は、もっと減らしても効くことがある、と言う。 だから、より少量から開始される。 しかしこの場合、止められなかった時に効くまで上げるのに かかる時間は長くなる。だから、間隔を短くすることは必須だ。 また、医師によっては効かなかった時に増量という選択肢を選ばない 人もいるかもしれない。増やせば効いたかもしれないのに、 他の薬を試してさらに時間を無駄にする、ということはありうる。

とりあえず、点滴の間隔を狭めるのは保険の問題があって難しそうだ。 点滴は大目にせざるを得ないだろう。 腫瘍マーカーを月1でしか測れない問題は、 別の医者で自費ではかることである解決できるので、 飲み薬の用量はそれで調整できる。 次回の点滴は量を増やす方がよかろうな。

「そんなものが効くならとっくに広く行われているはずだ」 「効くという証拠はない」は納得するための言葉としては弱い。 ただ、「やってみたが効かなかった」と言う人はいて、 これは参考になる。 また、「標準治療がなかった時代にはそれが普通だったが 当然成績は悪かった」という意見もあり、これも参考になる。 しかし、それならばデータがあるはずなのに、データがない。 疾患制御率なり生存期間中央値なりが示されれば それで十分反論になるのに、ない。 それも当然だろう。 効かないと思っている人は試さないからデータはない。 そして、やっている人も、 自分がやっている治療が効かなかった、という論文を発表する 動機があるとは思えない。

自サイトの引越しを本格的に考えねばならない。 sannetは名義変更ができないので、 支払いクレジットカードが親のもののままなのだ。 いいかげん自分で払うように直した方がいい。 後になるほど動かしにくくなるわけで、最良のタイミングは今だ。 生活に余裕ができたら、とか言ってるといつまでもできん。 まず、サイトの文字コードを全部UTF8に直し、 絶対URLが書かれている部分は全部相対に直す。 それで、まずは自サバに移して動作を確認する。 行ければ、レンタルサーバを確保してそこに置いて 動作確認する。確認が取れたらsannet側のhtml全ての 先頭に移行アナウンスを追加し、 更新は新しい方のみにする。 しばらく経ったらsannetを解約。

契約するのはソフトバンクの光かな。 WiMaxは実測値を調べた感じ、今の代替としては弱い。 5Mbps程度ではキツいだろう。しかし、 ひつじこ実家はWiMaxで十分かもしれん。 電波が家中に届くならその方が配線その他が単純で済む。 機械とケーブルは少ないほど良い。

2015年04月15日

休眠療法の提唱者である高橋豊氏の本には、 「抗癌剤は少なすぎると効かない」と書いてある。 人によって適量が違うだけで、少ない方がいいとは言っていない。 梅澤氏や三好氏は自覚できる副作用がない方が 予後がいいと考えているように読めるが、 どちらが正しいかはたぶん場合によるのだろう。

弟に関してもこれは迷い所だ。 しんどい思いをした方が長生きできるならそうするしかないのだが、 ずっとしんどいと何のために生きているのかわからなくなる、という問題もある。 できれば気にならない範囲に副作用を抑えたいものだ。 副作用を完全にゼロにしたい、とは言わない。 気にならない範囲では副作用があってもいいと思う。なにせ気にならないのだから。

古い方の梅澤氏の本では、少量の抗癌剤は免疫と相乗作用があって効く、 的なことを言っている。 しかし、梅澤氏の新しい方の本では免疫という言葉はほとんど出てこない。 そして高橋氏はそんな曖昧なことは一切言わない。 副作用さえないなら可能な限りつっこんで癌を殺したいという考えだ。 三好氏も免疫という言葉はほとんど使わない。

ひつじこが妊娠したっぽいぞ。めでたいが、 ただでもこの状況だからな、つわりが来たら大変だぞー。 全く仕事にならんことが想像される。 その分頭脳で貢献せんといかんなあ。

とりあえず、つわり対策をせねばならん。 つわりを軽くできるかどうかで困難の度合いが大きく変わってくるからだ。 オタマの時のような激しい奴が来ると本当にどうしようもなくなる。 なんといっても今回はまだ乳児がいるのだ。

まず、薬を云々する前の絶対条件として、シノンの卒乳を早める必要がある。 それには、こいつに食わせねばならない。 しかし厄介なことに、シノンは肉食女子であり、ほとんど肉しか食べない。 肉が食えないなら乳でいい、というくらいに肉食だ。 豆乳どころか牛乳も拒否だし、チーズや卵、豆腐も拒否である。 ナッツは危なくて食べさせられないし、納豆も気が向いた時しか食わない。 野菜で食うのはキノコとナスくらいである。大根と人参も食うには食うが、 腹の足しにはならない。

だが、ナスを食うなら手はある。ナスは恐ろしく油を吸う野菜であり、 うちのナス料理は大抵油ギットリなのだ。かなりのカロリーを供給してくれる。 うちで使う植物油はほぼエクストラバージンオリーブオイルなので、 植物油の食べすぎによる健康被害はほぼないと言っていいだろう。 ラードが合う料理ではラードを使うこともあるし、ゴマ油も好きだが、 最近は中華や和食でも容赦なくオリーブオイルを使っていて、 それに慣れてしまった。ひつじこはひじき炒めにまでオリーブオイルを使う有様で、 明らかに普通ではないのだが、慣れてしまえばどうということもない。 あとは肉を絶やさないことだな。特に鶏肉。牛肉は高いので オタマの弁当用のハンバーグ以外は買わず、 うちの主力は豚肉だ。しかし豚肉はほぐれにくく固いので、 適切な加熱と適切な切り方をしないと オタマは食べられない。その点鶏肉は優れている。 ただ、オメガ3脂が不足すると皮膚が悪化する恐れもあるので、 魚もできるだけ混ぜたい。ホッケとサンマは絶やさぬようにしよう。

うちの油の消費量。少なく見積っても一日に50mlはオリーブオイルが減る。 卵炒めでも、瓶をひっくり返して2,3秒はドクドク出すもんなあ。 50どころじゃないかもしれん。

2015年04月13日

おしっこ出にくい問題を最近あまり感じないな。 漢方飲みまくってたら治ったのか?よくわからない。 脱肛気味なのは補中益気湯で治せるっぽいが、 それだけ治すなら生薬が無駄に多すぎてお高い。 乙字湯は消炎剤が余計だし大黄で下す必要もない。 柴胡、升麻に黄耆が入ればいいんだから、 生薬買って煮て飲むのが一番安上りだ。それで効くならの話だが。 そろそろ長期に及ぶものについては生薬を買って置いておくことも 考えた方がいい気がする。なにせ安い。

今日は福島。だが先に土曜のセミナーについて記録しておく。

休眠療法は癌を小さくすることをハナッから目指さない。 見えている大きさの癌を抗癌剤で完治させようとするならば、 癌の体積が1/100になってもなお足りない。 元から見えないものであれば1/100になれば消滅するかもしれないが、 見えているものは1/100では不十分だ。 大抵はせいぜい1/10程度であって、こんなものは気休めでしかない。 弟の癌はDCFで派手に縮小したが、 それでも1/10程度だ。肺は1/4程度だろう。 おそらく最も良い手段は、あの時に継続的に少量抗癌剤をやることだったのだろう。 今にして思えばだが。治療中断期間があったことも、肺の手術をしたことも、 おそらくは正解ではなかった。 しかし、あの時点での情報で少量抗癌剤治療を選ぶというのは土台不可能だった。 だいたい誰もやってくれない。

さてセミナーの話。まず抗癌剤の選択は、癌が発生した臓器よりも、 癌がいることで血液に出てくるいろんなものを参考にして決める、 というのが面白かった。他でそんな話を聞いたことはないし、 帰って調べても全く出てこない。 血液検査は自費になり、2万円。 マクログロブリン、α1アシドグリコプロテイン、アミロイドA、アンチトリプシン、 といった項目を使うようだ。他にもあったがメモしきれなかった。

癌はある程度の大きさになれば、それぞれ特有の代謝をし、 結果いろんなものが血液に出てくる。腫瘍マーカーもその一つだ。 それでどの抗癌剤が効くのかの目星をつけるにはどうすればいいのか、 ということなのだが、その詳細は語られなかった。 単に経験上のものなのかもしれないし、 何かしらの理論があるのかもしれない。

何か仮説は立たないかな。例えば5FUはDNA合成を阻害する。 DNAの材料のフリをして細胞に入っていき、DNA合成に使ってみたら形が合わなくて ストップしてしまい、これで細胞が死ぬわけだ。 さて、このような薬はどんな代謝をしている細胞に効きそうだろうか? さっぱりわからん。細胞分裂の時にいろんなものをあるべき場所に運ぶ機械的な所を 邪魔するタキサン系、DNA合成時に邪魔をする白金系、 まあいろいろあるんだが、「こういう代謝してる奴にはこれが効く」 という推測なんて可能なのか?

一回診察受けてその検査をやってもらわんとわからんなあ。 2万+セカオピ3万と考えると、無駄になってもあきらめがつく額ではあるのだが、 問題はその血液検査が「一ヶ月抗癌剤をやってない状態」でないとできないことと、 東京まで行くこと自体が体力を消耗することだ。 せめて効果判定を一回やって今やってることが効くのか効かないのかを 明らかにしてからの方がいいんだろう。

あと細かいこと。1/10量とかで抗癌剤をやって効かない時はどうするか? 量を増やすよりは種類を増やしたり変えたりした方がいいと。 増殖を止める量は相当少なくて、殺す量とは全然違うし、 そもそも全く違う機構で効いている可能性すらある。 だから、止まらない状態で量を多少増やしても、殺す量には遠いし、止まりもしないと。 理屈は通る。仮説だが。

ゼローダは1800mg隔日と資料及び本にはあるが、1200の間違いらしい。 正確には、1800から始めたがすぐ1200にしたのだそうだ。 普通は3000くらい飲むが、28日中21日しか飲まないので3/4して日あたり2250だ。 1200隔日というのは日あたり600で、標準量の1/4程度となる。 これが「増殖を止める量」なのかどうかは試してみないとわからない。 弟は1800でしばらくやって吐き気が来たため、 昨日から1200に落としている。 マシにはなったようだ。これで血液検査に問題がないのであれば、 吐き気止めを常用することでこの量を続けられる。 週1の点滴で吐き気が出ても、点滴の次の日に食欲がなくなる程度で済むが、 毎日あるいは隔日で飲む薬で吐き気が出るとずっと食えなくなるので、 それはマズい。吐き気止めが有用なら使うべきだろう。

で今日の話。 ピシバニールは1KE、それにレンチナンの点滴。 本来ならオキサリプラチンをやるはずだったのだが、 週1でのオキサリプラチンは保険を通せないとの判断で、 3週に1度しかやれないとのことだった。 出してみたら通るかもしれないが、病院的には経営の問題もあって 危険を冒せないらしい。もし通らなかったら病院の持ち出しになるので 私立の病院であることもあってそれは辛いのだ。

さて厄介なことになった。 シスプラチンなら週1でもやれるっぽい話だったのだが、 こいつは腎臓を壊す副作用があり、 大量の水分を点滴して尿を出しまくらないと怖い薬である。 いかに量が少ないとはいえ、外来でチョロッとやっていいのか? というところに不安があるそうだ。 これに関しては弟が水分をガブ飲みして 五苓散か何かで利尿してしまえば済みそうな気もするわけだが、 医者的には過去に腎臓障害を出してしまった反省もあって 気が乗らないらしい。 とりあえず第一回の効果判定まではこのまま行くしかないのかなあという気はする。 ゼローダだけで止まるならそれに越したことはないのだし。 とにかく、今は手術のダメージから立ち治って、 普通に働ける程度の体力を取り戻すことを優先しないと、 気力は萎えるし、筋力は落ちるしでとにかくマズいのだ。

胃癌に使える抗癌剤。5FUかTS1かゼローダかUFTかフルツロンから選ぶ。 あとシスプラチン、オキサリプラチンから1つ。イリノテカン。 パクリタクセルかドセタキセルから1つ。あとは滅多に使わないが保険が効くもの。 マイトマイシン。アドリアマイシン。エトポシド。シタラビン。シクロホスファミド。 低用量で試すのは悪くないのだろう。

今後の方針。とりあえず来週血液検査っぽいのだが、 主治医的にはハーセプチンで行こうという気になっており、 ハーセプチンをやる寸前のCEAがデータとして欲しそうだ。 ハーセプチンは普通の抗癌剤と一緒でないと 保険を通らない。 オキサリプラチンと一緒にやるなら27日まで待たねばならないので、 腫瘍マーカーの測定は27日になるだろうし、 シスプラチンで行くなら20日にもやれる。 どっちになるかはわからんが、 無駄を承知でそのへんのクリニックに行って自費で CEAを測っておいた方がいい気がするな。なにせ大した額じゃない。 効くなら1週間でもわかると言うし。 何にせよ、あまりに状況が流動的すぎるので、来週も行かねばならんなあ。 医者の言葉を翻訳して家族に伝えるだけでも意味がある。 主治医の先生容赦なくモデュレーションとかコントラバーサルとか言うからなあ。 私がいるからかもしれんが、私がいても60過ぎが2人と、 普通に詳しくなさそうな患者がいるんだから配慮した方がいいだろう普通。 いい人だからそれくらいは別にいいけど。

ハーセプチンやる時のレジメンが問題だな。 標準でやればシスプラ80とかになって、 この弱ってる状態では大ダメージを受けかねない。 休眠的にハーセプチンを使ってる先生に助言を乞いたいところだが。

こんな状態なので、ひつじこ両親の建築家相談に同行する予定だったのは 申しわけないがキャンセル。来月は病院に同行しよう。 つうか、ジャヌビアがなくなった分糖質カットを厳しくしないとマズいことは ちゃんと伝えないと。なにせ6.1だ。6.3まで上がれば異常値なわけで、 薬を追加されかねない。 薬なしで余裕をもって6未満に収まるところまで改善せんと、 これ以上薬を削るのは難しい。説得力がない。 だが、スタチンと降圧剤は削りたい。スタチンに毒性があると考える人がいて、 結構もっともらしい理屈なのだ。

あとは前立腺縮小のアボルブだな。1月からだから7月までは飲み続けるだろう。 縮小効果が最大に達するまで半年くらいはかかる。 そこで手術するか薬を飲み続けてそのまま行くかを決めることになるのだが、 これはなかなか簡単ではない。 金が無限にあればダメ元で漢方を試す手もあるんだが。 前立腺肥大は漢方的にはオ血であって、 大黄牡丹皮湯や騰竜湯あたりで散らすべきだということになる。 しかし、大黄が問題だ。 漢方を信じていない高齢者に大黄入りを飲ませるのは不可能だろう。 そもそもエキスにしても煎じにしてもマズすぎる。とても続かない。 ちょっと漢方医に電話で相談だけしてみようかなあ。 「期間限定で手術前に縮小させることを目的とした時に漢方は有効か?」と。 飲んでる間だけ症状が緩和される、という感じだと無期限になってそれは無理だ。 ついでに嗅覚障害についても聞いてみるか。経験があるかどうかだけでも。 一定間隔で電話してるんだし、次の時でいいな。

2015年04月12日

今日は午前中オタマとシノンを連れ出して公園、続いて河原。 その間ひつじこはせっせと家を片づけていた。

本棚が来たので組み立て。180cm級で5000円というだけあって、 安物だ。背板はベコンベコンだし、いろんなところがチャチい。 一度バラしたらもう一度組み立てられないんじゃないかとすら思う。 なにせパーティクルボードなので、ネジを入れた所の強度が不安すぎる。 引越しの時には廃棄だろうな。 しかし、これがあれば大量のオタマおもちゃを格納できるはず。

4/11はがん治療のセミナーを聞いてきた。 自家がんワクチンと休眠療法。

自家がんワクチンについては、効いた例はあるようだ。 肝臓癌では前向きランダム試験までやっている。 しかしそれが弟に効くかはわからない。 癌のように個体差が大きい病気に関しては あらゆる治療についてそれが言えるので、 これに関してはいくら考えても無駄だろう。 やるかやらないか、そのお金を払えるか、 というだけの問題である。

自家がんワクチンという手法は、免疫を使う手法の中では 妥当なラインにあるように思う。 リンパ球を取り出してがんを覚えこませて増やしてから戻す、 という手法は高くつきすぎる。体の外で細胞を飼うのは大変なことだからだ。 かといって、死んだ細菌やらキノコやらをつっこんで 「適当に免疫力上げとけ」的なアプローチは効きが悪い。 がんを認識させる、というステップは踏みたいわけだ。 自家がんワクチンは、がんの断片を注射して体の中で敵を覚えこませるという、 うまく行けばハッピーな手法に思える。 それが本当ならば、の話だが、 真偽を確認する時間はない。

自家がんワクチンはセルメディシンという会社がやっていて、 前向きランダム試験があり、また、その内容はともかくとして 奏効率などの統計データがある。 また、医療者向けに論文リストなどを載せた冊子も作っているし、 他の免疫療法を口汚くののしったりもしていない。 一方、日本で一番メジャーな免疫療法会社のサイトは少し違う。 医師向けの情報がない。前向きランダム試験がない。 ワクチンなどの他の手法をこきおろす文章がある。 症例はあるが統計がない。つまり、「効いた例」 はあるが、「それが何割か」が書かわれていない。 さらに効いた例についても、それがどれくらい稀なことなのかは 書かれていない。確率的にどれくらい低いのかが書かれていた上で、 全数がわからなければ、それに意味はないのだ。

でもまあ、成功例を声高に言うのは同じだし、企業なんだから当たり前だ。 「企業は信用できない」という考え方はおかしい。 もちろん、企業が儲けを追求していればうまく回る、 と言える度合いは産業によって異なるわけで、 医療はとりわけ営利目的だけではマズい産業だ。 まして癌の場合、外れを引いた患者は死ぬのであって、 たまたま生き残った人だけがその効果を宣伝するのである。 成功例が目立ちやすい。失敗した人の家族はそういう怪しい治療を やったということを公言しにくい、ということも有利に働く。 ただ最近はブログのおかげで、 外れを引いて死んだ人の存在が消えずに残ることが増えている。 実際、肉腫で自家がんワクチンをやった後に 亡くなった人のブログが残っているのを見つけた。 誰にでも効くわけではないのは明らかだし、 効いたとしても癌で死なずに済むほど効くことはほとんどなく、 それがワクチンによるものかどうかも定かではない。 「やったけど亡くなった」という記録が多数残る時代になることは、 悲しいことではあるが医療のインチキを防ぐ抑止力にはなるかもしれない。

それにしても、「150万一回で終わり」というのはつくづくいい値付けだと思う。 払えるじゃんそんな額。終わりのない免疫療法に行く客の一部を 確実にぶん取れる価格設定だ。そっちの人が「免疫療法の原則に外れている」 とか書いて攻撃姿勢をあらわにするのもわかる。

がんワクチンに限らず、その手の効果が怪しい治療については、 しっかりと臨床試験をして効果ありと判定されるまでは勝手にやれないように 規制すべきだ、という意見がある。 例えば 「日本のがん臨床試験の 問題と現状-がんワクチンを例に-という文書には その問題について書かれている。 実にもっともで、ガンビジネスのようなものがはびこるのを止めるには、 効果がはっきりするまで熟ることを禁止するべきだということになる。 もちろん、禁止されれば、 それが実際に効果があるものだったとしても使えなくなるわけで、 困る人は出るだろう。しかし、無駄に金を失う人は減る。 まして、それに望みをかけて勝ち目のある治療をする機会を失う人が出てくれば、 害は金だけではない。 払う金がある人が地雷を踏んで進歩させてくれるならそれで良くね?と思う一方で、 「金がない人は死ねというのか」という叫びに無感情でいられるわけでもなく、 難しい問題だ。 ただ、国家の予算で莫大な金をかけて臨床試験をやるべきだ、 とは私には思えない。それは国家の領分なのか? そして、世界的に見れば、「金がない人は死ね」は普通なのである。 日本が医療においてはユートピアすぎるのだ。

ひたすらブログの類を漁っていて、 自家がんワクチンに批判的な記述がやっと出てきたと思ったら、 「手術も成功してるし予後が悪い癌でもないじゃん。不要だろ」 的な返答ががんワクチンの会社から来たらしく、 やらないことになったらしい。誰でもいいからやって実績増やしたい、 というわけでもなかったのか。ちょっと好感度アップ。 そしてそのサイトの人がまだ生きてるみたいで安心した。 こういうことは多くない。 にしてもアバスチン32回に樹状細胞ワクチン20回か。どれだけかかってるんだろう。

2015年04月10日

やさしい、というのがどういうことなのかは、私にはよくわからない。 しかし、もっと根本的な所で、 「相手がより良い状態になるようにしたい」と思えばそれでいいと思う。 それが優しいのか優しくないのかはどうでもいい。

相手がより良い状態になるようにしようと思えば、 相手のことを知らないといけないし、わかろうとしないといけない。 例えば、「何々して」「何々しないで」と言われた時には、 なぜそう言うのかをわかろうとしないといけない。 相手に何が見えているのか、何を感じているのかを知らないと、 相手にとって何が良いかはわからない。 そんな感じにしていれば、大抵はやさしいと思われるんじゃないかと思うが、 そうとも限らないな。要求を聞くことが優しさだと思う人は多かろう。

みたいなことをオタマと話していたような気もするし、 そんな大層な話でもなかった気もする。

技術部門がライブラリなりサービスなりを提供する時にも同じことが言えるが、 会社の場合はもっと殺伐としている。 相手は当然のように要求を持っていて、 その要求が満たされることにしか興味はないと考えた方が、たぶん道を誤らない。 「あんたの言う通りにやったら後で困るよ」なんて言おうものなら、 「なんだかんだ言ってやりたくないだけじゃねえか。使えねえよこいつら」 的な印象を持たれて終わると思っておくべきだ。 その状況でいかにして相手のためになることをし、 相手のためにならないことを避けるかが腕の見せ所ということになる。 うまく行かせるために一番大切なことは、信頼関係を作ることだ。 「自分の前にいる相手は合理的である」という仮説から出発することは 絶対に必要で、 「一見論外な要求に思えるが、それはこっちが相手の事情を理解していないから そう見えるのではないか。では一体何が見えていないのか?」と考えていく必要がある。 実際、多くのケースでは、こちらには相手の現実が見えてない。 相手の現実を理解すれば、相手の要求が妥当であることは多いのだ。 その仕事を自分でやらず他人に押しつける気分になって話を聞くのも いい方法である。そうすると「やりたくない」という感情によって 判断が濁るのを防げるからだ。 その意味では、自分で手を汚さない管理職の類が相手の要求を聞くのは 悪いことではない。もちろん弊害も多く、 現実には実作業をする人間も交えて話をした方がいいとは思うのだが。

昼間こんなことを考えてしまうような出来事があった。

2015年04月09日

ひつじこの風邪が続く。困ったな。どう考えても疲労から来ている。 幼稚園は休みだったわけで、ウィルスを持ち帰られたわけではない。 そのへんをうろついている弱い奴に侵されるくらい体が弱っているということだ。

ひつじこは、私が福島に行ったり、仕事で忙しいとてきめんに弱る。 これは家事負担の大小の問題ではないなあ。

2015年04月08日

次の手を打つべく、がんワクチンを扱っている病院が電話相談をやっていたので電話。

ひつじこが疲労+風邪。熱は平熱だが、足が冷え、とにかく寒いと訴える。 こりゃ麻黄附子細辛湯だろうと思ったが、今は麻黄も附子もできれば使いたくない。 仕方ないので、当帰芍薬散+補中益気湯に生姜パウダーとシナモンをごっそり足した スープを飲ませた。細辛がないが、当帰四逆湯的な意図。 すごくマズいらしいが、体は温まって、38.1度まで発熱。 その後しばらく寝ていたら解熱したようだが、まだ調子は悪そう。 悪寒が熱感に変わりつつある。明日は小柴胡湯かもなあ。 あるいは香蘇散か参蘇飲か。

2015年04月07日

福島。

弟が9:30に受診というので、バスでは間に合わない。 電車で行くことにした。常磐線は品川発になっており、 乗り換え一回でいわき駅まで行ける。 大変便利だ。席一つ一つに電灯で予約済みかどうかが わかるような表示がつき、その点も便利になった。 しかしバスの倍額というのは痛い。

さて休眠療法で行くわけだが、休眠療法という言葉に定義はない。 主治医の先生も初めての休眠療法であり、 全くわからない状況である。 東京の先生からもらった処方例と 標準量を見比べて、「メチャクチャ少ないねこれ、どうしましょうか?」。 いや、どうしましょうかと言われても困るのだが、 ともかくも一回はやってみないと仕方ない。 そのメチャクチャ少ない奴で行きましょうということになった。 すなわち、オキサリプラチン25mg/body、ゼローダ隔日1800mg/body。 オキサリプラチンは標準量なら220mgとなるから、1/9程度だ。 しかし元は3週に1度なわけで、毎週やるなら75と、総量では1/3程度になる。 そんなにべらぼうに少ないわけではない。 一方ゼローダは600-3000mgと書かれていたが、隔日とは書かれていない。 とりあえず持っていった別の先生が書いた休眠療法の本にあった量を採用した。

CEAが19.5まで上がっていて一刻も早くガツンと 抑えつけたい気持ちで一杯なのだが、 回復が不十分で気力も萎えているこの状況で ガツンとやって体力を奪ってしまえば元も子もない。 効けば二週間後には腫瘍マーカーが変化する、 という話を信じて、ともかくもこれでやることになった。

しかし、薬の量が決まってそれで終わりというわけではない。 点滴には手順というものがある。 まず副作用防止のステロイド剤を入れて、次に本体、 そして点滴を全身に向けて押し出すための生理食塩水。 つまり3つの点滴が必要になり、所要時間は140分だ。 しかしこれは標準量つっこむ時のための手順であって、 標準量220mgに対して25mgしか入れない今回の点滴で ここまで周到にやる必要はない可能性が高い。 実際、持っていった本には「本体を100mlの生理食塩水に溶かして15-20分。以上」 と書かれている。しかしいきなりそれは怖いので、 今回は本体の液量を250mlから100mlに落とし、 時間を120分から30分にするに留まった。 副作用が皆無、という実績が出れば、来週からはより簡略化できる気分にもなるだろう。 休眠療法をやるということは、こういう所から再検討しないといけない ということだ。毎週やるとなれば患者の時間負担は相当なものになるわけで、 不必要に周到なやり方は害にしかならない とりあえず吐き気が出ないで済むのであれば、 ステロイドはリンパ球を減らすので省きたいところではある。

ともかくも、こんな状態でも休眠療法をやってくれる 先生に当たったのは本当に幸運だと思う。 熟練の腫瘍内科医に当たる方がいい気もしなくはないが、 そういう人は標準でやるのが普通だろう。

さて、ともかくも治療は始まった。 夜の段階ではオキサリプラチンの副作用はない。 ゼローダも今日の晩に飲んだそうだ。 副作用が出るとすれば、明日か明後日にオキサリプラチン由来の吐き気が出て、 その後はじわじわとゼローダの副作用が出てくることになる。 来週の月曜に副作用が皆無であることを祈ろう。 副作用が出るほど薬が効く、なんてことはないからだ。

しかし、効かない時のことは考えておかねばならない。 薬を変えるか、薬を増やすか、肝動注療法に突入するか、あるいは放射線を当てるか。 これは再来週あたりには決定できるようにしておく必要がある。 結果が出てからオタオタしたのでは時間が無駄になるならだ。 3/12に2.4しかなかった腫瘍マーカーがわずか18日で19.5まで上がったわけで、 ここのところの弟の状態の悪さは相当にマズい状況である。 体温は低いし、あまり元気がない。癌の蹂躙を許してしまっている。 最短でもあと21日間は化学療法だけで行くわけで、 その間に取り返しがつかないことにならないとも限らない。 もし今週の副作用が本当に皆無なのであれば、 来週の点滴は3倍にしたっていいんじゃないかとすら思う。 25mgを75mgにしても、標準の220mgの1/3でしかない。 3週間あたりで言えば同じ量であり、 多くの人は標準でも数回以上耐えることを考えれば、 最初ガツンとやってもいい気はしなくもないわけだが、 しかしやはり副作用で体力を奪われるのは怖すぎる。

さらに、がんワクチンをやるのか、今すぐやるのか、 といったことも決める必要がある。 11日のセミナーを受けた後で決断することになるだろう。 失うものが金だけで、許容できる額という結論であれば、 やらないという話にはならないと思う。 念のため久留米大学のペプチドワクチンの治験も申し込んでみようか。

休眠療法がらみの書籍ですぐに見つかるものを5冊ほどアマゾンに注文。 今図書館から借りている三好氏の本は7000円とかになっているので、 メモしまくるに留める。他の本はプレミアなんてついてないんだが。

今日はひつじこ両親が病院。 同行するつもりだったが、しなくても大丈夫とのことなので行かなかった。 できるだけ自分で自分の体調に関心を持って理解し、 医者とも話をする、というのが大切なことなので、 それはそれで良い。

父上は2ヶ月前には6.7だったHbA1cが6.1まで落ち、 晴れて正常範囲となった。ジャヌビアを廃薬できたらしい。 しかし、ジャヌビアありでの6.1なわけで、 ジャヌビアを抜けば7くらいまで上がってもおかしくない。 糖質制限を強めるなり、先に繊維質を食うなりしないと 値を正常範囲内に留めおけないだろう。 その覚悟を持ってもらなわいといけない。 5.5くらいになるまではジャヌビアは抜けないだろうな と思っていたのはそういう理由による。 果物以外の手段でガス抜きをせんといかんなあ。 あとは前立腺肥大がどうなってるかが気になる。

母上は現状維持。減量が停滞してるのをどうにかせんといかん。 風呂上がり測定で体脂肪率39%は相当メタボだ。 でも、なんで減らないんだろうなあ。糖質を食ってるか、 脂質/蛋白を食いすぎてるか、あまりにも代謝が低くてエネルギーが余ってるか、 さてどれが主因なんだろう。できるだけ精神負荷をかけずに原因を除きたいのだが。 努力を最小にして痩せさせる手を考えないと。

ともかくも、薬をゼロにして。何かない限り医者に行かないのが普通、 というくらいにしないと健康とは言えない。

ジャヌビアは炭水化物を食べた時だけインスリンを出す薬。 食べなければ出さないので、血糖値を落としすぎたり、 無駄に膵臓を痛めつけたりはしない。 しかしそれでもインスリンを出させることに違いはなく、 膵臓は疲れるし、インスリン自体が毒なんじゃないかという疑惑がある。 そもそも糖質制限していればこの薬が働くこともないわけで、 余計な副作用とコストを払うこともない。 なくなるのは歓迎だ。しかし、HbA1c6.1というのは炭水化物を結構食べてないと 説明できない数値だ。膵臓の壊れ方が軽微なのはわかっているわけで。 結構食べてる状況で薬を除けば、値は上がるだろう。マズいなあ。 覚悟をもってもらわないと。

ひつじこ母上の嗅覚障害を治すべく、ダメ元で漢方医の所に連れていきたいのだが、 減量があらかた終わってからにしたい。減量で治るなら漢方いらんし。

つうか、弟のことが頭から離れないので仕事にならん。 来週もう腫瘍マーカーを計った方がいいんじゃないかとか、 副作用が軽いようなら結果を見る前に薬を増量した方がいいんじゃないかとか、 がんワクチンを早めに手配した方がいいんじゃないかとか、 それはもういろいろと頭に浮かんできて仕事どころじゃない。

クレスチンとかレンチナンとか、そういうのって案外高いのな。 クレスチンは1日3gで、1gあたり430円。一日1300円で月4万だ。 3割負担で1.2万。キノコだろ?茯苓いっぱい飲んでるし いらなくね?とか思ってしまうんだが、 とりあえずしばらくはいいか。ピシバニールは0.5KEで1700円と高くはないのだが、 あれ?なんかもっと高かった印象が。 なんにせよ、今はコストを云々言っていられる状況じゃない。

ひつじこ疲労で発熱、頸部リンパ炎症。昼子供二人を公園に連れていって 少しは休ませたが、少しだ。補中益気湯飲んで寝ろ、としか言いようがない。 清熱の薬でも飲ませればマシになるかもしれないが、 今は使える薬が限られている。 あーでもそれがなかったら何が適合するんだろ。明らかに寒証で、 出始めなんだから辛温解表を試すのが基本。 いきなり消炎しようとして黄蓮解毒湯、というのはたぶんマズい。寒証が悪化する。

弟。今日のところは抗がん剤の副作用は感じないらしい。 このまま月曜まで全く何も感じないレベルで済めば、増量という選択肢が出てくる。 ガツンとやるのは危ないが、副作用がゼロのまま増量できるなら増量して 効かせた方がいいようにも思えてくる。 ちょっとセカオピ行ってこようかなあ。

癌を足止めできる範囲で副作用を減らすという考え方と、 副作用が耐えられる範囲で癌の勢いをできるだけ削ぐという考え方。 前者は足止めできる量が耐え難いほど多くなるかもしれない。 後者は足止めできずどんどん悪化するかもしれない。 現実的には前者にならざるをえない。足止めできているかどうかは 腫瘍マーカーで厳密にわかるが、副作用が耐えられるかどうかはかなり曖昧だからだ。 よほどひどいことにならない限り、足止めできるまで増量する羽目になる。 そう考えると、初回は標準量でガツンと行き、足止めできたら減らす方が良かったのか? いや、しかしそれはそれでダメージが怖い。 バランスをとってもう少し増やしても良かったのかもしれないが、 一週間最小量で様子を見るくらいはいい気もするし、なんともわからない。 つうか、こういう匙加減は医師におねがいしたいわけだが、 医師もやったことがないのでやりようがないのである。 やっぱりやってる医師におおよそのことを教えてもらわないとダメだなあ。 しかし、普通に考えて診察を受けていない医師に教えてもらう方法なんてない。 何らかの形でお金を払わなければ教えてもらう資格はないだろうと思えば、 セカオピに行くくらいしかないよなあ。 主治医の先生が休眠療法をやってる先生と親しい知り合いになってくれたらいいんだが。

民間薬と漢方は違うと言うが、そんなに違うかな。 葛根湯の類だって元々は民間薬だろう。 同じ名前でも組成も一種類ではなかったりするし、 そもそも生薬なんて個体差がデカいわけで、 それぞれの生薬をなんぼ入れるかは質によって変わってくるはずだ。 何々何グラム、と律儀にやっても、使う生薬の質如何で別物になる可能性は高く、 そのバラつきをどうにかする所まで含めてやらない限りは分量が厳密に 決まっているなんて とても言えない。

イリノテカンは5週で150mg/m^2を2回か、100mg/m^2を3回。1.7m^2なら、 5週あたり500mg/bodyくらい。本にあった40mg/週だと5週あたり200mg。 2/5くらいか。そんなにべらぼうに少ないわけでもないわけだな。 あー副作用の出方の検査結果聞かないと。

来週月曜も行った方がいい気が濃厚にしてきた。 アマゾンに注文した本は全部福島に直接送りつけてしまったから行かないと読めないし。 しかし、あまりにもしんどい。ここからできる限りの支援をしよう。 確認すべきことのリストを作って送ることと、電話でよくよくコミュニケーションを取ることだな。

新しい放射線療法。癌細胞に硼素を食わせ、中性子をぶつけると、 硼素に中性子が当たってアルファ線を出し、これが細胞を破壊する。 硼素を食っていない正常細胞はやられない。 硼素を選択的に癌細胞に食わせる方法はよくわからない。 食わない癌細胞は絶対にいるはずで、殺しそこねが発生しそうな印象がある。 あと問題はコスト。従来中性子は原子炉からしか出せなかった。 これではとても使えない。しかし中性子を小型の加速器で出す目処が立ったらしく、 民間施設にも置ける大きさになる見込みがあるという。 放射線はできるだけ新しい機械で受けないと損なのだなと思う。 できるだけ後に取っておきたいが、それは他の手段で年単位の延命が可能になる場合の話だ。 脳転移でもしようものなら今すぐにでも放射線治療を受けることになるんだろう。

恐ろしいまでに楽しい話題がないな。オタマもシノンも順調に成長していて、 シノンもだいぶ人っぽくなってきた。本来なら相当楽しい時期のはずなんだが、 正直楽しむ余裕がない。

2015年04月05日

オタマのアザを消すべく、漢方祭。 だんだんアザが消えてきた気がするし、痒さも軽減してきたようだ。

痒みは自然に治っただけである可能性がある。 しかし、アザに関しては月単位で変化がなかったので、 薬の効果である可能性は高い。 何が効いているのかはわからん。 無駄な薬を使いたくはないので、できれば絞りたいのだが。 紅花だけ、とか、丹参だけ、とかで効くなら非常に安くて済む。 いずれもグラム10円未満で、一日量6gなら50円程度になる。 まっとうな方剤になるとグラム20円以上になる。 まあいずれにしても、最近注文している漢方薬局は本当に安い。 いろいろ教えてくれるし、本当ありがたい。

当帰芍薬散と五苓散はよく似ている。水を抜きたいだけなら 五苓散の方がシャープに効きそうな気もするのだが、 血流改善を兼ねるなら当帰芍薬散の方がいいんだろう。

九州行きの航空券を予約。購入は念のため日付の確認をしてからにしよう。 間違ったら自腹になる。割引のある切符はキャンセルできなかったりするからな。

mac book air買った。5月中旬までにSunabaのmac版移植を自分でやりなおし、 macに慣れ、授業はmacでやる。 thinkpadX201sを普段使っている用途のほとんどは macでもできるはずだから、基本的には移行するつもりでいる。 元々X250を買うつもりだったが、なしだ。 windowsでないとできないことが出てきたら、 macにwindowsを入れてやる。 そんなのはvisual studioで何かを作らないといけない、という時くらいだろうが。

世間的にはmacの方が使いやすいという評判なのだし、 心を無にして慣れればきっと慣れるのだろう。たぶん。

明日は弟の抗がん剤一回目。 なので福島。にしても金の持ち合わせがないな。カードで切符買わんと。

2015年04月03日

「見捨てられたがん患者さんへ 休眠療法が"がん難民"を救う」 という本を読んだ。11日にその著者の病院にセミナーを受けに行ってくる。 がんワクチンの話と、休眠療法の話。

休眠療法の詳細を見ていると、 標準量の1/4くらいの量を毎週やる感じになる。 元が3週間を単位としている場合、薬の使用量は3/4になるわけだ。 つまり、実は大して減らない。 医者に払う技術料や通院の手間を考えれば、 標準よりも経済的な負担は大きいかもしれない。 もちろん体の負担は小さいのだが。

ゼローダという薬は2週間飲み続けて1週休み、 というのが基本になる。しかし、これを隔日にする手法もあり、 その方が副作用は軽いという。 TS-1では隔日と標準で比べる臨床試験が行われているが、 ゼローダではない。副作用が軽くても効果がそれ以上に落ちてはイマイチだ。

がんワクチンの会社の人が書いた文章を読んだ。 案外まともだった。何かを体から取り出して培養して戻すアプローチは 効くとしても金がかかりすぎるので、 体の中で増えてもらうアプローチに切り替えた、とあり、実にまっとうだと感じる。 サイトのQ&Aも詳しい。わからないことはわからないと書いてある。 リンパ球培養系の免疫療法はエンドレスに金がかかるし、 効かせようと思ったら元々いるリンパ球を放射線か薬で皆殺しにするくらいにして 邪魔しない状態にしないといけない、という話も聞く。

合成ペプチドがんワクチンというものもある。久留米大学でやってる奴だ。 こっちは比較的安い。100万はかからない。 化学合成したペプチドなので、 将来はもっと安くなるかもしれない。 臨床試験申し込みをして、通れば受けられる。 自家がんワクチンと併用することで効果が上がるかもしれない、 という話があるようだ。しかし、派手に効いた症例がないのが弱い印象。 派手に効いた症例がある方が胡散臭いので、 これはこれでいいのだが。

2015年04月01日

日が変わってしまった。帰ろうと思ったが、 たまたま調べてしまったので書く。

抗癌剤は、基本的に「耐えられる最大量をつっこむ」というやり方でなされる。 しかし、問題は二点ある。 耐えられる最大量には個人差があるということと、 耐えられる最大量をつっこむことがそもそも正しいかということだ。 前者は、臨床試験で決められる。 たくさんの人で試験をすれば「まあこんなもんだろ」という量が出てくる。 あとは、個々の医師が「この人糖尿で心配だし8割にしとくわ」みたいな匙加減をする。 ただし、実際にどれくらいの人数でその最大量を決めたかは怪しくて、 10-15人しかやってない例もあるらしいし、 そもそも元気な人しか試してないという話もある。 その詳細を私は知らない。 そして、匙加減をどれくらいやるかは医師による。 減らしたデータがないから減らさない、という人もいるだろうし、 1/10くらいにする人もいるかもしれない。 そしてもう一つは、最大量つっこむのが正しいかどうかだ。 数を減らすほど、同じ数まで盛り返すのにかかる時間は長くなる。 その分だけ延命できるんだからできるだけ殺せ、という話だが、それは本当か。 中途半端に殺すと、生き残りの中から耐性を持った奴が現れて 薬が効かなくなる、という考えもある。抗生物質では実際そうで、 一気に撲滅しないでダラダラ使っているとロクなことにならない。

休眠療法と言われるやり方はこれに異を唱えるものだ。 まず、副作用の強さを見て量を決める。そして、続けられる量しか入れない。 個人差は副作用を見ながら薬を増減すれば調整できる。 そして、あまり派手にやって弱れば元も子もないのだから、 ダメージが許容できる量しか入れない。 一見もっともそうだが、これには当然問題がある。 まず、ちょろちょろ量を調整している間に癌が 進んで死んだら元も子もないということだ。 どうしても最初は少な目にせねばならず、増やすには時間がかかる。 それで癌の勢いを抑えられなければ死んでしまうこともあるだろう。 それを防ぐために頻繁に効果判定をすれば、検査の手間がえらいことになり、 病院の設備がパンクする。 そもそも薬が効かなかったら即死、 というくらいまで追いこまれていれば患者側にも余裕はない。 また、ダラダラしているうちに耐性がついてしまえば、 大して減らせないうちに耐性がつくわけで、強力な一撃を加えた後に耐性がつくより 分が悪くなる。なるほど副作用は小さくて済むだろうが、 そのかわりに癌がモリモリ大きくなれば、副作用以前に癌に殺されてしまうのである。

そういうわけで、チビチビ使うことで本当に耐性がつくのか、ということと、 量を調整する手間と時間をかけていられるのかということが論点になる。 休眠療法を推す医師は、むしろガツンとやる方が耐性がつきやすいと言う。 また、手間をかけられないのは患者が殺到している大手の病院で、 小規模病院ならそれほどCTが詰まっていることはない、ということもあるかもしれない。

耐性はどうなのだろう。まず細菌と抗生物質の場合、 ダラダラ使うと耐性がつくことは確実だ。 たまたま効かない遺伝子を持っていた運のいい細菌は、 周りの細菌と遺伝子を与えて、耐性を広げることができる。 耐性を持たない菌が死ぬにつれて、耐性を持つ菌に回ってくる栄養は増え、 耐性を持つ菌がモリモリと増えてくるわけだ。 ガツンとやることで、耐性を持たない菌を一気に皆殺しにすれば、 耐性を持つ菌は本当にわずかな数でしかなく、 免疫で殺せる率が上がる。また、耐性が不完全な細菌は、 濃度を上げれば殺せるかもしれないから、やはりガツンとやる方がいい。

癌細胞はどうか。まず、耐性を持った奴が持たない奴に遺伝子を渡せるか。 たぶん無理だろう。あったら大発見になるのではなかろうか。 ウィルスを媒介して遺伝子を伝えることはあるが、 耐性遺伝子をウィルスに乗せてバラまくような凝ったことが起こる気はしない。 そして、細胞の多様性が細菌とはケタ外れに大きい。 結構な数殺せない細胞がいるはずで、 濃度を高くしても殺せないものは殺せない。 そして、耐性を持つ細胞と持たない細胞は栄養の取り合いをしているわけで、 持たない細胞を皆殺しにすれば、持つ細胞を利することになる。 細胞が多様で、分裂が遅いほど、抗癌剤による撲滅は難しくなる。 そうなると、耐性を持たない細胞の比率を高く保ち、 増えた分だけ殺せる状態を保つことが次善の策となる。 癌細胞も栄養不足にあえいでおり、増えれば増えただけ中での競争は強くなる。 いつでも殺せる細胞と殺せない細胞を食い合わせ、 いつでも殺せる細胞をほどほどに殺して全体の数をコントロールできれば、 長く生きられる、というわけだ。 問題は、癌の数が増えない状態を維持するだけの薬の量がわかったとして、 それで体が負うダメージが回復可能な範囲か、ということと、 耐性を持つ細胞の比率を本当に抑えておけるか、ということだ。 その量でも体が回復しきれないならばジリ貧だし、 耐性を持つ比率が上がってきて殺せなくなれば戦略は破綻する。 しばらく他の薬にしてからまた戻ってきたら殺せるようになるかもしれない、 という話もあるのだが、確実ではない。

そういうわけで、理屈としては休眠療法はマシに思えるものの 完璧ではなく、何よりデータがない。 経験も浅く、どうすればうまく行くかもわかっていない。 もし休眠療法が従来法に比べて圧倒的に優れているならば、 それほどの規模の試験をやらなくてもはっきりとその有利がわかるのだが、 現状そうなってはいない。 「今のところ一番いいとわかっている方法」があるのに、 それをやらずに良いかどうかわからんことをやるのは人道的に問題があるし、 医学の世界は「論より証拠」で動いており、理屈なんて誰も信用しないのである。 患者が自分でそうしたいと言えばやれるのだが、 患者のほとんどはそんなやり方があるなんて知らないし。 医者もそれが良いやり方だと思わない限りは患者に提示すらしない。 しかも、普通よりも手間がかかるので、病院のキャパの問題も出てくる。

こっちの正常細胞1個の犠牲に対して何個の癌細胞を殺れるか、 という話なのかもしれないな。敵の数が減るほど、敵の殺害数に比して 味方の犠牲が増す。抗癌剤は全身に回るので、 犠牲は全身で出るからだ。敵に回復不能な損害を与えられるなら多少の犠牲も やむをえないが、それが無理ならできるだけ犠牲は効率良くしないといけない。 敵の勢力が一定以上にならない範囲で、できるだけ味方の損害を減らす、 というのが基本戦略になるのは当然のことだ。 そう考えると、弟が前やったDCFは甚だまずいやり方だった気がしてならない。 1回目は相当な数の敵を殺せているが、 2回目は1回目を生き残った奴しか相手にできない。 しかし味方の損害は1回目と同程度に出ている。 しかも3回目までやったのだから、なおさら非効率だ。 確かに、ここまで減れば免疫だけで抑えこめる、というラインは どこかにあるはずで、そこまで減らせるなら意義あることだとは思う。 しかし、抗癌剤でそこまで減らすことは現状無理なのであって、 その線は最初からあきらめた方がいい。

あーでも、リンパ転移やら小さい転移巣なんかではあんまり細胞が多様でなくて、 そういう所では撲滅できたりはするのか。原発巣以外では撲滅、となれば、 原発巣を手術で取れば勝てる。 そう考えれば、術前療法や再発予防で強めにやるのはアリだな。

低容量抗癌剤治療を受けた人のブログを見つけた。 弟が行く予定だった病院とは違う病院。 腹膜播種まで行った後にかなり持ち直す所まで回復し、 手術による根治を目指して低用量抗癌剤治療を離れたが、 根治まで辿りつけず亡くなった方である。 これを読んでいたら2時になってしまった。

低用量でも副作用が出る状況で標準量術前化学療法5クール+拡大手術。 いろいろと勉強した今となっては読むのが辛い。 TC療法はパクリタキセル+カルボプラチンで、 弟がやったドセタキセル+シスプラチン+5FU というのとそれほど違わないだろう。どれだけの苦痛に耐えたのだろう。

申しわけないひつじこ。土産買って帰る。

今年も九州で授業をすることになった。 何せ準備時間がないのでSunabaでやる。 当初の思惑では新言語で行くつもりだったが、到底無理だ。 来年はやりたいが、たぶんキツいなあ。 かなり集中できないとあの手のコードは書けん。

低用量抗癌剤治療をやっている病院は今まで当たった以外にもある。 中には 治療成績を公開しているところもあって参考になる。 ここは一回相談だけでもしておいた方がいいのかなと思った。 ブログ読みやすいし。

「効果があった人が半分」という以外のことは書かれていないな。 元々他に手がない人達が大半だろうし、 軽い副作用で延命が得られれば、それが1ヶ月でも2ヶ月でも有意義だろう。 何もできないよりはずっといい。 しかし、さすがにそれでは困るな。 とりあえず話くらいは聞きに行ってみようかな。予備として。

九州大学の演習室のPCが今年macになったそうだ。 windowsも入っているそうなのだが、それならmacにすべきだろという気が濃厚にする。 しかし、現状macなんて使ったこともなく、mac版は 他人に作ってもらったもので中身すら見ていない。 windows環境でやらせてもらうのが良かろうが、 学生にとっては不親切だ。これは困ったぞ。

いよいよmac買うか...ノートじゃないと絶対使わないよな...11万か...

オキサリプラチンの標準量は体表面積あたり130mg/m^2。弟の体表面積は1.635なので、 使用量は212mgになる。 東京の抗癌剤の先生が参考までにと教えてくれた量は、 25から75mg/body。体表面積あたりにすれば、15.3-45.6mg/m^2となり、 標準量の1/8から1/3程度となる。ただし週一とかで頻度は高い。 標準では3週間ごとなので、1/3量でやれば累積では同じになる。 人体の回復力の都合で言えば、少量を頻繁にやる方がダメージは少ない。 しかし、癌細胞にとっても同じなのであれば話は違ってくる。 実際問題どうなのかはやってみないとわからないのだろう。

代替療法多すぎる。金がかかりすぎるものは除外できるが、 中途半端に耐えられる額だと悩むことになる。 一回きりで150万とかは払えるからなあ。


もどる