だだもれ

2016年02月29日

なんだろうこの体調の悪さは。寝ても寝ても回復しないぞ。

病気はよく「何人に一人」とか言われて、 確率的な現象のように感じてくるが、 単に個人に関する情報が欠けていてわからないからにすぎない。 血圧が低いのに脳梗塞になる人はだいぶ少ないようだし、 糖質摂取が少ない人が糖尿病合併症に見舞われることも だいぶ少ないように思われる。 よくある病気は、よくある生活習慣が原因になっている病気であって、 よくある病気は確率的に避けられない病気、というわけではないのではないか。

一度糖尿になると後から糖質制限をしても血管のダメージは回復せず、 心筋梗塞などで死ななくなるわけではない、 というのが大方の合意になっている今日この頃だが、 糖尿病合併症は避けられる、とある医師が言っている。 糖質制限派の医師の中でも異色中の異色だ。 他の医師もその人の事を知らないわけではないのだろうが、一切言及していない。 同類と思われたくないのだろう。 しかし、現状反証はなく、理屈に破綻があるようにも見えない。 あれだけ断言していれば、試してみようと思う患者はいるだろうし、 症例数は溜まっていくだろうから、期待はしたい。 高血圧にしても糖尿病にしても、 癌のように短期間の死亡率が高いものではないので、 治療を受けて治らない人が続出すればネットにその声が出てくることが期待できる。 まして元々医師が発信している場所がfacebookだ。 何年か後にはおおよそ結論が出るんじゃなかろうか。

2016年02月23日

シノンの足の皮膚が悪い。背中もガサガサだ。 疑わしい牛乳を断って二日目だが、 明らかな改善は見られない。悪い方の足は太くなっている。 ステロイド+ウェットラッピングでもちこたえさせつつ、 内因を排除、という方針しかない。 皮膚炎はステロイドで治せるわけではないからな。 牛乳が原因と決まったわけではないが、一日1リットルも 飲んでいればそれによる糖質摂取は50g以上になるし、 乳糖で下痢をしてそれで免疫が狂った可能性もある。実際下痢だった。

皮膚炎は下痢や便秘があるうちは治らない、という印象がある。 漢方の理屈としてもだいたいそうだ。

城ドラ。 円で買うポイント(ルビー)がどれくらい自然にもらえるのかがわかってきたので、 少しづつ使いはじめた。武器開発がはかどる。 今のところ面白いが、作業になったり、やることがなくなったり、進めなくなったり、 何らかの原因で詰んだりすれば やめてしまうことになるのだろう。 ただし、このゲームは戦闘によって大したものは得られず、 戦闘が作業になる可能性は低そうだ。 やることがなくなるほどやりこむにはおそらくリアル円が必要なので、それはない。 円を使わないとあまりにも進まない、という状況に陥ることはありそうだな。 というか、いつかそうなるからこそ皆お金を使うわけだから。 あとは、攻め込まれて資源を奪われることのダメージがあまりに大きいと、 ジリ貧に陥って詰むことになる。今のところ攻められても さしたるダメージを受けているようには見えないので、 たぶんこの問題はない。 おそらく攻撃側が有利なので、 負けた後リベンジすれば勝てることが多く、 収支はプラスにもなりうる。

しかし、このソーシャル要素、ってのはうまいな。 城ドラは周りにやってる人がいないので話ができず寂しかったりするわけだが、 画面の向こうにゲームをやってる人がなんとなく感じられることが支えになる。 何気なく攻めこんでる城は誰かの城だし、 お隣の兵と協力訓練すれば、それもまた交流になる。 しかしそれでいて、リアルタイムに待ち合わせしないといけないほどの交流ではない、 というのがうまい。 もちろんリアルタイムな交流も可能なようだが、私はたぶんやらない。

この手のゲームは学ぶことが多いな。つうか単純におもろい。 しかし、今のところ金をつっこむ気分にはなれないし、 この手のものを自分で作ることに関しては少々気が乗らない。 作品じゃなくサービス、ということがまだひっかかる。 このゲームはまず間違いなく10年後には遊べない。 30年前のファミコンのゲームはファミコンをとっておけば遊べるし、 そうでなくてもリメイクされたりエミュレータがあったりしてやはり遊べる。 10年経ってから自分の子供に「こんなゲーム作った」と見せることもできる。 だがこの手のゲームではそれができない。

インスリン悪玉説と動脈硬化の度合いは血圧で見積れる説が両方正しければ、 治療がだいぶ簡単になる。しかしそれは本当か? 血糖値が低く抑えられているのは血糖が害だからなのか、 単に脂肪にして蓄える機会を逃さないからなのか。 鳥は高血糖だが寿命が長い。鳥と人は何が違うのか。肺の作りはそれほど寿命に 影響を与えるのか。それともミトコンドリアの出来の問題なのか。 また、低血圧で動脈硬化を起こす例はないのか。

何にせよ、糖質をある程度制限しておくのは当たりだろう。 どれくらい削るべきかはわからないが、 普通に暮らしていれば一日400gとか食うことになるわけで、 それが100gまで落ちればとりあえずは十分だろう。 そこから先は量よりもむしろ回数が問題になる気がする。 インスリン悪玉説が正しい可能性を考えると、 インスリンは少ないほど良い。そしてインスリンは大抵出すぎるので、 糖質が少なくてもドバッと出てしまう。

シノンに飲ませたくないのでパルシステムから来た牛乳を飲んだら、 直後に眼精疲労的な感じが来た。 やはり血糖なのかもしれんなあこれ。

シノン、足治らないなあ。 ただ背中は改善傾向にあるように見えるし、 下痢も改善はしている。このまま行くしかないか。 服はワセリンカットせんといかんな。完全に灰色になっている。

糖質制限をしていれば動脈硬化が進みにくい、ということが事実だったとする。 それで心筋梗塞で死ぬとしたら、実は糖質制限をしていなかったか、 すでに心筋梗塞を起こし得るところまで進行していて糖質制限をしてもそれを改善できなかったか、 糖質以外に動脈硬化を進める原因があったか、まあいろいろ考えられる。 糖質制限だけすればそれで大丈夫、というほど強力なものではなさそうだ、 ということくらいは言えるだろうか。 睡眠不足を帳消しにしたり、長年の足の冷えが治ったりはしない。

2016年02月22日

ひつじこが疲労が原因と思われる出血。 ホルモンのバランスが壊れているという。 どうしたものか。深夜から早朝にかけての時間に労働を分散すべきか。 昼間子守せんといかんのだとすれば。

2016年02月19日

モンストを始めて、1面的なものを終えた。 ゲームの大きな流れがパズドラと同じなので楽にやれるが、 パズドラより画面の情報量が多いのでどこを見ていいかわからない。数字多いよ! ゲームの中身も何を工夫すべきなのかがまだわからないでいる。 それにしても、こんなにフォーマットが同じでいいものなのか。 この編成、合成、進化、ガチャ、みたいなフォーマットは いつごろ確立されて、どれくらい普及しているのだろう。 全然知らんでここまで来たのはゲーム屋失格なわけだが、 まあいい。後で知るよりは今知る方がマシだろう。

グラブルも始めた。チュートリアルを終えたと思っていたが、 まだ続いているようだ。機械がショボすぎるせいかコマ送り状態。 ボタンを押しても反応しないのは処理落ちのせいなのかと思ったが、 どうもチュートリアルが続いている間は「touch!」みたいなアイコンが出ている所しか 押せない仕様のようだ。たぶん。

なんかいきなり飛行機が落ちて、よくわからないがボタンを押しているだけで進む戦闘 的なものがあって、本当の戦闘があって、よくわからないままガチャをやり、 武器が増えたらキャラも増えた。次から次へと用語が出てくるし、 画面は数字がたくさんだ。 これ、ムチャクチャ難しくないか?

ゲーセンのショーに行ってきた。ますます狭くなっていた上に隙間も多かった。 これによると、 市場規模はずいぶんと減ったようだ。 消費税がもう一段上がればさらに辛くなるだろう。

白猫プロジェクトを始めてみた。おお、普通に遊べる。操作法も反応もいい感じだし、 機械の性能の問題はなさそうだ。 見た目の印象はPS以上PS2未満な感じだろうか。でもロードは頻繁だし長い印象。

テトリス本がアマゾンで1200位とかになってて、 なかなか下がらないことがうれしい。 どっかに書評でも出たのか?と思うくらい高い順位だ。 ここしばらくは3000-5000をうろうろしていて、 悪い時は1万を超えたりもしていた。 このまま推移すればいずれゲーム本より数が出ることになるはずなのだが、 一体どれだけかかるかな。未だに33500vs16500で、ギリギリ半分に届いてない。

2016年02月15日

幼稚園のお誕生日会で、オタマのクラスがお祝いの歌を歌ったので見に行った。 オタマはちょっとおしゃれをしていった。 緊張して周りを気にしておじぎのタイミングが遅れたり。

TG-1は動画では遠くに焦点が合わない。静止画でも起こっているのかもしれない。 ビデオカメラを買えよ、という話なんだろうが、それも面倒くさい。滅多に使わんし。 落としても壊れないカメラでもっと優秀な奴が出るまでは買い換えられないが、 そもそも電話のカメラで足りるケースが増えた分だけ、 カメラの重要性は落ちている。 画質なんて問題じゃなかったりするからな。TG-5が出たら考えよう。

弟、CEAが18.3。骨転移発覚後初めての低下。放射線が効いたようだ。 主治医の考えとしては、 腫瘍マーカーが上がらなければそのまま、ということのようで、 放射線の前からやってる治療を継続の予定。 しかし、放射線のような局所治療で腫瘍マーカーが下がった場合、 当てた場所は下がっていても、当てていない場所で上がっている可能性が否定できない。 違う動きをした実績のある腫瘍マーカー複数で下がっていれば その可能性はいくらか下がるが、まだDupanの結果は出ないわけでわからない。 画像はそれなりな頻度で撮らないとダメな気がするし、 余裕があるうちに別の薬を試しておく手もあるような気がする。

抗癌剤の耐性は細菌の薬剤耐性とはたぶん違う。 元々効かなかった奴が増えてくるだけだ。 細菌の薬剤耐性の場合、 効かない奴が耐性遺伝子をバラまいて周りまで強化することがあるが、 癌細胞ではたぶんそれは起こらない。 抗生物質は一気にやらないとダメで、 耐性を持たない菌を皆殺しにして、 遺伝子を受け取りようがないようにしないといけない。 耐性を持つ菌の比率は低いので、それ以外を皆殺しにすればあとは免疫でやれるわけだ。 しかし癌細胞の場合は一挙に非耐性菌を 皆殺しにするほどの量の抗癌剤は入れられないし、 耐性菌が多少残ったからといって、それが耐性遺伝子をバラまいたりもしない。 さらに、耐性細胞の数が少ないという保証もないので、 薬を増やせば抹殺できるとは限らない。 細菌の場合、耐性を持つと余計なコストがかかって分裂が遅くなるので、 まず間違いなく耐性持ちは少数になるのだ。 癌細胞の場合も積極的に薬剤を汲み出すような 耐性であれば同じことが言える可能性もあるが、 元々細胞がデカいのでそれほどのコストがかからないかもしれないし、 そもそも「ひっつくところの形が違っててひっつかない」的な機構による耐性だと ノーコストということもありうる。耐性細胞の数が少ないという保証はなく、 撲滅しにくいのはそのせいではないかという気もする。 全部素人考えだが。

抗癌剤を使う戦略は、殺しすぎないことにあるような気がする。 ある薬が効く細胞を殺しすぎると、効かない細胞の比率が上がって手に負えなくなる。 増大が始まったということは、効く奴の比率が下がってきたということだ。 癌細胞同士も栄養に関して競合状態にあるはずで、 殺しすぎると競争相手が減ることになる。薬で殺せない奴は、 薬で殺せる奴を食い合わせるべきで、 薬で殺せる奴が増えすぎたら、その分だけ殺せばいい。 ただ、これは理屈上のことで、臨床試験は知る限り行われていない。

糖質制限を広めてた人が60代で亡くなって騒ぎになっている。 糖質制限が動脈硬化を促進した可能性がないとは言えない。 この件に関して「糖質制限のせいではない」と断言しちゃいかんだろ。 思っていてもだ。 そう言えば言うほど糖質制限陣営は不利になる。 ただ、私はたぶん糖質制限が直接の原因というわけではないのだろうと思っている。 元々糖尿肥満で、一度は心臓の病気で病院にかかるところまで行ったという話で、 糖質制限で悪化した可能性はある、と言うのがせいぜいだ。 糖質制限前に健康だったのであればかなり疑わしいが、そういうわけではない。

糖質をどれくらい制限すべきかに関してはまだわからないことが多い。 ただ、私の知る範囲の生化学、医学、進化、歴史から考えて、 一日300g以上の精製糖質を加熱して食べることに 人類が適応しているとは考えづらい。 全部玄米や雑穀経由で、果物や野菜がもっとゴワゴワして甘くないのであれば、 総量として300gくらいになってもいいのかもしれないし、 加熱しないで芋や穀物を食うのであれば大量に食べて問題ないのかもしれない。 加熱した澱粉を万年単位で主食にしている生物は地球上にいないわけで、 安全性が確保されたとは言い難いのだ。

2016年02月12日

重力波が観測できたという。 そのうちそれがうちらの生活に関係してくる日が来るんだろうか。 もちろん、生活に影響のない技術なんてクソだ、なんて言う気はない。 好きでやってて金を出してくれる人がいる、 ということであれば、そんな幸せなことはないだろう。 それに税金をつっこむべきかどうかに関しては私にはわからんが。

医学が劇的に社会を変化させうるとしたら、慢性病の予防に関してだろうな。 薬などのわかりやすい方法による予防はおそらく不可能なわけで、 予防は何かを禁止するとか税金をかけて消費を減らすとか、 補助を出して特定の行動を推奨するとか、 そういう方向に行くはずだ。当然生活に影響がある。というか、 影響を与えることによって予防する、という話になる。 短期的にありそうなのは亜硝酸塩を含む食品に税がかかるとか、 禁止されるとか、そういうことだろうか。 あとはトランス脂肪酸関係。 それで大腸癌が多少は減るかもしれない。 喫煙はこの調子で行けばおおよそ問題にならないくらい減るだろうから 心配してないし。

「人体600万年史」によれば、靴、椅子、眼鏡の影響はバカにならないらしい。 正直プログラミングは立ってできるならその方がいいかなという気はしている。 眼鏡が直接近視を悪化させている証拠はないが、 眼鏡があるなら近視になってもいい、という思いは当然あって、 近視は増える一方だ。靴も底が厚くてクッションがいいほど 結果的に悪影響が大きくなることは強く実感している。 歩き方が適当になって体の動きが悪くなると思うんだがなあ。

ああ、社会に影響がデカそうな医学上の技術と言えば、 なんといっても人工子宮だろう。女性が腹の中で胎児を育てなくて良くなれば、 男女平等に向けて大きな助けになる。私は大歓迎だ。 もっと大々的に研究開発されたって良さそうなものだが、 人類の持つ慣性がそれを阻んでいるのだろう。 この記事によれば、山羊ではもうやれているらしいし。

卵子を作る研究もあるのか。そうすると女性なしでも繁殖できるようになると。 怒ってる女性もいるようだが、 精子を作れれば男なしでも良くなるわけで、立場は対等だろう。 性差が縮小すれば、それだけ男女平等に近づけるわけで、 素直に歓迎すればいい気がする。 その技術を使うかどうかは個人の自由なのだし。

まあ、「やるかどうかは個人の自由」という 言葉を額面通り受け取るのは危険なのだがな。 ある方法が経済的に有利だったり楽だったりするならば、 あんまり良くないと思っていても利用してしまうのが人間というものだろう。 100円で1000キロカロリーも取れる菓子パンが売られている状況では、 ホールフードで生きたいと思っていてもそうするのは難しい。 安い方法が出来れば、社会はどんどんそちらに傾いていき、 高コストな方法はどんどん少数派になり、値段も上がってしまう。 雑穀を買うのにどれだけの金を払わねばならないかを考えてみればいい。 人工子宮を使うことが当たり前になれば、 自然分娩できる産婦人科を探すことはおそらく困難になるだろう。 そういう時代には自宅で産む以外に手がなくなることも考えられる。 そして、自力で出産できない体力の人が増えてくれば、 「自然分娩はリスクが高く勧められない」なんていうのが 医学の常識になりかねない。 帝王切開の流行り方を見れば、それはそう荒唐無稽なことではないと思う。 下から産む体力を持ち合わせていない人は実際多いのだと聞いた。

癌で死ななくなる薬は遠からず出てきそうな雰囲気がある。 当初は莫大に金がかかるだろうが、 企業にとっても対象を増やして薄く広く金を取れた方が もうかるはずなので、 いずれは「先進国民であればキツいが払えなくもない」という額に落ちつくはずだ。 しかし、慢性病にかかる治療費がかさんでくれば財政が持たなくなるので、 予防に力点が置かれるようになる。 糖尿病についてはそろそろそうなりそうな予感がある。

2016年02月10日

他の人の話を聞くと大抵は感心してしまう。 私は物を知らないし、視野も狭い。いつも劣っているように感じる。 しかし一方で、そんなにわかってるならもっと 現実は良くなっててもいいんじゃないかとも思う。 結局のところ、それぞれの人材がいかに有能であっても、 それを特定の方向に向けて投入する人間がいなければ意味がないのだろう。 足りないのは実行だ。分析は足りすぎるくらい足りている。

自分がやろうと思ったこともあったが、 肩書も階級もなく、したがって義務もないので、 どんどん面倒くさくなってきてしまった。 しかも、自分が成し遂げたいことは別にあるし、 子育てやら癌やらで気が散って仕方がない。

でも、正直本を書いてもどれだけの意味があるかは疑わしい。 子供も増えたし真面目に金を稼ぐことに集中した方がいいんじゃないのかと 思ったりもする。そして、収入を増やすなら階級を上げて 仕事を大きくしないといけない。 しかし階級を上げれば確実に面倒が増えることもわかっているし、 上げようとしたって上がるとは限らない。 自分にその能力があるのかどうかとか、 それによって誰かに迷惑がかかったりしないかとか、 そういうことが気になってしまう。

2016年02月08日

6日のこと。

癌の勉強会だか交流会だかに行ってきた。 スキルス胃癌患者の会というのがあって、 半数くらいがそのメンバー。

まず情報。胃癌肺転移で治る確率は1%ないだろうとのこと。 リリカや牛車腎気丸はエビデンスはないが、 効いたと言っている人はいるし、 効きそうだからこそ臨床試験まで行われている。 それを否定するわけではないと。 もちろん、効くと思ってないが、その場に使っている人がいるかもしれないので 敢えて言わなかっただけ、という可能性はある。 また、標準治療が合う人は60-70%であり、 諸々の条件から言って標準外を選んだ方がいいケースはそれなりにある、 という見解。 あとは、医者をうまく利用するスキルの重要性について。 紙に聞きたいことを書いて受付で渡してしまうのが良いというお話。

柔軟な先生で大した物だと思った。 そして同時に、医者とうまくやるスキルが私にはまだ足りないことも強く感じた。 「この患者さんよく勉強してるから真面目に対応しないと」 と思ってもらえる程度で済めばいいんだが、 クレーマー扱いされるレベルとは紙一重だったりするのが難しい。 医者に余計な負担をかける気はなく、 医者の専門性を尊重してもいる、 ということを伝えつつやらないといけないが、 それが裏目に出ることだってあるのだ。 相性悪すぎて無理なこともある、という話ではあったが、 せっぱ詰まった状況では他へ行く余裕がないことは多いのである。

腹膜播種して腸が通らなくなるような状況になっても、 歩いて会場に来て、ちゃんと発言できている人がいることに驚く。 体調は主観的なものだが、弟は明らかにあそこまでは行ってないわけで、 もっと動いてもいいんじゃないかと思ってしまう。いや、それは本人の問題なので 私がああだこうだ言うのは間違いなのだが。 しかしまあ、そういう人だからこそ慢性的に無理をして 癌になるのかもしれんという気もする。 もちろんそんなことは証明されてはいないのだが。

低容量治療は否定されなかった。ただ、副作用が来ないのであれば 増やした方が効きがいいのは間違いなく、 その方がデータがある治療に近いから確実性もある。 増やせるのに増やさないことは患者の不利益になる、 という考え方だ。 しかし何よりも最優先は続けられることだ、ということは何度も強調されていた。 銀座の先生と考えの根本的なところは同じなのだろう。

胃がなくなると副作用が強く出るという。それは困ったことだが、 弟はそのせいなのだろうか。よくわからんな。

癌を生き延びた人に診察に同行してもらう、というのはいい考えだと思った。 海外ではそういう人がボランティアで病院にいてくれることもあるという。

パズドラはランク66。主人公ドラゴンがレベル35で止まっていてお荷物になっている。 進化用の素材が足りないからだ。 オーガ類を究極進化させて揃え、たまたま手に入った「体力キャラ攻撃3.5倍」 という能力を持つキャラをリーダーとして編成しようとしたが、 回復力がほぼゼロになるのでたぶん筋が悪い。 ステージごとに異なる編成をするような面倒はしたくないので、 あまり汎用性のないことはしたくないのだ。 攻撃力は大本を高くした上で、主に連鎖によって得るべきだという結論。 とりわけ、このゲームは敵にのみ防御力があるので、 3倍の攻撃を3回するよりも、9倍の攻撃を1回する方が遥かに強い。 3コンボ以上は前提と考えた方がいいのだろう。

また一撃死するボスが出てきた。今度は5ターンしかない。 ただし、闇攻撃を無効化するフレンドがいればほぼ問題なく勝てそうな予感はする。 前回はその準備があったのだが、オトモをだっこしながらやっていたので、 ついスキルを使うのを失念して殺されてしまったのである。 その時は一撃死するとは知らなかったが、 5ターンもあることから予測はできていた。 そしてオトモをあやしていたので、何点ダメージを食ったのかはわからない。

大橋巨泉の癌についての本を斜め読みしたが、 大橋巨泉個人に興味がないと意味がない本だと感じた。 そもそも、転移が発覚する前の、切って終わりだと信じていられた時期の著作だ。 幽門と噴門を両方残せるような早期で見つかる人など滅多にいない。 おそらく転移してから書けばもっと濃密な内容になっていただろう。 ただし、毎年検査していればそれくらいで見つかってくれる確率が高い、 ということは重要なことだ。34歳から毎年検査していたという。 それでも今のような状況に追い込まれることがあるのが恐ろしいのだが。

乳癌リスクは月経がある期間の長さと肥満の度合いと相関するらしい。 前立腺癌も似た感じで、月経ではないがテストステロンが出てる期間に相関する。 糖質が多いと性成熟が早まり、またホルモンの出方が激しくなるのでリスクが上がる。 女性の場合、古代においては妊娠しているか授乳している期間が大半を占めたため、 尼僧でもない限り乳癌は稀だったという。

糖質、特に精製糖質を避け、十分に運動させることがオタマとシノンを 病気から守るんだろうな。

オタマ公園。自転車の練習をした。またがって歩くだけの練習と、 私が倒れないようにハンドルを持って一緒に走りながら漕ぐ練習。 ストライダーに普通に乗れるのだから、 数日集中的にやればすぐ乗れるようになると思うのだが、 萩中公園の自転車はなかなか空いていないので難しい。 幼稚園がある日にはなかなか行けないし、 幼稚園がない日は人だかりで自転車が空いていない。 数日以上休みが連続した時に、朝9時ピッタリに行って練習をやる くらいがいいのだろう。 恐怖感を薄めるために膝と肘の防具は買ってきた方がいいな。

パズドラのキャラは敵の時と味方の時で全然違うパラメータを持っている。 共通化した方が作業量は減るが、そうするとゲームにならないんだろうな。 ボスキャラはある程度体力がないとゲームにならないが、 そんな体力を味方になった時に持っていたら強すぎてしまう。 そもそも一体で複数を相手にしていい戦いをするわけだから、 それだけ強くしないとゲームにならない。 何か解決策はないのだろうか。

2016年02月05日

3日は弟のMRIに同行。右内耳道の腫瘍は大きくなっておらず、 良性の聴神経腫瘍だろうとの判断。 次は2ヶ月後、その次からは4ヶ月おきに経過観察すればいいだろう、とのお話。 しかし、2年前にもMRIはしていたわけで、その時にそんなものがあれば スルーはされなかったはずだ。この2年の間にそんなものが 出来たというのだろうか?放射線医はそういうこともあるかもしれない、 と言うが、確率は低そうに思える。 悪性である可能性は考えておいた方がいいだろう。 ただし、小さいうちは悪さをしないし、大きくなった時の対処は 良性であれ悪性であれ同じだ。十分な間隔で検査するのであれば、どちらでもいい。

食道炎がなかなか引かない件については、放射線医によると 抗癌剤の影響だろうとのこと。サイラムザはアバスチン同様血管新生を邪魔するので、 傷の治りが悪くなる傾向がある。 症状を緩和する西洋薬もロクにないので、 こんな時は漢方でも使いたくなるわけだが、 食道が腫れていると飲み食いがしにくい。 ただでも飲みにくい漢方を飲む気になれないのは仕方なかろう。 理屈上通導散は効果的だと思うんだが。

漢方に関しては一回漢方医に相談したいんだが、 前行った時にちょっと機嫌損ねたような気がしたからなあ。 中途半端に詳しくなると専門家と話すのが難しくなる。 どうせ飲めない状況にあるのであれば、 いっそ私が調合して送って実験してみた方がいいのかもしれない。 自分でやれば量も調整できるし。

PETで大腸がビカビカ光っていたのは生理的集積だ。 下痢なり便秘なりで大腸に緊張だか炎症だかがあることを示している。 弟は放っておくと便秘気味だから、わずかでも大黄で下した方がいい気がする。 たぶん1gで十分だ。あとは大黄による腹痛を止めて食い物を下に送る枳実、陳皮、 厚朴、甘草、茯苓あたりを足して、胃上部のつかえを取るために党参。 おおよそ茯苓飲だ。 それに駆オ血剤の桃仁牡丹皮をちょこっと足せばいい感じではなかろうか。 ないよりマシな気がする。CRPが炎症の状況を示しているのであれば、 今炎症があるかどうかはおおよそわかるはずで、 それによっては消炎を図るべきかもしれない。

明日は腫瘍内科の人がセミナー的なものをやるとかで、参加しにいくことにした。 診療情報をもってきたらアドバイスできます的な感じだったので、資料をまとめている。 聞きたいことをまとめておかねば。

ゲーム原作のアニメだから悪い、と決まったわけではなかろうが、 ゲームと物語は相性が悪いところもある。 ゲームはルールがどのようなものであれ、そこで遊ぶのは前提だ。 しかし物語の場合、世界があまりに不自然な法則に支配されていることは、 物語を受け取る上で邪魔になる。 説明を丁寧にするか、そんなことが気にならないように何か手を考えるか、 そういう工夫がないとマズいんじゃなかろうか。

いや、そうとも限らんな。ゲームをやったことを前提として、 ゲームが持つ魅力のうちゲームの中でうまいこと見せきれなかったところを どっさり見せるアニメにする手もある。 ペルソナ3のアニメを眺めていてそう思った。 いいからアイギスに時間を使え。

アイギスは実にかわいいのだが、ゲーム中の台詞やキャラ造形を 改めて見たらどうなんだろうな。そこに厚みや実在感がなくても キャラを好きになることはある。嫌いになることもある。 出来が良いとか悪いとかじゃない。 とすると、キャラは単なる鍵で、好きになったり嫌いになったりしてるのは キャラに投影された自分の中身なんだろう。 キャラに厚みがあればあるほど他人の臭いが強くなるから、 そういう勝手なマネはしにくくなる。 それはそれでもちろんいいし、普通に考えてその方がいいのだが、 萌えキャラにするには都合が悪い。

というか、アイギスなんでかわいいんだろな。 意味不明になつかれるのがいい、というのは間違いなくある。 しかし、意味不明になつかれる経験をリアルにした今となっては、 それをフィクションに求める理由は薄れたかもしれんな。 むしろ、今となってはアイギスがそこにいないことが重要か。 そこにいる存在にはない魅力というものが、そこにいない存在にはある。

アイドルとか俳優とか、そういうのはあんまりわからない。 そういうのが好きな人はどういう仕組みで好きなんだろうな。 生身で動いてる人はあからさまに他者で、 勝手な投影はやりにくそうに思える。 隣にその人がいることを妄想することも容易ではあるまいに。 とすると、 もっと相手を人間扱いしつつちゃんとした好意を持っているということなのか。

2016年02月01日

弟のPETを眺めていた。 12/8の検査で光っているのは、 縦隔リンパ節、第九胸椎、胃11pリンパ、肝臓に小さいの、 あと右大腿骨頭の外になんかある感じ、 といった具合だ。最後のはノイズかもしれない。 ノイズであってほしい。4月にまたPETやるだろうから、 その時にわかるだろう。

松戸。ひつじこ母の電話が不調だったので、スマホにしてきた。 ひつじこ母は順応が早そうなので、すぐ慣れるだろう。 ひつじこ父と母でipad1台は足りなかろうし。


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