食いもの日記

2001年9月29日

カナート洛北の知佳にあるシュークリーム屋がいい。 味そのものはちょっと甘さが控え目でバニラの香りが 上品でちょっといいくらいだが、不自然なほどサクサクしておもしろいのだ。 おすすめ。と、とんでもない誤変換してるなおい。おもしろいので放置。

2001年9月25日

カナート洛北で皮蛋(ぴーたん)を購入。 アヒルの卵を塩、泥、炭酸ナトリウム、もみがらで固めて 密封し発酵したものだ。言うならば文化的に腐った卵である。 とりあえず殻をむいてビビった。黒いのだ。 白身が黒いのである。そしてアンモニア臭。 ともかくも臆せず全部剥いて、その後まっぷたつにしてみると 黄身が緑色だった。そしてよりアンモニア臭。 白身は黒いゼリー状の物体になっており、黄身は なんとも言えない緑色でデロデロになっている。 そしてアンモニア臭。こんなもの食えるのか。 そういうわけでもりりん、こーへー、白土を呼んで 4人で食うが、4人とも「これはうまくない」という意見で一致した。 全部食えたのはもりりんとオレだけ。一人当たり卵半個にも かかわらずこの状態である。味はともかく、臭い。 アンモニアと硫黄臭。たぶん慣れるとこれがたまらなくなるのだろうが、 わざわざこんなものを食い慣れることはたぶんないだろう。

2001年9月15日

カナート洛北でショッピング。っと、こんな言葉は似合わねえな。 とにかく買ってきたのは以下のもの。まず250円する豆腐、 カナダ産HERITAGE Musli(350gで298円)、1L100円の輸入 トマトジュース(DON SIMON)。まず豆腐だが、さすがにうまい。 豆の味がちゃんとするし、ほのかに甘い。あのいい醤油をかけると 余計に味が引き立つ。次のミューズリだが、これが実にマズイ。 味がないのだ。そのくせ変にラズベリー風味で気持ちわるい。 柔らかくて食べやすいのだが、こう味がなくてはうまくない。 やはり加工すればするだけ味は落ちてゆくものなのだろう。 次がトマトジュースだが、これはなかなかドロドロしていい。 ただ塩を入れすぎているのが残念ではある。 なんにせよ、変なものがたくさん売られているので近い人は 行ってみるといい。果物もあたりまえのようにヤシの実とかスターフルーツ とかキワノが売られている。

2001年9月11日

麻婆豆腐。いつものことながらそのへんで見るものとは 何か違うものになるが、気にしない。 今回はカナート洛北で売られていたトウチを入れてみた。 中国の豆発酵食品で、ミソみたいなものだが、 外見はむしろ乾燥納豆といった感じだ。 これのおかげで味に深みが出て良くなった。 ひき肉、つぶしたトウチ、ネギ、豆板醤を炒め、 いい感じに醤油を足して、てきとうに水を抜いた豆腐をたたきこみ、 最後に水溶き片栗粉でしあげる。すぐできて、うまく行けばおいしい。 今まで何度となく豆板醤を入れすぎたり醤油を入れすぎたりして 失敗してきたが、今回はそこそこうまくいった。 なお、ひき肉は豚がいい。

2001年9月6日

韓国人のNさんから韓国製袋ラーメンをもらった。 いかにも辛そうな赤地に「辛」の一文字がデカデカと印刷されていて目につく。 後はハングルでまるで読めない。 早速味見してみたのだが、これがまた涙なくして語れないほど辛い。 妙に酸味が効いていてけっこうおいしい気もするが、 辛さで舌がバカになっているのでいまひとつ信頼性に欠ける。 カレーで言うとLeeの5倍と10倍の間くらいだろうか。 オレは辛いのは比較的苦手なのでこれくらいでも汗と涙が出てくる。 なお、胃の拒否反応はそれほど強くない。皆無とは言えないが、これは 味の濃さによるというよりはとうがらしの刺激によるような気がする。 おそらく日本製の質より量の製品(例えばあの1.5倍物)に比べれば 化学依存度は低いだろう。ちなみに、麺も良質でコシもあり、 辛いことを除けばまあ良品と言えよう。 ただし、繰り返し言っておくが、舌がバカになっているのであまり信用しないように。


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