食い物日記0101

2001年1月19日

みかん1kg350円。安いのは3kg500円だったが、敢えてこっちにした。 店のおっさんがあんまりにも強行に勧めるからである。 で食ってみたが確かにうまい。変に甘いだけで砂糖水のようなみかんが多い中、 こいつはちゃんとすっぱいし、味も濃い。もちろん甘い。 みんな、井上青果店(出町アーケードからちょっと外れたところ)へ急げ。

ついでにバナナ。あのスウィーティオが一房100円である。 大手スーパーからちょっと黒くなった奴を格安で買い叩いてきたんじゃないか とでも勘ぐりたくなるような安さだ。普通なら一房300円くらいする品である。 で、やはりうまい。香りが強く、甘みも強い。これで完全に熟れていれば さらにおいしいだろう。なお、大手スーパーでは何故かまだ熟れていないもの ばかり売っており、いかにスウィーティオと言えどもうまくないのが多い。 バナナは青いところがあったら外れだと思おう。例外なくおいしくない。

ついでにえびす屋(食料品スーパー)でざくろ100円。 めずらしいから買ったが、食おうとして途方にくれた。 ざくろというのは、丸い10センチくらいの実の中にジュースをまとった 種がたくさん入っているもので、その種を口の中でツブしてジュース だけいただき、種を捨てるという変な果物である。 で本来ざくろというのは勝手に割れて中の種がむきだしになるものだが、 これはまだ割れてない。 割れていないなら割らねばならないが、 割る過程で中の実がツブれる恐れがある。 やむを得ず包丁で両断したが、切れ目から赤すぎる液体がほとばしってとても恐い。 さらに、割ったら割ったで中の種を効果的にとり出す方法がない。 やむを得ず実ごとかみついていジュースを味わった後吐き出すという作戦に出 たが、種のまわりのジュースはともかく一緒に口に入ってくる実 が青くさくて食えたものではない。仕方ないので 種だけ一つづつ取り出そうとするが、ちょっとした圧力で破裂して 真赤なジュースを飛び散らせてしまう。ジュースはおいしいのだが これではやってられない。というわけで半分くらいがんばったところで廃棄。 思えばまるごとツブして出てくるジュースを飲めばよかったのではないか。 失敗。

2001年1月17日

砥石を買ってきた。研いでるヒマはないのだが、ああ、砥ぎたい。砥ぎたいよ。 なお、砥石は2ついる。なぜなら、研いでいくと砥石がへこむので、 それを修正するために砥石がいるからだ。 平面が保証されなければまともには砥げない。

ジャンプでエジプト製イチゴジャム。チャパティを焼いてたっぷりこれをつけて 食おうと思ったのだが、激甘。確かに変なものは入っていない味だが、 砂糖多すぎだ。しかしまあいいか。ごはん3杯食べられはせんが、 チャパティ3枚ならいけるだろ。

空しく冷えたメシに納豆とねぎ。だが、空しい雰囲気とは裏腹なこのうまさ。
「おいしいわよっ。ひんっ」

2001年1月14日

道場の帰りにうまいと評判のラーメン屋、白川みかげの東龍。 食べたのは東龍そばという謎の物体だが、 ポイントはかなり高い。 まず、スープだけ競っておろそかにされがちな麺のレベルが高い。 チャーシューもいい。スープはトリガラとおそらくは魚系のダシかと思われるが、 コクがあり、容易には何が入っているかわからない。 グルタミン酸ナトリウム(味の素)の含有量が少なめなのも好感がもてるところだ。 ただ残念なのは塩気が少々立ちすぎていること。 つまりしょっばい。あれだけのコクがあるスープならもう少し 塩気を抑えた方がおいしいと思う。もっともオレは相当味に関して敏感に なっているので、おそらく平均的な味覚の人ならばちょうどいいくらいのものだろう。 また、グルタミン酸ナトリウムも少ないとは言え恐らく小さじ1杯くらいは入っており、 あの特徴的な後味が残らないほどに少ないわけではない。

ラーメンを食べると猛烈に酸味が欲しくなる。 欠けているビタミンCを補充せよという身体の指令だ。 コンビニで100%グレープフルーツジュース。 はちみつさえあればレモン汁飲料を作るのだが、 残念ながら今は切らしているのである。

2001年1月12日

やっと落ちついたので久しぶりに米を炊く。 玄米。納豆とねぎで食う。うまい。 安心する味だ。やはりオレには白米よりうまい。


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